『七つの大罪』の最終回はどうなったのか。メリオダスとエリザベスの3000年にわたる呪いは解けたのか、魔神王との決着やエスカノールの最期、七つの大罪メンバーのその後が気になっている人も多いはずだ。
原作漫画『七つの大罪』は、鈴木央による全41巻・全346話の作品として完結している。テレビアニメ『七つの大罪 憤怒の審判』も、2021年6月23日放送の第24話「継がれゆくもの」で物語の幕を下ろした。加えて、2026年現在は正統続編『黙示録の四騎士』で、メリオダスたちの子どもを含む次世代の物語が描かれている。
【最終回ネタバレ】七つの大罪は全41巻・346話でどんな結末を迎えた?

まず押さえておきたいのは、原作漫画とアニメの両方で、七つの大罪の物語はきちんと完結しているという点だ。
原作者は漫画家の鈴木央。『週刊少年マガジン』で2012年から連載され、約8年間にわたって描かれたヒロイックファンタジーである。講談社の書誌情報では、最終巻となる第41巻は2020年5月15日発売。講談社の海外向け公式発表でも、第346話がシリーズの最終話と案内されている。
原作漫画の最終話は「あの空のように」原作漫画の最終話は第346話「あの空のように」。魔神王との戦い、アーサーとキャス・パリーグの決着を経て、物語は次の世代へと移っていく。
最終話で大きな意味を持つのが、メリオダスとエリザベスの息子トリスタンだ。七つの大罪が解散してから年月が流れ、トリスタンは10歳の誕生日を迎える。
彼は父メリオダスの正体や七つの大罪の伝説に興味を持ち、かつての英雄たちと対面する。ゴウセルが彼に見せるのは、七つの大罪が歩んできた本当の歴史だった。
それまでの物語を知らなかった次世代の少年が、かつて世界を救った英雄たちの姿を知る。この場面によって、作品は単なる戦いの終結ではなく、英雄の記憶や意志が次の世代へ受け継がれるところまで描き切っている。
第41巻は七つの大罪の完結巻講談社の第41巻の紹介文でも、長い旅路の果てに訪れる新時代と、英雄たちの武勲が次代へ語り継がれていくことが完結のテーマとして示されている。
したがって、原作の続きが未発売というわけではない。七つの大罪そのものは完結済みであり、その後の世界を描く作品が『黙示録の四騎士』だ。
【核心ネタバレ】メリオダスとエリザベスの呪い、魔神王との最後の決着
七つの大罪の物語を貫く最大の謎が、メリオダスとエリザベスにかけられた呪いである。
二人は3000年前の聖戦で恋に落ちたが、魔神族と女神族という対立する種族に属していた。その関係を許さなかった魔神王と最高神によって、二人には残酷な呪いが課せられた。
メリオダスに課せられた「永遠の生」メリオダスは魔神王の息子でありながら、女神族のエリザベスを愛したことで魔神族に背いた。その代償として、最高神から「永遠の生」の呪いを受ける。
この呪いによってメリオダスは死んでも復活する存在となった。しかし、単純に不死身で幸せに生きられるという話ではない。大切な人を失っても自分だけが生き続けなければならないという、終わりのない苦しみを背負っていた。
エリザベスに課せられた「永劫の輪廻」一方、エリザベスには魔神王によって「永劫の輪廻」の呪いがかけられていた。
彼女は死ぬたびに別の存在として転生し、メリオダスと再会する。しかし、過去の記憶を取り戻すと、3日以内に命を落とす運命にあった。
つまり、メリオダスは愛する女性の死を何度も見届け、エリザベスは愛する人と再会しても必ず別れを迎える。この繰り返しが3000年も続いていたのである。
魔神王との戦いで二人の運命が変わる終盤では魔神王との決戦が繰り広げられる。魔神王はゼルドリスの肉体を利用して戦い、その後もメリオダスの肉体を支配するなど、簡単には倒れない存在として立ちはだかった。
一度魔神王を討ち取ったように見えても、問題は完全には終わらなかった。魔神王の脅威が残っていたため、エリザベスの呪いもまだ完全に解消されていなかったのである。
最終的には、メリオダス自身の内面での戦いと、バンをはじめとする仲間たちの協力によって魔神王を完全に打ち破る。
そしてメリオダスは、自らが取り戻した本来の魔力によって「永遠の生」と「永劫の輪廻」の呪いを消し去る。
二人はようやく、死と転生に縛られず、同じ時間を生きられるようになった。 3000年にわたる悲劇に終止符が打たれた瞬間である。
この結末の要点は、魔神王を倒したことだけではない。メリオダスとエリザベスが、ようやく普通の家族として未来を歩めるようになったことにある。
【終盤の衝撃】エスカノールの最期とキャス・パリーグの正体
最終盤には、魔神王との戦いとは別に、七つの大罪の仲間たちにとって大きな意味を持つ出来事が描かれる。特にエスカノールの死とキャス・パリーグの正体は、最終回を理解するうえで外せない要素だ。
