NHK Eテレの長寿アニメ『おじゃる丸』には、主人公の坂ノ上おじゃる丸をはじめ、田村カズマ、電ボ三十郎、子鬼トリオ、月光町で暮らす個性豊かな住人たちが登場する。1998年10月5日の放送開始から物語を重ね、2026年には第29シリーズを放送。2027年10月5日には放送開始から30年目を迎える節目が控えている。
さらに2026年9月から10月にかけて、番組史上初となる公式キャラクター投票が開催された。スタッフが選んだ123体を対象に、最終投票数は89,172票。1位は主人公のおじゃる丸ではなく館長さんという意外な結果になり、僅差の6位までグッズ化が決定した。主要キャラクターの名前や性格、声優、登場人物同士の関係から、最新人気ランキングまで詳しく整理する。
【基本プロフィール】おじゃる丸の主人公・坂ノ上おじゃる丸とは?

『おじゃる丸』の物語は、千年前のヘイアンチョウ時代から現代の月光町にやって来た、妖精貴族の少年を中心に展開する。
NHKエンタープライズの公式キャラクター紹介によると、おじゃる丸はエンマ大王のシャクを手に入れたことをきっかけに、エンマ大王との追いかけっこの末、「月の穴」から千年後の世界へ移動。そこで田村カズマと出会い、カズマの家に居候するようになる。シャクを取り返そうとする子鬼トリオも月光町にやって来て、騒動が始まる。
坂ノ上おじゃる丸のプロフィール- 名前:坂ノ上おじゃる丸
- 年齢:5歳
- 出身:千年前のヘイアンチョウにある妖精界
- 身分:妖精貴族・坂ノ上家のひとり息子
- 性格:のんびり、まったり、少しわがまま
- 得意なこと:和歌、蹴鞠など雅な遊び
- 苦手なこと:水、お風呂、体力を使う活動
- 声優:西村ちなみ
おじゃる丸の魅力は、いわゆる完璧な主人公ではないところにある。貴族らしい上品な振る舞いを見せる一方、甘えん坊で自分勝手な一面も持つ。自分のペースを崩さず、周囲を巻き込みながらも、どこか憎めない存在だ。
特に、千年前の価値観を持つおじゃる丸が現代の生活に触れることで生まれるギャップは、作品の基本的な笑いを支えている。
田村カズマはおじゃる丸を支える8歳の少年- 名前:田村カズマ
- 年齢:8歳
- 学年:小学2年生
- 好きなこと:サッカー、小石集め
- 性格:素直で心優しく、面倒見がよい
- 苦手なもの:犬
- 声優:渕崎ゆり子
カズマは、おじゃる丸が現代で暮らすための重要な存在だ。わがままで甘えん坊のおじゃる丸に振り回されながらも、本当の弟のように思っている。
サッカーが好きで運動神経もよく、何より小石を大切にするという独特の趣味を持つ。おじゃる丸のマイペースな性格と、カズマの常識的で優しい性格が対照的だからこそ、二人の掛け合いが成立している。
電ボ三十郎は恋多きお世話係- 名前:電ボ三十郎
- 種族:電書ボタル一族
- 役割:おじゃる丸のお世話係、伝言役
- 性格:まじめで世話好き、非常に惚れっぽい
- 声優:佐藤なる美
電ボは、代々坂ノ上家に仕える電書ボタル一族の30番目として生まれた存在。おじゃる丸の身の回りの世話を担当し、月光町とヘイアンチョウを行き来して両親からの伝言を届ける役割も担う。
一方で、恋愛に関してはかなり不器用。公式プロフィールでは、惚れっぽく、恋をしては失恋を繰り返し、その回数は300回以上と紹介されている。まじめな仕事ぶりと恋愛面のコミカルなギャップが特徴だ。
【キャラクター一覧】子鬼トリオと月光町の仲間の名前・性格
『おじゃる丸』の登場人物は、主人公の周囲にいるレギュラーだけではない。エンマ界からやって来た子鬼トリオ、田村家の人々、満願神社の仲間、月光町の住人など、多様なキャラクターが物語を彩っている。
子鬼トリオ|アオベエ・アカネ・キスケ子鬼トリオは、エンマ大王の命令を受け、おじゃる丸が持っているシャクを取り返すために月光町へやって来た3人組だ。
