アーモンドミルクラテを選ぶとき、比較したいのが牛乳、豆乳、オーツミルクです。いずれもカフェラテに使える植物性・動物性の飲料ですが、カロリー、たんぱく質、糖質、脂質のバランスは大きく異なります。
200ml当たりの栄養成分を比較以下は、各メーカーの商品表示と文部科学省の食品成分データベースをもとにした比較です。
| 種類・比較対象 | エネルギー | たんぱく質 | 炭水化物 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|
| アーモンドミルク(砂糖不使用・グリコ) | 38kcal | 1.0g | 3.7g | 低カロリー、ビタミンE、食物繊維 |
| 牛乳(普通牛乳・約200g換算) | 122kcal | 6.6g | 9.6g | たんぱく質、カルシウム |
| 豆乳(無調整・マルサンアイ) | 103kcal | 8.0g | 4.5g | 植物性たんぱく質、大豆由来の成分 |
| オーツミルク(砂糖不使用・アルプロ) | 72kcal | 0.6g | 13.6g | 食物繊維、カルシウム強化タイプ |
※200mlまたは約200gを基準にした参考比較。オーツミルクは100ml当たりの公式表示を2倍した値。商品によって配合や栄養強化の内容が異なります。
出典は江崎グリコ、マルサンアイ、アルプロ、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」。文部科学省の食品成分データベースは2026年6月9日に更新されています。
アーモンドミルクと牛乳の比較最も大きな違いは、カロリーとたんぱく質です。
砂糖不使用のアーモンドミルクは200ml当たり38kcalで、普通牛乳の約122kcalと比べると大幅に低カロリーです。
一方、たんぱく質はアーモンドミルクが1.0g、牛乳が約6.6g。牛乳のほうが効率よくたんぱく質を摂取できます。
カルシウムも牛乳は約220mgに対し、グリコのアーモンドミルクは60mgです。
そのため、カロリーや糖質を抑えたい場合にはアーモンドミルク、たんぱく質やカルシウムを重視する場合には牛乳という使い分けが考えられます。
アーモンドミルクと豆乳の比較豆乳の特徴は、植物性飲料の中でもたんぱく質が豊富なことです。
マルサンアイの有機豆乳無調整は200ml当たり103kcal、たんぱく質8.0g。アーモンドミルクよりエネルギーは高いものの、たんぱく質をしっかり補えます。
味にも違いがあります。
アーモンドミルクはナッツの香ばしさと軽い口当たりが特徴。豆乳は大豆由来の風味があり、商品によっては独特の豆の香りを感じます。
コーヒーの苦みを引き立てたい人にはアーモンドミルク、飲みごたえやたんぱく質を重視する人には豆乳が選択肢になります。
アーモンドミルクとオーツミルクの比較オーツミルクはオーツ麦を原料とする植物性飲料です。
穀物由来の自然な甘みと、なめらかな口当たりが特徴。アーモンドミルクに比べて、ラテにしたときのクリーミーさを感じやすい商品もあります。
一方、糖質を比較する場合には注意が必要です。
アルプロの砂糖不使用オーツミルクは100ml当たり糖質5.6g。砂糖不使用という表示でも、穀物由来の糖質が含まれています。
アーモンドミルクは糖質を抑えたい人、オーツミルクは穀物の風味やクリーミーさを楽しみたい人に向いています。
【スターバックス・グリコ】人気アーモンドミルクラテの特徴と評判

アーモンドミルクラテを楽しむ方法は、自宅で作るだけではありません。カフェの定番メニューや市販の飲料にも選択肢があります。
スターバックスのアーモンドミルクラテスターバックス コーヒー ジャパンでは、エスプレッソにオリジナルアーモンドミルクを合わせた「アーモンドミルク ラテ」を提供しています。
公式商品説明では、ローストアーモンドの風味を生かし、コーヒーとの相性にこだわったオリジナルのアーモンドミルクを使用すると紹介されています。
ホットとアイスの両方があり、サイズもShortからVentiまで選択できます。
2026年11月時点の公式メニュー掲載価格は、Tallが500円から。店舗によって価格が異なる場合があります。
栄養成分情報はTallサイズを基準としており、公式一覧では次の数値が掲載されています。
- ホット:約159kcal
- アイス:約83kcal
- カフェイン:約80mg
ホットとアイスでカロリーに差があるのは、温度の違いではなく、使用するミルクなどのレシピ構成が異なるためです。
また、スターバックスではディカフェへの変更にも対応しており、公式メニューでは追加料金55円と案内されています。
