宝塚退団後の和海しょうさんは、舞台出演を中心に活動の幅を広げています。注目したいのは、宝塚時代に培った歌唱力や芝居の経験を、宝塚OGによる公演や新しい舞台作品に生かしていることです。
退団後の主な活動を時系列で整理- 2024年5月:「三ッ矢直生GRAND CONCERT」(東京芸術劇場)
- 2024年12月:『RUNWAY』(梅田芸術劇場・KAAT神奈川芸術劇場)
- 2025年9月:『I Love Musical 2025 ~この曲をあなたへ~』(きゅりあん大ホール)
- 2026年2~3月:『エリザベート TAKARAZUKA30周年 スペシャル・ガラ・コンサート』
- 2026年6~7月:朗読歌劇『心中・恋の大和路』
これらの出演歴は、所属アーティスト情報や各公演の公式出演者情報に掲載されています。
2026年『エリザベート』は30周年記念ガラ・コンサート2026年2月~3月開催・公演終了
2026年の注目公演が『エリザベート TAKARAZUKA30周年 スペシャル・ガラ・コンサート』です。
宝塚歌劇版『エリザベート』の日本初演30周年を記念した公演で、歴代の出演者が集結。東京、大阪、愛知の3都市で開催されました。
和海しょうさんも公式キャスト一覧に名前が掲載されています。過去に新人公演でフランツ・ヨーゼフ役を演じた作品に、今度は宝塚OGとして参加したことは、キャリアのつながりを感じさせる出来事です。
ただし、この公演は通常の新作ミュージカルのキャスト発表とは異なり、歴代の公演バージョンを再現する記念ガラ・コンサートです。和海さんの名前が出演者一覧にあることと、フランツ・ヨーゼフなどの特定の役を演じたことは区別して理解する必要があります。
梅田芸術劇場の公式情報によると、東京公演は2026年2月6日~20日、大阪公演は2月28日~3月15日、愛知公演は3月23日~25日でした。
『心中・恋の大和路』ではどんな役を演じた?2026年6~7月開催・公演終了
2026年のもう一つの重要な舞台が、朗読歌劇『心中・恋の大和路』です。
同作は近松門左衛門の『冥途の飛脚』を題材とした宝塚歌劇の名作です。1979年に宝塚バウホールで初演され、その後も複数の組で再演されてきました。
2026年版では、瀬戸内美八さん・南風舞さんによる初演バージョンと、壮一帆さん・愛加あゆさんによる2014年バージョンの2種類が上演されました。
和海さんは両バージョンに出演。梅田芸術劇場の公式配役表では、次の役が掲載されています。
- 初演バージョン:若侍・甚内
- 2014年バージョン:手代・与平
公演は東京の草月ホールで2026年6月24日~28日、兵庫県立芸術文化センター阪急中ホールで7月2日・3日に開催されました。
特に注目したいのは、宝塚時代の先輩や同期を含む出演者とともに、宝塚の名作を新しい朗読歌劇という形式で届けた点です。歌と台詞によって物語を表現する作品であり、和海さんが長年磨いてきた声の表現力を生かせる舞台でもあります。
2026年11月はタカラヅカ・スカイ・ステージでも放送舞台公演は終了していますが、2026年11月にはタカラヅカ・スカイ・ステージで朗読歌劇『心中・恋の大和路』の放送が予定されています。
公式番組情報に掲載された放送日は、11月2日、7日、11日、17日、26日です。11月6日現在、これから視聴できる放送回は7日、11日、17日、26日となっています。
舞台を見逃した人にとっても、和海さんの退団後の出演作品を知る機会になります。なお、放送回の出演バージョンは瀬戸内美八さんが忠兵衛、南風舞さんが梅川を演じる初演バージョンです。
【2026年現在のテレビ活動】松田宣浩の「熱男ゴルフ」でアシスタントに復帰

和海しょうさんの退団後の活動を語るうえで欠かせないのが、福岡ソフトバンクホークスとのつながりです。
福岡出身でホークスファンとして知られる和海さんは、元プロ野球選手・松田宣浩さんのゴルフ番組「松田宣浩の熱男ゴルフ」にも出演しています。
2023年12月から番組に参加STLogueのプロフィールによると、和海さんは2023年12月から「熱男ゴルフ」のアシスタントを担当しました。
その後、シーズン2ではナレーターとして参加。2026年10月からスタートしたシーズン3では、再びアシスタントとして番組に加わっています。
2026年10月7日に発表されたスカパーJSATの公式プレスリリースでは、シーズン3の出演者として松田宣浩さん、岡田圭右さん、和海しょうさんが紹介されています。
和海さんは番組について、次のようにコメントしています。
「シーズン2ではナレーターとして参加させていただき」
画面に登場するアシスタントだけでなく、ナレーションも経験してきたことが分かります。歌唱や発声を中心に磨いてきた技術が、テレビの仕事にもつながっている点は興味深いところです。
2026年シーズン3の放送スケジュールスカパーJSATの発表によると、シーズン3は2026年10月25日に放送再開。初回と第2回では、松田宣浩さんと恩師・森脇浩司さんのゴルフ対決などが取り上げられました。
| 放送回 | 放送日 |
|---|---|
| 第21回 | 2026年10月25日 |
| 第22回 | 2026年11月1日 |
| 第23回 | 2026年12月27日 |
| 第24回 | 2027年1月3日 |
| 第25回 | 2027年2月28日 |
| 第26回 | 2027年3月7日 |
放送局はスポーツライブ+です。2026年11月6日現在、第22回までが放送済みで、次回は12月27日の予定です。放送日時は変更される可能性があります。
