2017年7月28日に公開された実写映画版は、住野よるの同名小説を月川翔監督が映画化した作品です。
最大の特徴は、高校時代と桜良の死から12年後という2つの時間軸を描いていること。高校時代の若い登場人物と、成長した登場人物を別々の俳優が演じています。
博報堂DYミュージック&ピクチャーズの作品情報や映画の出演者記録によると、主要キャストは次のとおりです。
実写映画版の主要キャスト9名
浜辺美波:山内桜良
明るく天真爛漫な女子高校生。膵臓の病気を抱えながらも、残された時間を自分らしく生きようとするヒロインです。
北村匠海:「僕」(学生時代)
人との関わりを避け、本を読むことを好む高校生。桜良の秘密を知ったことから、彼女と特別な時間を過ごすようになります。
大友花恋:恭子(学生時代)
桜良の親友。桜良を大切に思っており、彼女と「僕」の関係を複雑な気持ちで見つめる人物です。
矢本悠馬:ガム君
「僕」のクラスメイト。独特の距離感で「僕」に話しかける、印象的な存在です。
桜田通:委員長
桜良たちの高校時代に登場するクラスメイトです。
森下大地:栗山
「僕」が教師になった12年後の時間軸にも関わる人物です。
上地雄輔:宮田一晴
実写映画版の出演者として名を連ねる人物です。
北川景子:恭子(12年後)
大人になった桜良の親友。結婚を控え、桜良と過ごした高校時代を振り返ります。
小栗旬:「僕」(12年後)
高校時代の経験を経て教師になった「僕」。北村匠海が演じた人物の12年後を担当しています。
浜辺美波と北村匠海のダブル主演
本作の中心となるのは、浜辺美波と北村匠海です。
浜辺美波が演じる桜良は、病気を抱えていることを周囲に隠しながら、明るく日々を過ごしています。一方、北村匠海演じる「僕」は、他人との関係を積極的に築こうとしない性格です。
対照的な2人が少しずつ距離を縮める過程が、作品の大きな見どころになっています。
北川景子と大友花恋の恭子役
恭子は、実写映画版で2人の俳優が演じている人物です。
- 大友花恋:高校時代の恭子
- 北川景子:12年後の恭子
同じ人物の若い時代と現在を別の俳優が演じることで、時間の経過と心境の変化が映像上でも伝わりやすくなっています。
なお、公式作品情報での役名は「恭子」です。「滝本恭子」という表記とは区別しておきたいところです。
小栗旬が演じる12年後の「僕」
小栗旬の出演は、実写映画版ならではの重要な配役です。
北村匠海が演じる高校生の「僕」と、小栗旬が演じる教師になった「僕」。2人の演技によって、桜良との出会いがその後の人生にどのような影響を与えたのかが描かれます。
映画独自の12年後という設定が、キャスティングの大きなポイントです。
【2018年公開】劇場アニメ版『君の膵臓をたべたい』の声優一覧

2018年9月1日に全国公開された劇場アニメ版は、アニプレックスが配給し、スタジオヴォルンがアニメーション制作を担当しました。
実写映画版とは異なり、俳優や声優がキャラクターの声を担当しています。
注目は、高杉真宙が主人公「僕」の声を担当し、Lynnが山内桜良を演じていることです。高杉真宙にとっては、本作が声優への初挑戦となりました。
劇場アニメ版の声優8名
高杉真宙:「僕」
主人公の男子高校生。読書を好み、他人と深く関わることを避けて生きています。桜良との出会いを通して変化していく人物です。
Lynn:山内桜良
明るく好奇心旺盛なヒロイン。病気を抱えながらも、自分らしく毎日を楽しもうとする姿が印象的です。
藤井ゆきよ:恭子
桜良の幼なじみで親友。桜良を大切に思う気持ちが強く、彼女を傷つける存在に対して警戒心を持っています。
内田雄馬:隆弘
「僕」と桜良のクラスの学級委員。品行方正で、クラスの人気者として描かれています。
福島潤:ガム君
「僕」と桜良のクラスメイト。会話をするとガムを渡そうとする、ユニークな人物です。
田中敦子:「僕」の母
息子を静かに見守る母親。必要以上に干渉しない一方、息子の変化を感じ取る人物です。
三木眞一郎:「僕」の父
「僕」の父親。平凡で善良な人物として設定されています。
和久井映見:桜良の母
病気が分かってから、桜良の願いをできるだけかなえようとする心優しい母親です。
アニメ版のキャスティングで特に注目したいのが、高杉真宙とLynnの組み合わせです。
高杉真宙は実写作品で俳優として活動してきた人物で、本作では声だけで「僕」の内面を表現しました。主人公は感情を表に出すことが少ない人物なので、声の抑揚や間の取り方が重要になります。
対するLynnは、テレビアニメや海外作品の吹き替えなどで活躍する声優です。桜良の明るさや好奇心旺盛な性格を声で表現しています。
アニプレックスの公式作品情報では、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤、田中敦子、三木眞一郎、和久井映見まで、主要な出演者が明記されています。
【キャスト比較表】実写映画とアニメ版の配役はどう違う?