エスカノールの死亡理由は太陽の恩寵による自己犠牲〈傲慢の罪〉を背負うエスカノールは、太陽の恩寵によって日の出とともに力が増し、正午に最大の力を発揮する人物だ。
しかし、魔神王との最終決戦では、通常の状態を超える力が必要となった。
エスカノールは自らの生命力を魔力へと変え、魔神王を倒すために戦う。その代償として肉体は限界を迎え、最終的に命を落とした。
彼の死は敵に敗北して命を奪われたものではない。仲間を守り、世界を救うために自分の命を燃やし尽くした自己犠牲だった。
また、最期にはマーリンへの長年の想いも描かれる。マーリンからキスを受け、仲間に見守られながら旅立つエスカノールの姿は、最終決戦の中でも特に印象的な場面となっている。
キャス・パリーグの正体は混沌から生まれた獣の暴君もう一つの重要な存在が、アーサーのそばにいたキャス・パリーグだ。
キャスは一見するとアーサーに付き従う小さな存在だが、その正体は、かつて混沌から生み出された獣の暴君である。
キャスは混沌を取り込もうとする危険な存在であり、アーサーが混沌の王として覚醒した後、その本性を現して襲いかかる。
最終的にはアーサーがキャスを葬り、ブリタニアには再び平穏が訪れる。
ここで注意したいのは、キャス・パリーグと魔神王は別の存在だという点だ。魔神王との決着が聖戦の終結を意味する一方、キャスとの戦いは混沌とアーサーの物語へつながる最終局面として描かれている。
【人物相関・その後】七つの大罪メンバーは最終回後どうなった?
魔神王との戦いが終わり、キャス・パリーグも倒された後、七つの大罪はそれぞれの人生を歩み始める。
彼らは同じ目的のために集まった仲間だったが、戦いが終われば、それぞれが望んでいた未来へ進んでいく。最終回で描かれる主な人物の関係とその後を整理した。
| 人物 | 関係・出来事 | 最終回後の状況 |
|---|---|---|
| メリオダス | 七つの大罪の団長。エリザベスの夫 | 呪いから解放され、リオネス王国の国王となる |
| エリザベス | メリオダスの妻 | 呪いが解け、メリオダスとともに新しい人生を歩む |
| バン | エレインの恋人・夫 | 不死の力を失った後も生き残り、エレインとブリタニアを旅する |
| キング | ディアンヌのパートナー | ディアンヌとともに妖精と巨人の王国を築く |
| ディアンヌ | 巨人族。キングのパートナー | キングとともに新しい王国の未来を担う |
| ゴウセル | 七つの大罪の仲間 | 自分自身を知るための旅を続け、トリスタンの誕生日にも姿を見せる |
| マーリン | 〈暴食の罪〉。アーサーと混沌に深く関わる魔術士 | アーサーの側に立ち、混沌の王としての新しい時代に関わる |
| エスカノール | 〈傲慢の罪〉。マーリンを愛していた | 魔神王との戦いで生命力を使い果たし、死亡 |
| ホーク | メリオダスたちの仲間 | 魔神王打倒後、煉獄で兄ワイルドと再会する |
| ゼルドリス | メリオダスの弟。ゲルダの恋人 | 魔神王との決着後、ゲルダとともに魔界へ戻る |
最終回の中でも、次の世代への橋渡しとして大きな意味を持つのがトリスタンの登場だ。
トリスタンはメリオダスとエリザベスの息子であり、リオネス王国の王子である。両親が長い年月をかけて取り戻した平穏の象徴ともいえる存在だ。
彼が10歳の誕生日を迎えたとき、七つの大罪の仲間たちも集まり、かつての英雄たちと次世代が顔を合わせる。
一方、バンとエレインの間にも新たな生命が宿っており、その子どもが後の『黙示録の四騎士』で重要な役割を担うランスロットである。
キングとディアンヌは新しい王国を築くキングとディアンヌは、種族の違いを乗り越え、妖精と巨人がともに暮らせる王国を築く道を選ぶ。
二人の関係は、長い間すれ違いや記憶の喪失に苦しみながらも、互いを想い続けた末にたどり着いたものだ。
魔神王との戦いが終わった後、二人が新しい王国を築くことは、異なる種族が共存できる未来を象徴している。
ゴウセルとマーリンのその後にも注目ゴウセルは、これまで他人の感情や記憶に関わってきた存在として、自分自身に何ができるのかを探す旅へ出る。最終回ではトリスタンに七つの大罪の歴史を伝える役目を担う。
マーリンは、アーサーと混沌に関する長年の目的を成し遂げ、アーサーの側に残る。七つの大罪の仲間たちと同じ道を歩むわけではないが、彼女の行動は続編の世界に大きな影響を及ぼす。
こうして、七つの大罪のメンバーは単純に全員が同じ場所に残るのではなく、それぞれの人生を選択していく。
【漫画とアニメの違い】最終回「継がれゆくもの」は何話?
