嵐グッズ販売をめぐって、活動終了後に大きな問題となったのが高額転売と無許諾商品の流通だ。
2026年6月12日、株式会社嵐は公式SNSを通じて声明を発表。ラストツアーの関連商品が大手ECサイトや転売サイトで定価を大きく上回る価格で出品されていること、公式ではないTシャツやバッグなどが販売されていることについて、ファンに注意を呼びかけた。
2026年6月12日の公式声明で何が問題視された?株式会社嵐が特に警戒したのは、単に商品の価格が高いという問題だけではない。
高額出品された商品を購入した結果、代金を支払ったにもかかわらず商品が届かないなど、詐欺被害につながる危険性を指摘した。
「商品が届かない等の詐欺被害につながる恐れもございます」
株式会社嵐の公式声明として報じられた内容。2026年6月12日。
また、無許諾のTシャツやバッグなどについては、公式グッズではない商品として明確に区別。今後、法的対応によって違法商品の回収措置を行う可能性にも言及した。
オリコンやテレビ朝日などの報道でも、この声明が取り上げられ、嵐の公式グッズを購入する際の注意点として伝えられた。
なぜ嵐のグッズは高額転売されるのか背景には、今回のツアーならではの事情がある。
1.最後のツアーという記念性
「We are ARASHI」はグループ活動の最終章を飾るツアーだった。単なるライブグッズではなく、5人での活動を記念する商品として購入を希望する人が多かったと考えられる。
2.販売期間が限定されていた
公式販売には明確な締切があり、6月15日を過ぎると通常の購入機会が失われた。販売終了後に欲しくなった人や、買い逃した人が中古市場に流れる構造が生まれた。
3.歴代ツアー商品へのコレクション需要
歴代ライブロゴマグネットや記念商品は、過去のツアーを振り返りたいファンにとって特別な価値を持つ。特定のデザインだけを探す人もいれば、全種類をそろえたい人もいる。
4.販売終了後の需要と供給のずれ
公式販売が終了しても、購入希望者が同時にいなくなるわけではない。新品の公式販売がなくなる一方、中古市場に出回る商品の数量や状態には限りがある。
こうした事情が重なり、定価を大幅に上回る価格を設定する出品が問題になったと考えられる。
ただし、実際の転売成立価格や取引件数について、株式会社嵐が市場全体の統計を公表したわけではない。高額出品の存在と、実際にその価格で売買が成立したかどうかは別の問題である。
非公式グッズはどこが問題なのか今回の声明では、公式商品ではないTシャツやバッグなどの無許諾商品も問題視された。
株式会社嵐は「We are ARASHI」の公式グッズについて、公式オンラインストアに掲載されている商品を正規品として示し、それ以外の無許諾商品について厳しい姿勢を表明した。
ファンが注意したいのは、次のような出品だ。
- 嵐のロゴやメンバーの写真を使用した非公式Tシャツ
- 公式商品に似せたデザインのバッグ
- 公式販売リストにないアクリルスタンドやキーホルダー
- 公式商品と誤認させる説明を付けた無許諾商品
特に、商品説明に「公式」「限定」「正規品」と書かれているだけでは、正規品である証拠にはならない。
なお、公式商品を個人が中古品として出品するケースと、権利者の許諾を得ずに製造された商品は区別する必要がある。中古品という理由だけで、すべてが非公式商品になるわけではない。
【歴代ライブグッズから検証】公式品と非公式品の見分け方

嵐のグッズは、ツアーごとにデザインや商品構成が変化してきた。2026年の「We are ARASHI」だけでなく、過去のライブグッズを探す場合にも、正規品を確認する視点が必要になる。
歴代グッズにも公式ならではの特徴がある2026年3月のファミクラストアの商品案内では、嵐の歴代グッズの写真を使用した「ミニあらし」が登場した。
これは「嵐 FIRST CONCERT 2000」から「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」までの20年間にわたるグッズオフショットやオリジナルフォトから選ばれた写真をミニフォトにしたもの。価格は各120円(税込)だった。
