ホーム 映画・ドラマ 【結論】進撃の巨人は放送中止ではない!2023年に正式完結

【結論】進撃の巨人は放送中止ではない!2023年に正式完結

滑原 圭介 滑原 圭介 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

まず押さえておきたいのは、『進撃の巨人』のテレビアニメは放送中止になったのではなく、原作の結末まで映像化され、予定された物語を完結させたという点です。

原作は諫山創による漫画で、2009年に「別冊少年マガジン」で連載を開始し、2021年に完結しました。テレビアニメは2013年4月に放送を開始。Season 1からSeason 3まではWIT STUDIO、The Final SeasonはMAPPAがアニメーション制作を担当しています。

最終的にテレビアニメは全94話で完結しました。最終章の制作や放送に時間がかかったことと、作品自体が打ち切られたことは、まったく異なる話です。

公式ポータルサイトでも、The Final Seasonの放送期間は前編が2023年3月、後編が同年11月と整理されています。完結編の放送後に新たなテレビシリーズが始まったわけではありませんが、作品関連の劇場企画や配信展開は続いています。

【制作の真相】完結編が前編・後編に分かれた本当の理由

進撃の巨人放送中止なぜ

放送中止説が生まれる最大のきっかけとなったのが、2023年1月17日に発表された「The Final Season 完結編」の二部構成への変更です。

当初、制作側は2023年3月3日に完結編の全編を放送することを目標としていました。しかし、制作を進めるなかで想定を大幅に上回る作業量となり、制作会社MAPPAが製作委員会各社と協議した結果、前編・後編に分けて放送する方針に変更しました。

これは、放送局側の都合による放送中止でも、視聴率を理由とした打ち切りでもありません。作品の最終局面を完成させるために、放送形式を変更したというのが実際の経緯です。

MAPPAが発表した二部構成への変更

2023年1月17日、アニメ公式サイトは「The Final Season完結編の放送に関するお知らせ」を掲載しました。

発表内容では、前編をNHK総合で3月3日深夜に放送し、後編は2023年中に放送する予定と説明。後編の日時については、決定次第、公式サイトやSNSで知らせるとしていました。

制作委員会は、完結まで視聴者を待たせることへの謝意も示しています。つまり、制作側は放送を取りやめたのではなく、最後まで届けることを前提にスケジュールを組み直していたのです。

なぜ制作に時間が必要だったのか

最終章では、エレン・イェーガーが発動した「地鳴らし」を中心に、ミカサやアルミン、調査兵団の仲間たちが最後の決断を迫られます。

物語のクライマックスには、大規模な戦闘シーンだけでなく、登場人物それぞれの感情や過去の関係性を描く重要な場面が集中しています。原作の結末をアニメーションとして表現するためには、映像、演出、音響などを含めた制作作業が必要でした。

原作者の諫山創も、2023年11月の完結編放送前に、原作でもクライマックスの作画が大変だったことに触れ、MAPPAの制作負担を気遣うコメントを公式サイトに寄せています。

こうした制作背景を踏まえると、前後編への変更は最終章の制作規模に対応するための判断だったことが分かります。

【完全時系列】NHK総合の放送日程と最終話までの経緯

放送中止説を正しく理解するには、2022年から2023年にかけての公式発表を時系列で確認するのが有効です。

特に注意したいのが、深夜放送における日付表記です。公式発表では「3月3日24時25分」「11月4日24時」といった表現が使われています。これは通常の時計表記に直すと翌日の午前0時台に当たります。

完結編の放送・発表スケジュール
時期 出来事・公式情報 意味 2022年4月 完結編の2023年放送を発表 最終章の制作が進行 2023年1月17日 前編・後編の二部構成を発表 制作作業量の増加に対応 2023年3月4日 完結編・前編を放送(3日24時25分) 1時間スペシャル 2023年9月12日 後編の放送日時を発表 11月4日24時に決定 2023年10月29日 前編を再放送(28日24時) 最終話に向けた復習放送 2023年11月5日 完結編・後編を放送(4日24時) 85分スペシャルで完結 2023年11月5日以降 動画配信サービスで順次配信 88〜94話の各話版も展開

