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【歴代シリーズ公開順】エクスペンダブルズ全4作品のあらすじと見どころ

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
目次

5作目のストーリーを予想するには、これまでの4作品で描かれてきたチームの変化を押さえておく必要があります。



第1作『エクスペンダブルズ』

2010年8月13日(北米公開)
バーニー・ロス率いる傭兵チームが、南米の独裁者を倒す危険な任務に挑む。スタローン、ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンら、往年のアクションスターが集結したシリーズの原点。


第2作『エクスペンダブルズ2』

2012年8月17日(北米公開)
仲間を失った傭兵たちが復讐に乗り出す。ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーに加え、チャック・ノリスやジャン=クロード・ヴァン・ダムも参加。アクションスターの競演がさらに豪華になった。


第3作『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』

2014年8月15日(北米公開)
かつての仲間である武器商人ストーンバンクスとの対決を描く。メル・ギブソン、ハリソン・フォード、ウェズリー・スナイプス、グレン・パウエルらが加わり、旧世代と新世代の融合がテーマになった。


第4作『エクスペンダブルズ ニューブラッド』

2023年9月22日(北米公開)
ジェイソン・ステイサムを中心に、新たなメンバーが加わったチームが核兵器をめぐる危機に立ち向かう。50セント、ミーガン・フォックス、トニー・ジャー、イコ・ウワイスらが出演。


公開順は上記の4作品です。第4作の正式な英語タイトルは『Expend4bles』。日本では『エクスペンダブルズ ニューブラッド』として公開されました。

「ニューブラッド」は別作品ではなく第4作のコンセプト

「New Blood」は、新しい血、新世代の人材という意味です。

第4作の公式作品紹介でも、新しいメンバーの戦闘スタイルや戦術によって、シリーズに新しい意味での「New Blood」がもたらされると説明されています。

したがって、『エクスペンダブルズ ニューブラッド』という独立した別の映画が存在するわけではありません。4作目そのものを指す名称です。

物語では、旧メンバーの経験と若いメンバーの能力が組み合わされ、チームの世代交代が描かれます。この方向性は、もし5作目が実現した場合にも引き継がれる可能性があります。

【製作の可能性と理由】エクスペンダブルズ5が実現するための3つの条件

エクスペンダブルズ5

正式発表がないからといって、シリーズが終了したと判断するのは早計です。2025年の権利取得や2026年の関連企画を見ると、シリーズそのものを継続的に展開する動きは確認できます。

1. ライオンズゲートによるIPの再活性化

最大の追い風は、やはりライオンズゲートの権利取得です。

同社は『ジョン・ウィック』や『ハンガー・ゲーム』など、複数の作品をフランチャイズとして展開してきました。『エクスペンダブルズ』も映画1本の続編に限定せず、テレビ作品やゲームなどへ広げられる権利基盤を整えています。

この事業戦略にとって、5作目はシリーズの知名度を改めて高める有力な選択肢です。特に、往年のアクション映画ファンと若い世代の双方を取り込める作品にできれば、既存IPの価値を再び高める機会になります。

2. ステイサムを中心にした新しいチーム構成

4作目では、バーニー・ロスの存在感を残しながら、リー・クリスマスが物語を牽引しました。

ステイサムは近年もアクション映画の主演を務めており、シリーズの中心人物を引き継ぐ候補として自然な存在です。

加えて、3作目に登場したグレン・パウエルのソーンを再登場させれば、旧作のファンにも新しい世代の観客にも訴求できます。若手の新規キャストと往年のスターを組み合わせるという、シリーズ本来の魅力を再構築できるからです。

3. 第4作の興行成績という課題

一方、続編製作における大きな懸念材料が、4作目の興行成績です。

映画興行データを扱うThe Numbersによると、全世界興行収入は第3作が約2億945万ドルだったのに対し、第4作は約5,114万ドルにとどまりました。第4作の製作費は推定1億ドルとされています。

第4作の興行収入は、シリーズの過去作品と比べても大きく落ち込んでいます。もちろん、興行収入だけで映画会社の最終的な利益や損失は判断できません。配給収入、配信権、海外販売、宣伝費なども関係するためです。

それでも、次回作への投資を判断するうえで無視できない数字です。ライオンズゲートがシリーズの権利を取得したことと、同じ規模の映画をすぐに製作することは別問題になります。

5作目が実現する場合に考えられるストーリー

現段階で脚本や公式あらすじは発表されていませんが、過去作品から考えると、いくつかの方向性が考えられます。

一つ目は、リー・クリスマスを中心に据えた新チームの物語です。バーニー・ロスが後方からチームを支える構成にすれば、スタローンの出演形態にも柔軟性が生まれます。

二つ目は、グレン・パウエル演じるソーンの復帰です。ハッカーという専門能力を持つキャラクターは、従来の肉体派アクションに情報戦やテクノロジーを組み合わせる役割を担えます。

