2026年4月の映画界は、人気シリーズの劇場版から実話を題材にした人間ドラマ、話題の漫画実写化、海外の大型アニメーションまで、幅広いジャンルの作品が公開された。特に注目を集めたのが、4月10日公開の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』、4月17日公開の『人はなぜラブレターを書くのか』、4月24日公開の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』、そして4月29日公開の『SAKAMOTO DAYS』だ。
加えて、京都アニメーションが手がける『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』も4月24日に公開。邦画・洋画・アニメがそれぞれ異なる魅力を打ち出し、春の大型連休に向けて映画館の選択肢を広げた。この記事では、2026年11月現在の公開済み作品を対象に、4月公開映画の公開日を時系列で整理し、注目作品のあらすじ、出演者、制作スタッフ、ジャンル別の見どころを紹介する。
2026年4月の映画公開スケジュールを見ると、4月3日、10日、17日、24日と、金曜日を中心に新作が集中している。月末の4月29日には昭和の日に合わせた公開もあり、ゴールデンウィークを意識した編成が見られた。
以下は、映画公開スケジュールに掲載された主な作品を日付順に整理したものだ。一般劇場公開作品のほか、特集上映やライブビューイングなども含まれる。
4月1日(水)公開- 『劇場版スポンジ・ボブ 呪われた海賊と大冒険だワワワワワ!』
- 『ミュータント・タートルズ/おもちゃ大パニック!』
月初はファミリー層やキッズ層を意識したアニメーション作品からスタート。春休み期間に映画館へ足を運ぶ子どもや家族連れに向いたラインアップとなった。
4月3日(金)・4日(土)公開4月3日公開の主な作品
- 『黄金泥棒』
- 『ザ・ブライド!』
- 『落下音』
- 『Riceboy ライスボーイ』
- 『OCHI! -オチ-』
- 『PILOT ー人生のリフライトー』
- 『ザッケン!』
- 『俺たちのアナコンダ』
- 『パリから来た殺し屋 4K』
- 『殺手#4』
- 『ヒット・エンド・ファン!臨時決闘』
- 『済州島四・三事件 ハラン』
同日には英国ロイヤル・バレエ&オペラの上映企画や韓国ミュージカルのシネマ上映なども行われた。新作映画だけでなく、舞台芸術を映画館で楽しむ作品も選択肢に入っていた点が特徴だ。
4月4日公開の主な作品
- 『XiXi、私を踊る』
- 『三角屋の交差点で』
- 『タルコフスキー特集2026/超域の映像』
4月10日公開の主な作品
- 『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』
- 『ハムネット』
- 『炎上』
- 『脛擦りの森』
- 『ダーティ・エンジェルズ』
- 『大丈夫、大丈夫、大丈夫!』
- 『サトウキビは知っている』
- 『ヴィットリア 抱きしめて』
- 『ペリカン・ブルー ~自由への切符~』
- 『万博追跡 2Kレストア版』
この週の中心的な話題作は、シリーズ第29作となる『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』。海外の歴史ドラマ『ハムネット』や日本の作品『脛擦りの森』なども同日に公開された。
4月11日公開の作品
- 『五月の雨』
4月17日公開の主な作品
- 『人はなぜラブレターを書くのか』
- 『これって生きてる?』
- 『FEVER ビーバー!』
- 『ソング・サング・ブルー』
- 『DOPPEL』
- 『クベーラ』
- 『今日からぼくが村の映画館』
- 『悪夢の系譜』4Kデジタル修復版
- 『ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 AT NISSAN STADIUM IN CINEMAS』
4月17日は、綾瀬はるか主演の『人はなぜラブレターを書くのか』が公開された日。海外作品では、ヒュー・ジャックマン出演の『ソング・サング・ブルー』やブラッドリー・クーパー監督作『これって生きてる?』なども並んだ。
4月18日公開の主な作品
- 『海辺の恋』
- 『オー・パン・クぺ』
- 『ロベール・ブレッソン傑作選』
4月24日公開の主な作品
- 『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』
