「ゴブリンスレイヤーのアニメはどの順番で見ればいい?」「第1期は全何話?」「劇場版『GOBLIN’S CROWN』は見なくても大丈夫?」――初めて作品に触れる人から、久しぶりに続きを見たいファンまで、気になる要点は少なくない。
2026年11月現在、アニメシリーズは第1期、第2期『ゴブリンスレイヤーⅡ』、そして劇場版『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』の3作品で構成されている。視聴するなら、第1期→劇場版→第2期の順番がおすすめだ。第1期と第2期はそれぞれ全12話で、劇場版は2020年2月1日に公開された。
一方、気になる第3期については、2026年11月5日時点で公式の制作決定や放送時期の発表は確認できない。原作小説は16巻まで刊行されており、アニメ第2期以降に相当する物語も残されている。
【初見でも迷わない】ゴブリンスレイヤーのアニメを見る順番は全3作品

ゴブリンスレイヤーのアニメは、公開順に視聴するのが最も分かりやすい。劇場版は第1期と第2期の間に位置する新作エピソードであり、単なる総集編ではない。
1. TVアニメ第1期(2018年・全12話)物語の始まりとなるのが、2018年10月から放送された第1期だ。主人公のゴブリンスレイヤーと女神官の出会いを中心に、辺境の冒険者ギルドで展開するゴブリン討伐の物語が描かれる。
冒険者になったばかりの女神官は、初めて参加した依頼で仲間とともに危機に陥る。そこで彼女を救ったのが、ゴブリン討伐だけを専門にする銀等級の冒険者だった。
彼は世界を救う英雄を目指しているわけではない。ゴブリンを倒すことだけに執着し、罠や地形、道具を利用しながら徹底的に敵を追い詰める。
第1期は全12話。ゴブリンスレイヤーという人物の過去や戦い方、女神官との関係、仲間たちとの冒険を理解するための必須作品となる。
2. 劇場版『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』(2020年)第1期の次に見るべき作品が、2020年2月1日公開の劇場版『GOBLIN’S CROWN』だ。
物語の中心となるのは、ゴブリン退治に出向いたまま消息を絶った令嬢剣士の救出。剣の乙女から依頼を受けたゴブリンスレイヤーたちは、北方の雪山へ向かう。
そこでは、寒村への襲撃や謎の礼拝堂、通常とは異なる行動を見せるゴブリンたちが待ち受けていた。
新キャラクターの令嬢剣士を演じるのは上坂すみれ。第1期から続く主要キャストも参加しており、シリーズの世界観をそのまま引き継いでいる。
この作品を飛ばして第2期に進むことも不可能ではないが、登場人物の関係性や物語の流れを理解するには視聴しておきたい。
3. TVアニメ第2期『ゴブリンスレイヤーⅡ』(2023年・全12話)最後に視聴するのが、2023年10月6日から放送された第2期『ゴブリンスレイヤーⅡ』だ。
第2期では、ゴブリンスレイヤー一党の活動範囲が広がり、新しい冒険者との交流や仲間たちの成長が描かれる。
特に注目したいのが女神官の変化だ。第1期では経験不足から危険な状況に陥ることも多かった彼女が、仲間と行動するなかで判断力を身につけ、戦闘でも成長していく。
放送は2023年12月22日の第12話で終了。第1期と同じく全12話構成となっている。
したがって、初見の人は第1期から順番に進み、劇場版を挟んで第2期へ進めばよい。公開順と物語の流れが一致しているため、複雑な時系列を覚える必要はない。
【放送時期・話数・原作対応】3作品の基本情報を一覧で比較
視聴順だけでなく、各作品がいつ公開され、原作のどの部分に対応するのかも整理しておこう。
| 作品 | 放送・公開時期 | 話数・形式 | 原作小説の対応目安 |
|---|---|---|---|
| ゴブリンスレイヤー第1期 | 2018年10月〜12月 | 全12話 | 1〜2巻 |
| GOBLIN’S CROWN | 2020年2月1日 | 劇場版 | 5巻 |
| ゴブリンスレイヤーⅡ | 2023年10月〜12月 | 全12話 | 6〜8巻 |
| 第3期 | 未発表 | 未定 | 9巻以降に未映像化部分あり |
※原作との対応は各巻の内容とアニメのストーリーを照合した目安であり、公式が公表した厳密な巻別対応表ではない。