目的は同じでも、3人の性格はそれぞれ異なる。チームとしての結束力が強く、おじゃる丸を追いかける立場でありながら、時には一緒に行動することもある。
- アオベエ:青色の鬼で、子鬼トリオのリーダー。責任感が強く、口ぐせは「ゴンス」。仲間をまとめる頼れる存在。
- アカネ:赤色の鬼で、子鬼トリオの紅一点。気が強く、しっかり者。料理が得意で、仲間への気配りもできる。
- キスケ:黄色の鬼で、子鬼トリオの最年少。「ピィ」が口ぐせ。ヒヨコに間違われることを嫌がる一方、歌の才能を持つ。
子鬼トリオは単純な悪役ではない。エンマ大王への忠誠心を持ちながらも、月光町での生活を通じて人間味のある一面を見せる。3人の個性とチームワークが、作品に繰り返し登場する面白さを生み出している。
田村家と主人公を取り巻く仲間おじゃる丸が暮らす田村家には、カズマの家族や祖父のトミーなど、日常の物語に欠かせない人物がいる。
- 愛ちゃん:カズマの母親。田村家の日常を支える存在で、おじゃる丸とも関わりが深い。
- マコト:カズマの父親。田村家の家族として物語に登場する。
- トミー:カズマの祖父。子鬼トリオとも関わり、月光町での暮らしに接点を持つ。
- 小町ちゃん:月光町の女の子。おじゃる丸たちと交流する仲間の一人。
- オカメ姫:ヘイアンチョウに関係するお姫様。おじゃる丸との関係も見どころ。
- 石清水くん:月光町の小学生。几帳面でまじめな性格が特徴。
月光町の住人たちは、主人公や子鬼トリオとは異なる視点から物語に参加する。登場する回によって印象が変わるキャラクターも多く、長年のファンが推しを見つける楽しさにつながっている。
- 館長さん:お化け屋敷の館長。独特の雰囲気と、どこか不思議で親しみやすい存在感が特徴。
- ウシ:おじゃる丸に寄り添う穏やかな存在。優しさや癒やしを感じさせるキャラクター。
- 公ちゃん:冷徹斎星月と関わる小さな仲間。独特の鳴き声や愛らしい姿が人気。
- 貧ちゃん:貧乏神。ゆったりした雰囲気や不運に見舞われる姿が印象的。
- うすいさちよ:少女漫画家を夢見る個性的な女性。独特の生活スタイルや思い込みの強さが笑いを生む。
- 星野:星野一家に属するキャラクター。月光町の日常に不思議な要素を加える。
- オコリン坊・ニコリン坊:満願神社に関係する兄弟のキャラクター。独特の掛け合いが見どころ。
- ツッキー:月光町の仲間として登場するキャラクター。
- 冷徹斎星月:占い師。公ちゃんとのコンビネーションが印象的。
- 自転車おじさん:独特のビジュアルと、のんびりした雰囲気が特徴。
公式キャラクター紹介にも、主人公たちだけでなく、ニコリン坊・オコリン坊、アカネ・キスケ・アオベエ、オカメ姫、うすいさちよ、ツッキー、貧ちゃん、星野一家などが掲載されている。
【登場人物相関図】キャラクター同士の関係と声優キャスト一覧
登場人物の関係を理解するには、誰が誰と一緒に暮らし、どのような目的で行動しているのかを整理すると分かりやすい。
おじゃる丸を中心とした関係図坂ノ上おじゃる丸を中心に、物語の人間関係は大きく4つに分けられる。
- 生活の中心:おじゃる丸 ⇔ 田村カズマ・田村家
- 身の回りの世話:おじゃる丸 ⇔ 電ボ三十郎
- シャクをめぐる対立:おじゃる丸 ⇔ 子鬼トリオ ⇔ エンマ大王
- 月光町の日常:おじゃる丸・カズマ・電ボ ⇔ 月光町の住人たち
この関係図で重要なのは、子鬼トリオが主人公の敵役でありながら、必ずしも敵対関係だけで結ばれているわけではないことだ。シャクを取り戻すという目的がありつつ、同じ町で生活する仲間としての交流も描かれている。
主要キャラクターと声優キャスト2026年の第29シリーズを含む主な配役は次のとおり。長寿作品のため、過去シリーズと現在では一部キャラクターの担当声優が異なる。
| キャラクター | 主な関係・役割 | 声優 |
|---|---|---|
| 坂ノ上おじゃる丸 | 主人公・妖精貴族 | 西村ちなみ |
