お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大(いわさき・うだい)さんは、2026年11月現在、芸人だけでなく、劇作家、脚本家、演出家、俳優、漫画家としても活動しています。2013年のキングオブコント優勝で知られる一方、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」への出演や、岸田國士戯曲賞への2年連続ノミネートなど、演劇・ドラマの分野でも実績を積み重ねてきました。
1978年9月18日生まれで、現在48歳。早稲田大学政治経済学部を卒業し、高校時代にはオーストラリアで3年間を過ごした帰国子女でもあります。妻と3人の子供を持つ父親という家庭での顔や、2026年に明らかになった父親の職業にも関心が集まっています。現在の舞台活動から、かもめんたるの相方・槙尾ユウスケさんとの関係まで、岩崎う大さんの歩みを整理します。
【プロフィール】岩崎う大は何歳?早稲田大学卒業の高学歴芸人

岩崎う大さんは、お笑いコンビ「かもめんたる」のボケ担当であり、ネタ作りを中心的に担う人物です。独特な人物描写と、日常に潜む違和感を笑いに変える作風で知られています。
所属事務所のサンミュージックプロダクションおよび劇団かもめんたるの公式プロフィールでは、生年月日や出身地、学歴などが公開されています。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 岩崎う大(いわさき・うだい) |
| 生年月日 | 1978年9月18日 |
| 年齢 | 48歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 東京都 |
| 血液型 | AB型 |
| 身長 | 165cm |
| 学歴 | 早稲田大学政治経済学部卒業 |
| 所属 | サンミュージックプロダクション |
| コンビ | かもめんたる |
| 相方 | 槙尾ユウスケ |
| 主な肩書き | 芸人・劇作家・脚本家・演出家・俳優・漫画家 |
出典:劇団かもめんたる公式プロフィール、サンミュージック公式プロフィール。
早稲田大学政治経済学部を卒業した高学歴芸人岩崎さんの最終学歴は、早稲田大学政治経済学部卒業です。早稲田大学の広報媒体「早稲田ウィークリー」でも、2002年に同学部を卒業したことが紹介されています。
大学時代に所属していたのは、お笑いサークル「WAGE」。ここで後にコンビを組む槙尾ユウスケさんと出会いました。
早稲田大学での学生生活は、単に学歴として紹介されるだけの経歴ではありません。大学のお笑いサークルで出会った仲間との活動が、後のプロデビューや、かもめんたる結成につながっています。
また、岩崎さんは政治経済学部の政治学科で学んでいました。物事を多角的に観察する姿勢や、社会の中にある矛盾を捉える視点は、現在のコントや脚本にも通じる部分があります。
ただし、学歴だけを理由に現在の作風が生まれたと考えるのは早計です。本人のインタビューでは、幼少期から独自の視点で周囲を観察していたことも語られています。
オーストラリアで高校3年間を過ごした帰国子女岩崎さんの経歴で見逃せないのが、オーストラリアでの留学経験です。
2026年3月に公開された「POPEYE Web」のインタビューによると、中学3年生のとき、両親の判断で家族とともにオーストラリアへ移住しました。父親の仕事の関係もあり、英語を身につける環境を求めて渡豪したとされています。
ただし、家族全員が長期間オーストラリアに住み続けたわけではありません。家族は約1年で日本に戻り、岩崎さんはその後も現地に残って寄宿舎やホームステイで生活し、高校3年間を過ごしました。
留学中は言葉の壁や文化の違いに苦労した一方、日本のお笑いを改めて面白いと感じるようになったそうです。ダウンタウンの番組を録画したビデオを借りて見たり、現地の友人に4コマ漫画を描いて見せたりしていました。
本人は海外での経験を通して、笑いには国や言語を超えて伝わる部分があると感じたことをインタビューで振り返っています。
つまり、オーストラリア生活は現在の居住地を示す情報ではなく、岩崎さんの表現者としての原点を理解するうえで重要な青春時代の経験です。
【芸人としての転機】かもめんたるとキングオブコント2013優勝まで
岩崎う大さんの芸人人生を語るうえで欠かせないのが、相方の槙尾ユウスケさんとの関係です。
2人は早稲田大学のお笑いサークルWAGEで出会い、2001年には5人組コントグループWAGEのメンバーとしてプロデビューしました。小島よしおさんも当時のメンバーの一人です。
