『呪術廻戦』は、芥見下々によるダークファンタジー漫画で、人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを祓う呪術師たちの壮絶な戦いを描いた作品だ。主人公・虎杖悠仁が特級呪物「両面宿儺の指」を飲み込んだことをきっかけに、伏黒恵や釘崎野薔薇、最強の呪術師・五条悟らと出会い、呪術の世界へ足を踏み入れていく。
物語は呪術高専での仲間との出会いから、渋谷事変、死滅回游、そして宿儺との最終決戦へと展開する。2024年9月に原作漫画は全271話で完結し、2026年にはアニメ第3期「死滅回游 前編」も放送された。原作の結末まで知りたい人にも、アニメから作品を楽しみ始めた人にも、全体像を把握しやすい作品となっている。
※この記事には、原作漫画の最終話までの重大なネタバレが含まれます。アニメ未視聴・原作未読の方はご注意ください。
【基本設定】呪術廻戦のあらすじを理解するための呪霊と呪術師の仕組み

『呪術廻戦』の物語を理解するうえで欠かせないのが、呪力・呪霊・呪術師という3つの概念だ。
この作品では、人間の恐怖、怒り、憎しみ、後悔などの負の感情から「呪力」が生まれる。その呪力が集まり、形を持った存在が呪霊である。
呪霊とは何者なのか?呪霊は、人間が抱く負の感情によって発生する存在だ。
人々が日常生活で感じる不安や恐怖などが呪力となり、それが蓄積することで呪霊が生まれる。学校や病院、廃墟など、人間の恐怖が集まりやすい場所には強力な呪霊が発生することもある。
呪霊は一般人には見えないことが多く、通常の攻撃では完全に祓うことが難しい。
そのため、呪力を扱える呪術師が必要になる。
呪術師と呪力の関係呪術師は、自分の中にある呪力をコントロールし、呪霊を祓う専門家だ。
呪力を身体にまとわせて攻撃力や防御力を高めたり、生まれ持った術式を発動させたりすることで戦う。
代表的な能力には次のようなものがある。
- 生得術式: 生まれ持った能力を使って戦う術式。
- 領域展開: 自分の術式を空間に展開し、相手を有利な状況に追い込む高度な技術。
- 反転術式: 呪力を反転させ、主に身体の治療などに利用する技術。
- 呪具: 呪力を帯びた武器や道具。
特に領域展開は、強力な呪術師同士の戦いを左右する重要な要素となる。
呪術界の階級制度呪術師や呪霊には、実力を示す等級が設定されている。
基本的には4級、3級、2級、1級、特級という順番で評価され、特級は通常の等級制度では測れないほどの規格外の存在だ。
五条悟、乙骨憂太、九十九由基などは特級術師に分類される。
一方、両面宿儺や特級呪霊のように、通常の呪術師では対処が極めて難しい敵も登場する。
この作品の面白さは、単純な力比べではなく、術式の相性や情報戦、心理戦によって勝敗が変わる点にある。
【物語の始まりから各編まで】虎杖悠仁と両面宿儺の出会いを時系列で解説
『呪術廻戦』の本編は、虎杖悠仁が高校生活を送っていたところから始まる。
1. 呪胎戴天編:宿儺の指を飲み込んだ虎杖主人公の虎杖悠仁は、驚異的な身体能力を持つ高校生だ。
祖父を亡くした後も、学校のオカルト研究会に所属し、比較的平穏な生活を送っていた。
ところが、ある日、学校に保管されていた特級呪物「両面宿儺の指」の封印が解かれてしまう。
呪物を狙って現れた呪霊が学校を襲撃し、虎杖の仲間たちが危険にさらされる。
そこに現れたのが、呪術高専の生徒である伏黒恵だった。
伏黒は宿儺の指を回収するために行動していたが、呪霊の力は強く、状況は悪化していく。
仲間を救うため、虎杖は宿儺の指を自ら飲み込む。
その結果、千年以上前に存在したとされる呪いの王・両面宿儺が虎杖の身体に受肉する。
