有馬記念の優勝馬は、1956年の第1回から2025年の第70回まで、競馬史を彩る名馬たちによって受け継がれてきた。シンボリルドルフ、オグリキャップ、ディープインパクト、オルフェーヴルといった歴史的名馬に加え、2025年には3歳馬ミュージアムマイルが新たな優勝馬として名を刻んでいる。
2026年11月現在、次回の第71回有馬記念は2026年12月27日(日曜)、中山競馬場の芝2500mで開催予定だ。歴代優勝馬と騎手の全70回分の記録、最多勝馬、連覇の歴史、勝ち時計ランキング、ファン投票制度まで整理し、年末のグランプリをより深く理解できる情報をまとめた。
【1956~2025年完全版】有馬記念の歴代優勝馬70回分と騎手一覧

有馬記念の歴代優勝馬を確認する際、まず押さえたいのが第1回から第70回までの全記録だ。JRAの過去GⅠ成績と各年の競走結果を基に、優勝馬と勝利に導いた騎手を年代順に整理した。
1956年の第1回は「中山グランプリ」という名称で開催された。翌1957年から有馬記念に改称され、2025年の第70回まで続いている。
歴代優勝馬・優勝騎手一覧| 開催年 | 回 | 優勝馬 | 優勝騎手 |
|---|---|---|---|
| 1956年 | 第1回 | メイヂヒカリ | 蛯名武五郎 |
| 1957年 | 第2回 | ハクチカラ | 保田隆芳 |
| 1958年 | 第3回 | オンワードゼア | 八木沢勝美 |
| 1959年 | 第4回 | ガーネツト | 伊藤竹男 |
| 1960年 | 第5回 | スターロツチ | 高松三太 |
| 1961年 | 第6回 | ホマレボシ | 高松三太 |
| 1962年 | 第7回 | オンスロート | 山岡忞 |
| 1963年 | 第8回 | リユウフオーレル | 宮本悳 |
| 1964年 | 第9回 | ヤマトキヨウダイ | 梶与四松 |
| 1965年 | 第10回 | シンザン | 松本善登 |
| 1966年 | 第11回 | コレヒデ | 保田隆芳 |
| 1967年 | 第12回 | カブトシロー | 大崎昭一 |
| 1968年 | 第13回 | リュウズキ | 森安弘明 |
| 1969年 | 第14回 | スピードシンボリ | 野平祐二 |
| 1970年 | 第15回 | スピードシンボリ | 野平祐二 |
| 1971年 | 第16回 | トウメイ | 清水英次 |
| 1972年 | 第17回 | イシノヒカル | 増沢末夫 |
| 1973年 | 第18回 | ストロングエイト | 中島啓之 |
| 1974年 | 第19回 | タニノチカラ | 田島日出雄 |
| 1975年 | 第20回 | イシノアラシ | 加賀武見 |
| 1976年 | 第21回 | トウショウボーイ | 武邦彦 |
| 1977年 | 第22回 | テンポイント | 鹿戸明 |
| 1978年 | 第23回 | カネミノブ | 加賀武見 |
| 1979年 | 第24回 | グリーングラス | 大崎昭一 |
| 1980年 | 第25回 | ホウヨウボーイ | 加藤和宏 |
| 1981年 | 第26回 | アンバーシャダイ | 東信二 |
| 1982年 | 第27回 | ヒカリデユール | 河内洋 |
| 1983年 | 第28回 | リードホーユー | 田原成貴 |
| 1984年 | 第29回 | シンボリルドルフ | 岡部幸雄 |
| 1985年 | 第30回 | シンボリルドルフ | 岡部幸雄 |
| 1986年 | 第31回 | ダイナガリバー | 増沢末夫 |
| 1987年 | 第32回 | メジロデュレン | 村本善之 |
| 1988年 | 第33回 | オグリキャップ | 岡部幸雄 |
| 1989年 | 第34回 | イナリワン | 柴田政人 |
| 1990年 | 第35回 | オグリキャップ | 武豊 |
| 1991年 | 第36回 | ダイユウサク | 熊沢重文 |
| 1992年 | 第37回 | メジロパーマー | 山田泰誠 |
| 1993年 | 第38回 | トウカイテイオー | 田原成貴 |
| 1994年 | 第39回 | ナリタブライアン | 南井克巳 |
| 1995年 | 第40回 | マヤノトップガン | 田原成貴 |
| 1996年 | 第41回 | サクラローレル | 横山典弘 |