WAGEの活動終了後、岩崎さんと槙尾さんはそれぞれ別の活動を経験。その後、演劇ユニット「劇団イワサキマキヲ」として再出発し、コンビとしてのお笑い活動を発展させていきました。2010年にはコンビ名を「かもめんたる」に改めています。
キングオブコント2013で頂点に立つかもめんたるにとって大きな転機となったのが、2013年のキングオブコントです。
2012年大会では3位に入り、翌2013年大会でついに優勝。出場2,988組の頂点に立ち、第6代キングの称号を獲得しました。
ただし、優勝すれば自動的に長期間テレビで活躍できるというわけではありませんでした。岩崎さん自身も、優勝直後はテレビや営業の仕事が増えたものの、その後は露出が徐々に減ったことを振り返っています。
この経験は、岩崎さんがテレビのバラエティー出演だけに依存せず、演劇や脚本、批評など別の表現領域を広げていく背景にもなりました。
劇団かもめんたるを主宰し、演劇界でも評価2015年には劇団かもめんたるを旗揚げ。岩崎さんが原作・脚本・演出を担い、槙尾さんをはじめとする俳優陣とともに独自の舞台作品を発表しています。
特に注目されたのが、岸田國士戯曲賞への2年連続の最終候補入りです。
- 第64回:『GOOD PETS FOR THE GOD』
- 第65回:『君とならどんな夕暮れも怖くない』
ここで押さえておきたいのは、岩崎さんが岸田國士戯曲賞を受賞したわけではなく、2作品がそれぞれ最終候補に選ばれたという点です。
お笑いの賞レースで評価された人物が、演劇界でも戯曲の完成度を評価されるようになったことは、岩崎さんのキャリアを特徴づける大きな出来事です。
岩崎う大と槙尾ユウスケ、劇団関係者の関係まとめ岩崎さんの活動は、コンビ単独で完結しているわけではありません。かもめんたると劇団かもめんたるが連動することで、コントと演劇を横断する作品づくりが実現しています。
劇団かもめんたるの公式プロフィールでも、岩崎さんが劇団全作品の作・演出を担当し、槙尾さんが劇団の全作品に参加する関係が紹介されています。
【家族情報】岩崎う大の妻はどんな人?子供は3人で父親は弁護士
岩崎さんは、舞台やテレビでは独特の人物を演じていますが、家庭では妻と3人の子供を持つ父親です。
2022年6月の東京新聞の家族インタビューでは、本人が妻と3人の子供と暮らしていることを明かしています。子供の内訳は2男1女です。
妻は仕事を支える理解者岩崎さんは妻について、自分のことをよく理解してくれる存在として紹介しています。
特に印象的なのは、脚本やエッセイを書いた際、妻に読んでもらって意見を聞くというエピソードです。
自分では面白いと思っている部分が第三者にも伝わるのか、どこに改善の余地があるのか。そうした創作上の相談相手として、妻が長年支えてきたことがうかがえます。
東京新聞の取材では、妻の明るい性格や、家族のムードメーカーとしての一面も紹介されました。
一方、妻の氏名や詳しい職業、結婚した具体的な年月日については、同インタビューでは紹介されていません。
子供は2男1女の3人2022年の家族インタビューによると、岩崎さんには長男、次男、末娘の3人の子供がいます。
取材当時、長男は中学3年生、次男は小学3年生、末娘は小学1年生でした。
子供たちが父親を「パパ」ではなく「うだい」と名前で呼んでいることも、家庭内の特徴的なエピソードです。長男がふざけて呼び始めたことがきっかけだったと紹介されています。
また、岩崎さんは子供たちとの日常的なやり取りを、執筆中心の生活の気晴らしとして捉えていました。
2025年のテレビ番組でも、3人の子供を育てる父親として子育てにまつわるエピソードを披露しています。
2026年に判明した父親の職業は弁護士岩崎さんの家族について、2026年6月に話題になったのが父親の職業です。
2026年6月10日放送のTBS系「水曜日のダウンタウン」では、芸人の両親を当てる企画「芸人親子神経衰弱」が行われました。
この企画に登場した岩崎さんは、自身が高校3年間を西オーストラリア州で過ごしたことを説明。その後、父親の職業を聞かれ、弁護士であると明かしました。
父親は番組内で、幼少期の岩崎さんについて、質問がしつこく、人を困らせることをよく聞いてくる子供だったという趣旨の思い出を語っています。
このエピソードは、岩崎さんの現在の作風を考えるうえでも興味深いものです。人が困る瞬間や、会話の中に生まれる微妙な緊張感に対する観察眼は、幼少期からの性格とも無関係ではなさそうです。ただし、父親の職業だけで現在の才能を説明することはできません。
【俳優・脚本家としての現在】朝ドラ「ばけばけ」で演じた役は?