本来ならば人間が取り込めば命を落としかねない特級呪物だが、虎杖は宿儺の意識を抑え込むことに成功した。
五条悟は虎杖の特殊な体質に注目し、すぐに処刑するのではなく、宿儺の指をすべて取り込ませてから処刑するという判断を下す。
こうして虎杖は東京都立呪術高等専門学校へ入学することになる。
2. 幼魚と逆罰編:真人との出会い呪術高専に入学した虎杖は、伏黒や釘崎野薔薇とともに任務をこなしていく。
この編で大きな存在感を放つのが、特級呪霊の真人だ。
真人は人間の魂に直接干渉する「無為転変」という術式を使い、人間の身体を自在に変形させる。
虎杖は、一般人の順平と出会い、交流を深める。しかし、真人の策略によって順平は悲劇的な運命をたどる。
目の前で大切な人を失った虎杖は、呪霊を祓うことの意味と、自分自身が背負う責任を深く考えるようになる。
この経験は、その後の渋谷事変にもつながる重要な出来事だ。
3. 京都姉妹校交流会編:仲間との絆と強敵との戦い東京校と京都校の呪術高専生が集まり、交流会が開催される。
虎杖は、京都校の東堂葵と出会う。
東堂は独特の性格を持つ強力な呪術師であり、虎杖の戦闘能力に注目する。
加えて、交流会の最中には特級呪霊の花御が襲撃し、学生たちは本格的な戦闘に巻き込まれていく。
この編では、虎杖が仲間と協力する戦い方を身につけるとともに、呪術師として成長していく姿が描かれる。
4. 起首雷同編:呪胎九相図との戦い虎杖、伏黒、釘崎の3人は、呪霊による事件を調査する。
そこで対峙するのが、呪胎九相図の受肉体である壊相と血塗だ。
虎杖と釘崎は協力して敵と戦い、伏黒も独自の戦いを繰り広げる。
この戦いを通して、虎杖たちのチームワークがさらに強化される。
また、呪胎九相図の存在は、後に登場する脹相と虎杖の関係にもつながっていく。
5. 懐玉・玉折編:五条悟と夏油傑の過去ここから物語は時間をさかのぼり、2006年ごろの呪術高専を舞台とする。
主人公は虎杖ではなく、若き日の五条悟と夏油傑だ。
2人は当時、呪術高専の同級生であり、最強のコンビとして知られていた。
彼らに与えられた任務は、天元との適合者である星漿体・天内理子を護衛することだった。
しかし、伏黒甚爾という強敵が現れ、任務は大きく狂い始める。
この事件をきっかけに五条は大きく成長する一方、夏油は呪術師としての価値観を変えていく。
やがて2人は異なる道を歩むことになる。
五条と夏油の関係は、後の渋谷事変を理解するうえでも重要だ。
6. 劇場版『呪術廻戦 0』:乙骨憂太と祈本里香の物語劇場版『呪術廻戦 0』は、本編より前の2017年を舞台とする前日譚だ。
主人公は乙骨憂太。
乙骨は幼なじみの祈本里香を交通事故で失い、その後、里香の強大な呪いに取り憑かれてしまう。
五条悟に導かれた乙骨は呪術高専へ入学し、禪院真希、狗巻棘、パンダらと出会う。
物語の敵として立ちはだかるのは、かつて五条の親友だった夏油傑だ。
夏油は百鬼夜行を起こし、呪術界を大きく揺るがす。
乙骨は仲間たちとともに戦い、里香の呪いと向き合うことになる。
この作品は、乙骨が後に本編へ再登場する理由や、五条と夏油の過去を理解するために欠かせない。
各編の順番と物語の時系列作品を初めて見る人が混乱しやすいのが、物語の発生順とアニメの放送順の違いだ。
| 作中の時期 | 編・作品 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2006年ごろ | 懐玉・玉折 | 五条と夏油の学生時代 |
| 2017年 | 呪術廻戦 0 | 乙骨と里香の物語 |
| 2018年6月ごろ | 呪胎戴天 | 虎杖と宿儺の出会い |
| 2018年 | 幼魚と逆罰 | 真人との戦い |
