2025年に日本テレビ系で放送されたドラマ『恋は闇』は、志尊淳と岸井ゆきのがW主演を務めた、恋愛と連続殺人事件を融合させたオリジナルミステリーだ。物語の中心となるのは、週刊誌のフリーライター・設楽浩暉と、テレビ局の情報番組ディレクター・筒井万琴。取材現場で出会い、惹かれ合っていく2人だったが、浩暉には世間を震撼させる「ホルスの目殺人事件」の犯人ではないかという疑惑が浮上する。
全10話が2025年6月18日に完結した本作では、最終回で真犯人の正体と浩暉が事件に関わった本当の理由が明らかになった。加えて、Huluでは本編の謎を補完するオリジナルストーリー全2話も独占配信。2026年11月現在、Blu-ray・DVD BOXも発売されており、放送終了後に作品を知った視聴者も一気見できる環境が整っている。
【作品の基本情報】『恋は闇』のあらすじと志尊淳・岸井ゆきののW主演が話題になった理由

『恋は闇』は、日本テレビ系の水曜ドラマ枠で放送された完全オリジナル脚本の作品。脚本を渡邉真子、演出を小室直子と鈴木勇馬が担当し、『あなたの番です』『真犯人フラグ』などの考察型ドラマを手掛けた制作スタッフが再集結した。
単純な犯人探しではなく、「愛している人が犯罪者だったら、それでも信じられるのか」という恋愛の葛藤を、連続殺人事件の捜査と並行して描いている。
物語の発端は「ホルスの目殺人事件」東京都内で発生した連続殺人事件。被害者はいずれも女性会社員で、自宅で殺害され、両目には左右異なる色のカラーコンタクトレンズが入れられていた。
事件には、もう一つ奇妙な共通点がある。最初の3件は1月1日、2月2日、3月3日と、毎月ゾロ目の日に発生していたのだ。
この事件を警察発表前にスクープし、古代エジプトの神にちなんで「ホルスの目殺人事件」と名付けたのが設楽浩暉だった。
浩暉は、スクープのためなら大胆な取材手法も辞さない週刊誌の名物フリーライター。一方、筒井万琴は被害者や遺族への配慮を大切にするテレビ局の情報番組ディレクターだ。
取材姿勢が正反対の2人は、同じ事件を追ううちに惹かれ合っていく。しかし、浩暉が事件の重要な情報を知りすぎていることや、過去の経歴に不審な点があることから、万琴は次第に彼を疑うようになる。
2025年の放送スケジュール- 放送開始:2025年4月16日
- 最終回:2025年6月18日
- 放送枠:日本テレビ系・毎週水曜日22時
- 話数:全10話
- ジャンル:恋愛ミステリー・サスペンス・ヒューマンドラマ
- 脚本:渡邉真子
- 音楽:末廣健一郎
- 主題歌:WurtS「BEAT」
本作の特徴は、恋愛ドラマと考察型サスペンスを別々に進行させるのではなく、互いの展開が相手の意味を変えていく構成にある。浩暉の何気ない言葉や行動が、恋人として見る場合と容疑者として見る場合でまったく違う意味を持つ。この二重構造が、全10話を通じて視聴者を揺さぶった。
ここからは最終回の犯人と結末を含むネタバレを紹介する。未視聴の人は注意してほしい。
第1話:禁断の恋、始まる(2025年4月16日)東京都内で4人目となる女性の遺体が発見される。現場に駆けつけた万琴は、そこでフリーライターの浩暉と出会う。事件の情報をいち早くつかんでいる浩暉は、万琴にとって興味深い存在だった。
しかし、被害者への向き合い方や報道に対する考え方は正反対。反発しながらも、2人は一緒に取材を進めることになる。
第2話:動き出す恋と、浮上する疑惑(2025年4月23日)万琴は事件の専属取材班のチーフとなる。遺族へのインタビューに抵抗を感じる万琴だったが、浩暉と行動を共にする中で少しずつ変化していく。
一方、刑事の小峰正聖は、浩暉の言動に疑いの目を向け始める。万琴と浩暉の距離が縮まる一方で、事件をめぐる不穏な空気も強くなる。
第3話:恋愛感情と疑惑が交錯する(2025年4月30日)万琴は浩暉と一夜を共にした後、彼の何事もなかったような態度に戸惑う。2人の関係が曖昧なまま進む一方、連続殺人事件の犯人とみられる黒いレインコート姿の人物について新たな情報が浮上する。
