アニメを見終えた人が最も気になるのが、「原作漫画の何巻まで描かれたのか」という点です。
結論からいうと、アニメ全24話は、原作コミックスの10巻付近までに相当します。続きを読みたい場合は11巻が目安です。
ただし、アニメ公式サイトは原作の対応巻数を明確に公表していません。最終話のあらすじと出版社による各巻の紹介を照らし合わせた目安として捉えるのが適切です。
アニメと原作の対応関係大まかな対応は次のとおりです。
- 第1クール(第1~12話): 原作1~4巻付近。ヴァニタスとノエの出会い、パリでの事件、吸血鬼社会の紹介など。
- 第2クール(第13~24話): 原作5~10巻付近。ジェヴォーダンの獣編やミハイルとの対決など、物語の核心に迫る展開。
- アニメ終了後: 原作11巻から先の物語が続く。
第1クールの後半から第2クールにかけては、ジェヴォーダン地方で起きた事件が大きな見どころになります。
第2クール後半ではミハイルの登場によって、ヴァニタスと蒼月の吸血鬼にまつわる過去が掘り下げられます。
最終話の第24話「Après la pluie―彼の願い―」では、ミラーハウスの屋根から落下したヴァニタスとノエが、雨の中で対峙する場面が描かれました。
原作10巻の公式紹介にも、ミハイルの策略によってヴァニタスとノエが互いに刃を向ける展開が記されています。一方、11巻はその激闘を終えた後の休息から始まります。
このつながりから、アニメの続きを読みたい場合は11巻が有力な選択肢です。最終話前後の細かな描写も確認したい人は、10巻後半から読み直すと理解が深まります。
漫画とアニメで楽しみ方はどう変わる?両者の大きな違いは、情報の受け取り方にあります。
原作漫画の魅力
- 望月淳独特の繊細な線や表情を自分のペースで楽しめる。
- キャラクターの心理や世界観に関する情報をじっくり読み込める。
- コマ割りや構図から物語の伏線を考察できる。
- アニメの先にある物語を読み進められる。
アニメ版の魅力
- 花江夏樹や石川界人らによる声の演技で人物像が立体的になる。
- 梶浦由記の音楽によってゴシックな雰囲気が強調される。
- ボンズによる戦闘シーンや背景美術を楽しめる。
- キャラクター同士の距離感や感情の変化が映像として伝わる。
どちらか一方が優れているというよりも、漫画は物語を読み解く楽しさ、アニメは世界観に没入する楽しさに強みがあります。
特にヴァニタスの過去やノエとの関係を深く理解したい人には、アニメ視聴後の原作読破がおすすめです。
【2026年最新情報】原作11巻・アニメ2期の続編はどうなった?

2026年11月6日時点で押さえておきたいのは、原作の刊行状況とアニメ続編の発表状況です。
原作最新刊は11巻!発売日は2024年4月22日スクウェア・エニックスの公式書籍情報によると、原作11巻の発売日は2024年4月22日です。
著者は引き続き望月淳。通常版のほか、小冊子「Brocante」が付属する特装版も発売されています。
11巻では、ミハイルが仕掛けた戦いの後のヴァニタスたちが描かれます。また、サンジェルマン伯爵がアルシヴィストの少女に接近するなど、新たな物語の動きも示されています。
2026年11月現在、出版社の公式コミックス一覧で確認できる最新巻も11巻です。
月刊『ガンガンJOKER』の公式連載作品一覧には、引き続き『ヴァニタスの手記(カルテ)』の作品名が掲載されています。
ただし、作品一覧への掲載と実際の最新話の掲載状況は別の情報です。新刊の発売日や連載再開などについては、出版社の最新告知を確認する必要があります。
アニメ2期・続編は制作決定した?アニメ第2期の正式な制作発表は確認できません。
現時点で確認できるテレビアニメは、2021年から2022年に放送された全24話です。
ここで間違えやすいのが「分割2クール」と「第2期」の違いです。
- 第1クール:2021年7月放送開始
- 第2クール:2022年1月放送開始
- 合計:全24話
つまり、2022年に放送された第2クールは、第2期ではなく同じテレビアニメシリーズの後半部分です。
また、公式サイトや出版社の公開情報から、第2期の放送開始日や制作スタッフ、追加キャストなどの確定情報も確認できません。
続編を期待する声があることと、制作が正式決定していることは区別しておく必要があります。制作中止や打ち切りが発表されたわけでもありません。