コーヒーの香りを楽しみながら、牛乳とは違う香ばしさを味わいたい人に向いた一杯です。
グリコ「アーモンド効果 アーモンドミルクラテ 砂糖不使用」市販品として注目したいのが、江崎グリコの「アーモンド効果 アーモンドミルクラテ 砂糖不使用」です。
200mlの飲み切りサイズで、アーモンドのまろやかさとコーヒーの香りを組み合わせています。
公式の商品情報による栄養成分は次のとおりです。
- エネルギー:57kcal
- たんぱく質:1.1g
- 脂質:4.7g
- 炭水化物:4.2g
- 糖質:1.5g
- 食物繊維:2.7g
- カルシウム:60mg
- ビタミンE:10.0mg
砂糖不使用で糖質を抑えながら、コーヒーとアーモンドの風味を楽しめる点が特徴です。
特に注目したいのは、同シリーズの通常の砂糖不使用アーモンドミルクとは別の商品であること。ラテとして飲みたい人は、コーヒー入りの商品を選ぶと手軽です。
アーモンドミルクラテの味・評判は?アーモンドミルクラテの味を特徴づけるのは、ナッツの香ばしさとコーヒーの苦みの組み合わせです。
牛乳のラテに比べると、乳脂肪由来の濃厚さやミルキーな甘みは控えめ。その代わり、アーモンド独特の香りがコーヒーに重なります。
味の好みは分かれるものの、次のような基準で選ぶと失敗しにくくなります。
- 香ばしさを楽しみたい:アーモンドミルクラテ
- ミルク感や濃厚さを求めたい:牛乳のカフェラテ
- 大豆の風味と飲みごたえを楽しみたい:ソイラテ
- 穀物の甘みとなめらかさを求めたい:オーツミルクラテ
甘いカフェラテが好きな人は、砂糖不使用タイプを最初に飲むと、想像よりも甘さが控えめに感じられる可能性があります。
【自宅で簡単】アーモンドミルクラテの作り方とおすすめレシピ
アーモンドミルクラテは、特別なコーヒーマシンがなくても作れます。
基本の材料は、アーモンドミルクと濃いめのコーヒーだけ。甘さや香りを好みに合わせて調整できるのも、自宅で作るメリットです。
基本のホットアーモンドミルクラテ材料(1人分)
- 砂糖不使用アーモンドミルク:150〜200ml
- 濃いめのコーヒー:30ml
- シナモンパウダー:お好みで少々
- はちみつ:必要に応じて小さじ1程度
作り方
1. コーヒーを濃いめに抽出し、カップに入れる。
2. アーモンドミルクを小鍋に入れ、弱火でゆっくり温める。
3. 沸騰する直前に火を止める。
4. フォーマーがあれば軽く泡立てる。
5. コーヒーにアーモンドミルクをゆっくり注ぐ。
6. 好みに応じてシナモンを振りかける。
要点は、アーモンドミルクを強く沸騰させないことです。ゆっくり温めることで、香ばしい風味を楽しみやすくなります。
アイスアーモンドミルクラテ暑い季節には、アイスで楽しむ方法もおすすめです。
作り方
1. グラスに氷を入れる。
2. 濃いめに抽出したコーヒーを注ぐ。
3. 冷たいアーモンドミルクを加える。
4. 軽く混ぜて味を整える。
コーヒーとアーモンドミルクを一度に混ぜるより、順番に注ぐと見た目にもきれいな層ができます。
おいしく仕上げる3つのコツ1. 無糖タイプを使う
コーヒーの苦みとアーモンドの香りを楽しむなら、砂糖不使用タイプがおすすめです。甘さを後から調整できるため、糖質管理もしやすくなります。
2. コーヒーは濃いめにする
アーモンドミルクを多く入れると、コーヒーの風味が弱くなる場合があります。エスプレッソや濃いめのドリップコーヒーを使うと、味のバランスを取りやすくなります。
3. シナモンやバニラで香りを加える
シナモンやバニラエッセンスを少量加えると、砂糖をたくさん使わなくても香りに変化をつけられます。
なお、はちみつやシロップを加える場合は、その分のエネルギーと糖質が増えるため注意しましょう。
2026年6月11日公開のデルタインターナショナルのレシピでも、アーモンドミルク150〜200mlと濃いめのコーヒー30mlを組み合わせ、はちみつとシナモンで風味を調整する方法が紹介されています。
【メリット・デメリット】アーモンドミルクラテが向いている人・注意したい人
アーモンドミルクラテは、低カロリーや低糖質を意識する人にとって魅力的な選択肢です。ただし、栄養面で万能な飲み物ではありません。
メリット1:カロリーと糖質を抑えやすい砂糖不使用のアーモンドミルクは、牛乳と比べてエネルギーや炭水化物が少ない商品があります。
コーヒーに砂糖やシロップを加えずに飲めば、比較的カロリーを抑えた一杯に仕上げられます。