| 2018年 | 京都姉妹校交流会 | 東京校と京都校の交流会 |
| 2018年 | 起首雷同 | 呪胎九相図との戦い |
| 2018年10月31日 | 渋谷事変 | 五条の封印と大規模戦闘 |
| 2018年11月以降 | 死滅回游 | 羂索が仕組んだ殺し合い |
| 2018年12月 | 人外魔境新宿決戦 | 宿儺との最終決戦 |
※作中の年月は公式作品の時系列情報をもとにした整理。細かな日付が明示されていないエピソードは年単位で表記している。公式の劇場版紹介でも、2006年、2017年、2018年という時間の流れが示されている。
【主要人物と相関関係】虎杖・伏黒・釘崎・五条・宿儺の関係を整理
『呪術廻戦』は登場人物が多く、敵と味方の関係も複雑に変化する。
特に重要なのは、虎杖を中心とした東京校の仲間たちと、物語全体を動かす宿儺・羂索の存在だ。
主要キャラクターの関係一覧公式キャラクター紹介でも、虎杖、伏黒、釘崎、五条、乙骨らの所属や能力、人物設定が紹介されている。
特に重要な3つの関係虎杖悠仁と両面宿儺
虎杖と宿儺は、同じ身体を共有する関係にある。
ただし、2人は協力者ではない。宿儺は自分の目的を優先し、虎杖の精神や仲間を追い詰める存在だ。
物語が進むにつれて、宿儺と伏黒の関係も大きく変化していく。
五条悟と夏油傑
2人はかつて親友であり、最強の呪術師コンビだった。
しかし、ある事件を境に価値観が分かれ、夏油は呪術界と一般人に対して異なる思想を持つようになる。
この関係は作品全体における重要な悲劇の一つだ。
虎杖・伏黒・釘崎の3人
3人は東京校の同級生として任務を重ねる。
性格も戦い方も異なるが、互いに助け合いながら成長していく。
この3人の関係こそ、作品の序盤を支える大きな魅力となっている。
【渋谷事変のあらすじ】五条悟の封印で呪術界が大きく変わる
渋谷事変は、『呪術廻戦』の物語を大きく変える重要なエピソードだ。
それまでの任務や学生同士の交流とは異なり、多くの呪術師と呪霊が一か所に集結し、一般人を巻き込む大規模な戦闘が発生する。
渋谷事変が始まった理由2018年10月31日、渋谷に大量の帳が降ろされる。
帳によって一般人が閉じ込められ、呪術師たちは事件の解決に向けて動き始める。
敵側の最大の目的は、五条悟を封印することだった。
五条は圧倒的な強さを持っているため、敵にとって最大の障害だったからだ。
五条は渋谷駅の地下で漏瑚や花御らと戦い、圧倒的な力を見せる。
しかし、敵は獄門疆という特級呪物を使った計画を実行する。
五条はかつての親友である夏油傑の姿を目にし、一瞬の動揺を見せる。その隙を利用され、獄門疆に封印されてしまう。
実際には夏油の肉体を利用していたのは羂索だった。
宿儺が引き起こした渋谷の惨劇五条が封印されたことで、呪術師たちは大きく不利になる。
その混乱の中、虎杖は宿儺の力を使わざるを得ない状況に追い込まれていく。
宿儺は漏瑚との戦いなどで圧倒的な力を見せつけ、渋谷に甚大な被害をもたらす。
虎杖は、自分の身体の中に宿る存在がどれほど危険なのかを思い知らされる。
加えて、七海建人が真人との戦いで命を落とし、釘崎も真人との戦闘で致命的な負傷を負う。
虎杖は精神的にも追い詰められるが、東堂葵が戦いに加わり、真人との決戦を支える。
渋谷事変の結末とその影響最終的に、真人は虎杖たちとの戦いで敗北し、羂索に取り込まれる。
羂索はこの事件を利用して、呪術界全体を巻き込む次の計画へと進む。
渋谷事変によって起きた主な変化は次の通りだ。
- 五条悟が獄門疆に封印される。
- 多数の呪術師が死亡・負傷する。
- 虎杖は宿儺による被害を背負い、精神的に追い詰められる。
- 呪術界の秩序が崩壊する。