また、歴代ライブロゴを総柄にした「ARASHIライブロゴベアブリック」も税込2,800円で販売された。
こうした商品は、嵐の活動履歴と公式グッズの企画が結びついている点に特徴がある。単純に嵐の名前やロゴが入っているかだけでは、正規品かどうかは判断できない。
正規品を探すときの確認ポイント
公式グッズ購入前のチェックリスト
公式の商品一覧に掲載されているか
ファミクラストアや公式の公演案内で、商品名とデザインを照合する。
価格と商品仕様が一致するか
当時の公式価格、品番、サイズ、素材、付属品を確認する。
実物写真が確認できるか
公式サイトの画像だけでなく、出品されている実物の状態を確認する。
販売元と取引条件が明確か
出品者の評価、発送方法、返品条件、支払い方法を確認する。
不自然な高額設定や購入を急がせる表示がないか
「今だけ」「最後の1点」などの説明だけで判断せず、冷静に比較する。
購入目的によって、選ぶべき方法は変わる。
- 新品の公式商品を希望する人:ファミクラストア オンラインで受付中の商品を確認する。
- ラストツアーの記録を残したい人:現在注文可能な通常盤Blu-ray・DVDを検討する。
- 過去のライブグッズを集めたい人:中古市場で商品名や品番を照合し、実物写真を確認する。
- 安さを優先する人:定価だけでなく送料や商品の状態を含めて比較する。
一方、正規品かどうかの確認が難しい商品や、公式価格を大幅に超える商品を急いで購入することはおすすめできない。
【嵐グッズ販売】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐の公式グッズは2026年11月現在も購入できますか?
A1:通常のライブグッズや写真などは6月15日に販売終了しています。ただし、「We are ARASHI」の通常盤Blu-ray・DVDはファミクラストア オンラインで2027年3月31日23時59分まで注文を受け付けています。
Q2:We are ARASHIのグッズは再販されますか?
A2:2026年11月6日時点で、終了した公式ツアーグッズの再販・再入荷日程は公式発表されていません。再販を期待する場合は、ファミクラストアや嵐の公式関連告知を確認してください。
Q3:嵐の公式グッズと非公式グッズはどう見分けますか?
A3:公式オンラインストアの商品一覧と、商品名・価格・品番・デザインを照合するのが基本です。公式画像を掲載しているだけでは正規品の証明になりません。株式会社嵐も2026年6月12日に無許諾商品への注意喚起を行っています。
2026年の嵐グッズ販売を振り返ると、「We are ARASHI」は最後のツアーを記念する商品として、パンフレット、うちわ、ペンライト、Tシャツ、歴代ライブロゴマグネットなど多彩なラインナップを展開した。
一方、嵐の活動終了に伴って、ファミクラストアでの関連グッズ販売は2026年6月15日23時59分に終了。株式会社嵐も6月12日に高額転売と無許諾商品について声明を出し、ファンに注意を呼びかけた。
2026年11月6日現在、購入を検討できる代表的な公式商品は、2027年3月31日まで受付中のラストツアー通常盤Blu-ray・DVDだ。通常のツアーグッズについては、公式の再販発表がない限り、中古市場で探すことになる。
最後に、購入時に覚えておきたい判断基準は3つある。
- 公式販売履歴:当時の公式商品一覧と価格を確認する。
- 商品の真正性:実物写真、品番、仕様、販売元を照合する。
- 購入費用とリスク:送料を含む総額と、商品が届かないリスクを考慮する。
嵐のグッズは、単なるコレクションではなく、長年にわたる5人の活動とファンの思い出を形にしたものでもある。だからこそ、販売終了後の希少性だけに目を向けず、正規品であることと納得できる価格を優先したい。大切な記念品を安心して手元に残すためにも、公式情報を購入判断の出発点にすることが最も確実な方法だ。