加えて、過去4件の犯行現場に共通する法則があることが分かり、万琴は次の犯行現場を予測しようとする。
第4話:父親への疑惑と黒いレインコートの男(2025年5月7日)5件目の事件が起こる可能性がある場所を調べる万琴。そこで不審な行動を取っていた男の正体が、浩暉の父・設楽貫路だと判明する。
貫路は10年前に妻・久美子の殺害容疑で逮捕され、服役していた人物。警察は再び貫路の行方を追い、万琴は運命の5月5日に現場で黒いレインコートの男と遭遇する。
第5話:5人目の被害者と浩暉への疑念(2025年5月14日)ホルスの目殺人事件の5人目の被害者が発見される。DNA鑑定の結果などから、万琴を襲った人物と事件の犯人が結び付けられ、警察は貫路の犯行を疑う。
その一方で、浩暉自身が真犯人なのではないかという情報も万琴のもとに届く。信じたい気持ちと疑わなければならない現実の間で、万琴の心は揺れ動く。
第6話:浩暉と謎の女性・みくるの関係(2025年5月21日)万琴は浩暉が見知らぬ女性と一緒に暮らしていることを知る。その女性は、後に設楽みくる(齋藤飛鳥)と判明する。
浩暉が事情を説明しないことから、万琴は彼に別れを告げる。一方、事件では被害者の血液が持ち去られている可能性が浮上。浩暉が血液にこだわる理由も捜査の焦点となっていく。
第7話:刑事・大和田の死と深まる謎(2025年5月28日)事件の真相に近づいた万琴と浩暉。しかし、その直後、刑事の大和田夏代が何者かに殺害される。
凶器などからホルスの目殺人事件との関連が疑われ、正聖は浩暉への疑念を強める。加えて、万琴は浩暉とみくるの関係を知り、事件の背景にある設楽家の過去へと迫っていく。
第8話:独占インタビューと衝撃の現場(2025年6月4日)万琴は浩暉に独占インタビューを行い、自分自身や父・貫路に向けられている疑惑について問いただす。
浩暉は質問に答えるものの、世間の疑念はさらに深まっていく。次の犯行が予想される6月6日、現場に向かった万琴は、想像を超える光景を目撃する。
第9話:罪の告白、愛の選択(2025年6月11日)6件目の事件現場で万琴が目撃したのは、血まみれの女性の前に立つ黒いレインコート姿の浩暉だった。
浩暉はその場から逃走し、殺人未遂容疑で全国に指名手配される。万琴が撮影した映像は生放送で公開され、彼女にも世間から厳しい批判が集まった。
その後、浩暉はネット上に手記を公開。10年前の母・久美子殺害事件も、現在の連続殺人事件も自分が犯人だと告白する。
しかし、万琴は手記に違和感を覚えていた。父・貫路も実は久美子殺害事件の冤罪を主張し、浩暉が本当に犯人なのかという疑問は消えない。
加えて、みくるが久美子との過去を語り、万琴は事件の根本にある家族の事情を知ることになる。
第10話:真実とは(2025年6月18日)浩暉は7月7日に最後の殺人を実行すると宣言し、その様子を生配信すると予告する。万琴は浩暉の部屋に残された手掛かりを頼りに、事件の始まりの場所を突き止める。
向かった先は、すでに営業を終了した古びたスーパー。そこには黒いレインコート姿の浩暉が待ち受けていた。
しかし、本当の黒幕は別にいた。事件を裏で操っていた人物が姿を現し、これまで隠されていた10年前の事件と連続殺人の全貌が明らかになる。
最終回では、犯人の逮捕だけでなく、浩暉と万琴の恋の行方、そして浩暉自身が背負うことになった罪の重さにも決着がつけられた。
各話の放送日とストーリーは、日本テレビの公式番組情報およびザテレビジョンのエピソード情報に基づく。
【キャスト・相関図】志尊淳、岸井ゆきの、望月歩らの役柄と人物関係
『恋は闇』の相関図を理解するうえで重要なのは、登場人物を単純に善人と悪人に分けないことだ。主人公2人を中心に、警察、テレビ局、設楽家、そして事件の関係者が複雑につながっている。
主要キャストと人物の関係一覧| 登場人物 | 俳優 | 役柄・主な関係 |
|---|---|---|
| 設楽浩暉 | 志尊淳 | 週刊誌の名物フリーライター。万琴の恋の相手で、事件の重要な関係者。 |
| 筒井万琴 | 岸井ゆきの | 情報番組のディレクター。浩暉を愛しながら事件の真実を追う。 |