2025年から2026年にかけての岩崎さんの活動を語るうえで、NHK連続テレビ小説「ばけばけ」への出演は外せません。
「ばけばけ」は、髙石あかりさんが主演を務め、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と妻セツをモデルにした夫婦の物語です。岩崎さんは2025年9月11日に追加キャストとして発表され、朝ドラ初出演を果たしました。
演じたのは松江新報の記者・梶谷吾郎岩崎さんが演じたのは、松江新報に所属する新聞記者の梶谷吾郎です。
梶谷は自称・敏腕記者で、来日したヘブンに密着する人物。調子がよく、小さな話題も大きなニュースに仕立て上げようとするキャラクターです。
物語の中では、ヒロインの周囲に現れる新聞記者として、作品にコメディー要素を加える役割を担っています。
キャスト発表時のMANTANWEBの報道によると、岩崎さんは出番の多さにも喜びを示し、当時の新聞記者の雰囲気や出雲ことばを意識して演技に取り組んだとコメントしています。
コントで培った間の取り方や、少し癖のある人物を演じる能力が、朝ドラの役柄にも生かされた仕事といえます。
2025〜2026年は脚本家としても活動を拡大岩崎さんの仕事は、俳優出演だけにとどまりません。
2025年には日本テレビ系ドラマ「ダメマネ!―ダメなタレント、マネジメントします―」で脚本・出演を担当。さらにテレビ東京制作の「笑ゥせぇるすまん」にも脚本家として参加しました。
NHKの「ニャンちゅう!宇宙!放送チュー!」の脚本や、NHKラジオ「東京03の好きにさせるかッ!」のコント執筆など、テレビドラマ以外にも活動の幅を広げています。
また、2023年9月からはテレビ東京「正解の無いクイズ」に出演。2026年の公式プロフィールでもレギュラー出演番組として掲載されています。
お笑い芸人としてネタを作るだけでなく、他の出演者の個性や番組の企画に合わせて作品を構築する仕事も増えているのが、現在の特徴です。
2026年11月の最新舞台「ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!」2026年11月現在、特に注目したいのがオリジナル舞台「ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!」です。
本作は岩崎さんが脚本・演出を担当するファンタジーコメディーで、本人も出演しています。
主演はB&ZAIの稲葉通陽さんと今野大輝さん。共演者には山﨑静代さん、本多力さん、壮一帆さんらが名を連ねています。
岩崎さんが演じるのは、ドラゴンマニアのガブエル。ドラゴンが存在する世界を舞台に、少年たちの友情や命、自分らしい生き方を描く作品です。
作品の着想には、岩崎さん自身が飼育している爬虫類の餌をめぐる実体験が関係しています。公式発表やオリコンの報道でも、本人の飼育経験を出発点にしたオリジナル作品として紹介されています。
2026年11月6日現在の公演情報
| 公演 | 日程 | 会場 |
|---|---|---|
| 東京公演 | 11月5日〜23日 | 東京グローブ座 |
| 大阪公演 | 11月27日〜12月6日 | サンケイホールブリーゼ |
東京公演は11月5日に開幕しており、11月6日時点では公演期間中です。大阪公演も11月27日から予定されています。
コント作家としての観察力を、ファンタジー作品の世界観や舞台上の人物造形へと展開している点に、現在の岩崎さんの活動の広がりが表れています。
また、2026年8月には劇団かもめんたる第16回公演「ピノキオの元カノ」も上演。岩崎さんが作・演出を担当し、本多劇場での公演後には映像配信も行われました。
【プロの結論】岩崎う大が「鬼才」と呼ばれる理由は何か?