第1期は全12話。途中に特別編もある第1期の本編は全12話。2018年12月には、牛飼娘の視点でこれまでの出来事を振り返る特別編「冒険記録用紙」も放送された。
そのため、配信サービスや作品情報によっては特別編が別枠で表示される場合がある。ただし、本編の話数を確認する際は全12話と覚えておけばよい。
劇場版は総集編ではなく独立した新作エピソード『GOBLIN’S CROWN』は第1期の映像を再編集した作品ではない。令嬢剣士の救出という新しい事件を描く劇場公開作品だ。
雪山という閉鎖的な舞台を利用した戦闘や、ゴブリンたちの異様な統率など、第1期とは異なる緊張感が見どころとなっている。
【声優・制作会社】梅原裕一郎、小倉唯、東山奈央ら主要キャスト
本作の魅力を支えているのが、実力派声優によるキャラクター表現だ。主人公を演じる梅原裕一郎をはじめ、第1期から続投するキャストが第2期でも主要人物を担当している。
主要キャラクターと担当声優- ゴブリンスレイヤー:梅原裕一郎
- 女神官:小倉唯
- 妖精弓手:東山奈央
- 牛飼娘:井口裕香
- 受付嬢:内田真礼
- 鉱人道士:中村悠一
- 蜥蜴僧侶:杉田智和
- 魔女:日笠陽子
- 槍使い:松岡禎丞
- 少年魔術師:伊瀬茉莉也(第2期)
- 令嬢剣士:上坂すみれ(劇場版)
ゴブリンスレイヤーは、普段から感情を大きく表に出すタイプではない。会話も必要最低限で、目的に対して非常に合理的な判断を下す。
梅原裕一郎の落ち着いた低音の演技は、こうした人物像と相性がよい。無口な主人公でありながら、仲間を守ろうとする姿勢や、少しずつ変化する内面を声の表現から感じ取れる。
第2期に関する公式コメントでも、梅原は登場人物に焦点を当てた作品になっていることや、会話を通じてキャラクターの人生観や思いが伝わりやすくなった点に触れている。
小倉唯が演じる女神官の成長にも注目女神官は、本作のもう一人の重要人物だ。冒険者として経験の浅い状態から物語に参加し、ゴブリンスレイヤーや仲間たちと行動するなかで成長していく。
小倉唯の演技では、恐怖や迷いだけでなく、仲間を信じて前に進もうとする強さも表現されている。
第2期について小倉は、女神官の心情や変化が繊細に描かれ、葛藤しながら一歩ずつ進んでいく姿に注目してほしいという趣旨のコメントを公式サイトで寄せている。
妖精弓手役・東山奈央が加える軽快な掛け合い妖精弓手は、長命種の森人でありながら、ゴブリンスレイヤーに対して遠慮のない言葉を投げかけるキャラクターだ。
東山奈央の明るくテンポのよい演技が、重苦しい世界観のなかに軽快な掛け合いを生み出している。鉱人道士や蜥蜴僧侶との会話も、一党の魅力を感じられる場面の一つだ。
【制作会社が変更】第1期WHITE FOXと第2期ライデンフィルムの違い
第1期と第2期を比較するとき、見逃せないのがアニメーション制作会社の変更だ。
第1期はWHITE FOXが制作を担当した。一方、第2期ではライデンフィルムに制作会社が変更されている。
第1期の制作スタッフ第1期の監督は尾崎隆晴。シリーズ構成・脚本は倉田英之、キャラクターデザインは永吉隆志が担当した。
WHITE FOXによる第1期は、暗い色調や重厚な雰囲気、敵の脅威を強く感じさせる演出が特徴だ。ゴブリンを単純な雑魚敵として扱わず、油断すれば熟練冒険者でも命を落とす存在として描いている。
第2期の制作スタッフ第2期では、髙田美里が監督、尾崎隆晴が総監督を担当。シリーズ構成・脚本は倉田英之、キャラクターデザインは加藤裕美となった。
制作会社はライデンフィルムへ変更されたが、総監督として尾崎が引き続き参加している。つまり、制作体制が全面的に別のものになったわけではない。
髙田監督は公式コメントで、第2期ではキャラクターの人間性や成長など、内面的な部分を中心に物語を構成したと説明している。
この制作方針は作品の印象にも関係する。第1期が主人公の異質さや過酷な冒険を強く打ち出したのに対し、第2期では仲間同士の関係性や女神官の成長など、人物描写に比重が置かれている。
【原作小説は何巻まで?】第2期の続きは9巻から読める
アニメを見終えたあと、原作小説を読みたくなる人も多いはずだ。
原作は蝸牛くもによるライトノベルで、イラストを神奈月昇が担当。SBクリエイティブのGA文庫から刊行されている。