- 『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』
- 『ARCO/アルコ』
- 『LOST LAND/ロストランド』
- 『オールド・オーク』
- 『ツイッギー』
- 『白い車に乗った女』
- 『レネットとミラベル 四つの冒険』
- 『ビリー・アイドル パンク・ロッカーの反逆と代償』
- 『サムライ』4Kレストア
4月24日は大型アニメーション2作品が同日に公開された注目日だ。世界的なゲームIPを映画化したマリオと、約10年にわたるテレビアニメシリーズの集大成となるユーフォニアムが並び、アニメファンにとって特に見逃せない週となった。
4月25日公開の主な作品
- 『トゥ・ランド』
- 『台湾Filmake――映画に恋した3つの人生――』
- 『SAKAMOTO DAYS』
- 『アギトー超能力戦争ー』
- 『パワー・トゥ・ザ・ピープル:ジョン&ヨーコ・ライヴ・イン・NYC』
月末は昭和の日に合わせた公開が目立った。とりわけ、目黒蓮主演の実写映画『SAKAMOTO DAYS』は、ゴールデンウィークの映画需要を意識した大型作品として注目された。
この日付一覧はシネマカフェの2026年4月公開作品カレンダーを基に整理している。劇場や地域によって上映作品・上映回数・上映期間は異なるため、実際の上映情報は各映画館の案内で確認する必要がある。
【注目作を徹底比較】コナン・ラブレター・マリオ・ユーフォニアム・SAKAMOTO DAYSの公開日

2026年4月公開映画の中でも、検索需要と作品の話題性の両面から押さえておきたいのが、次の5作品だ。公開日だけでなく、原作との関係、出演者、制作スタッフ、物語の方向性を比較すると、それぞれが異なる観客層を意識していることが分かる。
主要5作品の公開日・関係者・ジャンル比較| 公開日 | 作品名 | 主な関係者・出演者 | ジャンル・注目点 |
|---|---|---|---|
| 4月10日(金) | 名探偵コナン ハイウェイの堕天使 | 原作:青山剛昌/監督:蓮井隆弘/声:高山みなみ、沢城みゆき、横浜流星、畑芽育 | 劇場版第29作。萩原千速を中心としたバイクアクションとミステリー |
| 4月17日(金) | 人はなぜラブレターを書くのか | 監督:石井裕也/出演:綾瀬はるか、當真あみ、細田佳央太、菅田将暉、妻夫木聡、佐藤浩市 | 実話を基にした人間ドラマ。手紙がつなぐ記憶と家族の物語 |
| 4月24日(金) | ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー | 制作:イルミネーション、任天堂/監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック | ゲーム原作の海外アニメーション大作。ヨッシーやロゼッタにも注目 |
| 4月24日(金) | 最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編 | 制作:京都アニメーション/監督:小川太一/総監督:石原立也/声:黒沢ともよ、安済知佳、戸松遥 | 人気シリーズの完結編2部作の前編。新作シーンと演奏描写を追加 |
| 4月29日(水・祝) | SAKAMOTO DAYS | 原作:鈴木祐斗/監督:福田雄一/出演:目黒蓮、高橋文哉、上戸彩、北村匠海 | 人気漫画の実写化。アクションとコメディ、家族を守る物語 |
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は、青山剛昌の漫画を原作とする劇場版シリーズ第29作。監督は蓮井隆弘、脚本は大倉崇裕が担当した。
物語の舞台は横浜・みなとみらい。バイクの祭典に向かうコナンたちの前に、暴走する謎の黒いバイクが現れる。そのバイクを追跡していたのが、神奈川県警交通機動隊の萩原千速だ。
最新技術を搭載した白バイ「エンジェル」と、外見が酷似した黒いバイク「ルシファー」。二台のバイクをめぐる謎に加え、千速の弟・萩原研二と、その同期である松田陣平の記憶も物語に関わってくる。
萩原千速役は沢城みゆき。ゲスト声優には横浜流星と畑芽育が参加した。特に、テレビシリーズで存在感を示してきた千速が劇場版でどのように描かれるのかが大きな見どころとなった。
従来のコナン映画にある推理や人間関係に加え、今回はバイクアクションが物語の重要な軸。シリーズファンだけでなく、スピード感のあるアクション映画を求める観客にも訴求する構成だ。
