歌手・相川七瀬さんの大学は、東京都渋谷区にキャンパスを構える國學院大學の神道文化学部です。2020年、45歳で大学に入学し、2024年3月に卒業。その後、同大学大学院の文学研究科に進学し、民俗学を研究してきました。そして2026年3月、修士課程を修了しています。
高校を中退して歌手の道に進んだ相川さんが、なぜ40代で高卒認定試験に挑戦し、大学進学を決意したのでしょうか。その背景には、長崎県対馬などに伝わる赤米神事との出会いや、地域の祭りを次世代に残したいという思いがありました。大学入学から大学院修了までの経緯、研究テーマ、2026年現在の活動を時系列で詳しく紹介します。
【結論】相川七瀬の大学は國學院大學!神道文化学部に45歳で入学

相川七瀬さんが進学した大学は國學院大學(國學院大學神道文化学部)です。2020年に45歳で入学し、歌手活動や子育てと並行して4年間学び、2024年3月に卒業しました。
卒業後は同大学の大学院へ進学。大学院では文学研究科の修士課程で民俗学を研究し、2026年3月に修士課程を修了しました。
大学と大学院の経歴を整理すると、次のようになります。
- 大学:國學院大學神道文化学部
- 大学入学:2020年、45歳
- 大学卒業:2024年3月
- 大学院:國學院大學大学院文学研究科
- 大学院進学:2024年4月
- 研究分野:民俗学
- 大学院修了:2026年3月
2026年3月21日には、大学院の学位記授与式に出席したことを自身のSNSで報告しています。報道によると、同月初旬には修士最終試験の合格も報告しており、約2年間の大学院生活を無事に終えました。
この経歴は、テレビ朝日や日刊スポーツなどでも報じられています。2026年現在、相川さんは大学院での修士課程を修了したうえで、研究を今後も続ける意向を示しています。【出典:テレビ朝日ニュース、日刊スポーツ】
【学歴】高校中退から高卒認定試験合格へ!大学進学までの道のり
高校を中退して歌手の道へ相川七瀬さんは1975年生まれ、大阪府出身。1995年にシングル「夢見る少女じゃいられない」で歌手デビューしました。
10代から歌手を目指して活動していたため、高校を中退して音楽の道に進んでいます。デビュー後は「恋心」「トラブルメイカー」などのヒット曲を発表し、1990年代を代表する女性ロックボーカリストの一人として活躍しました。
一方、本人は高校を中退したことに対して、長年コンプレックスを感じていたとインタビューで明かしています。歌手としてのキャリアを築いてきた一方で、学業についてはやり残した思いがあったのです。
いつか高校卒業に相当する学力を身につけたいという気持ちは、20代、30代になっても消えませんでした。しかし、仕事や家庭との両立を考えると、勉強を始めるタイミングをなかなか見つけられなかったといいます。
2018年に高卒認定試験に合格転機となったのは、子どもたちの受験や学習でした。長男の大学受験や長女の小学校受験などが重なり、家族で勉強に取り組む環境ができたことが、相川さん自身の再挑戦を後押ししました。
2018年、約2年間の勉強を経て高等学校卒業程度認定試験(高卒認定試験)に合格しています。
勉強は決して簡単ではありませんでした。高校を中退してから長い年月が経過していたため、基礎から学び直す必要がありました。家庭教師をつけ、数学などの苦手科目も一つずつ理解しながら学習を進めたといいます。
婦人公論.jpや文春オンラインのインタビューでも、家庭教師の指導を受けながら勉強した経緯が紹介されています。【出典:婦人公論.jp、文春オンライン】
高卒認定試験と高校卒業は同じではないここで押さえておきたいのが、高卒認定試験の制度上の位置づけです。
高卒認定試験は、高校卒業者と同等以上の学力があることを認定し、大学や短大などの受験資格を得られる制度です。合格しただけで高校卒業という最終学歴になるわけではありません。
文部科学省も、高卒認定試験の合格と高校卒業は異なると説明しています。したがって、相川さんの学歴を正確に表現するなら、高校中退後に高卒認定試験に合格し、大学へ進学したという経歴になります。【出典:文部科学省「高等学校卒業程度認定試験Q&A」】
【大学入学の理由】なぜ國學院大學の神道文化学部を選んだのか?