原作小説は16巻まで刊行2026年11月5日時点で、公式作品情報に掲載されている本編小説は第1巻から第16巻まで。最新刊に当たる第16巻は2022年7月15日頃に発売された。
ここで注意したいのが、漫画版との巻数の違いだ。漫画版は黒瀬浩介が作画を担当する別の刊行シリーズであり、小説とコミックスの巻数は一致しない。漫画が17巻や18巻に進んでいても、原作小説が同じ巻数まで刊行されているわけではない。
アニメと原作小説の対応関係アニメ第1期は主に原作1〜2巻、劇場版は5巻、第2期は6〜8巻に対応する。
ここで押さえておきたいのが、原作3巻と4巻の存在だ。3巻には秋の収穫祭を中心としたエピソードがあり、4巻は短編集。これらはアニメシリーズの主要なストーリーとしては十分に描かれていない。
したがって、アニメで見ていないエピソードまで楽しみたいなら、小説3巻から読み進める方法もある。
第2期を見終わった人は9巻から第2期の最終話まで視聴した場合、物語の続きに進む目安は原作小説9巻だ。
第2期では原作8巻に相当する物語まで描かれているため、続きから読みたい人は9巻を選べばよい。
ただし、未映像化エピソードを補完したい場合は、3巻や4巻も読む価値がある。アニメの続きを追うことと、原作の未映像化部分を楽しむことは別の目的として考えると選びやすい。
【1期と2期の評判を比較】面白い?ひどい?評価が分かれる理由
ゴブリンスレイヤーのアニメは、一般的な異世界ファンタジーとは異なる過酷な世界観が特徴だ。そのため、作品の評価も視聴者の好みによって分かれる。
第1期の評価:緊張感のある戦闘とダークな世界観第1期で評価されやすいのは、ゴブリン討伐に徹底してこだわる主人公の戦闘スタイルだ。
強力な魔法で敵を一掃するのではなく、罠や火、水、地形、装備などを利用して勝機を作る。敵の弱点を分析し、準備を怠らない戦闘は、力押しが中心のファンタジー作品とは異なる面白さを生んでいる。
一方、第1話の過激な暴力描写は大きな賛否を呼んだ。性的暴力を想起させる描写を含むため、明るい冒険ファンタジーを期待して視聴すると強い衝撃を受ける可能性がある。
作品の魅力は、単に残酷な場面を見せることではない。弱いとされるゴブリンでも、集団で行動し、罠を仕掛け、人間を追い詰める。その危険性を徹底して描くことで、冒険そのものに緊張感を与えている。
第2期の評価:キャラクターの成長を楽しめる一方、演出には賛否第2期は、第1期に比べて登場人物同士の会話や内面描写が増えた。女神官の成長や、ゴブリンスレイヤー一党の関係性を楽しめる点は魅力だ。
一方、制作会社の変更に伴う作画やキャラクターデザイン、戦闘演出の変化については、視聴者の間で意見が分かれている。
海外のファンコミュニティでも、第1期の荒々しく暗い雰囲気を好む意見がある一方、第2期のキャラクターデザインや原作の絵柄に近い表現を評価する意見が見られる。2026年のファン同士の議論でも、どちらのシーズンを好むかは一様ではない。
つまり、第2期を単純に「劣化した」と決めつけるのは適切ではない。映像の印象が変わったことは事実だが、作品の重点も人物描写へ広がっている。
ゴブリンスレイヤーのアニメがおすすめできる人おすすめできるのは、次のような作品を好む人だ。
- ダークファンタジーやシリアスな冒険作品が好き。
- 主人公が知恵や準備を駆使して戦う物語を楽しみたい。
- パーティーメンバーの関係性や成長を見守りたい。
- 一般的な異世界作品とは違う、厳しい世界設定に興味がある。
反対に、過激な暴力描写が苦手な人、明るく安心して見られる冒険作品を求めている人には向かない可能性がある。
特に第1話は作品全体のトーンを理解するうえで重要だ。視聴前にダークな描写を含む作品であることを知っておくと、ミスマッチを避けやすい。
【2026年最新】ゴブリンスレイヤー3期はいつ?続編発表状況を確認
ファンが最も気にしているのが、第3期の制作発表だ。
第2期『ゴブリンスレイヤーⅡ』は2023年12月に放送を終了している。その後も原作やゲームなどの関連展開は続いているが、アニメ第3期については状況が異なる。
2026年11月5日時点で第3期の制作決定は未発表2026年11月5日時点で、公式サイトに第3期の制作決定、放送開始日、放送局、主要スタッフなどの正式発表は確認できない。
