第72回NHK紅白歌合戦では、大泉洋、川口春奈、NHKアナウンサーの和久田麻由子が司会を担当しました。
注目すべきは、従来の紅組司会・白組司会・総合司会という区分をなくし、3人を一律に「司会」としたことです。
大泉洋は2年連続の司会2020年に続いて2回目の司会を担当。俳優としての知名度に加え、バラエティー番組などで培ったトーク力も持ち味です。前年に続く起用で、番組進行の中心的な役割を担いました。
2021年が紅白初司会。俳優として活動し、同年はテレビドラマなどでも注目されていました。大みそかの大型音楽番組を進行する新しい顔として起用されました。
NHKのアナウンサーとして司会に参加。2020年に続く2回目の担当で、放送番組の進行を支えました。
3人それぞれが異なるキャリアを持つ構成であり、従来の男女対抗形式の進行役という位置付けから、出演するすべてのアーティストを応援する司会体制へと変化したことが特徴です。
【特別企画】松平健の「マツケンサンバII」はなぜ注目された?

2021年の紅白で、出場歌手43組と並んで大きな話題になったのが、松平健による特別企画「マツケンサンバII」です。
松平健の紅白出演は2004年以来、17年ぶり2回目。通常の紅組・白組の出場歌手とは別枠で発表されました。
「マツケンサンバII」が選ばれた背景「マツケンサンバII」は、華やかな衣装や印象的な振り付け、親しみやすいメロディーで知られる楽曲です。
幅広い年代が楽しめるエンターテインメント性を持ち、年末の大型音楽番組との相性も良い作品です。
2021年の紅白のテーマは「Colorful~カラフル~」。
コロナ禍で日常生活が大きく変わった時期に、年末の夜を明るく彩り、多様な価値観を認め合うという趣旨が込められていました。
松平健の出演は、こうした番組テーマにも合致する企画でした。
43組の出演者と特別企画は別に数えるここは検索時に混同されやすいポイントです。
| 区分 | 出演者数・内容 |
|---|---|
| 紅組 | 22組 |
| 白組 | 21組 |
| 通常の出場歌手 | 合計43組 |
| 特別企画 | 松平健1組 |
| 発表時点の合計 | 44組相当 |
つまり、「紅白の出場歌手43組」と「特別企画を含む44組」は、数え方が異なるだけで矛盾していません。
また、最初の出演者発表後には番組内企画への出演者も追加発表されています。例えば、高橋洋子、ケツメイシ、藤井風、細川たかし、さだまさしなどが企画枠で登場しました。
そのため、11月19日の出演者発表一覧と、12月31日の実際の番組出演者を同じものとして扱わないことが大切です。
【放送時間・会場】2021年12月31日の紅白はどこで開催された?
第72回NHK紅白歌合戦は、2021年12月31日(金)に放送されました。
| 項目 | 2021年の番組情報 |
|---|---|
| 番組名 | 第72回NHK紅白歌合戦 |
| 放送日 | 2021年12月31日(金) |
| 放送時間 | 19:30~23:45 |
| 放送局 | NHK総合 |
| 会場 | 東京国際フォーラム ホールA |
| 番組テーマ | Colorful~カラフル~ |
| 放送中断 | ニュースによる中断あり |
2021年は、例年の会場であるNHKホールが改修工事中だったため、東京国際フォーラム ホールAが使用されました。
また、前年の2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で無観客開催でしたが、2021年は2年ぶりに観客を入れての開催となりました。
感染症対策を講じながら、観客のいる会場で大みそかの生放送を行うという点でも、2021年は節目となる大会でした。
2020年と2021年の出演者数を比較| 比較項目 | 2020年・第71回 | 2021年・第72回 |
|---|---|---|
| 紅組 | 21組 | 22組 |
| 白組 | 20組 | 21組 |
| 通常の出場歌手 | 41組 | 43組 |
| 特別企画 | 5組 | 1組 |
| 発表上の合計 | 46組 | 44組 |
2021年は通常の出場歌手が前年より2組増えた一方、特別企画の人数が少なくなりました。
出演者全体の数字だけを見るのではなく、通常出場と特別企画を分けて比較すると、番組構成の違いが理解しやすくなります。
【見落とし注意】発表時の出演者と実際の本番には違いがあった
2021年の出演者一覧を振り返る際に、忘れてはいけない出来事があります。
それが、松田聖子の出場辞退です。
11月19日の発表時、松田聖子は25回目の出場予定者として紅組に掲載されていました。しかし、12月25日、NHKは松田聖子が出場を辞退すると発表しました。
娘の神田沙也加さんが12月18日に亡くなった後の決定でした。
そのため、2021年の出演者発表を正確に振り返るには、次の2つを区別する必要があります。
- 11月19日の発表:松田聖子を含む紅組22組、白組21組。
- 12月25日以降の本番情報:松田聖子は出場辞退となり、番組内容も調整された。
これは、発表当初の出場予定者と、実際にステージに立った歌手が必ずしも一致するわけではないことを示す事例です。
【紅白歌合戦2021の出演者発表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2021年の紅白歌合戦の出演者はいつ発表されましたか?
2021年11月19日(金)です。NHKが第72回NHK紅白歌合戦の出場歌手43組を発表しました。紅組22組、白組21組で、初出場は合計10組でした。
Q2:2021年の紅白歌合戦で初出場した歌手は誰ですか?
紅組はAwesome City Club、上白石萌音、BiSH、millennium parade × Belle(中村佳穂)の4組です。白組はKAT-TUN、Snow Man、DISH//、平井大、布袋寅泰、まふまふの6組です。
Q3:松田聖子は2021年の紅白歌合戦に出演しましたか?
11月19日の発表では25回目の出場予定者として紅組に選ばれていましたが、12月25日に出場辞退が発表されました。そのため、実際の本番には出演していません。
第72回NHK紅白歌合戦は、2021年11月19日に出場歌手43組が発表され、紅組22組、白組21組という構成になりました。
特に注目されたのは、KAT-TUN、Snow Man、BiSH、上白石萌音、まふまふなど、個性の異なる初出場10組です。
一方、石川さゆり44回、郷ひろみ34回、坂本冬美33回というベテラン勢の実績も際立ちました。
加えて、大泉洋、川口春奈、和久田麻由子による3人体制の司会、松平健の「マツケンサンバII」、2年ぶりの有観客開催など、番組そのものにも多くの特徴がありました。
2026年に過去の紅白を振り返るなら、単に出演者の名前を確認するだけでなく、次の3つを押さえておくと、2021年の番組の全体像がよく分かります。
1. 音楽シーンの変化:ネット発のまふまふやBiSHなど、従来とは異なる活動経路を持つアーティストの選出。
2. 歴史と継続性:石川さゆりや郷ひろみなど、長年にわたって出場を続ける歌手の存在。
3. 番組演出の変化:司会者の呼称統一、Colorfulというテーマ、松平健による特別企画。
2021年の紅白は、長く親しまれてきた年末の音楽番組が、新しい音楽の流れを取り込みながら、多世代に向けたエンターテインメントを届けようとした大会でした。