きっかけは赤米神事との出会い相川さんが大学進学を決意した理由は、学歴へのコンプレックスを解消することだけではありません。
大きなきっかけとなったのは、長崎県の対馬などに伝わる赤米神事との出会いでした。
赤米は古代から伝わる米の一種で、対馬、鹿児島県の種子島、岡山県総社市などでは、地域の伝統的な神事と深く結びついています。
相川さんは2011年から赤米の伝承活動に関わってきました。活動を続けるなかで、神事に必要な赤米を生産する人々の高齢化や後継者不足という問題を知ります。
長い歴史を持つ祭祀や地域文化が、担い手不足によって失われてしまう可能性がある。その現実を前に、伝統を残すためには、単に保存を呼びかけるだけでなく、神事や地域社会について専門的に理解する必要があると考えるようになりました。
文春オンラインの2024年のインタビューでは、赤米神事を守り、将来に向けて発展させるために祭祀について学びたいという思いが、大学進学の大きな動機だったことが紹介されています。【出典:文春オンライン、CINRA】
社会人向け講座で神道への興味が深まった國學院大學を選んだ理由には、大学との以前からの接点もありました。
相川さんは大学入学前から、同大学の科目等履修生として社会人向けの授業を受けていました。そこで神道について学ぶ面白さを知り、さらに本格的に勉強したいと考えるようになったのです。
また、大学進学にあたっては、観光や地域づくりを中心に学べる選択肢も検討していたといいます。しかし、祭りや神事がなぜ地域の人々を結びつけるのか、その根本から理解したいと考え、神道文化学部を志望しました。
國學院大學の神道文化学部は、神道だけを学ぶ学部ではありません。日本の伝統文化、国内外の宗教文化、神社の歴史、神道思想などを幅広く扱い、文化の継承や社会との関係についても学ぶ教育課程を設けています。
大学公式の学部紹介でも、神道を中心とする日本文化と、国内外の宗教文化を幅広く学ぶことが教育目的として掲げられています。相川さんが関心を持っていた神事や祭りの研究とも接点の大きい学部です。【出典:國學院大學公式サイト】
【年表】相川七瀬の大学入学から大学院修了までを時系列で整理
相川さんの学び直しは、高卒認定試験から大学、大学院へと段階的に進んできました。主要な出来事を時系列で整理します。
| 時期 | 出来事 | 内容・ポイント |
|---|---|---|
| 1990年代 | 高校中退・歌手活動 | 高校を中退して音楽の道へ進み、1995年に歌手デビュー。 |
| 2011年 | 赤米の伝承活動 | 対馬、種子島、岡山などに伝わる赤米文化の伝承活動に関わる。 |
| 2018年 | 高卒認定試験合格 | 家庭教師の指導などを受けながら勉強し、大学受験への道を開く。 |
| 2020年 | 國學院大學入学 | 45歳で神道文化学部に入学。神道や日本の伝統文化を学ぶ。 |
| 2024年3月 | 大学卒業 | 國學院大學神道文化学部を卒業。 |
| 2024年4月 | 大学院進学 | 同大学大学院文学研究科の修士課程に進み、民俗学を研究。 |
| 2026年3月4日 | 修士最終試験合格を報告 | 本人が大学院の修士最終試験に合格したことをSNSで報告。 |
| 2026年3月21日 | 大学院修了 | 大学院の学位記授与式に出席し、修士課程を修了。 |
| 2026年10月 | 研究活動について発言 | テレビ番組で、祭りの地域活性化や観光資源としての役割について語る。 |
この年表から分かるように、相川さんは高卒認定試験の合格から大学入学まで約2年、大学入学から卒業まで4年、大学院進学から修了まで約2年をかけて学び続けました。
2024年3月の大学卒業と同年4月の大学院進学については、婦人公論.jpや文春オンラインが報道しています。また、2026年3月の修士最終試験合格と学位記授与式への出席は、日刊スポーツやテレビ朝日が伝えています。【出典:婦人公論.jp、日刊スポーツ、テレビ朝日】
【大学院の研究テーマ】相川七瀬が民俗学で取り組む祭りの継承とは?