公開日は2026年4月10日(金)。東宝の公開記念舞台挨拶でも、横浜を舞台にした物語と萩原千速の活躍が紹介された。
2.人はなぜラブレターを書くのか|4月17日公開『人はなぜラブレターを書くのか』は、石井裕也監督が脚本も担当した日本映画。2000年3月に発生した地下鉄脱線事故にまつわる実話を基に、手紙を通じて人と人の記憶がつながる過程を描く。
主演の綾瀬はるかが演じるのは寺田ナズナ。学生時代のナズナを當真あみ、彼女が思いを寄せていた青年・富久信介を細田佳央太が演じる。加えて、菅田将暉、妻夫木聡、佐藤浩市ら実力派俳優が出演する。
物語では、かつて高校生だったナズナが、同じ電車で見かけていた信介にひそかな思いを寄せていたことから始まる。2000年3月8日の出来事を経て、年月が過ぎた2024年、信介の父・隆治のもとにナズナから手紙が届く。その手紙をきっかけに、父とナズナの間に新たな交流が生まれていく。
作品の魅力は、恋愛だけに焦点を当てていない点にある。亡くなった人の知られざる一面を知る家族と、長い年月を経て思いを届けた人物。それぞれの時間が交差することで、手紙という古典的なコミュニケーション手段の意味を問いかける。
上映時間は122分。公開日は2026年4月17日(金)で、配給は東宝。主題歌にはOfficial髭男dismの「エルダーフラワー」が起用された。
東宝が公開日に行った舞台挨拶では、試写会で鑑賞した観客から2000通を超える感想が寄せられたことも紹介されている。作品のテーマである「手紙」が、実際の観客の感想とも結びついた象徴的な出来事だった。
3.ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー|4月24日公開『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』は、任天堂とイルミネーションが手がけた「スーパーマリオ」シリーズの新作アニメーション映画。2023年公開の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』に続く作品だ。
前作は世界興行収入13億ドル以上を記録しており、ゲームIPを映画化した作品として大きな成功を収めた。その後継作となる本作では、宇宙を舞台とした新たな冒険が描かれる。
制作には、任天堂の宮本茂とイルミネーションのクリス・メレダンドリが共同プロデューサーとして参加。監督はアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニック、脚本はマシュー・フォーゲルが担当した。
日本語吹替版には、マリオ役の宮野真守、ピーチ役の志田有彩、ルイージ役の畠中祐、クッパ役の三宅健太、キノピオ役の関智一、ロゼッタ役の坂本真綾、クッパJr.役の山下大輝らが参加している。
注目したいのは、ゲームを知っている人が楽しめるキャラクターの広がりと、ゲームに詳しくない人にも届く映像表現の両立だ。家族で映画館に行く場合や、親子で楽しめるアニメ作品を探している人には有力な選択肢となる。
日本公開日は2026年4月24日(金)。なお、米国など多くの国では4月1日公開となっており、日本とは公開日が異なった。
4.最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編|4月24日公開京都アニメーション制作の『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』は、武田綾乃の小説を原作とする人気シリーズの劇場版完結編2部作の前編だ。
シリーズは、北宇治高校吹奏楽部に所属する高校生たちの青春と成長を描いてきた。テレビアニメ第1期の放送から約10年にわたる歩みを経て、2024年放送の『響け!ユーフォニアム3』で描かれた物語が、劇場版の最終楽章へとつながる。
監督は小川太一、総監督は石原立也、脚本は花田十輝。京都アニメーションによる既存カットのブラッシュアップに加え、新たに書き下ろされたシナリオによる新作シーンも多数追加されている。
主人公の黄前久美子役は黒沢ともよ。高坂麗奈役の安済知佳、加藤葉月役の朝井彩加、川島緑輝役の豊田萌絵、黒江真由役の戸松遥など、シリーズを支えてきた声優陣も続投する。
特に注目したいのは、テレビシリーズでは描かれなかった演奏シーンが盛り込まれていること。吹奏楽を題材とした作品だけに、音楽と映像を映画館の環境で楽しめる点が魅力だ。