| 田村カズマ | おじゃる丸の居候先の友人 | 渕崎ゆり子 |
| 電ボ三十郎 | おじゃる丸のお世話係 | 佐藤なる美 |
| アオベエ | 子鬼トリオのリーダー | 一条和矢 |
| アカネ | 子鬼トリオの紅一点 | 南央美 |
| キスケ | 子鬼トリオの最年少 | うえだゆうじ |
| 愛ちゃん | カズマの母親 | こおろぎさとみ |
| エンマ大王 | 子鬼トリオの主君 | 小村哲生 |
| オカメ姫 | ヘイアンチョウのお姫様 | 三石琴乃 |
| 館長さん | お化け屋敷の館長 | 津田健次郎 |
| トミー | カズマの祖父 | 小柳基 |
おじゃる丸役の西村ちなみは、現在の主人公を担当する声優。カズマ役の渕崎ゆり子、電ボ役の佐藤なる美、子鬼トリオを演じる一条和矢・南央美・うえだゆうじも、作品を支える主要キャストだ。
また、館長さんを演じる津田健次郎も注目される存在。2026年のNHKオンデマンド配信エピソードでも、館長さんが登場する回の出演者として名前が掲載されている。渋さのある声と、作品の独特な世界観との組み合わせも見どころの一つだ。
なお、声優の交代については、初代おじゃる丸役の小西寛子から西村ちなみへの変更、電ボ役の岩坪理江から佐藤なる美への変更などが知られている。過去シリーズのキャスト情報を見る際には、現在の担当者と歴代担当者を混同しないことが大切だ。
【2026年最新】公式人気投票の結果!123体・89,172票のランキング
2026年の『おじゃる丸』関連ニュースで大きな話題になったのが、番組史上初の公式キャラクター投票だ。
NHKエンタープライズは、2027年10月5日に放送開始から30年目を迎えることを見据え、「おじゃる丸30thアニバーサリープロジェクト」を始動。その第2弾として、2026年9月5日から9月30日まで投票を実施した。
対象となったのは、これまでのアニメに登場したキャラクターからスタッフが選んだ123体。投票者は好きなキャラクターを1体選び、応援理由やメッセージ、商品化のアイデアも記入できる仕組みだった。
2026年10月5日の結果発表で明らかになった最終投票数は89,172票。注目すべきは、長年作品の顔を務めるおじゃる丸ではなく、館長さんが1位を獲得したことだ。
公式人気ランキング上位10キャラクター- 1位:館長さん — 8,342票
- 2位:ウシ — 7,426票
- 3位:公ちゃん — 6,629票
- 4位:自転車おじさん — 6,307票
- 5位:貧ちゃん — 5,545票
- 6位:電ボ — 5,536票
- 7位:キスケ — 4,868票
- 8位:おじゃる丸 — 3,284票
- 9位:うすいさちよ — 2,898票
- 10位:朝ちゃん — 2,745票
ランキングを眺めると、主人公や子鬼トリオだけでなく、月光町の脇役たちが上位を占めていることが分かる。特に1位から4位までを、館長さん、ウシ、公ちゃん、自転車おじさんが独占した点は印象的だ。
1位の館長さんが支持された理由公式発表ページに掲載された投票コメントには、館長さんの優しさ、かっこよさ、少しおっちょこちょいな一面、不思議な雰囲気などを評価する声が並んだ。
単に登場回数が多いからではなく、登場するたびに印象に残る独自の魅力が支持につながったと考えられる。担当声優の津田健次郎による声の表現も、キャラクターの個性を際立たせる要素だ。
2位から6位にも個性的な魅力2位のウシには、穏やかな性格やかわいらしい姿、癒やされる雰囲気を評価するコメントが寄せられた。アオベエ役の一条和矢も、投票企画でウシを「良心」と表現して応援している。
3位の公ちゃんは、独特の鳴き声やデザイン、冷徹斎とのコンビが評価された。占いのお手伝いを頑張る姿も支持の理由になっている。
4位の自転車おじさんには、シュールな見た目や優しそうな表情、作品の中での独特な存在感を評価するコメントが集まった。