岩崎う大さんを語る際によく使われる言葉が「鬼才」です。
ただし、その評価は単純に奇抜なネタを作るから生まれたものではありません。岩崎さんの特徴は、日常的な人間関係の中にある小さな違和感や、人間の弱さ、見栄、嫉妬、自己正当化などをコントの題材にすることです。
1.人間の嫌な部分を笑いに変える観察力かもめんたるのコントには、誰もが経験するような会話や人間関係が登場します。しかし、その展開は一般的なコントの予想から少しずつ外れていきます。
登場人物が自分の行動を正当化したり、相手との会話が微妙にかみ合わなくなったりする。その積み重ねによって、笑えるのにどこか不穏な空気が生まれます。
この独特の人物描写は、岩崎さんが単なる笑いの仕掛けではなく、人間そのものを題材にしていることを示しています。
2.コントを演劇へと発展させる構成力岩崎さんは、コントを短い笑いの作品として完結させるだけではありません。
劇団かもめんたるでは、長い物語の中に笑いや不気味さ、人間ドラマを織り込んでいます。
岸田國士戯曲賞の最終候補に2年連続で選ばれたことは、こうした舞台表現が演劇界でも評価されたことを示しています。
コントと演劇は異なるジャンルですが、人物の行動や心理を細かく描くという点では共通しています。岩崎さんはその共通部分を自分の表現方法として確立してきました。
3.お笑いの批評や審査にも才能を発揮岩崎さんの活動で特徴的なのが、芸人として作品を作るだけでなく、他の芸人のネタを分析する立場でも存在感を発揮していることです。
2019年ごろからキングオブコントのネタ評を発信し、2020年には「しくじり先生 俺みたいになるな!!」の企画「キングオブう大」でも注目を集めました。
2025年のwithnewsの取材記事では、複数の賞レースで審査員を務めるほか、脚本家としての仕事も増えていることが紹介されています。
さらに本人は、批評や審査の経験が自分のネタ作りにも役立つとインタビューで語っています。他者の作品を分析することが、自分の作品を客観的に見直す力にもつながっているのです。
岩崎う大の作品を楽しむための判断基準岩崎さんの作品は、誰にでも同じように受け入れられるタイプの笑いとは限りません。
特に次のような視点を持つ人には、魅力が伝わりやすいでしょう。
- 人間の心理や複雑な人間関係を描いたコントが好きな人。
- 単純なギャグより、会話の違和感や予想外の展開を楽しみたい人。
- コントだけでなく、演劇や脚本の構成にも関心がある人。
- 一度見た作品を、人物の心理や伏線を考えながらもう一度楽しみたい人。
反対に、テンポの速いギャグや、誰にでも分かりやすい明快なオチを重視する人には、独特の作風が少し難しく感じられる場合もあります。
それでも、芸人、劇作家、脚本家という異なる領域で活動を続けられる理由は、表現の対象が一貫して人間そのものにあるからです。ジャンルが変わっても、岩崎さんの作品には独自の人物観察が息づいています。
【よくある質問】岩崎う大に関するFAQ
Q1:岩崎う大は2026年現在、何歳ですか?
1978年9月18日生まれで、2026年11月現在は48歳です。東京都出身で、早稲田大学政治経済学部を卒業しています。
Q2:岩崎う大の妻や子供について教えてください。
妻と3人の子供がいます。東京新聞の2022年のインタビューでは、2人の息子と1人の娘を持つ父親として紹介されました。妻は脚本やエッセイについて相談できる理解者でもあります。
Q3:岩崎う大は「ばけばけ」で何役を演じましたか?
松江新報の自称・敏腕記者、梶谷吾郎役です。2025年度後期のNHK連続テレビ小説で朝ドラ初出演を果たしました。
Q4:岩崎う大は岸田國士戯曲賞を受賞していますか?
受賞ではなく、第64回と第65回の2年連続で最終候補に選ばれています。候補作品は『GOOD PETS FOR THE GOD』と『君とならどんな夕暮れも怖くない』です。
Q5:2026年現在、岩崎う大の最新の仕事は何ですか?
2026年11月には舞台「ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!」で脚本・演出・出演を担当しています。東京公演は11月5日から23日まで、大阪公演は11月27日から12月6日まで予定されています。
岩崎う大さんは、2013年のキングオブコント優勝を出発点に、演劇、脚本、漫画、テレビ出演などへ活動を広げてきた人物です。
早稲田大学政治経済学部卒業という学歴や、オーストラリアで高校時代を過ごした経験、妻と3人の子供を持つ家庭人としての顔など、プロフィールにも興味深い要素が数多くあります。
2025〜2026年の朝ドラ「ばけばけ」では梶谷吾郎役を演じ、2026年11月には舞台「ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!」で脚本・演出・出演を担当。現在も芸人としての活動にとどまらず、新しい作品を生み出し続けています。
岩崎さんの本当の強みは、キングオブコントの優勝歴だけでは測れません。人間の複雑な心理を笑いに変え、それを演劇やドラマという別の表現に発展させる創作力こそが、鬼才と呼ばれる理由です。
今後も、かもめんたるとしてのコント活動と、劇団かもめんたるでの舞台作品、そして脚本家・俳優としての新たな挑戦に注目が集まりそうです。
主な参考資料:劇団かもめんたる公式プロフィール・公演情報、サンミュージック公式プロフィール、早稲田ウィークリー、東京新聞、POPEYE Web、MANTANWEB、日刊スポーツ、withnews、WWDJAPAN、舞台「ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!」公式公演情報。