- 羂索による死滅回游の計画が本格化する。
渋谷事変の本質は、最強の五条悟がいなくなった世界で、残された呪術師たちが戦わなければならなくなったことにある。
これまで五条の存在によって保たれていた均衡が崩れ、物語はさらに深刻な局面へと進んでいく。
【死滅回游のあらすじ】羂索の計画と虎杖たちの新たな戦い
渋谷事変の後、物語の舞台は全国へと広がる。
新たな敵となるのは、長い時間をかけて計画を進めてきた羂索だ。
羂索は呪術を持つ者たちを利用し、日本各地に結界を作り、死滅回游という殺し合いのゲームを開始する。
死滅回游とは何か?死滅回游とは、呪術師や術式を覚醒させられた人間、過去の術師などが参加する大規模な殺し合いのゲームだ。
参加者は結界内で戦い、ほかの参加者の命を奪うことでポイントを獲得する。
ゲームには細かなルールが設定されている。
| ルール | 内容 |
|---|---|
| 参加宣誓 | 術式覚醒後19日以内に参加を宣誓する |
| 参加の扱い | 非泳者も結界に侵入すると泳者とみなされる |
| 得点 | 原則として術師は5点、非術師は1点 |
| ルール追加 | 自分の点数を除く100点を消費して追加を交渉できる |
| 得点の変動 | 参加後19日以内に得点変動がない場合、術式を剥奪される |
このルールによって、参加者は生き残るために戦い続けることを強いられる。
ゲームの目的は単なる殺し合いではなく、羂索が進める大規模な計画の一部となっている。
虎杖たちが死滅回游に参加する目的虎杖たちが死滅回游に参加する理由は、主に2つある。
1つ目は、獄門疆に封印された五条悟を復活させる方法を見つけること。
2つ目は、伏黒の姉である津美紀を救出することだ。
津美紀も死滅回游に巻き込まれており、伏黒にとって彼女の救出は最優先事項となる。
虎杖たちは、ゲームのルールを利用しながら、仲間を救うための道を探していく。
死滅回游で重要になる人物乙骨憂太
劇場版の主人公であり、特級呪術師。
死滅回游では仙台結界に入り、複数の強敵を相手に激しい戦いを繰り広げる。
秤金次
東京校の先輩であり、独特の戦闘能力を持つ呪術師。
死滅回游では仲間として重要な役割を果たす。
日車寛見
弁護士だった人物で、死滅回游によって術式を覚醒させた泳者。
虎杖との戦いを通じて、物語の重要なテーマである正義や責任を浮き彫りにする。
天使
術式を消滅させる能力を持つ泳者。
五条を封印から解放するための重要人物として登場する。
伏黒恵と宿儺に起きる重大な変化死滅回游の後半では、宿儺が伏黒恵の身体を乗っ取るという衝撃的な展開が描かれる。
それまで虎杖の身体に宿っていた宿儺は、伏黒の術式と肉体を利用する道を選ぶ。
これによって、虎杖たちの戦いはさらに厳しいものとなる。
伏黒を救うことが、宿儺を倒すことと直結するようになるのだ。
また、死滅回游の展開を通して、羂索が長年にわたって進めてきた計画の全貌も徐々に明らかになる。
死滅回游は、渋谷事変で崩れた呪術界をさらに大きく揺さぶり、最終決戦へつなぐ重要な章である。
【最終決戦のあらすじと結末】五条悟と宿儺の戦い、虎杖たちの運命
原作後半の中心となるのが、人外魔境新宿決戦だ。
虎杖たちは、伏黒の身体を乗っ取った宿儺を倒すために総力戦を挑む。
五条悟と両面宿儺の直接対決最終決戦で最も注目されるのが、五条悟と宿儺の戦いだ。
五条は封印から解放され、現代最強の呪術師として宿儺と激突する。
無下限呪術と六眼を持つ五条に対して、宿儺は伏黒の十種影法術なども利用して対抗する。
両者は領域展開や高度な術式を駆使し、互いに一歩も譲らない戦いを繰り広げる。
しかし、戦いの末、五条は宿儺に敗れ、命を落とす。