「七つの大罪の最終回は『継がれゆくもの』なのか」という疑問には、原作漫画とテレビアニメのタイトルを分けて考える必要がある。
実は、漫画の最終話とアニメの最終話はタイトルが異なる。 ここは検索時に混同されやすいポイントだ。
原作漫画は第346話「あの空のように」原作漫画は第346話が最終話で、タイトルは「あの空のように」。その直前の第345話が「継がれゆくもの」だ。
つまり、「継がれゆくもの」は漫画の最終話そのものではなく、最終話の一つ前に当たるエピソードのタイトルである。
アニメは第24話「継がれゆくもの」で完結テレビアニメ『七つの大罪 憤怒の審判』は、第24話「継がれゆくもの」が最終話となった。放送日は2021年6月23日で、テレビ東京の公式番組情報にも記録されている。
最終話では、アーサーによるキャスの討伐後、七つの大罪がそれぞれの道を歩み始める。キングとディアンヌの新しい王国、バンとエレインの旅、そしてメリオダスとエリザベスの未来が描かれる。
加えて、魔神王との戦いから1年半後には、エリザベスとエレインに新しい命が宿っていたことも公式あらすじで説明されている。
漫画とアニメは別の結末なのか?結論からいえば、漫画とアニメは根本的に異なる結末を迎えたわけではない。
どちらも魔神王とキャス・パリーグの決着、七つの大罪の解散、それぞれの新しい人生、次世代への継承という流れを描いている。
違いとして押さえておきたいのは、漫画では第344話から第346話までの複数のエピソードで終盤の出来事を描く一方、アニメでは最終話の第24話に物語の締めくくりを集約していることだ。
また、アニメ最終話のタイトルは漫画第345話と同じ「継がれゆくもの」であり、漫画の最終話第346話のタイトルとは異なる。
そのため、原作の最後の余韻まで味わいたい人には漫画第41巻、映像と音楽を通じて物語を締めくくりたい人にはアニメ第24話がおすすめだ。
【2026年最新】続編『黙示録の四騎士』と七つの大罪のつながり
七つの大罪は完結したものの、ブリタニアの物語そのものは終わっていない。
鈴木央による正統続編『黙示録の四騎士』では、前作の聖戦から16年後の世界が舞台となり、新たな主人公たちの冒険が描かれている。
続編の主人公はメリオダスではなくパーシバル『黙示録の四騎士』の中心人物は、辺境の地「神の指」で祖父と暮らしていた少年パーシバルだ。
前作の主人公メリオダスが物語の中心だった『七つの大罪』とは異なり、続編ではパーシバルをはじめとする予言された四人の騎士が物語を動かす。
主要人物にはトリスタンやランスロットも含まれ、前作の登場人物の子どもたちや関係者が新しい時代の物語に関わっていく。
講談社も本作を『七つの大罪』の正統続編として紹介しており、単なる外伝やスピンオフではなく、同じ世界の歴史を引き継ぐ作品となっている。
トリスタンはメリオダスとエリザベスの息子トリスタンは、前作の最終回で登場したメリオダスとエリザベスの息子だ。
魔神族と女神族という異なる種族の血を受け継ぐ存在であり、両親が経験した3000年の悲劇とは違う未来を生きていく。
また、バンとエレインの息子ランスロットも続編に登場する。前作で仲間として戦った英雄たちの関係が、次の世代では新しい騎士たちの関係として描かれている点が大きな見どころだ。
2026年11月時点の最新刊と連載状況2026年11月5日時点で確認できる講談社の刊行情報では、『黙示録の四騎士』は第28巻まで刊行されている。第28巻は2026年9月16日に発売された。
加えて、講談社の2026年11月コミック発売予定表には、第29巻が2026年11月17日発売予定として掲載されている。
連載も継続している。講談社の漫画アプリ「マガポケ」では、2026年11月4日に第260話「復活の日」が公開されており、前作完結後も鈴木央によるブリタニアの物語は進行中だ。
第28巻では、キャス・パリーグをめぐる戦いや七つの大罪の関係者、マーリンの存在など、前作の重要な要素が続編に再び関わっている。
前作の最終回で登場したトリスタンやランスロットの活躍を知りたい読者にとっても、続編は見逃せない作品となっている。
【七つの大罪の最終回】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:七つの大罪の原作漫画の最終話は何話ですか?