公式サイトのニュース欄では、2024年2月29日にゲーム『ゴブリンスレイヤー -ANOTHER ADVENTURER- NIGHTMARE FEAST』の発売告知が掲載されている。少なくとも、同サイト上で第3期の制作決定が告知された状況にはない。
したがって、「2026年に第3期が放送される」「2027年に放送決定」といった情報を確定事項として扱うことはできない。
第3期を制作できるだけの原作は残っている?原作小説は16巻まで刊行されている。第2期が対応する8巻までを映像化したことを踏まえると、9巻以降にはアニメ化されていない物語が残されている。
この点は続編を考えるうえで重要だ。アニメ化に必要な原作ストックが完全に不足している状況ではない。
ただし、原作の刊行状況とアニメ制作の決定は別問題だ。実際の制作には、製作委員会の判断、制作会社のスケジュール、出資や販売計画など複数の要素が関わる。
第3期の放送時期を予想するのはまだ難しい第1期が2018年、第2期が2023年に放送されたため、約5年の間隔があったことは事実だ。
しかし、この過去の間隔をそのまま次の放送時期に当てはめる根拠はない。2026年時点では、第3期の放送年や制作スケジュールを具体的に予測できる公式情報は出ていない。
今後の動向を追うなら、TVアニメ公式サイトのニュース、GA文庫の公式発表、アニメ関連イベントでの製作発表を確認するのが確実だ。
【よくある質問】ゴブリンスレイヤーのアニメに関するFAQ
Q1:ゴブリンスレイヤーのアニメは全部で何話ですか?
A1:TVアニメは第1期が全12話、第2期『ゴブリンスレイヤーⅡ』も全12話。合計24話で、別に劇場版『GOBLIN’S CROWN』が1作品ある。
Q2:劇場版を見ずに第2期を見ても大丈夫ですか?
A2:視聴自体は可能だが、劇場版は第1期と第2期の間に位置する新作エピソード。令嬢剣士などの登場人物や物語の流れを理解するため、先に見ておくのがおすすめ。
Q3:ゴブリンスレイヤーのアニメ第3期はいつ放送されますか?
A3:2026年11月5日時点で、第3期の制作決定や放送時期は公式発表されていない。具体的な放送日は未定。
Q4:第2期の続きは原作小説の何巻からですか?
A4:原作小説9巻からが目安。第2期は主に6〜8巻に対応している。未映像化エピソードも読みたい場合は3巻・4巻もおすすめ。
Q5:ゴブリンスレイヤーの原作小説は何巻まで出ていますか?
A5:GA文庫から本編16巻まで刊行されている。第16巻の発売日は2022年7月15日頃。漫画版とは巻数が異なるので注意したい。
Q6:第1期と第2期で制作会社は変わりましたか?
A6:変わっている。第1期はWHITE FOX、第2期はライデンフィルムがアニメーション制作を担当した。第2期では尾崎隆晴が総監督を務めている。
Q7:ゴブリンスレイヤーの主人公を演じている声優は誰ですか?
A7:梅原裕一郎。女神官は小倉唯、妖精弓手は東山奈央が担当している。
ゴブリンスレイヤーのアニメを初めて見るなら、第1期(全12話)→劇場版『GOBLIN’S CROWN』→第2期『ゴブリンスレイヤーⅡ』(全12話)の順番がおすすめだ。
第1期ではゴブリンスレイヤーと女神官の出会い、第2期では仲間たちの成長や関係性の変化が描かれる。劇場版も物語をつなぐ新作エピソードなので、飛ばさずに視聴したい。
制作会社はWHITE FOXからライデンフィルムへ変更されたものの、梅原裕一郎、小倉唯、東山奈央ら主要声優陣は続投。第2期ではキャラクターの内面に重点を置いた構成が特徴となっている。
原作小説は16巻まで刊行され、第2期の続きは9巻からが目安。ただし、アニメ化されていない3巻や4巻にも注目したい。
そして第3期については、2026年11月5日現在、公式発表はない。原作には続きとなる物語が残されているため、今後の新作発表に期待しつつ、まずは既存の3作品を公開順に楽しむのがよいだろう。
ゴブリンスレイヤーという一人の冒険者が、仲間との出会いを通じて少しずつ変化していく。その過程こそ、このシリーズを続けて見る大きな魅力となっている。
主な確認資料: TVアニメ公式サイトの放送情報・キャスト・スタッフ・ニュース、GA文庫の刊行情報、ソニー・ピクチャーズの劇場版作品情報、ファンコミュニティの視聴者評価。