舞台活動とテレビ活動を並行していることからも、和海さんが宝塚退団後、活動領域を一つに限定していないことが分かります。
【福岡ソフトバンクホークスとの関係】国歌独唱と始球式の実績
和海しょうさんと福岡ソフトバンクホークスの関係は、単に野球が好きというだけではありません。実際に球場の公式イベントに出演し、歌声を披露してきました。
2017年10月18日、クライマックスシリーズで国歌独唱最初に注目したいのは、2017年10月18日のクライマックスシリーズ・パ ファイナルステージです。
福岡ソフトバンクホークスの公式発表によると、和海さんは初戦の国歌独唱を担当しました。福岡県出身の花組男役として紹介され、宝塚で培った歌唱力を球場で披露する機会となりました。
2023年8月18日、6年ぶり2度目の国歌独唱次の大きな機会は2023年8月18日です。埼玉西武ライオンズ戦で国歌独唱を担当しました。
球団公式発表では、2017年のクライマックスシリーズに続く6年ぶり2度目の国歌独唱と説明されています。この時点では宝塚退団前であり、退団を控えた時期の出演でもありました。
始球式について知っておきたい事実和海さんの公式アーティストプロフィールには、ホークスのホームゲームなどで国歌独唱や始球式を経験したことも記載されています。
ただし、2017年10月18日のイベントについては注意が必要です。この日の球団発表では、和海さんが国歌独唱を担当し、始球式はホークスジュニアチームの中尾湊さんが務めると明記されていました。
つまり、2017年の国歌独唱と始球式を同じ出演実績として扱うのは正確ではありません。和海さん自身の始球式経験は公式プロフィールに記載されていますが、その日付については同プロフィールからは特定できません。
歌唱力を生かした国歌独唱と、ホークスファンとしての球場での活動。この2つが、和海さんと福岡ソフトバンクホークスを結ぶ大きな接点になっています。
【プロの結論】和海しょうの退団後のキャリアは何が魅力なのか
和海しょうさんのキャリアを整理すると、宝塚退団後の活動には大きく3つの軸があります。
第一は、舞台での表現活動です。『エリザベート』の30周年記念公演や『心中・恋の大和路』など、宝塚の伝統とつながる作品に出演しながら、OGとして新しい表現の場を経験しています。
第二は、歌唱力を生かした活動です。国歌独唱、コンサート、朗読歌劇など、声そのものが仕事の価値になる分野で実績を積み重ねています。
第三は、テレビやスポーツ分野への進出です。「熱男ゴルフ」でのアシスタントやナレーションは、舞台とは違った距離感で視聴者と接する仕事です。ホークスへの愛着も、番組活動との自然な接点になっています。
和海しょうの活動を理解するための3つの判断基準- 舞台を知りたい人:公演制作会社や劇場の出演者一覧で、作品名・配役・公演日程を確認する。
- 歌唱力を知りたい人:エトワールや新人公演の実績だけでなく、退団後のコンサートや朗読歌劇も確認する。
- 現在のテレビ活動を知りたい人:番組の最新シーズン情報と放送局の番組表を照合する。
特に、2026年の『エリザベート』は記念ガラ・コンサート、『心中・恋の大和路』は朗読歌劇というように、公演形式を正しく把握することが大切です。作品名だけを見て、通常のミュージカル本公演や特定の役への出演と混同しないようにしたいところです。
和海しょうさんの魅力は、宝塚時代の肩書きだけにとどまりません。長年培った歌唱力と男役としての経験を持ちながら、舞台、テレビ、スポーツイベントへと活動を広げていることにあります。
【和海しょうに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:和海しょうの読み方は?
A1:「かずみ しょう」と読みます。元宝塚歌劇団花組の男役で、94期生として2008年に入団しました。
Q2:和海しょうはいつ宝塚を退団した?
A2:2023年10月8日です。花組公演『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』の東京宝塚劇場千秋楽をもって退団しました。
Q3:2026年の『エリザベート』にはどのような形で出演した?
A3:2026年の『エリザベート TAKARAZUKA30周年 スペシャル・ガラ・コンサート』に出演者として参加しました。歴代の宝塚版を記念する公演で、通常の新作ミュージカルとは異なる形式です。
和海しょうさんは、2008年に宝塚歌劇団94期生として初舞台を踏み、花組の男役として約15年間活動しました。2014年の『エリザベート』新人公演でのフランツ・ヨーゼフ役、2018年『EXCITER!!2018』でのエトワールなど、歌唱力と演技力を生かした実績を残しています。
2023年10月8日の退団後も、舞台やコンサート、野球関連イベント、テレビ番組へと活動を展開。2026年には『エリザベート TAKARAZUKA30周年 スペシャル・ガラ・コンサート』と『心中・恋の大和路』に出演し、秋には「松田宣浩の熱男ゴルフ」シーズン3でアシスタントを務めています。
2026年11月現在も、舞台経験を生かした活動とテレビ出演が続いている和海しょうさん。宝塚時代に磨いた歌声を軸に、今後どのような作品や分野で新しい魅力を見せてくれるのか、引き続き注目したい存在です。
主な情報確認先:STLogue公式プロフィール、宝塚歌劇公式専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」、梅田芸術劇場、グランアーツ、福岡ソフトバンクホークス、スカパーJSAT公式発表。