2026年11月6日時点
2026年10月12日放送の『月曜から夜ふかし』秋の2時間スペシャルでは、「桐谷さんの近況をお伝えする件」と題した企画が放送された。取材が行われたのは9月上旬。講演会のため群馬県伊勢崎市を訪れていた桐谷さんの姿が紹介された。
番組で桐谷さんは、抗がん剤治療を続けていることを説明しながらも、普段の生活を送っている様子を見せた。治療の影響で体調に波はあるものの、自転車での移動や株主優待の利用を完全にやめたわけではない。
番組では、MCのマツコ・デラックスと村上信五も療養中の桐谷さんの様子を見守った。療養生活を心配していた2人にとっても、本人が元気そうに活動している姿は安心材料になったようだ。
以前と変わったのは食生活今回の放送で特に印象的だったのが、桐谷さんの食生活の変化だ。
これまでは株主優待券を使える飲食店で食事をすることが多く、外食中心の生活を送っていた。しかし、療養生活に入ってからは、近所のスーパーで総菜を購入するようになったという。
以前はスーパーで使える優待が少なかったこともあり、総菜を買う習慣がなかった。ところが、実際に購入してみると、そのおいしさに気づいた。番組では、値札にある「増量」の表示にも関心を示す姿が紹介された。
こうした変化は、単に食事の選択肢が増えたという話ではない。優待券を使うことを最優先にしてきた生活から、その日の体調や食べたいものを基準に選ぶ生活へと、少しずつ価値観が広がっていることを感じさせる。
60万ポイントを保有するキャッシュレス生活番組では、桐谷さんが保有するポイント残高にも注目が集まった。紹介されたのは約60万ポイントという大きな残高だ。
最近は株主優待を電子マネーやポイントで提供する企業も増えている。従来の紙の優待券だけでなく、スマートフォンなどで使える電子的な優待も生活を支えるようになった。
優待券を使える店舗まで移動する必要がないポイント決済は、療養中の桐谷さんにとっても利便性が高い。株主優待生活そのものが、企業の制度変更に合わせて変化していることも見逃せない。
また、番組では8月に訪れた東京ディズニーリゾートでの写真も話題になった。隣に写っていた女性について質問が出たが、桐谷さんは同郷で現在も近所に住む知人の竹田さんと説明。一緒に優待を利用する仲であり、デートではないと話していた。
【がん公表の経緯】前立腺がんと大腸がんはいつ見つかった?

桐谷さんが病気を公表したのは、2026年7月27日放送の『月曜から夜ふかし』だった。それまで入院や手術について本人がSNSで触れることはあったものの、具体的な病名は明らかにしていなかった。
公表された病気は前立腺がんと大腸がんの2つ。発見の経緯は、定期的に受けていた糖尿病の検査と、その後の手術前検査に関係していた。
前立腺がんが見つかったきっかけ桐谷さんは2カ月に1回、糖尿病の定期検査を受けていた。その際、これまで正常だった数値に急激な変化が見られ、医師に相談したところ、前立腺がんの可能性を指摘された。
その後、がんの広がりを調べるための検査入院を経験。検査の結果については、転移がなかったと番組関連の報道で伝えられている。
当初は6月末に前立腺がんの手術を受ける予定だったが、手術前の検査で別の問題が発覚する。
大腸がんも判明し、手術の予定が変更前立腺がんの手術を控えた検査で腸の異常が見つかり、内視鏡検査を受けた結果、大腸がんも判明した。
そのため、当初予定していた前立腺がんの手術ではなく、大腸がんの手術を優先することになった。6月末には大腸がんの手術を受けている。
日刊スポーツやオリコンニュースも、糖尿病の定期検査をきっかけに前立腺がんが見つかり、手術前の検査で大腸がんが判明した経緯を報じた。
桐谷さんの病気と活動の時系列この経緯から分かるのは、病気が見つかった後も、桐谷さんが将棋や投資で培ってきた生活習慣を維持しながら、治療を優先する日常へと切り替えていることだ。
【抗がん剤治療の実態】桐谷さんの療養生活はどれほど大変なのか
10月12日の放送で、桐谷さんは抗がん剤治療について具体的に説明した。
「3週間に1回、2~3時間かけて抗がん剤を点滴するんですね」