公開日は2026年4月24日(金)。前編という位置づけのため、シリーズを追ってきた人はテレビアニメ第3期の展開を振り返ってから鑑賞すると、登場人物の関係性や物語の流れをより理解しやすい。
5.SAKAMOTO DAYS|4月29日公開『SAKAMOTO DAYS』は、鈴木祐斗による「週刊少年ジャンプ」連載漫画を原作とする実写映画。主演はSnow Manの目黒蓮、監督・脚本は福田雄一が担当した。
主人公の坂本太郎は、かつて史上最強と呼ばれた伝説の殺し屋。しかし、恋に落ちて結婚したことをきっかけに引退し、現在は妻の葵と娘の花と暮らしながら、街の個人商店「坂本商店」を営んでいる。
ところが、坂本の首に10億円の懸賞金が掛けられたことで、平穏な生活は一変。家族との日常を守るため、坂本は次々と迫る敵に立ち向かう。
本作の大きな特徴は、主人公のビジュアルと身体能力のギャップだ。目黒蓮はスマートな坂本と、ふくよかな坂本の両方を演じ分ける。朝倉シン役には高橋文哉、坂本葵役には上戸彩が起用された。
加えて、横田真悠、塩野瑛久、渡邊圭祐、桜井日奈子、戸塚純貴、八木勇征、生見愛瑠、北村匠海らが出演。主題歌はSnow Manの「BANG!!」だ。
公開日は2026年4月29日(水・祝)。漫画の実写化に加え、アクション、コメディ、家族ドラマという複数の要素を組み合わせた作品として、幅広い観客層を狙った構成になっている。
なお、公開後の5月8日には公式サイトから、公開9日間で観客動員117万7000人、興行収入16億円を突破したと発表された。ゴールデンウィークに向けた公開戦略が、早い段階で大きな観客動員につながったことを示す数字だ。
【ジャンル別】2026年4月公開映画の邦画・洋画・アニメを比較
4月公開映画を選ぶ際には、公開日だけでなくジャンルから絞り込む方法もある。2026年4月は、邦画では実話に基づくドラマや漫画原作の実写化、洋画では歴史・社会派作品やエンターテインメント、アニメでは人気シリーズと海外大型作品が目立った。
邦画|実話ドラマからアクションまで幅広い邦画の代表作として挙げられるのが、『人はなぜラブレターを書くのか』『SAKAMOTO DAYS』『黄金泥棒』『脛擦りの森』などだ。
『人はなぜラブレターを書くのか』は実話を基にした人間ドラマであり、俳優陣の演技と物語の余韻を重視する観客に向いている。一方、『SAKAMOTO DAYS』は漫画原作のアクションコメディで、テンポの良さやキャラクターの魅力を楽しみたい人に適している。
同じ邦画でも、鑑賞後に考えさせられる作品と、娯楽性を前面に出した作品では方向性が大きく異なる。映画館で何を体験したいかを先に決めると選びやすい。
洋画|話題の海外作品と個性派作品がそろう洋画では、『ザ・ブライド!』『OCHI! -オチ-』『ハムネット』『ソング・サング・ブルー』『これって生きてる?』『オールド・オーク』などが公開された。
『ハムネット』はシェイクスピアをめぐる歴史と家族の物語を描く作品。『ソング・サング・ブルー』にはヒュー・ジャックマンが出演し、音楽を軸とした人間ドラマが展開される。
また、ケン・ローチ監督の『オールド・オーク』や、独特の世界観を持つ『OCHI! -オチ-』など、娯楽大作とは異なる映画体験を求める観客にも選択肢があった。
洋画は国や制作背景によって映像表現や物語のテンポが異なる。予告編だけでなく、監督の過去作や作品のテーマを確認してから選ぶと、自分の好みに合った一本を見つけやすい。
アニメ映画|コナン・マリオ・ユーフォニアムが中心2026年4月のアニメ映画では、国内の人気シリーズと海外の大型IPが同じ月にそろったことが特徴だ。
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は、推理とアクションを組み合わせたシリーズ作品。『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』は青春と音楽を描くシリーズの集大成であり、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』はゲームファンやファミリー層に向けた海外アニメーション作品だ。
このほか、『劇場版スポンジ・ボブ』や『ミュータント・タートルズ/おもちゃ大パニック!』、『ARCO/アルコ』、『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 第4幕』なども公開された。