これは物語全体でも非常に大きな転換点となった。
虎杖たちによる宿儺への総力戦五条が敗れた後、呪術師たちは次々と宿儺に挑む。
乙骨、真希、日車、秤、東堂など、多くの人物が戦いに参加する。
虎杖も戦闘能力を大きく成長させ、宿儺と真正面から向き合う。
この戦いでは、虎杖の成長だけでなく、仲間たちが積み重ねてきた経験や覚悟が重要な意味を持つ。
また、虎杖の兄のような存在となった脹相は、虎杖を守るために命を落とす。
その犠牲も、虎杖が最後まで戦い続ける理由の一つになる。
釘崎野薔薇が復帰する渋谷事変で重傷を負って以来、釘崎の生死は長く明かされなかった。
しかし、最終決戦の終盤で釘崎の生存が判明する。
釘崎は宿儺の最後の指に対して、自身の術式「共鳴り」を使用する。
この攻撃が宿儺に影響を与え、虎杖たちが反撃する重要なきっかけとなる。
序盤から登場してきた虎杖、伏黒、釘崎の3人が、最後の戦いにおいて再びつながる展開は、本作の大きな見どころだ。
宿儺との決着と最終話虎杖は宿儺と対峙し、伏黒を救うために戦い続ける。
宿儺は圧倒的な力を持っていたが、虎杖や仲間たちの連携によって徐々に追い詰められる。
最終的に虎杖は宿儺を伏黒の身体から引き剥がすことに成功する。
宿儺は敗北し、虎杖からの共存の提案も受け入れず、消滅する道を選ぶ。
その後、物語は戦いの後の世界へと進む。
虎杖、伏黒、釘崎は再び3人で行動し、呪術師として新たな任務に向かう。
最終話のタイトルは「これから」。
物語は、すべての呪いが消えてしまうという単純な結末ではなく、登場人物たちがこれからも呪術師として生きていく姿を描いて幕を閉じる。
集英社から発売された最終30巻には、第264話から第271話までが収録され、描き下ろしのエピローグも掲載されている。
【2026年最新】呪術廻戦のアニメと漫画の違い、今後の展開
2026年11月現在、『呪術廻戦』は原作漫画が完結している一方、テレビアニメは死滅回游の映像化が進んでいる段階だ。
原作とアニメでは、物語を追える範囲が異なるため、視聴前に整理しておきたい。
原作漫画は全30巻・全271話で完結原作は芥見下々によって「週刊少年ジャンプ」で2018年3月に連載が始まった。
2024年9月30日発売の週刊少年ジャンプ44号で最終話を迎え、約6年半の連載に幕を下ろした。
単行本は全30巻で、最終巻は2024年12月25日に発売されている。
また、2026年時点で公式サイトはシリーズ累計発行部数がデジタル版を含めて1億5,000万部を突破したと紹介している。
アニメの放送順と原作の違いアニメは基本的に原作のストーリーを忠実に映像化している。
ただし、回想の配置や戦闘シーンの演出、映像ならではの描写の追加などがあるため、漫画と完全に同じ順序・表現ではない。
特に第2期では、五条と夏油の過去を描く「懐玉・玉折」を先に放送し、その後に渋谷事変へと進む構成になっている。
また、劇場版『呪術廻戦 0』はテレビアニメ第1期より後に公開されたが、作中の時系列では本編より前の物語だ。
2026年11月時点のアニメ最新状況
テレビアニメ第3期死滅回游 前編
2026年1月8日放送開始・3月26日最終回
第3期は全12話で構成され、最終話「仙台結界」まで放送された。虎杖と日車の戦い、伏黒の行動、乙骨の仙台結界での戦闘などが描かれた。
テレビアニメ第4期
死滅回游 後編
2026年8月にスーパーティザービジュアル公開
死滅回游の続きが描かれる。2026年11月5日時点では制作が発表され、今後の続報が待たれている。
原作漫画
全30巻・271話
2024年12月に最終巻発売
原作の最終決戦まで読みたい場合は、漫画で結末を確認できる。
アニメと漫画はどちらから楽しむべき?