神道から民俗学へ、研究の視点が広がった大学卒業後、相川さんが大学院で民俗学を学ぶことにしたのには、学部での4年間の経験が関係しています。
学部では、神社や神道の立場から神事と祭りを見つめてきました。しかし、学びを深めるうちに、祭りを実際に運営し、支えている地域の人々や組織にも目を向ける必要があると気づいたそうです。
2023年12月の大学院進学発表では、学部で学んだ神道の視点に加え、大学院では氏子の立場から神や祭りを考え、日本の神事や祭りを後世に残す意義を追究したいという方向性を示していました。
民俗学を選んだ理由についても、2026年9月のCINRAのインタビューで説明しています。祭りをつくるのは人であり、祭りを支える人々や組織を理解するには、地域の民俗や文化を学ぶ必要があると考えたためです。【出典:TBS NEWS DIG、CINRA】
研究の中心は祭りの組織の継承と担い手不足相川さんの研究テーマを理解するうえで重要なのが、祭りをどうやって次世代に引き継ぐかという問題です。
人口減少や高齢化が進む地域では、伝統的な祭りを支えてきた住民や氏子の数が減少しています。祭りを維持するための人員や資金、地域の協力体制が弱まれば、長年受け継がれてきた行事そのものが継続できなくなる可能性があります。
相川さんは、こうした問題を祭りの組織や地域社会の仕組みから考えています。単に伝統行事を保存するだけでなく、地域の人々が無理なく参加し、継続できる仕組みを考えることが研究の重要な視点です。
2026年10月17日放送の日本テレビ「Google Pixel presents ANOTHER SKY」でも、自身の研究について説明しました。祭りには地域を活性化する役割があるだけでなく、観光資源として経済活動につながる側面もあるという趣旨を語っています。【出典:スポニチアネックス、ライブドアニュース、2026年10月18日】
赤米神事の経験が研究と社会活動を結びつける相川さんの学びが特徴的なのは、大学で得た知識を実際の地域活動に生かそうとしている点です。
2023年には、伝統的な神事や祭りを支援する活動の場を広げるため、一般社団法人Culture Plusの設立についても公表しています。
加えて、2026年9月のCINRAのインタビューでは、赤米の伝承活動について、大学で学んだことが活動への向き合い方を変えたと説明しています。
以前は伝統を残したいという思いが中心だったのに対し、学びを通じて、その伝統を支える歴史的・科学的な根拠を探る姿勢が生まれたといいます。赤米のDNA鑑定を提案したことも、その具体例として紹介されました。
このように、相川さんにとって民俗学の研究は、大学院で論文を書くためだけの活動ではありません。地域の文化を理解し、継承の仕組みを考え、実際の活動につなげるための学びでもあります。【出典:TBS NEWS DIG、CINRA】
【2026年最新】相川七瀬の大学院修了後と学歴に関する誤解
2026年3月に修士課程を正式に修了大学院修了については、2026年3月4日の本人による修士最終試験合格の報告と、同月21日の学位記授与式への出席が重要な節目です。
國學院大學が公表した2025年度大学院学位記授与式の開催記録によると、式典は2026年3月21日に渋谷キャンパスで行われ、博士前期課程の修士学位授与も実施されました。
相川さん自身も同日の式典を終えたことを報告し、今後も自分のペースで研究を続けたいという意向を示しています。
したがって、2026年11月現在の学歴を説明する際には、大学院生という表現だけでなく、2026年3月に修士課程を修了したという点まで反映する必要があります。【出典:國學院大學公式サイト、テレビ朝日、日刊スポーツ】