| 内海向葵 | 森田望智 | 万琴の親友で看護師。小峰正聖に思いを寄せる。 |
| 小峰正聖 | 白洲迅 | 警視庁捜査一課の刑事。万琴の友人で、浩暉を捜査する。 |
| 設楽みくる | 齋藤飛鳥 | 浩暉の腹違いの妹。10年前の久美子殺害事件の重要人物。 |
| 夏八木唯月 | 望月歩 | フードデリバリー配達員。事件の真犯人。 |
| 設楽貫路 | 萩原聖人 | 浩暉の父。久美子殺害事件で服役した過去を持つ。 |
| 野田昇太郎 | 田中哲司 | 万琴が働く情報番組の総合演出。事件の真相を見極める重要人物。 |
| 蔵前沙樹 | 西田尚美 | 情報番組のプロデューサー。万琴を支える上司。 |
| 尾高多江子 | 山本未來 | 浩暉が所属する週刊誌の編集長。 |
| 松岡慧 | 浜野謙太 | 警察の鑑識課員。事件の分析を担当する。 |
| 大和田夏代 | 猫背椿 | 捜査一課の刑事。正聖の相棒。 |
| 木下晴道 | 小林虎之介 | 万琴の後輩で情報番組の新人ディレクター。 |
| 進藤荒太 | 竹森千人 | 情報番組の放送作家。 |
この人物関係の中で、特に注目したいのが浩暉、みくる、唯月の3人だ。浩暉とみくるには血縁関係があり、唯月は10年前の設楽家の事件をきっかけに浩暉と接点を持っていた。
一方、万琴の周辺では向葵と正聖の関係も描かれる。高校時代から続く友情や恋愛感情が、連続殺人事件によって変化していく構成になっている。
志尊淳と岸井ゆきのの演技が生んだ二重の緊張感志尊淳が演じる浩暉は、人懐っこく軽妙な一面を持つ一方、過去を簡単には語らない人物だ。万琴の前で見せる柔らかな表情と、事件に関係する場面での冷静な態度。その落差が、彼の本心を見えにくくしている。
岸井ゆきの演じる万琴は、恋愛感情に流されるだけのヒロインではない。被害者への配慮を忘れず、相手の言葉だけでなく、実際の行動を見ようとするジャーナリストとしての姿勢が物語を前進させる。
2人の演技の見どころは、愛情と疑念が同じ場面に同居している点だ。浩暉を信じたい万琴と、万琴を遠ざけようとする浩暉。視線や表情の小さな変化が、ミステリーとしての緊張感を高めている。
日本テレビの公式相関図では、主人公2人の職業や人物背景に加え、向葵、正聖、唯月、設楽家の関係も紹介されている。出演者には、児嶋一哉、猫背椿、萩原聖人、田中哲司ら実力派俳優が名を連ねる。
【最終回ネタバレ】恋は闇の犯人は誰?ホルスの目殺人事件の真相を解説
ホルスの目殺人事件の真犯人は、夏八木唯月(望月歩)だ。
ただし、浩暉も事件に深く関わっており、完全な無関係者ではない。この点を理解しないと、最終回の判決や2人の関係を正しく読み解けない。
真犯人・夏八木唯月の正体唯月は、誰とでも親しくなれる明るい性格のフードデリバリー配達員として登場する。刑事の大和田にも懐き、周囲から警戒されにくい人物だった。
しかし、その裏側には極めて残忍な本性が隠されていた。
事件の発端は10年前にさかのぼる。唯月の母親はスーパーのレジ係として働いており、設楽久美子から侮辱されたことをきっかけに、唯月は久美子への復讐を計画する。
唯月が設楽家に向かったとき、すでに久美子はみくるに刺されていた。みくるは久美子とのもみ合いの中で包丁を刺してしまったのだ。
その後、現場に来た唯月が久美子をさらに刺して命を奪った。唯月は自分の犯行を隠し、みくるが久美子を殺したと思わせることで浩暉を脅迫する。
浩暉が連続殺人に加担した理由浩暉が唯月の脅迫に屈した背景には、妹・みくるの病気があった。
みくるは再生不良性貧血を患っており、継続的な治療を必要としていた。しかし、家庭の事情から十分な医療を受けられない状況に置かれていた。
浩暉は妹を守るために大学を辞め、仕事を掛け持ちするなどして治療費を工面していた。そこに唯月がつけ込んだのである。
唯月が健康な女性をターゲットに選び、浩暉が採血を担当する。その後、唯月が女性を殺害するという役割分担が成立した。
重要なのは、浩暉が唯月と同じ動機で殺人を楽しんでいたわけではないことだ。妹を守りたいという思いから脅迫に屈したものの、採血などの行為を通じて事件に加担していた。