治療直後には寒気や吐き気、食欲不振などが起こるという。本人も、点滴を受けた直後は体がきつくなると明かしていた。
前立腺がんについては、進行を防ぐため女性ホルモンを飲み薬と注射で投与していると説明。治療による身体の変化についても、番組内で率直に話していた。
9月には薬の管理も公開2026年9月8日には、桐谷さんが自身のXでお薬カレンダーの写真を公開した。
朝・昼・夜・就寝前と薬を分けて管理するもので、妹が薬を整理するのを手伝っていることも紹介された。がん治療に使う薬だけでなく、以前から続けている糖尿病の薬もあり、服薬管理の負担は小さくない。
また、抗がん剤治療の影響で血糖値が上がることから、10月にはインスリン注射も始めたと報じられている。複数の病気に対する治療を並行している点が、現在の療養生活の特徴だ。
10月下旬には抗がん剤治療が延期に10月20日、桐谷さんは抗がん剤の点滴を受けるために病院を訪れたが、血小板数が4万まで低下していたため、その日の治療は見送られたと報じられた。
さらに10月28日の受診でも、血小板数は5.2万。前回より1万増えていたものの、本人によると治療を受けるには7.5万以上が必要と説明され、再び延期となった。
この状況は10月29日にスポニチアネックスが報道している。10月12日の番組では3週間ごとの点滴治療を説明していたが、実際には血液検査の結果によって予定どおり進められないこともある。
また、10月20日には本人が「最近体がだるくて横になっていたらすぐ眠ってしまう」とSNSで近況を伝えたことも報じられた。
10月12日の番組で見せた活動的な姿だけで、体調が完全に回復したと判断することはできない。桐谷さんの療養生活には、外出できる日と、休息を優先しなければならない日が共存している。
【株主優待生活の変化】桐谷さんは今も優待だけで暮らしている?
桐谷さんの代名詞といえば、株主優待を使って食事や買い物、映画鑑賞などを楽しむ生活だ。
しかし、2026年の療養生活では、そのスタイルにも変化が生まれている。病気になる前は優待券を使い切ることが生活の中心だったが、現在は現金やポイントも柔軟に利用するようになった。
そもそも株主優待とは?株主優待とは、企業が一定数以上の株式を保有する株主に対して、自社の商品やサービス、買い物券、食事券、電子マネーなどを提供する制度だ。
日本取引所グループの用語解説では、株主優待は配当とは別に提供される制度として説明されている。企業側には、自社サービスの認知向上や個人株主の安定化といった狙いがある。
桐谷さんの場合は、複数の企業の株式を保有し、さまざまな優待を受け取ることで、日々の支出を抑えてきた。
桐谷さんの優待生活を支える仕組み
企業の株式を保有する
権利確定日に必要な株数を保有していると、企業の定める条件に応じて優待を受け取れる。
優待券や商品、ポイントを受け取る
食事券、買い物券、QUOカード、電子マネー、カタログギフトなど、企業によって内容が異なる。
生活の支出に充てる
外食、映画、買い物、日用品などに優待を利用する。
複数企業の優待を組み合わせる
利用できる店舗やサービスを分散させ、生活のさまざまな場面で活用する。
桐谷さんは2024年の楽天証券のインタビューで、家賃や公共料金以外の支出を基本的に優待で賄う生活について説明していた。優待券で支払えない端数などには現金を使うこともあり、完全に現金を必要としない暮らしというわけではない。
2026年は現金を使うことにも前向きに今回の番組では、病気になってから現金も使おうと考えるようになったことが紹介された。
象徴的だったのが、都内にある思い出のそば店での食事だ。桐谷さんは、昔から思い入れのある店で鴨汁そばを味わい、懐かしい味を楽しんでいた。
優待券を使えるかどうかだけで店を選ぶのではなく、食べたいものや思い出を大切にする。こうした変化は、長年続けてきた生活スタイルを見直すきっかけになっている。
株主優待を使い切ることが生きがいだった桐谷さんにとって、優待を手放すというより、優待に縛られすぎない生活へと変わりつつあるのかもしれない。
【桐谷さんの保有株銘柄】2026年に本人が紹介した企業は?