出典:TVアニメ『進撃の巨人』公式サイト、公式ポータルサイト、制作関連発表。

前編は2023年3月、後編は同年11月に放送

完結編の前編は、2023年3月3日24時25分からNHK総合で1時間スペシャルとして放送されました。日付を通常の時計表記に直すと、3月4日午前0時25分です。

その後、2023年9月12日に後編の放送日が正式発表されました。放送日は11月4日(土)24時。放送時間は85分のスペシャル番組でした。

後編の放送前には、10月28日24時から前編の再放送も実施。最終話を迎える前に、それまでのストーリーを振り返れる構成になっていました。

したがって、3月から11月まで期間が空いたのは、二部構成に変更された完結編の後編を制作・放送するためです。放送そのものが取り消されたわけではありません。

【噂を検証】放送休止・打ち切り説が広がった理由と事実の違い

『進撃の巨人』の放送中止説には、いくつかの誤解が重なっています。なかでも大きいのが、The Final Seasonという名称と、完結編の放送間隔です。

「The Final Seasonなのに、なぜ何年も続くの?」

最初の誤解は、Final Seasonという名称から、すぐにシリーズ全体が終わると考えてしまうことです。

実際には、第4期はPart 1、Part 2、完結編という形で展開されました。Part 1は2020年12月、Part 2は2022年1月に始まり、最後の完結編は2023年に放送されています。

つまり、Final Seasonは最終シーズンの名称であり、すべてのエピソードを一度に放送するという意味ではありませんでした。

「途中で放送休止したのでは?」

前編と後編の間に数か月の期間があったため、放送が止まったように感じた視聴者もいたと考えられます。

しかし、公式発表では前編の放送後も後編を2023年中に放送する予定が示され、最終的には9月に具体的な日時が発表されました。制作上のスケジュール変更と、放送局による無期限の放送休止は区別する必要があります。

放送中止説と実際の状況を比較



ネット上で見かける説
誤解

NHKが放送を取りやめた、作品が打ち切られた、制作上の問題で完結できなくなったという見方。


公式に確認できる事実
確認済み

MAPPAが制作作業量の増加を理由に二部構成を発表し、2023年11月に最終話まで放送した。


2026年の状況
シリーズ完結

テレビアニメ本編は全94話で完結。劇場版の再上映や公式映像企画などは継続している。

重要なのは、公式発表に記載された理由と、ネット上で推測されている理由を混同しないことです。少なくとも完結編の二部構成について、公式が説明している理由は制作作業量の増加です。

【2026年最新】進撃の巨人の再放送予定・配信サービスは?

2026年11月6日現在、テレビアニメ本編はすでに完結しています。NHK総合での新たなテレビシリーズ再放送日程については、公式サイトの最新案内で発表を確認できません。

ただし、2026年は作品関連の新しい企画が続いています。ここで重要なのは、テレビ本編の再放送、動画配信、劇場版の再上映はそれぞれ別の展開だということです。

2026年に実施・発表された主な企画


劇場版『紅蓮の弓矢』の再上映

2026年10月23日開始
2013年放送のSeason 1全25話を再編集した劇場版前編がSCREENX、4DX、ULTRA 4DXで再上映。通常のテレビ再放送ではありません。
公式発表:2026年9月9日・17日


公式YouTubeチャンネル開設

2026年9月9日
Season 1全25話を1週間限定で順次公開。最終グループの23〜25話は10月28日から公開され、11月6日時点では公開期間を終了しています。


THE LAST ATTACKの2027年上映計画

2027年予定
劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACKがSCREENX、4DX、ULTRA 4DXで上映予定と発表されています。

また、2026年11月7日・8日には、劇場版「紅蓮の弓矢」と「自由の翼」の4DX連続上映も予定されています。前編119分、休憩、後編121分という構成で、2日間限定の企画です。

完結編を視聴できる主な動画配信サービス

完結編の放送後、公式サイトは以下のサービスでの配信開始を案内しました。


Lemino

dアニメストア

Netflix

TELASA

U-NEXT

Amazon Prime Video

DMM TV

ABEMA

2023年11月の公式配信開始案内に掲載されたサービス。2026年11月現在の見放題・レンタル区分や配信継続状況は各社の作品ページで確認してください。

なお、完結編には前編・後編をまとめたスペシャル版のほか、88話から94話までに分割した各話版もあります。公式発表では、88〜90話は2023年11月5日正午以降、91〜94話は11月19日以降に順次配信されました。