また、被害者から採取した血液がそのままみくるの治療に使えるものだったわけではない。浩暉の行動には、妹を救いたいという切実な思いと、犯罪に手を染めた現実が同居していた。
第9話の浩暉の自白は、なぜ嘘だったのか第9話で浩暉は、自分こそがホルスの目殺人事件の犯人だと手記で告白する。10年前の久美子殺害事件まで自分の犯行だと説明し、犯行動機や手口を詳細に記した。
しかし、その内容は事件の全貌ではなかった。
万琴が違和感を抱いたのは、これまで自分が接してきた浩暉の言動と、手記の内容が一致しなかったためだ。野田や木下、週刊誌編集長の尾高も、手記の内容に疑問を感じていた。
浩暉は唯月の罪を自分が背負うことで、みくるを守ろうとしていた。しかし、同時に万琴を事件から遠ざけようとする行動にもつながっていた。
万琴が唯月を見抜いた決め手万琴が最後にたどり着いた重要な手掛かりは、犯人に関係する匂いだった。
第9話で向葵が用意したハーブティーの香りをきっかけに、万琴は以前の事件現場や犯人と対峙した際の記憶を思い出す。そこから、浩暉ではなく唯月こそが事件の実行犯ではないかという確信に至った。
また、刑事の大和田も唯月の利き手に関する不自然な点に気づいていた。唯月は左利きを装っていたが、実際には右利きだったのである。その疑念が唯月による大和田殺害にもつながっていく。
最終回では、唯月自身が犯行の経緯を語り、10年前の久美子殺害事件から続く一連の犯罪の構図が明らかになる。浩暉が隠し撮りしていた映像も、事件を立証する重要な証拠となった。
最終回の結末:唯月は死刑、浩暉は懲役15年最後の舞台となったのは、久美子殺害事件の始まりに関係する廃業したスーパーだった。
唯月は浩暉と万琴を追い詰め、最後まで自分の計画を実行しようとする。しかし、浩暉は万琴を守るために唯月に立ち向かい、重傷を負ってしまう。
その後、警察が現場に到着し、唯月は逮捕される。浩暉が残していた録画映像も真実を明らかにする決定的な材料となった。
そして、物語は1年後の法廷へと進む。
- 夏八木唯月:ホルスの目殺人事件の真犯人として死刑判決。
- 設楽浩暉:事件への加担について責任を問われ、懲役15年の判決。
- 筒井万琴:浩暉の罪を受け止めながら、彼との関係を諦めない姿勢を見せる。
最後に万琴は浩暉に「待ってる」と伝える。浩暉は彼女の将来を考え、待たないでほしいという思いを示すが、万琴の決意は変わらない。
2人がすぐに一緒になれる結末ではない。しかし、愛情を失わずに別々の道を歩むという、切なさと希望が同居するラストになった。
最終回の事件の解決と浩暉の判決については、Real Sound、entax、シネマカフェなどの最終回レビューでも詳しく取り上げられている。
【Hulu配信・オリジナルストーリー】本編全10話の後に見るべき2つの物語
『恋は闇』をより深く理解するうえで見逃せないのが、Huluオリジナルストーリー全2話だ。
本編の単なるダイジェストではなく、事件の考察や登場人物の過去、そして最終回後の人物関係を掘り下げる追加エピソードとして制作されている。
第1話「真犯人は誰だ!-キノピー&進藤+唯月の大予想-」配信開始:2025年6月11日
本編第9話の放送後に配信されたエピソード。木下晴道、放送作家の進藤荒太、配達員の唯月が、情報番組のスタッフルームでホルスの目殺人事件について考察する。
浩暉、貫路、みくるなど、疑わしい人物の行動を振り返りながら、真犯人の可能性を探っていく。
ここで注目したいのは、唯月自身が推理に参加していることだ。視聴者にとっては、事件の真犯人が誰なのかを考えるだけでなく、唯月の何気ない言葉や態度を改めて確認できる構成になっている。
また、休職中の万琴もスタッフルームに姿を現し、事件を止めるための行動を進める。
第2話「過去の闇、未来の光-ある殺人鬼の始まりと、2人の恋の行方-」配信開始:2025年6月18日
本編最終回の放送後に配信された後日談に近い重要エピソードだ。