アニメ映画という同じカテゴリーでも、対象年齢や物語の方向性は大きく異なる。子どもと一緒に楽しむならファミリー向け作品、長年のシリーズファンなら続編・完結編というように、鑑賞目的を明確にすることがポイントだ。
【2026年4月の映画動向】公開日の集中とゴールデンウィーク商戦を読み解く
2026年4月のラインアップを振り返ると、単に話題作が多かっただけではなく、公開時期と作品の性格に一定の傾向が見られる。
毎週金曜日を中心に大型作品が登場4月10日のコナン、17日のラブレター、24日のマリオとユーフォニアムというように、主要作品は1週間ごとに公開日が配置された。観客にとっては週末ごとに異なるジャンルの映画を選べるスケジュールだった。
一方、4月24日は大型アニメーション2作品が同日公開となった。ファミリー層やアニメファンの鑑賞候補が重なるため、作品の知名度だけでなく、原作への思い入れや映画館で体験したい映像・音響の違いが選択のポイントになった。
4月29日の祝日公開は大型連休を意識した配置4月29日は昭和の日であり、2026年は水曜日だった。この日に『SAKAMOTO DAYS』と『アギトー超能力戦争ー』などが公開された。
祝日公開は、平日の公開日よりも映画館に足を運びやすい観客を取り込めるタイミングだ。加えて、その後の大型連休を見据えた上映展開も期待できる。
実際、『SAKAMOTO DAYS』は公開9日間で動員117万7000人、興行収入16億円を突破した。作品の原作人気、主演俳優の知名度、連休時期の公開という複数の要素が重なった事例として注目できる。
公開初週のランキングにも注目作が並んだ映画.comが報じた2026年4月24日から26日の国内映画ランキングでは、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が初登場1位となった。2位には『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』、3位には『人はなぜラブレターを書くのか』、4位には『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』が入った。
同じ週末に公開されたマリオとユーフォニアムがランキング入りしただけでなく、公開から時間が経過したコナンやラブレターも上位に残っていた。異なるジャンルの作品が同じ時期に観客を集めたことは、2026年4月の映画市場を象徴する動きだった。
【失敗しない映画選び】2026年4月公開作品を選ぶ判断基準と上映情報の確認方法
映画の公開日を把握した後は、作品の内容や鑑賞環境も確認したい。特にシリーズ作品、原作付き映画、実話を題材にした作品では、事前に知っておくと鑑賞体験が変わるポイントがある。
シリーズ作品は予習が必要かを確認する『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は劇場版第29作であり、萩原千速や萩原研二、松田陣平など、既存の登場人物に関係する背景が物語に盛り込まれている。シリーズの人物関係を知っているほど、細かな描写を楽しみやすい。
『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』も同様だ。テレビアニメ第3期の続きにあたる内容を含むため、シリーズを初めて見る人よりも、これまでの物語を追ってきた人に向いている。
原作を知らなくても楽しめるかを考える『SAKAMOTO DAYS』は原作漫画の実写化だが、映画では登場人物や物語が映像作品として再構成されている。原作ファンはキャラクターの再現度や演出を楽しめる一方、原作を知らない人はアクションコメディとしての完成度に注目するとよい。
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』も、ゲームの知識があればキャラクターや世界観への理解が深まる。ただし、ゲームをプレイしていない人でも、アニメーション映画として楽しめる構成が魅力となっている。
上映時間と鑑賞環境を確認する上映時間は、映画館へ行く時間やその後の予定を組むうえで重要だ。例えば、『人はなぜラブレターを書くのか』は122分、『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』は109分と、作品によって鑑賞に必要な時間が異なる。