ここが、両作品を比較するときに最も押さえておきたいポイントです。
同じキャラクターでも、実写映画と劇場アニメでは担当者が異なります。また、実写映画は12年後の人物を別の俳優が演じている点も特徴です。
主要キャラクターと出演者の比較出典:博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、アニプレックス、映画作品情報。アニメ版の公式キャスト表では「僕」「恭子」に12年後の別配役は掲載されていません。
比較すると分かる3つのポイント1.山内桜良は浜辺美波からLynnへ
実写映画では浜辺美波、アニメ版ではLynnが桜良を担当しています。
浜辺美波は表情や仕草も含めて人物像を作り上げ、Lynnは声の演技によって桜良の明るさや感情の動きを表現しています。
2.「僕」は北村匠海から高杉真宙へ
実写映画の高校時代の「僕」は北村匠海、アニメ版では高杉真宙です。
どちらも感情を表に出すことが少ない主人公を演じていますが、実写では視線や表情、アニメでは声や映像表現が人物描写の中心になります。
3.12年後の配役が実写映画の大きな特徴
実写映画版では、北村匠海から小栗旬、大友花恋から北川景子へと、同じ人物を異なる年代の俳優が演じています。
アニメ版の公式キャスト一覧では「僕」と恭子はそれぞれ1人のキャストで掲載されています。
そのため、実写映画版のキャストを調べている人がアニメ版の出演者を見ると、小栗旬や北川景子の名前がないことに気づく場合があります。これは配役の違いであり、出演者情報を混同しないための要点です。
【作品の見どころ】キャストの違いから読み解く実写版とアニメ版
両作品は同じ原作をもとにしていますが、キャストの構成を見ると、それぞれの映像表現の特徴が見えてきます。
実写映画版は時間の経過と人物の成長を描く実写映画版の特徴は、12年後の「現在」を加えた構成です。
高校時代の「僕」と桜良の関係だけでなく、その後の人生にも焦点が当てられています。
特に、小栗旬と北川景子が担当する大人の「僕」と恭子の存在によって、過去の出来事が現在の人物にどう残っているかが描かれます。
北村匠海と浜辺美波の高校時代の演技と、小栗旬と北川景子の大人の演技を比較しながら見ると、物語の時間的な広がりを楽しめます。
アニメ版は声の演技と映像表現が中心劇場アニメ版は、声優陣の演技とアニメーションによって原作の世界を表現しています。
公式サイトでは、監督・脚本を牛嶋新一郎、キャラクターデザイン・総作画監督を岡勇一、音楽を世武裕子、アニメーション制作をスタジオヴォルンと紹介しています。
また、音楽面ではsumikaがオープニングテーマや劇中歌、主題歌を担当しています。
人物の表情だけではなく、背景や色彩、音楽などを通じて、春の季節感や登場人物の心の動きを表現している点も見どころです。
どちらから見るのがおすすめ?- 俳優の演技や人物の成長を楽しみたい人: 実写映画版がおすすめ。
- 声優の演技やアニメーションの世界観を楽しみたい人: 劇場アニメ版がおすすめ。
- 原作との表現の違いを比べたい人: 両作品を続けて鑑賞するのがおすすめ。
同じ物語でも、演じる人や映像表現が変わることで、キャラクターの印象が変わる点が両作品を見比べる面白さです。
【2026年最新情報】『君の膵臓をたべたい』のキャストに変更はある?