5位の貧ちゃんについては、優しいのに不運に見舞われるところ、ゆったりした話し方、普段と怒ったときのギャップなどが支持された。
6位の電ボも、主人公を支えるお世話係として長く親しまれているキャラクター。声優の佐藤なる美も投票企画で電ボを応援していた。
【歴代キャラクター123体】公式投票エントリー一覧をカテゴリー別に紹介
今回の公式投票で特に興味深いのは、エントリー対象が主要キャラクターだけに限定されていなかったことだ。
NHKグループモールの公式発表では、通常のレギュラーキャラクターだけでなく、家族や町の住人、特殊な姿のキャラクター、作品内の別設定や企画に登場するキャラクターなども含めた123体が紹介されている。
エントリー1〜20おじゃる丸、シャク、電ボ、カズマ、アオベエ、アカネ、キスケ、愛ちゃん、マコト、小町ちゃん、オカメ姫、石清水くん、金ちゃん、亀田カメ、亀田トメ、公ちゃん、カタピー、貧ちゃん、オコリン坊、ニコリン坊。
エントリー21〜40ツッキー、フランソワ、トミー、マイク、ピーター、エド、サム、マリーさん、サリー、うすいさちよ、ケン、さくら、ミノル、館長さん、乙女先生、川上さん、川下さん、本田せんせい、朝ちゃん、冷徹斎星月。
エントリー41〜60エンマ大王、ウシ、おじゃる丸の父、おじゃる丸の母、赤紫式部、お清少納言、ミヤビ大臣、クリッキー、森の呪文屋、電ボ子、一二三、一六六・五、小町パパ、小町ママ、カンブツさん、小心さん、タナカヨシコ、春りん、多山、テレ子。
エントリー61〜80星野、星野パパ、星野ママ、諸星、かなえ、たまえ、のぞみ、金パパ、金ママ、ウクレレさん、自転車おじさん、小林茶、退散や、だっちゃ、テルオ、イモップ、押野一手とウッくん、言われたもの出しますからくり、テンマ、こんじょう草。
エントリー81〜100おじゃ桃太郎、金ちゃん太郎、浦清水健太郎、おじゃメンズのケン、おじゃメンズの川上さん、おじゃメンズの館長さん、おじゃメンズのカンブツさん、おじゃる17、アオベエ17、アカネ17、キスケ17、星野17、ブラックオニーナ、ブラニャー、オコリン坊(人間の姿)、ニコリン坊(人間の姿)、おじゃる源氏、アオの中将、オカメの君、うすいさちよどころ。
エントリー101〜123カズマの上、石頭、式神蛍、カズマル、エンマ帝、川の上(かみ)、干し衛門、コウモリ、アオベエ探偵、アカネ助手、キスケ助手、オジャアーティ教授、アイキャッツA、アイキャッツB、アイキャッツC、カズハンター、コーヒー仮面、日本茶仮面、紅茶仮面、プリン仮面、おじゃドロシー、ふらふらのカカシ、黄色いライオン。
この一覧から分かるのは、『おじゃる丸』のキャラクター世界が、単純な主人公と脇役の構造にとどまらないことだ。たとえば「おじゃる17」「アオベエ17」「アカネ17」「キスケ17」のような別バージョンや、「コーヒー仮面」「日本茶仮面」「紅茶仮面」といった個性的なキャラクターまで含まれている。
つまり、公式投票の123体は、通常の主要登場人物だけを数えたものではない。長年の放送で積み重ねられてきたキャラクター表現の幅広さを示すエントリー構成になっている。
【グッズ化決定】人気投票上位6キャラクターと今後の商品展開
2026年のキャラクター投票では、当初、上位5キャラクターをグッズ化する予定だった。しかし、結果発表で5位と6位の票差がわずか9票だったことから、NHKエンタープライズは特別対応を発表。電ボを加えた上位6キャラクターすべてがグッズ化されることになった。
グッズ化が決まった6キャラクター- 館長さん:1位・8,342票。お化け屋敷の館長。今回の投票で最も多くの支持を獲得。
- ウシ:2位・7,426票。穏やかで癒やされる存在。
- 公ちゃん:3位・6,629票。独特の鳴き声と愛らしい姿が特徴。
- 自転車おじさん:4位・6,307票。シュールで印象に残る存在感が魅力。
- 貧ちゃん:5位・5,545票。優しさと不運のギャップが特徴。