大学院は文学部ではなく文学研究科もう一つ、検索時に混同されやすいのが大学院の正式な名称です。
相川さんが進学したのは、國學院大學大学院の文学研究科です。大学の学部にあたる文学部とは異なり、大学院の研究組織を指します。
報道では「文学部で民俗学を志す」という表現が使われることもありましたが、大学院の進学先を説明する場合は文学研究科とするのが適切です。2026年3月の報道でも、文学研究科の修士課程で学んだ経歴が紹介されています。
相川七瀬の学歴を理解する3つのポイントネット上で相川さんの学歴を調べる際は、次の3点を区別すると情報を整理しやすくなります。
- 高校中退:歌手活動を優先するため、高校を卒業せずに音楽の道へ進んだ。
- 高卒認定合格:2018年に試験に合格し、大学受験資格を得た。高校を卒業したという意味ではない。
- 大学院修了:2024年に大学を卒業して大学院へ進学し、2026年3月に修士課程を修了した。
また、45歳で大学に入ったことだけを話題にするのではなく、地域文化への関心から学問を選び、学部から大学院まで継続して研究したという一連の流れを理解することが大切です。
【相川七瀬の大学】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:相川七瀬が通っていた大学はどこですか?
A1:國學院大學です。2020年に45歳で神道文化学部へ入学し、2024年3月に卒業しました。
Q2:相川七瀬は大学院を卒業していますか?
A2:はい。2024年4月に國學院大學大学院文学研究科へ進学し、民俗学を研究しました。2026年3月に修士課程を修了しています。
Q3:相川七瀬は高校を卒業していますか?
A3:高校は中退しています。その後、2018年に高卒認定試験に合格して大学受験資格を得ました。高卒認定試験の合格は、制度上の高校卒業とは異なります。
Q4:相川七瀬はなぜ45歳で大学に入学したのですか?
A4:赤米神事の伝承活動を通じて、日本の神事や祭りを専門的に学びたいと思ったことが大きな理由です。また、高校中退後に残っていた学び直しへの思いや、子どもたちの成長をきっかけに自分の人生を見つめ直したことも関係しています。
Q5:相川七瀬の大学院での研究テーマは何ですか?
A5:民俗学の視点から、日本の祭りや神事、祭りを支える地域の人々や組織の継承について研究しています。人口減少や担い手不足のなかで、伝統行事をどう次世代につなぐかが重要なテーマです。
Q6:2026年現在、相川七瀬は大学院生ですか?
A6:2026年3月に修士課程を修了しているため、現在は大学院生ではありません。ただし、本人は今後も自分のペースで研究を続ける意向を示しています。
相川七瀬さんの大学は國學院大學神道文化学部です。高校中退後、2018年に高卒認定試験に合格し、2020年に45歳で大学へ入学。2024年3月に卒業し、同年4月から大学院文学研究科で民俗学を学び始めました。そして2026年3月、修士課程を修了しています。
進学の背景には、赤米神事の伝承活動を通じて知った伝統文化の後継者不足という問題がありました。神道文化を学ぶことから始まり、大学院では祭りを支える地域の人々や組織、民俗学の視点へと研究を広げています。
相川さんの歩みから読み取れるのは、大学進学が単なる学歴の更新ではなかったということです。高校中退という過去を乗り越えるだけでなく、歌手として培ってきた地域とのつながりを、学問と社会活動の両面から深めてきました。
2026年現在は修士課程を修了し、音楽活動と並行して研究を続ける姿勢を示しています。45歳で大学に入学し、51歳で大学院を修了した相川七瀬さんの挑戦は、年齢や過去の学歴だけで将来の可能性を決める必要はないことを示す一つの事例です。