2期を待つ間に原作を読む価値はある?十分にあります。
アニメ最終話ではヴァニタスとノエの関係に大きな変化が生まれますが、原作は11巻以降にも続いています。
原作を読むことで、アニメではまだ描かれていない人物や新たな謎に触れられます。
また、作品の根幹にある「ヴァニタスの書」「蒼月の吸血鬼」「吸血鬼の真名」などについても、漫画を通して改めて考察できます。
アニメ第2期を待つだけでなく、原作を読んで物語の続きを追うことが、2026年現在の楽しみ方の一つです。
【プロの結論】『ヴァニタスの手記』を楽しむための3つの判断基準
『ヴァニタスの手記』の魅力は、吸血鬼という定番の題材を使いながら、医療、記憶、名前、呪い、救済という複数のテーマを重ねている点にあります。
特に注目したいのは、ヴァニタスが吸血鬼を救うために活動しているにもかかわらず、本人の考え方や行動が必ずしも善良とは限らないことです。
救う側と救われる側という単純な構図ではなく、登場人物それぞれが異なる事情や価値観を抱えています。
そのため、読者は事件の解決だけでなく、人物の選択や心理の変化にも注目することになります。
こんな人におすすめ- ゴシックファンタジーやスチームパンクの世界観が好きな人。
- 吸血鬼を題材にした作品に興味がある人。
- 謎や伏線を考察しながら漫画を読みたい人。
- 主人公同士の複雑な関係性を楽しみたい人。
- 音楽や美術にもこだわったアニメを見たい人。
- 一話ごとにすべての謎が解決する作品を求めている人。
- 明快な善悪の構図や、一直線に進むバトル展開を期待している人。
- 完結済みの作品を一気に読みたい人。
こうした読者には、物語の複雑さや未解決の謎が気になる場合もあります。
作品を最大限楽しむおすすめの順番1. アニメ第1話から第24話まで視聴して、世界観と人物関係を把握する。
2. 原作10巻後半を読み、アニメ最終話付近の展開を確認する。
3. 原作11巻を読み、アニメの先にある新しい物語に進む。
4. 気になったキャラクターの過去や真名の設定を振り返る。
初めて作品に触れる人はアニメから、すでに視聴済みの人は原作10~11巻から読み進めるとよいでしょう。
【ヴァニタスの手記】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:『ヴァニタスの手記』は何と読む?
A1:正式な読み方は「ヴァニタスのカルテ」です。スクウェア・エニックスの公式作品ページにも「ヴァニタスの手記(カルテ)」と表記されています。
Q2:『ヴァニタスの手記』のアニメ2期はいつから?
A2:2026年11月6日現在、第2期の制作や放送時期は公式発表されていません。2022年に放送された第2クールは、第1期に相当する全24話の後半です。
Q3:アニメの続きは原作漫画の何巻から読める?
A3:11巻が目安です。アニメ最終話は原作10巻付近の展開に対応しています。細かな描写や前後のつながりを確認したい場合は10巻後半から読む方法もあります。
『ヴァニタスの手記』は、望月淳が描く19世紀パリの吸血鬼ファンタジーです。
人間のヴァニタスと吸血鬼のノエという異なる立場の二人が、魔導書「ヴァニタスの書」をめぐる事件に関わりながら、呪いと救済の謎に迫っていきます。
今回の重要事項を振り返ると、次のとおりです。
- 正式な読み方は「ヴァニタスのカルテ」。
- 原作は望月淳による漫画で、月刊『ガンガンJOKER』に掲載。
- アニメはボンズ制作の全24話。
- ヴァニタス役は花江夏樹、ノエ役は石川界人。
- ヴァニタスの書は、吸血鬼の真名と改竄式に関係する重要な魔導書。
- 公式掲載の最新コミックスは11巻で、発売日は2024年4月22日。
- アニメ第2期の制作決定は2026年11月6日現在、未発表。
特に、ヴァニタスとノエの関係は、作品全体を理解するうえで欠かせない要素です。二人がどのように出会い、互いを理解しようとしながらも衝突していくのか。その過程に注目すると、物語の見え方も変わってきます。
アニメ全24話を楽しんだ人も、原作漫画から読み始める人も、ぜひ「ヴァニタスの書」が導く物語の奥深さに触れてみてください。
2026年以降の新刊やアニメ続編については、望月淳の原作とスクウェア・エニックス、アニメ公式からの発表が引き続き注目されます。