メリット2:ビタミンEや食物繊維を摂取できるグリコの砂糖不使用タイプでは、200ml当たりビタミンEが10mg、食物繊維が2.9g含まれています。
ビタミンEは抗酸化作用を持つ栄養素であり、食物繊維は食生活の中で不足しやすい栄養素の一つです。
ただし、すべてのアーモンドミルクが同じ栄養成分を持つわけではありません。商品ごとの表示を確認しましょう。
メリット3:乳製品を避けたい人にも選択肢があるアーモンドミルクは植物性飲料で、通常の牛乳とは原材料が異なります。
乳製品を避けている人にとって選びやすい飲料ですが、アーモンドアレルギーがある人は飲用できません。また、カフェで提供される商品は原材料や製造環境も確認する必要があります。
デメリット1:たんぱく質が少ない大きな弱点は、たんぱく質の少なさです。
グリコの砂糖不使用タイプは200ml当たり1.0g。牛乳や豆乳と比較すると、たんぱく質源としては十分とはいえません。
筋肉づくりや食事の栄養バランスを意識する場合は、卵、魚、肉、大豆製品など別の食品からたんぱく質を補うことが大切です。
デメリット2:商品によって糖質や添加物が異なる「植物性」「砂糖不使用」という言葉だけでは、栄養成分を判断できません。
アーモンドミルクには、食物繊維、植物油、食塩、香料、カルシウムなどを加えた商品があります。
特に加糖タイプやフレーバー付きの商品は、無糖タイプより糖質が多くなる場合があります。
デメリット3:ナッツアレルギーに注意が必要アーモンドはアレルギー表示の対象となる食品です。
江崎グリコの公式商品情報でも、アーモンドがアレルギー物質として表示されています。アーモンドアレルギーがある場合は、原材料表示を確認し、飲用を避けてください。
どんな人におすすめ?アーモンドミルクラテが向いている人
- カフェラテのカロリーを抑えたい人
- 糖質を意識した飲み物を選びたい人
- ナッツの香ばしい風味が好きな人
- 牛乳以外の植物性飲料を試したい人
- 甘さを自分で調整したい人
あまりおすすめできない人
- 飲み物からたんぱく質を多く摂りたい人
- 牛乳の濃厚なコクを求める人
- アーモンドアレルギーがある人
- 大豆や穀物など、ほかの植物性飲料の風味が好みの人
【アーモンドミルクラテ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アーモンドミルクラテはダイエット中に飲んでも大丈夫?
A1:砂糖不使用タイプを選び、シロップやはちみつを控えれば、カロリーと糖質を抑えやすい飲み物です。ただし、飲む量や食事全体のバランスも考慮しましょう。
Q2:アーモンドミルクラテにはカフェインが含まれる?
A2:コーヒーを使用したラテにはカフェインが含まれます。カフェインはアーモンドではなく、主にコーヒー由来です。スターバックスの公式栄養成分情報では、Tallサイズのアーモンドミルクラテは約80mg。カフェインを控えたい場合はディカフェを選べます。
Q3:無糖と加糖ではどちらがおすすめ?
A3:カロリーや糖質を抑えたい場合は砂糖不使用タイプがおすすめです。甘みや飲みやすさを優先するなら加糖タイプも選択肢になりますが、栄養成分表示を比較しましょう。
Q4:アーモンドミルクラテは牛乳より栄養が豊富?
A4:一概にはいえません。アーモンドミルクはビタミンEや食物繊維を含む商品がある一方、牛乳はたんぱく質やカルシウムが豊富です。それぞれの栄養的な特徴が異なります。
Q5:アーモンドミルクは温めても大丈夫?
A5:温めて飲めます。弱火でゆっくり加熱し、沸騰する前に火を止めると、風味を楽しみやすくなります。
アーモンドミルクラテは、香ばしいナッツの風味とコーヒーの苦みを楽しめる植物性飲料です。
2026年11月現在、グリコの「アーモンド効果 アーモンドミルクラテ 砂糖不使用」は200ml当たり57kcal、糖質1.5g。カロリーや糖質を意識しながらラテを楽しみたい人にとって、選びやすい商品です。
ただし、アーモンドミルクは牛乳や豆乳に比べてたんぱく質が少ないという特徴があります。ビタミンEや食物繊維を摂れる一方で、たんぱく質やカルシウムを補う目的では、ほかの食品との組み合わせも必要です。
失敗しないための判断基準は、次の3点です。
1. カロリー・糖質重視: 砂糖不使用タイプを選ぶ。
2. 栄養バランス重視: たんぱく質やカルシウムの量も確認する。
3. 味重視: アーモンド、牛乳、豆乳、オーツミルクを飲み比べる。
アーモンドミルクラテは、単純に牛乳より優れている飲み物ではありません。自分が重視する栄養成分と好みの味を基準に選ぶことで、毎日のコーヒータイムを無理なく楽しめます。