- 電ボ:6位・5,536票。主人公を支える恋多きお世話係。
今回の投票で特に注目したいのが、5位の貧ちゃんと6位の電ボの接戦だ。
貧ちゃんの5,545票に対して、電ボは5,536票。差はわずか9票だった。当初のルールをそのまま適用すれば、電ボはグッズ化対象から外れる順位だったが、公式はこの接戦を考慮して対象を6体に拡大した。
この対応は、順位だけで機械的に線引きするのではなく、ファンの支持がほぼ並んだ2キャラクターをともに商品化する判断として受け止められる。
グッズの発売日や種類は決まっている?2026年11月5日時点で、公式結果発表ページが案内しているのは上位6キャラクターのグッズ化決定まで。具体的な商品内容、発売日、価格、販売方法については、詳細が決まり次第あらためて告知するとしている。
そのため、ぬいぐるみやアクリルスタンドなど特定の商品が上位6体の商品として発売されると断定することはできない。
一方、NHK関連の公式ショップでは、従来からおじゃる丸関連のぬいぐるみ・マスコット、アクセサリー、バッグ、タオル、キーホルダーなどの商品カテゴリーが展開されている。今後の商品化情報を確認するときは、既存商品の販売情報と、今回の投票結果を受けた新規グッズの発表を分けて見ることが重要だ。
【人気ランキングを分析】なぜ主人公より月光町の脇役が人気なのか
今回の結果には、長寿アニメならではの特徴が表れている。
主人公のおじゃる丸は8位、カズマは19位、アオベエは26位、アカネは28位という順位だった。作品の中心人物が必ずしも投票で上位になるわけではないことが、数字から分かる。
理由1:脇役にも独立したキャラクター性がある館長さんや公ちゃん、貧ちゃん、自転車おじさんは、主人公の物語を進めるためだけの存在ではない。それぞれが独自の雰囲気や個性を持っている。
特に館長さんは、不思議な魅力や優しさが支持され、ウシは穏やかさや癒やし、公ちゃんは鳴き声やデザインなどが評価されている。公式ページに掲載された投票コメントからも、ファンがキャラクターごとの細かな魅力を見ていることがうかがえる。
理由2:長く見続けることで推しが増えていく1998年に始まった『おじゃる丸』は、2026年には第29シリーズを放送するまでに成長した作品だ。
長い放送期間の中では、視聴者の年齢や作品との付き合い方も変わっていく。子どものころに主人公を中心に楽しんでいた視聴者が、大人になってから月光町の住人や脇役の個性に目を向けることも考えられる。
今回の123体という幅広いエントリーは、こうした作品世界の厚みを反映したものと考えられる。
理由3:グッズ化への期待が投票を後押しした今回の投票では、単に好きなキャラクターを選ぶだけでなく、商品化のアイデアも記入できる仕組みが用意されていた。
NHKエンタープライズの発表によれば、ファンは好きなキャラクターへの応援理由だけでなく、どんな商品が欲しいかという希望も伝えられた。声優陣も投票企画に参加し、キャラクターを応援するコメントを公開している。
このような仕組みは、作品を見るだけでなく、好きなキャラクターの商品化を応援する参加型企画としての性格も持っていた。
人気ランキングを見るときの注意点今回のランキングは、2026年に実施された特定の公式企画における投票結果だ。すべての視聴者を対象にした人気調査や、歴代シリーズを通じた絶対的な人気順位ではない。
また、123体のエントリーはスタッフが選定した対象であり、アニメに登場するすべてのキャラクターを網羅した公式キャラクター総数を意味するものでもない。
したがって、今回の結果は「2026年の公式投票で、エントリーされた123体の中から選ばれた人気順位」と理解するのが正確だ。
【おじゃる丸キャラクターに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:おじゃる丸の主人公の本名と年齢は?