配信サービスによって各話版だけ、あるいは前後編だけが提供される場合もあるため、登録前に視聴したい形式があるか確認することをおすすめします。

【プロの結論】放送中止と完結を見分ける3つの判断基準

『進撃の巨人』の放送中止説から学べるのは、アニメ作品の放送情報を調べる際には、単に放送間隔だけを見るのではなく、制作発表と実際の放送結果を照合することが大切だという点です。

1.公式発表に放送中止の理由があるか

本当に放送中止になった場合、放送局や制作委員会から放送変更・中止に関する案内が出ることがあります。『進撃の巨人』の場合、2023年1月の公式発表は中止ではなく、二部構成への変更でした。

2.後編の放送日が正式に決まっていたか

2023年9月12日の公式発表では、後編の放送日が11月4日24時と明示されています。さらに前編の再放送まで実施されており、最終話に向けた放送計画が進んでいたことが分かります。

3.放送終了後の展開があるか

最終話の放送後には、動画配信、劇場版、公式YouTube企画などが展開されました。2026年には劇場版の再上映や、2027年の『THE LAST ATTACK』上映計画も発表されています。

ただし、関連企画が続いていることと、新しいテレビシリーズが制作されることは同じではありません。続編の有無は、必ず新作アニメの制作発表や放送日程で判断する必要があります。

この3点を区別すれば、「放送中止」「放送休止」「打ち切り」「完結」という言葉に振り回されず、作品の状況を正確に理解できます。

【進撃の巨人の放送中止なぜ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:進撃の巨人は本当に放送中止になったのですか?

いいえ。放送中止ではありません。The Final Season完結編が前後編に分かれ、2023年11月に最終話まで放送されました。

Q2:完結編が前編と後編に分かれた理由は何ですか?

制作作業量が想定より大幅に増えたためです。制作会社MAPPAが製作委員会各社と協議し、二部構成への変更を決めました。

Q3:進撃の巨人の最終話はいつ放送されましたか?

2023年11月4日(土)24時からNHK総合で放送されました。通常の時計表記では11月5日午前0時からとなり、85分のスペシャル放送でした。

Q4:2026年にNHKで再放送される予定はありますか?

2026年11月6日時点で、NHK総合によるテレビシリーズ本編の新たな再放送日程は公式発表されていません。最新情報はNHKの番組案内とアニメ公式サイトで確認してください。

Q5:進撃の巨人の最終話はNetflixやU-NEXTで見られますか?

2023年の公式配信開始時には、Netflix、U-NEXTを含む8サービスが案内されました。ただし、2026年現在の配信状況や見放題・レンタルの違いはサービスごとに異なります。

Q6:進撃の巨人は打ち切りになったのでしょうか?

いいえ。テレビアニメは全94話で完結しています。原作漫画も2021年に完結しており、アニメは原作の結末まで映像化されました。

Q7:進撃の巨人の続編やSeason 5はありますか?

2026年11月6日時点で、新たなテレビシリーズやSeason 5の放送日程は公式発表されていません。劇場版の再上映などは続いていますが、それをテレビアニメの続編決定と混同しないようにしましょう。

『進撃の巨人』の放送中止説が広がった背景には、The Final Season完結編が前後編に分割されたことと、前編・後編の間に約8か月の期間があったことが関係しています。

しかし、公式発表を時系列で確認すると、制作作業量の増加に対応するための二部構成であり、2023年11月にNHK総合で最終話まで放送されたことが分かります。

2026年現在、テレビアニメ本編は全94話で完結済みです。一方、劇場版の再上映、公式YouTubeチャンネルでの映像企画、2027年に予定される『THE LAST ATTACK』の上映など、作品の展開は続いています。

つまり、正確な答えは「進撃の巨人は放送中止になったのではなく、完結編の制作・放送スケジュールを変更したうえで、予定された物語を最後まで届けた」です。

再放送を待っている人はNHKの番組情報を、すぐに全話を見たい人は各動画配信サービスの作品掲載状況を確認するのが確実です。放送終了と作品そのものの展開終了を分けて考えることが、2026年の最新状況を理解するポイントです。

同じカテゴリの記事

滑原 圭介
コンテンツディレクター 滑原 圭介
プロフィールを見る →

旅行・観光を担当。現地の公式観光資料と営業情報を確認してから記事にします。

おすすめの関連記事