A1:原作漫画の最終話は第346話「あの空のように」です。単行本は全41巻で完結しており、最終巻は2020年5月15日に発売されました。
Q2:アニメ『七つの大罪 憤怒の審判』の最終回は何話ですか?
A2:第24話「継がれゆくもの」です。2021年6月23日に放送され、七つの大罪のメンバーがそれぞれの人生を歩み始める姿が描かれました。
Q3:メリオダスとエリザベスの呪いは最後に解けますか?
A3:解けます。魔神王との最終決戦を経て、メリオダスは本来の魔力を使い、永遠の生と永劫の輪廻という二つの呪いを消し去ります。
Q4:エスカノールは最終回で生きていますか?
A4:いいえ。エスカノールは魔神王との戦いで生命力を魔力に変えて戦い、肉体の限界を迎えて死亡します。
Q5:キャス・パリーグの正体は何ですか?
A5:混沌から生まれた獣の暴君です。アーサーのそばにいた姿とは異なり、混沌を取り込もうとする危険な存在として最後の戦いに登場します。
Q6:トリスタンは誰の息子ですか?
A6:メリオダスとエリザベスの息子です。リオネス王国の王子であり、続編『黙示録の四騎士』でも重要な人物として登場します。
Q7:七つの大罪には続編がありますか?
A7:あります。鈴木央による正統続編『黙示録の四騎士』が連載中です。前作の聖戦から16年後を舞台に、パーシバルやトリスタン、ランスロットたちの物語が展開されています。
『七つの大罪』の最終回は、単に魔神王を倒して世界が平和になるだけの結末ではない。
メリオダスとエリザベスは3000年にわたる呪いから解放され、ようやく同じ時間を生きられるようになった。キングとディアンヌは新しい王国を築き、バンはエレインと旅に出る。ゴウセルも自分自身の未来を探し、マーリンはアーサーと混沌の世界に関わり続ける。
その一方で、エスカノールのように仲間のために命を捧げた人物もいる。すべての登場人物が同じ結末を迎えたわけではないからこそ、最終回には喜びと寂しさの両方が残る。
原作漫画は全41巻・346話で完結し、アニメは第24話「継がれゆくもの」で物語を締めくくった。そして、その先にはトリスタンやランスロットたちの活躍を描く『黙示録の四騎士』が続いている。
【プロの結論】
七つの大罪の最終回を理解するうえで大切なのは、「魔神王を倒したこと」と「物語が本当に完結したこと」を分けて考えることだ。前者は3000年続いた聖戦と呪いの決着であり、後者は英雄たちがそれぞれの人生を選び、その功績が次世代へ受け継がれていくことを意味している。
最終回のタイトルを確認したいなら、漫画は第346話「あの空のように」、アニメは第24話「継がれゆくもの」と覚えておけば混同しない。
そして、七つの大罪の世界をさらに楽しみたいなら、続編『黙示録の四騎士』へ進むのが自然な順番だ。メリオダスたちが守った世界で、次の世代がどのような選択をするのか。その答えは、今も続く物語の中にある。
主な確認資料: 講談社の原作・続編書誌情報、テレビ東京のアニメ最終話情報、アニメ公式キャラクター相関図、マガポケの2026年11月配信情報。