桐谷さんは自身のXなどで、保有株や届いた優待品を定期的に紹介している。
2026年10月9日には、3つの企業の株式保有状況と優待内容を公開したとオリコンニュースが報じた。
| 企業名 | 公表された保有数 | 紹介された優待 |
|---|---|---|
| 500株 | QUOカード1万円分を年2回 | |
| 500株 | 株主向け買い物券 | |
| 300株 | QUOカード3,000円分 |
これらは2026年10月9日時点で本人が紹介した保有状況であり、全保有銘柄を網羅した一覧ではない。また、株価や優待条件は変更されることがある。
7月には日本マクドナルドホールディングスを300株保有していることも紹介されていた。株主優待券を使えば、バーガー類、サイドメニュー、ドリンクなどを引き換えられる仕組みだ。
8月には、ひろぎんホールディングスを1,000株保有し、5,000円相当のカタログギフトから広島流お好み焼きを選んだことも報じられている。
桐谷さんの銘柄選びから分かること桐谷さんの投資スタイルの特徴は、株価の値上がり益だけでなく、実際に生活で使える優待の価値を重視する点にある。
例えば、食事券がもらえる企業なら外食費を抑えられる。日用品が届く企業なら生活必需品の購入費を節約できる。QUOカードなどの金券であれば、対応する店舗で幅広く利用できる。
ただし、株主優待は必ずしも永続する制度ではない。企業による廃止や内容変更、株価の下落、権利確定条件の変更などのリスクがある。優待の金額だけを見て株を購入すると、株価下落によって優待の価値を大きく上回る損失が出る可能性もある。
桐谷さんの保有銘柄は投資の考え方を知る参考にはなるが、そのまま購入すれば同じ生活が実現できるというものではない。
【元プロ棋士の経歴】なぜ桐谷さんは自転車生活で有名になった?
桐谷さんは、もともとテレビタレントや投資系インフルエンサーだったわけではない。将棋の世界で長年活動してきた元プロ棋士である。
日本将棋連盟の棋士データベースによると、1949年10月15日生まれ、広島県竹原市出身。師匠は升田幸三実力制第四代名人で、棋士番号は120。2026年11月現在は77歳、段位は八段となっている。
1968年に4級となり、1975年7月14日に四段へ昇段してプロ棋士となった。その後、2007年3月31日に現役を引退。2025年4月1日には引退棋士昇段規定によって八段に昇段した。
株式投資を始めたのは1984年桐谷さんが株式投資を始めたのは1984年。バブル経済の絶頂期にあたる時代だった。
その後、バブル崩壊やITバブル、リーマンショックなど、株式市場の大きな変動を経験することになる。
投資を続けるなかで株主優待の魅力に注目するようになり、値上がり益を追うだけではなく、優待を生活に活用するスタイルを確立していった。
テレビ番組で自宅に大量の優待券が届く様子や、使い切るために街を走り回る姿が紹介され、独特のキャラクターとして知られるようになった。
自転車生活が定着した理由桐谷さんの自転車生活は、単なる趣味ではない。優待券を使える店へ効率よく移動するための実用的な手段でもある。
優待券には利用できる店舗や有効期限が設定されているものが多い。複数の店舗を短時間で回り、期限内に使い切るためには、移動時間を抑えることが重要になる。
その結果、リュックを背負い、自転車で都内を移動する姿がトレードマークになった。
ただし、2026年の療養生活では自転車の使い方も変わっている。桐谷さんは10月12日の放送後、自身の公式Xで、抗がん剤治療中であることから自転車ロケを近くの新宿にしてもらったと説明した。
番組では、自転車のチェーンが外れるアクシデントも発生。割り箸を使って応急処置をする場面も紹介された。以前と同じように自転車で移動する姿は見られるものの、遠距離を無理に走る生活ではなく、治療と体調に合わせた活動へと変化している。
【プロの結論】桐谷さんの現在から見える株主優待生活の本質
桐谷さんの2026年の近況を追うと、病気を公表したこと以上に、これまでの生活に対する考え方が少しずつ変化していることが分かる。