それぞれに異なる魅力がある。
| 比較項目 | アニメ | 原作漫画 |
|---|---|---|
| 戦闘描写 | 動きや音楽、演出を楽しめる | コマ割りや構図をじっくり楽しめる |
| ストーリー | 放送済みの範囲から順番に楽しめる | 完結まで一気に読める |
| 術式の理解 | 映像によって能力を把握しやすい | 描写を読み返して考察できる |
| テンポ | 演出や戦闘によって展開を体感できる | 自分のペースで読み進められる |
| 結末 | 未映像化の原作部分が残る | 最終話まで完結済み |
アニメ派におすすめなのは、キャラクターの表情や戦闘の迫力を楽しみながら順番に視聴する方法だ。
一方、宿儺の正体や伏黒の運命、五条の最期、虎杖たちの結末まで知りたい人は原作漫画が適している。
なお、原作とアニメで物語の根本的な結末が異なるというわけではなく、主な違いは映像表現や構成にある。
2026年の関連作品にも注目2025年9月からは、芥見下々が原作、岩崎優次が作画を担当する近未来スピンオフ『呪術廻戦≡(モジュロ)』も展開されている。
これは本編の完結後に登場した関連作品であり、虎杖たちの本編のあらすじとは区別して楽しみたい。
2026年には原作完結展などの企画も発表されており、作品の世界観は漫画やアニメ以外にも広がっている。
【呪術廻戦のあらすじ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:呪術廻戦はどんな話?
『呪術廻戦』は、人間の負の感情から生まれる呪霊と、それを祓う呪術師の戦いを描いた物語だ。虎杖悠仁が両面宿儺の指を飲み込んだことをきっかけに呪術高専へ入り、仲間とともに強敵に立ち向かっていく。
Q2:呪術廻戦の物語はどの順番で見ればいい?
作中の時系列で見るなら、2006年の懐玉・玉折、2017年の劇場版『呪術廻戦 0』、2018年のテレビアニメ第1期、渋谷事変、死滅回游という順番が分かりやすい。初めて見る場合は、アニメの放送順に沿って視聴しても問題ない。
Q3:渋谷事変で五条悟はどうなる?
五条悟は、敵側の計画によって特級呪物・獄門疆に封印される。封印によって呪術界の均衡が崩れ、虎杖たちが厳しい状況で戦うことになる。
Q4:釘崎野薔薇は死亡した?
渋谷事変で真人との戦いによって重傷を負うが、原作267話で生存が明らかになる。その後、最終決戦にも復帰し、宿儺との戦いで重要な役割を果たす。
Q5:両面宿儺は最後にどうなる?
原作268話で虎杖たちとの戦いに敗れ、伏黒の身体から引き剥がされる。虎杖から共存を提案されるものの、宿儺はそれを拒否し、消滅する。
Q6:呪術廻戦の原作漫画は完結している?
完結している。2024年9月30日発売の週刊少年ジャンプ44号で最終話となる第271話が掲載され、2024年12月25日に全30巻の最終巻が発売された。
Q7:2026年現在、アニメはどこまで進んでいる?
2026年3月に第3期「死滅回游 前編」が最終回を迎えた。11月5日時点では第4期「死滅回游 後編」の制作も決定しているが、放送開始日は発表されていない。
『呪術廻戦』は、虎杖悠仁が両面宿儺の指を飲み込んだことから始まり、呪術高専での仲間との出会い、呪霊との戦い、渋谷事変、死滅回游、そして新宿での最終決戦へと続く物語だ。
作品を理解するために押さえておきたい要点は3つある。
- 虎杖と宿儺の関係: 同じ身体を共有する2人の対立が物語全体の中心にある。
- 五条と夏油の過去: 呪術界の価値観や渋谷事変の背景を理解するための重要な要素。
- 渋谷事変から死滅回游への流れ: 五条の封印によって世界の均衡が崩れ、羂索の計画が本格化する。
原作漫画はすでに完結しているため、最後まで物語を知りたい人は全30巻を読むことで、虎杖たちの結末まで追うことができる。
一方、アニメでは2026年に死滅回游前編が映像化され、第4期の制作も決定した。
単なるバトル漫画ではなく、正義、命の価値、仲間との絆、そして人間の負の感情を描いた作品として、今後も長く語り継がれていくシリーズだ。