| 1997年 | 第42回 | シルクジャスティス | 藤田伸二 |
| 1998年 | 第43回 | グラスワンダー | 的場均 |
| 1999年 | 第44回 | グラスワンダー | 的場均 |
| 2000年 | 第45回 | テイエムオペラオー | 和田竜二 |
| 2001年 | 第46回 | マンハッタンカフェ | 蛯名正義 |
| 2002年 | 第47回 | シンボリクリスエス | O.ペリエ |
| 2003年 | 第48回 | シンボリクリスエス | O.ペリエ |
| 2004年 | 第49回 | ゼンノロブロイ | O.ペリエ |
| 2005年 | 第50回 | ハーツクライ | C.ルメール |
| 2006年 | 第51回 | ディープインパクト | 武豊 |
| 2007年 | 第52回 | マツリダゴッホ | 蛯名正義 |
| 2008年 | 第53回 | ダイワスカーレット | 安藤勝己 |
| 2009年 | 第54回 | ドリームジャーニー | 池添謙一 |
| 2010年 | 第55回 | ヴィクトワールピサ | M.デムーロ |
| 2011年 | 第56回 | オルフェーヴル | 池添謙一 |
| 2012年 | 第57回 | ゴールドシップ | 内田博幸 |
| 2013年 | 第58回 | オルフェーヴル | 池添謙一 |
| 2014年 | 第59回 | ジェンティルドンナ | 戸崎圭太 |
| 2015年 | 第60回 | ゴールドアクター | 吉田隼人 |
| 2016年 | 第61回 | サトノダイヤモンド | C.ルメール |
| 2017年 | 第62回 | キタサンブラック | 武豊 |
| 2018年 | 第63回 | ブラストワンピース | 池添謙一 |
| 2019年 | 第64回 | リスグラシュー | D.レーン |
| 2020年 | 第65回 | クロノジェネシス | 北村友一 |
| 2021年 | 第66回 | エフフォーリア | 横山武史 |
| 2022年 | 第67回 | イクイノックス | C.ルメール |
| 2023年 | 第68回 | ドウデュース | 武豊 |
| 2024年 | 第69回 | レガレイラ | 戸崎圭太 |
| 2025年 | 第70回 | ミュージアムマイル | C.デムーロ |
この一覧から分かるように、有馬記念は時代ごとに異なる名馬が主役を務めてきた。1960年代にはシンザン、1970年代にはトウショウボーイやテンポイント、1980年代にはシンボリルドルフ、1990年代にはオグリキャップやグラスワンダーが登場する。
2000年代以降はディープインパクト、オルフェーヴル、ゴールドシップ、キタサンブラックなど、競馬ファン以外にも知られる馬が優勝。2020年代にはイクイノックス、ドウデュース、レガレイラ、ミュージアムマイルへと勝者が移り変わっている。
【歴代記録を比較】有馬記念の最多勝馬・連覇・勝ち時計ランキング
競走馬の最多優勝記録は2勝有馬記念の歴代最多勝馬は、意外にも3勝馬ではない。2025年の第70回終了時点で、複数回優勝した競走馬の最高記録は2勝。この記録を持つ馬は6頭いる。
- スピードシンボリ:1969年、1970年
- シンボリルドルフ:1984年、1985年
- オグリキャップ:1988年、1990年
- グラスワンダー:1998年、1999年
- シンボリクリスエス:2002年、2003年
- オルフェーヴル:2011年、2013年
6頭のうち、オグリキャップとオルフェーヴルは連続する年ではなく、間隔を空けて2勝を挙げた。対してスピードシンボリ、シンボリルドルフ、グラスワンダー、シンボリクリスエスは2年連続で優勝している。
有馬記念で連覇した競走馬は4頭有馬記念の連覇は、単に2回勝つこととは意味が違う。年齢や状態、対戦相手が変わる翌年にも、同じ舞台で再び頂点に立たなければならないからだ。
- 1969年・1970年:スピードシンボリ
- 1984年・1985年:シンボリルドルフ
- 1998年・1999年:グラスワンダー
- 2002年・2003年:シンボリクリスエス
特にシンボリルドルフは、1984年に3歳で初優勝し、1985年には4歳で連覇を達成した。日本競馬史を代表する名馬の実力を、年をまたいで証明した記録である。