物語の中心は、唯月という殺人鬼がどのように生まれたのかという過去の掘り下げ。設楽久美子殺害事件をめぐる母親への愛情や執着、浩暉との関係が法廷での証言を通じて明らかになっていく。
加えて、浩暉と万琴の恋の行方も描かれる。本編の最終回で残された疑問や、登場人物の心理を補完する内容になっている。
Huluの公式発表によると、第2話は40ページにも及ぶ台本で描かれた法廷シーンも見どころの一つ。単なる後日談ではなく、事件の背景を深く理解するための重要な追加ストーリーだ。
2026年現在のHulu配信状況Huluの作品ページには『恋は闇』本編とHuluオリジナルストーリー全2話が掲載されている。したがって、2026年に初めて視聴する場合も、本編と追加エピソードをまとめて楽しめる。
おすすめの視聴順は次のとおりだ。
- 本編第1話~第9話
- Huluオリジナルストーリー第1話「真犯人は誰だ!」
- 本編第10話(最終回)
- Huluオリジナルストーリー第2話「過去の闇、未来の光」
この順番なら、第9話終了時点の疑惑を考察してから最終回を迎え、最後に事件の背景や登場人物のその後を確認できる。
なお、Huluは2025年6月28日の公式発表で、本作が急上昇ランキング2週連続1位、国内ドラマWeeklyランキング4週連続1位など、4つのランキングで1位を獲得したと報告している。これは当時のHulu集計による実績であり、現在のランキングを示すものではない。
【主題歌・Blu-ray・DVD】WurtS「BEAT」と映像特典をチェック
『恋は闇』の世界観を印象づけた要素として、主題歌と映像パッケージも見逃せない。
主題歌はWurtSの「BEAT」本作の主題歌は、WurtSの「BEAT」。2025年4月30日にデジタルシングルとしてリリースされ、日本テレビ系水曜ドラマ『恋は闇』の主題歌に起用された。
楽曲が持つ疾走感と、恋愛における不安や葛藤を感じさせる雰囲気は、浩暉と万琴の関係に重なる。
特に、相手を信じたいのに疑ってしまうという本作の中心的なテーマを、ドラマの映像と音楽の両面から印象づけている。
Blu-ray BOX・DVD-BOXは2025年12月24日発売『恋は闇』のBlu-ray BOXとDVD-BOXは、発売元のバップから2025年12月24日に発売された。
商品仕様は以下のとおり。
- Blu-ray BOX:29,040円(税込)
- DVD-BOX:22,990円(税込)
- 発売日:2025年12月24日
- 発売元:バップ
- 収録構成:4枚組(本編3枚・特典1枚)
- 収録時間:本編約450分+特典映像
共通特典として、スペシャルメイキングとオールカラーブックレットが付属する。発売時には先着購入者特典としてオリジナルメモも用意された。
本編を一気に見返したい人や、伏線を確認しながら再視聴したい人にとって、パッケージ版は選択肢の一つになる。
なお、2026年11月現在の実売価格や在庫状況は販売店によって異なる。購入時にはBlu-rayとDVDの仕様、特典の有無、販売価格を比較しておきたい。
【プロの結論】『恋は闇』が描いた本当のテーマは「犯人を見抜くこと」だけではない
『恋は闇』を単なる連続殺人犯探しとして見ると、最終回で唯月の正体が明らかになった時点で物語は終わる。しかし、本作の本質は、犯人を見つけること以上に、他人の何を信じて人間関係を築くのかという問いにある。
1. 浩暉は被害者でもあり、加害行為に関わった人物でもある浩暉は唯月の脅迫によって事件に加担した。しかし、脅迫されていたという事情だけで、彼の行動すべてが正当化されるわけではない。
妹を守るために行動したことと、犯罪に協力したことは、同時に成立する事実だ。
この複雑さが、最終回で懲役15年という判決を受ける展開に説得力を与えている。愛情や家族への責任感があっても、他者を傷つけた行為の責任から逃れることはできない。
2. 万琴のジャーナリストとしての視点が物語を動かした万琴は、浩暉が自分のことを真犯人だと告白した後も、彼の言葉をそのまま受け入れなかった。
手記に書かれていることと、自分が見てきた浩暉の姿に食い違いがある。その小さな違和感を見逃さなかったことが、真相への突破口になった。