2026年11月現在、キャストを確認する際には、2017年の実写映画と2018年の劇場アニメを別々の作品として整理することが大切です。
実写映画の出演者は、浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子ら。劇場アニメの声優は、高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬らです。
アニプレックスの作品ページには、2018年9月1日の公開情報と8名のキャストが掲載されています。実写映画の作品情報にも、当時の出演者が記録されています。
ここで注意したいのは、2026年の新作キャスト情報と、過去の映画作品のキャスト一覧は別物だという点です。
「2026年最新」という検索表現が付いていても、過去の作品に新しい出演者が追加されたという意味ではありません。作品ごとの公式キャスト情報を確認することが、正確な配役を知る近道です。
キャスト情報で間違えやすい3つのポイント- 北村匠海と小栗旬: 別々のキャラクターではなく、同じ「僕」の学生時代と12年後を演じている。
- 大友花恋と北川景子: どちらも恭子役だが、担当する年代が異なる。
- 高杉真宙と浜辺美波: アニメ版のキャストではなく、実写映画版の出演者と混同しないこと。
また、アニメ版で「僕」を演じるのは北村匠海ではなく高杉真宙です。Lynnが山内桜良を担当している点も、実写映画版との大きな違いです。
【よくある質問】『君の膵臓をたべたい』のキャストに関するFAQ
Q1:実写映画版『君の膵臓をたべたい』で桜良を演じたのは誰ですか?
A1:浜辺美波です。2017年公開の実写映画で、膵臓の病気を抱えながら明るく生きる山内桜良を演じました。
Q2:北村匠海と小栗旬は同じ役ですか?
A2:はい。同じ「僕」という人物を演じています。北村匠海が高校時代、小栗旬が桜良の死から12年後の姿を担当しています。
Q3:北川景子と大友花恋はどちらも恭子役ですか?
A3:はい。大友花恋が学生時代、北川景子が12年後の恭子を演じています。
Q4:アニメ版で「僕」を演じた声優は誰ですか?
A4:高杉真宙です。本作が声優への初挑戦となりました。山内桜良役はLynnが担当しています。
Q5:アニメ版で恭子を演じた声優は誰ですか?
A5:藤井ゆきよです。桜良の幼なじみで親友という役柄を担当しています。
Q6:アニメ版でガム君を演じた声優は誰ですか?
A6:福島潤です。実写映画版では矢本悠馬が同じガム君を演じています。
Q7:実写映画版とアニメ版は同じキャストですか?
A7:いいえ。実写映画版は俳優、アニメ版は声優を中心とした別のキャスト構成です。桜良役は浜辺美波からLynnへ、「僕」役は北村匠海から高杉真宙へと変わっています。
『君の膵臓をたべたい』には、2017年公開の実写映画と2018年公開の劇場アニメがあり、それぞれ異なる出演者が物語を彩っています。
実写映画版の主要キャストは、浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子、大友花恋、矢本悠馬らです。12年後の人物を別の俳優が演じる構成が、大きな特徴になっています。
一方、アニメ版では高杉真宙が「僕」、Lynnが山内桜良、藤井ゆきよが恭子、内田雄馬が隆弘、福島潤がガム君を担当しています。
特に覚えておきたいのは、北村匠海と小栗旬、そして大友花恋と北川景子は、それぞれ同じ人物の異なる年代を演じているという点です。
作品を選ぶなら、俳優による実写の演技を楽しみたい人には2017年版、声優の表現やアニメーションを楽しみたい人には2018年版がおすすめです。
両方を鑑賞すれば、浜辺美波とLynn、北村匠海と高杉真宙など、異なる表現者によって生まれる桜良と「僕」の違いも楽しめます。
2026年現在も、キャストを比較する際の基本はこの2作品の公式配役です。出演者と役名を正しく押さえておくことで、『君の膵臓をたべたい』の世界をより深く味わえます。
主な参照資料:アニプレックス公式作品情報、劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』公式サイト、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ作品情報、日本映画データベース、映画.com。