なお、オグリキャップは1988年と1990年、オルフェーヴルは2011年と2013年に優勝しているが、いずれも連覇ではない。この違いは歴代記録を確認する際に注意したいポイントだ。
有馬記念の歴代勝ち時計ランキング勝ち時計で見ると、歴代最速の記録は2004年のゼンノロブロイが記録した2分29秒5。JRA公式成績でもレコードとして掲載されている。
- 1位:2004年 ゼンノロブロイ — 2分29秒5(レコード)
- 2位:2009年 ドリームジャーニー — 2分30秒0
- 3位タイ:2003年 シンボリクリスエス — 2分30秒5
- 3位タイ:2019年 リスグラシュー — 2分30秒5
- 次点:1991年 ダイユウサク — 2分30秒6
2003年のシンボリクリスエスは、当時のレコードとなる2分30秒5で優勝した。その翌年、ゼンノロブロイが同じ有馬記念でさらに1秒短縮し、2分29秒5という記録を打ち立てている。
2009年のドリームジャーニー、2019年のリスグラシューも2分30秒台前半の優秀な時計を記録した。単純なタイム比較だけでなく、馬場状態、ペース、当日の天候などを考慮することが、歴代の走りを正しく評価するうえで欠かせない。
歴代最多勝の騎手は誰?優勝騎手に注目すると、歴代最多勝は武豊騎手と池添謙一騎手の4勝。いずれも有馬記念で複数の名馬を勝利に導いてきた。
武豊騎手は1990年のオグリキャップ、2006年のディープインパクト、2017年のキタサンブラック、2023年のドウデュースで優勝。異なる世代の名馬とともに、長年にわたってグランプリの舞台で結果を残している。
池添謙一騎手は2009年のドリームジャーニー、2011年と2013年のオルフェーヴル、2018年のブラストワンピースで優勝。特にオルフェーヴルとのコンビは、有馬記念の歴史を語るうえで欠かせない存在だ。
【名馬の系譜】シンボリルドルフ・オグリキャップ・ディープインパクト・オルフェーヴル
有馬記念の歴史を理解するには、単なる優勝回数だけではなく、各時代を代表した競走馬がどのような形でグランプリを制したのかを振り返る必要がある。
シンボリルドルフ:1984・1985年の連覇シンボリルドルフは1984年と1985年に有馬記念を連覇した名馬だ。1984年には3歳で初制覇し、翌年も岡部幸雄騎手とのコンビで優勝。2年連続でグランプリの主役となった。
同馬は国内外の大舞台で実績を重ね、日本競馬史に残る存在となった。有馬記念の連覇という記録も、その圧倒的な競走能力を象徴する実績の一つだ。
オグリキャップ:1988年と1990年の2勝オグリキャップは1988年と1990年に有馬記念を制した。地方競馬から中央競馬へと進み、全国的な人気を集めた競走馬としても知られる。
1988年は岡部幸雄騎手、1990年は武豊騎手とのコンビで優勝。異なる騎手とともに2度のグランプリ制覇を成し遂げた点も特徴的だ。
特に1990年の勝利は、同馬の競走生活を振り返る際に欠かせない名勝負として知られている。競馬ファンの記憶に残る存在感は、勝利数だけでは測れない。
ディープインパクト:2006年の有馬記念優勝ディープインパクトは2006年の第51回有馬記念で優勝した。鞍上は武豊騎手。圧倒的な末脚と高い競走能力で知られる同馬が、年末の大舞台でも強さを示した。
前年の2005年にはハーツクライが優勝しており、翌2006年にはディープインパクトが王座を取り戻す形となった。この時期の有馬記念は、国内トップクラスの競走馬が集まる舞台として大きな注目を集めた。
オルフェーヴル:2011年と2013年の優勝オルフェーヴルは2011年と2013年に有馬記念を制覇。いずれも池添謙一騎手とのコンビだった。
2011年の初優勝から2013年の2度目の勝利までには、2012年の出走を挟んでいる。2013年の有馬記念は同馬の引退レースでもあり、最後の大舞台で強烈な印象を残した。
連覇ではないものの、2度の優勝を果たした点では歴代最多勝グループに並ぶ。引退レースを勝利で締めくくったことも、オルフェーヴルの有馬記念を語るうえで重要な要素だ。
2025年の優勝馬ミュージアムマイル2025年12月28日に行われた第70回有馬記念では、3歳牡馬のミュージアムマイルが優勝した。
鞍上はC.デムーロ騎手。皐月賞を制した実績を持つ同馬は、16頭立てのレースで中団から脚を伸ばし、2着コスモキュランダを半馬身差で退けた。勝ち時計は2分31秒5、単勝3番人気からの勝利だった。