この展開は、情報を受け取る側にも通じる。大きな見出しや本人の告白があっても、それだけで事実の全体像が分かるとは限らない。複数の証拠を照らし合わせる姿勢が必要になる。
3. 考察型ドラマとしての仕掛け本作には、『あなたの番です』『真犯人フラグ』を手掛けたスタッフの経験が生かされている。
登場人物の誰もが事件に関わっているように見え、視聴者は毎週、犯人候補を入れ替えながら物語を追うことになる。
特に唯月は、視聴者にとって警戒しにくい立ち位置にいた。事件の捜査を担当する刑事たちと親しくなり、周囲に溶け込んでいる人物が、実は事件を操っていたという構造は、本作の大きな驚きだった。
どんな人におすすめできる作品なのか- おすすめ:恋愛とサスペンスの両方を楽しみたい人。
- おすすめ:毎話の伏線や登場人物の言動を考察するのが好きな人。
- おすすめ:志尊淳、岸井ゆきの、望月歩らの心理描写や演技をじっくり見たい人。
- 注意したい人:凄惨な連続殺人や暴力描写が苦手な人。
- 注意したい人:恋愛ドラマに明るく幸福な結末だけを求める人。
恋愛、犯罪、家族の過去、報道のあり方を一つの物語にまとめた『恋は闇』は、単純な善悪では割り切れない人物たちの葛藤を楽しみたい視聴者に向いている。
『恋は闇』に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドラマ『恋は闇』の真犯人は誰ですか?
A1:真犯人は夏八木唯月(望月歩)です。唯月は10年前の久美子殺害事件から浩暉を脅迫し、ホルスの目殺人事件を主導していました。浩暉も採血などに加担していたため、事件と無関係だったわけではありません。
Q2:『恋は闇』の最終回はいつ放送されましたか?
A2:2025年6月18日です。第10話「真実とは」で、ホルスの目殺人事件の真相と唯月の正体が明らかになりました。
Q3:浩暉と万琴は最終的に結ばれますか?
A3:2人は最終回で離れ離れになります。浩暉には懲役15年の判決が下されますが、万琴は彼を待つ意思を伝え、未来への希望を残す結末となりました。
Q4:『恋は闇』はHuluで全話見られますか?
A4:Huluの作品ページに本編全10話が掲載されています。また、Huluオリジナルストーリー全2話も独占配信されています。配信条件や視聴可能地域は利用時のサービス案内を確認してください。
Q5:Huluオリジナルストーリーは何話ありますか?
A5:全2話です。第1話は「真犯人は誰だ!-キノピー&進藤+唯月の大予想-」、第2話は「過去の闇、未来の光-ある殺人鬼の始まりと、2人の恋の行方-」です。
Q6:主題歌は誰が歌っていますか?
A6:WurtSの「BEAT」です。2025年4月30日にデジタルシングルとしてリリースされました。
Q7:『恋は闇』のBlu-ray・DVDは発売されていますか?
A7:はい。バップから2025年12月24日に発売されました。Blu-ray BOXは29,040円(税込)、DVD-BOXは22,990円(税込)です。どちらも本編ディスク3枚と特典ディスク1枚で構成されています。
『恋は闇』は、志尊淳演じる設楽浩暉と岸井ゆきの演じる筒井万琴の恋愛を軸に、ホルスの目殺人事件の謎を描いた全10話のオリジナルミステリーだ。
最終回で明らかになった真犯人は、望月歩演じる夏八木唯月。浩暉は妹を守るために事件へ加担していたものの、最終的には自らの罪と向き合い、懲役15年の判決を受けることになった。
一方、万琴は浩暉への愛情を失わず、彼の帰りを待つという決断をする。2人の未来を完全に描き切らない結末だからこそ、視聴後にも余韻が残る。
2026年現在、本編はHuluで視聴でき、事件の考察編と法廷を舞台にした追加エピソードも全2話配信されている。加えて、Blu-ray・DVD BOXも発売済みだ。
犯人が分かった後にもう一度第1話から見直すと、唯月の言動や浩暉の沈黙、万琴が抱いた小さな違和感の意味も変わってくる。初回視聴では見落としていた伏線を確かめながら、最後まで物語を追い直す価値のある作品だ。