三つ目は、旧メンバーと新世代のアクション俳優による合同作戦です。過去作の魅力を残しながら、次世代のスターを主役級に配置する方法です。

いずれも現時点ではストーリー上の可能性であり、正式な企画内容ではありません。

【エクスペンダベルズ】女性版スピンオフが2026年に再始動

5作目と並んで注目したいのが、女性アクションスターを中心に据えるスピンオフ『The Expendabelles(エクスペンダベルズ)』です。

2026年5月、女性チームを描く企画が再び動き出す

2026年5月15日、映画業界誌The Hollywood Reporterの報道を受け、女性主導の新企画が再始動したことが伝えられました。

企画を進めるのは、エクレクティック・ピクチャーズとハリウッド・ベンチャーズ・グループです。ライオンズゲートの支援を受けながら、女性版『エクスペンダブルズ』の映画化を目指しています。

今回の企画は、1990年代後半を舞台にしたオリジンストーリーとして構想されています。Y2K問題への緊張感や当時の地政学的な不安定さを背景に、新世代の女性エリート工作員たちの活躍を描く内容です。

単に既存シリーズの男性キャラクターを女性に置き換えるのではなく、独自のチームと世界観を持つ作品を目指している点が特徴です。

なお、企画自体は2014年にも浮上していましたが、当時の案は実現しませんでした。2026年の企画は再構成された新しい取り組みです。

キャストや公開日は決まっている?

2026年5月の報道では、製作チームがクリエイティブスタッフや関係者を集めるパッケージング段階にあるとされています。

具体的な出演者、監督、撮影開始日、公開日は発表されていません。

シャーリーズ・セロン、ミシェル・ヨー、アンジェリーナ・ジョリーなどの名前をキャスト候補として挙げる記事もありますが、これらはファンやメディアによる希望的な候補であり、出演決定を意味しません。

エクスペンダブルズ5とエクスペンダベルズは、同じフランチャイズを共有する別企画です。スピンオフの再始動を、そのまま5作目の製作決定と解釈しないことが大切です。

【よくある質問】エクスペンダブルズ5に関するFAQ

Q1:エクスペンダブルズ5は正式に製作決定していますか?

A1:2026年11月5日時点では、正式な製作決定は確認されていません。2025年のライオンズゲートによるシリーズの派生作品開発・製作権取得は事実ですが、5作目の製作承認とは別です。

Q2:エクスペンダブルズ5の公開日はいつですか?

A2:北米・日本ともに公開日は未発表です。撮影開始日や完成予定日も公表されていません。

Q3:シルヴェスター・スタローンは出演しますか?

A3:バーニー・ロス役での続投は未発表です。シリーズの象徴的な人物ですが、5作目の出演契約は確認されていません。

Q4:ジェイソン・ステイサムは続投しますか?

A4:リー・クリスマス役での出演は確定していません。ただし、4作目で中心的な役割を担い、プロデューサーにも名を連ねているため、続編が実現した場合の重要人物として注目されています。

Q5:グレン・パウエルとハリソン・フォードは出演しますか?

A5:どちらも出演は未確定です。2026年7月の対談でパウエルが5作目に言及し、フォードが冗談交じりに返答しましたが、出演契約の発表ではありません。

Q6:エクスペンダブルズ ニューブラッドは5作目ですか?

A6:いいえ。2023年公開の第4作『Expend4bles』の日本公開時のタイトルです。独立した5作目ではありません。

Q7:エクスペンダベルズはエクスペンダブルズ5と同じ映画ですか?

A7:別企画です。2026年に再始動が報じられた女性主導のスピンオフで、1990年代後半を舞台に女性工作員チームの起源を描く構想です。

2026年11月5日時点の『エクスペンダブルズ5』は、正式な製作決定や公開日が発表されていない段階です。

ただし、2025年11月のライオンズゲートによるシリーズの派生作品開発・製作権取得、2026年7月のグレン・パウエルによる続編への言及、同年5月の女性版スピンオフ再始動など、シリーズを取り巻く状況には変化が生まれています。

今後の動向を見極めるうえで、特に注目したいのは次の3点です。

  • ライオンズゲート:シリーズの新作映画として5作目を正式に承認するか。
  • キャスト:スタローンとステイサムの役割をどう設定し、パウエルら新世代の俳優を再登場させるか。
  • シリーズ展開:本編の続編とエクスペンダベルズなどのスピンオフを、どのような順番で展開するか。

特に重要なのは、シリーズの権利取得を続編の製作決定と混同しないことです。映画会社がIPを確保することは、長期的な事業展開の第一歩であり、個別作品の公開を約束するものではありません。

往年のアクションスターが集結するシリーズの魅力を残しながら、ジェイソン・ステイサムやグレン・パウエルら次世代の俳優がどのような役割を担うのか。今後、ライオンズゲートから正式な企画発表やキャスト情報が出るかどうかが、最大の注目点です。

現段階では「製作決定済み」ではなく「シリーズ再展開の可能性が広がっている」と理解するのが、最も正確な状況です。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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