また、同じ映画でも通常上映、IMAX、4DX、Dolby Cinemaなど、劇場によって上映形式が異なる場合がある。特にアクションや映像表現を楽しみたい作品では、対応劇場や上映方式を調べておくとよい。
公開日と上映スケジュールは別々に確認する映画の公開日は、全国で上映が始まる基準日を示す。一方、2026年4月の映画上映スケジュールは、劇場や地域によって上映時間、上映回数、上映終了日が異なる。
また、4Kレストア作品や舞台のライブビューイング、映画祭・特集上映などは、一般的な新作映画とは上映期間や劇場数が異なることがある。
そのため、映画館に行く場合は、配給会社や作品の公式発表だけでなく、鑑賞予定の映画館が公開している上映時間・座席販売情報まで確認することが大切だ。2026年4月の公開日一覧は過去の公開実績を確認する資料として活用し、現在の上映・再上映状況については各劇場の最新情報を参照したい。
【映画公開 4月】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年4月公開の映画で、特に注目された作品は何ですか? A1:『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』『人はなぜラブレターを書くのか』『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』『SAKAMOTO DAYS』が代表的な注目作です。アニメ、実話を基にしたドラマ、漫画の実写化と、ジャンルが幅広いことが特徴です。
Q2:名探偵コナン ハイウェイの堕天使の公開日はいつですか? A2:2026年4月10日(金)です。劇場版シリーズ第29作で、神奈川県警交通機動隊の萩原千速を中心に、謎の黒いバイクをめぐる事件が描かれます。
Q3:人はなぜラブレターを書くのかの公開日はいつですか? A3:2026年4月17日(金)です。綾瀬はるか主演、石井裕也監督による作品で、2000年3月に発生した地下鉄脱線事故にまつわる実話を基にしています。
Q4:SAKAMOTO DAYSの映画公開日はいつですか? A4:2026年4月29日(水・祝)です。目黒蓮が主人公の坂本太郎を演じ、高橋文哉、上戸彩らが出演。福田雄一が監督・脚本を担当しました。
Q5:ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービーとユーフォニアムの公開日は同じですか? A5:はい。どちらも2026年4月24日(金)公開です。マリオは任天堂とイルミネーションによるアニメーション映画、ユーフォニアムは京都アニメーション制作のシリーズ完結編2部作の前編です。
Q6:2026年4月公開映画の邦画と洋画では、どのような違いがありましたか? A6:邦画は実話を基にした人間ドラマや漫画原作の実写アクションが目立ちました。洋画は歴史ドラマ、社会派作品、ファンタジー、音楽映画など多様なジャンルが公開されました。アニメ映画では国内シリーズと海外の大型IPがそろいました。
2026年4月の映画公開スケジュールを振り返ると、人気シリーズの劇場版、実話を基にした人間ドラマ、海外アニメーション、漫画の実写化など、多彩な作品が公開された。
特に押さえておきたい公開日は、4月10日の『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』、4月17日の『人はなぜラブレターを書くのか』、4月24日の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』と『最終楽章 響け!ユーフォニアム 前編』、4月29日の『SAKAMOTO DAYS』だ。
作品ごとの特徴を整理すると、推理とアクションならコナン、心に残る人間ドラマならラブレター、家族で楽しむアニメならマリオ、音楽と青春の物語ならユーフォニアム、アクションとコメディならSAKAMOTO DAYSという選び方ができる。
映画選びで大切なのは、話題性や出演者だけでなく、作品のジャンル、原作との関係、シリーズの予備知識、上映形式まで考慮することだ。2026年4月のラインアップは、映画館で何を楽しみたいのかによって、異なる一本を選べる充実した月だった。
主な情報確認先: 東宝、松竹、任天堂、映画『SAKAMOTO DAYS』公式サイト、シネマカフェ、映画.com、MOVIE WALKER PRESS。 (出典: 映画公開 4 月(Yahoo!ニュース))