株主優待を使い切ることに情熱を注いできた桐谷さんは、療養生活に入ってからも優待を利用し続けている。一方で、スーパーの総菜を購入したり、現金で思い出のそばを食べたりするなど、以前とは異なる選択も受け入れている。
この変化から読み取れるのは、株主優待生活の本質が、単純に現金を使わないことではないという点だ。
優待生活を続けるために必要な3つの視点- 使い切れる優待を選ぶこと: 利用可能な店舗や期限、生活圏との相性を考える。
- 株価と優待を分けて考えること: 優待の魅力だけでなく、企業の業績や株価変動も確認する。
- 生活の柔軟性を失わないこと: 優待にこだわりすぎず、必要なときには現金やポイントも使う。
特に最後の視点は、2026年の桐谷さんの生活を理解するうえで重要だ。これまで優待を使うこと自体が楽しみだったからこそ、病気をきっかけに、優待を使わない選択にも価値を見いだしている。
一方、投資初心者が桐谷さんのような生活を再現しようとする場合には注意が必要だ。多くの優待を得るには複数銘柄の保有資金が必要であり、優待の取得条件や有効期限を管理する手間もかかる。株価下落による損失も避けられない。
桐谷さんの方法を参考にするなら、銘柄をそのまままねるのではなく、自分が日常的に利用する商品やサービスを提供している企業を探し、無理のない資金で投資することが現実的だ。
【月曜から夜ふかしの桐谷さん】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:桐谷さんは2026年現在、何歳ですか?
A1:1949年10月15日生まれで、2026年11月現在は77歳です。日本将棋連盟の公式プロフィールでも生年月日と年齢が確認できます。
Q2:桐谷さんが公表したがんは何ですか?
A2:前立腺がんと大腸がんの2つです。2026年7月27日放送の『月曜から夜ふかし』で公表しました。大腸がんについては6月末に手術を受けています。
Q3:桐谷さんは現在も抗がん剤治療を受けていますか?
A3:2026年10月29日の報道では、抗がん剤治療を継続する予定だったものの、血小板数が基準に届かず点滴が延期されたと伝えられています。
Q4:桐谷さんは今も自転車に乗っていますか?
A4:はい。10月12日の番組でも自転車で移動する姿が紹介されました。ただし、抗がん剤治療中であることから、ロケの移動範囲を新宿周辺に限定したと本人が説明しています。
Q5:桐谷さんは現在も株主優待だけで生活していますか?
A5:従来のように株主優待を積極的に利用していますが、2026年は現金や電子マネー、ポイントも活用しています。優待だけにこだわらない生活へと変わってきています。
Q6:桐谷さんの保有株にはどのような銘柄がありますか?
A6:2026年10月に本人が紹介した銘柄には、エイチーム、アクシージア、マニーがあります。また、過去には日本マクドナルドホールディングスやひろぎんホールディングスの保有も紹介されています。
Q7:桐谷さんとマツコ・デラックスの関係は?
A7:『月曜から夜ふかし』で共演する関係です。マツコ・デラックスと村上信五が番組MCを務め、桐谷さんの株主優待生活や近況を見守ってきました。
2026年11月現在の桐谷広人さんは、前立腺がんと大腸がんの治療を続けながら、株主優待を活用した生活を送っている。
7月27日の病気公表、10月12日の『月曜から夜ふかし』での近況報告、そして10月29日に伝えられた抗がん剤治療の延期。これらを時系列で見ると、元気に活動する姿の裏側には、治療や体調管理と向き合う日々があることが分かる。
一方、スーパーの総菜のおいしさに気づいたり、現金で思い出のそばを食べたり、ポイント決済を活用したりと、生活には新しい変化も生まれている。
桐谷さんの魅力は、株主優待を使い切る独特の生活スタイルだけではない。将棋の世界で培った経験と、投資を長く続けてきた知恵を持ちながら、環境の変化に合わせて暮らし方を変えていく姿にもある。
今後も注目したいのは、抗がん剤治療の経過と、体調を優先しながらどのように株主優待生活を続けていくかという点だ。無理をせず、桐谷さんらしい日常を取り戻していくことを願いたい。