A1:主人公の本名は坂ノ上おじゃる丸。千年前のヘイアンチョウにある妖精界の貴族、坂ノ上家のひとり息子で、年齢は5歳。のんびりした性格で、和歌や蹴鞠など雅なことを得意とする。
Q2:おじゃる丸の主要キャラクターは誰?
A2:主人公の坂ノ上おじゃる丸、田村カズマ、電ボ三十郎、子鬼トリオのアオベエ・アカネ・キスケが中心。加えて、愛ちゃん、トミー、オカメ姫、館長さん、ウシ、公ちゃん、貧ちゃんなど、月光町やヘイアンチョウの仲間が登場する。
Q3:子鬼トリオの名前と性格は?
A3:青色のアオベエは責任感の強いリーダー、赤色のアカネは気が強くしっかり者、黄色のキスケは最年少で歌が得意。それぞれ違った個性を持つ3人組だ。
Q4:2026年のおじゃる丸公式人気投票で1位になったキャラクターは?
A4:1位は館長さんで8,342票を獲得した。2位はウシの7,426票、3位は公ちゃんの6,629票。総投票数は89,172票だった。
Q5:おじゃる丸の人気投票でグッズ化されるのは何体?
A5:当初は上位5体の予定だったが、5位の貧ちゃんと6位の電ボがわずか9票差だったため、特別に上位6体がグッズ化されることになった。
Q6:おじゃる丸の声優は誰?
A6:主人公のおじゃる丸は西村ちなみ、カズマは渕崎ゆり子、電ボは佐藤なる美。子鬼トリオはアオベエが一条和矢、アカネが南央美、キスケがうえだゆうじ。館長さんは津田健次郎が担当している。
Q7:おじゃる丸のキャラクターは全部で123体?
A7:2026年の公式人気投票では、スタッフが選んだ123体がエントリーされた。これは投票対象の数であり、作品に登場した歴代キャラクターの総数が123体と確定したという意味ではない。
『おじゃる丸』の魅力は、主人公の坂ノ上おじゃる丸だけでは語り尽くせない。田村カズマや電ボ三十郎、個性豊かな子鬼トリオ、そして月光町で暮らす多彩な住人たちが、それぞれの立場から物語を支えている。
2026年の公式人気投票では、123体のエントリーに対して89,172票が集まり、館長さんが1位を獲得。ウシ、公ちゃん、自転車おじさん、貧ちゃん、電ボが続き、主人公以外のキャラクターにも根強い支持があることが示された。
特に、貧ちゃんと電ボの9票差によってグッズ化対象が6体に拡大したことは、今回の企画を象徴する出来事だ。商品化の詳細は今後の公式発表が待たれる。
2027年10月5日に控える放送開始30年目に向けて、作品の歴史を振り返りながら、これまで見逃していた月光町の仲間たちにも注目したい。お気に入りのキャラクターを見つけることで、『おじゃる丸』の世界はさらに奥深く楽しめるはずだ。
主な情報源: NHKエンタープライズ公式キャラクター紹介、NHKグループモールの2026年公式キャラクター投票結果・エントリー一覧、2026年第29シリーズの番組・キャスト情報。