3着にはダノンデサイルが入り、前年の有馬記念で2着だったシャフリヤールに騎乗していたC.デムーロ騎手にとっても、雪辱を果たす優勝となった。
JRAの公式成績では、ミュージアムマイルとC.デムーロ騎手、高柳大輔調教師のいずれにとっても有馬記念初勝利と記録されている。70回目のグランプリを3歳馬が制したことは、次世代の競馬界を占ううえでも印象的な結果だった。
【コースと歴史を解説】中山競馬場の芝2500mとファン投票制度
有馬記念が誕生した背景有馬記念の創設を提唱したのは、当時の日本中央競馬会第2代理事長だった有馬頼寧氏だ。
1956年、中山競馬場の新スタンド竣工を機に、日本ダービーに匹敵する大レースを中山競馬場にも設ける構想が実現した。第1回は「中山グランプリ」という名称で開催され、メイヂヒカリが優勝している。
しかし、翌1957年1月に有馬頼寧氏が急逝。その功績を称えるため、同年から競走名が「有馬記念」に変更された。
ファン投票によって出走馬を選ぶという仕組みは、創設当初からの大きな特徴である。プロ野球のオールスターゲームのように、ファンが参加して競走を盛り上げるという発想が、年末の一大イベントとしての有馬記念を形作ってきた。
ファン投票で全出走馬が決まるわけではない有馬記念はファン投票で出走馬を選ぶグランプリだが、投票順位だけですべての出走馬が自動的に決まるわけではない。
2026年のJRA公式案内では、第2回特別登録を行った中央馬のうち、ファン投票上位10頭に優先出走権が与えられる。ただし、対象となるのはファン投票順位50位以内の馬に限られる。
つまり、ファン投票は出走馬選定に大きな影響を与えるものの、登録や出走条件も関係する制度だ。人気投票と実際の出馬表を区別して確認する必要がある。
中山競馬場・芝2500mのコース特徴有馬記念の舞台は中山競馬場の芝2500m。現在の距離に変更されたのは1966年の第11回からで、それ以前の1956~1965年は芝2600mで開催されていた。
中山芝2500mは、単純なスタミナだけでなく、コーナーでの立ち回りや位置取りが結果を左右するコースだ。
- スタート地点:外回り3コーナー付近からスタートし、すぐに内回りコースへ合流する。
- 序盤の特徴:最初の4コーナーまでの距離が短く、先行争いが長引く場合がある。
- 最後の直線:約310mと短く、長い直線で差し切る東京競馬場とは異なる展開になりやすい。
- ゴール前の坂:高低差約2.2mの急坂が待ち受け、最後までスタミナと持続力が試される。
外を回して進出する馬は距離のロスが大きくなりやすい。一方、内を突く馬は進路が塞がるリスクを抱える。馬の能力に加え、騎手の判断とコース取りが勝敗に直結する舞台である。
【2026年最新情報】第71回有馬記念の開催日程・基本情報
2026年の有馬記念は、第71回グランプリとして開催される。JRAが公表している開催情報は以下のとおりだ。
- 開催日:2026年12月27日(日曜)
- 競馬場:中山競馬場
- 距離:芝2500m(右回り)
- 競走条件:3歳以上オープン
- 負担重量:定量
- 競走名:第71回有馬記念(GⅠ)
2026年11月4日時点では、レース開催日は公表済みで、出走馬の最終的な顔ぶれは今後の登録・出馬投票などを経て決まる。
2026年の注目ポイント2025年の優勝馬ミュージアムマイルをはじめ、各世代の実績馬がどのような形で年末の大一番に向かうのかが注目される。
有馬記念では、天皇賞(秋)、ジャパンカップ、菊花賞、宝塚記念など、異なる距離や条件のGⅠで実績を残した馬が集まる。各馬の能力だけでなく、秋のレースからの疲労、距離適性、中山コースへの対応力も評価材料になる。
また、2026年のJRA公式案内では、11月29日のジャパンカップをはじめ、主要なステップレースが案内されている。年末の有馬記念を予想する際には、直前の競走成績だけでなく、秋シーズン全体の内容を確認したい。
現地観戦を予定する場合の注意点JRAは2026年下半期のGⅠ開催日について、指定席券または入場券をインターネットで購入した人に入場を限定する日程を公表している。有馬記念当日の12月27日も対象だ。
指定席や入場券の発売枚数、発売スケジュールなどは別途案内されるため、現地観戦を希望する場合はJRAの最新告知を確認する必要がある。
【プロの結論】有馬記念の歴代記録から読み解く勝ち馬の条件
有馬記念の歴代70回を振り返ると、優勝馬に共通する特徴として浮かび上がるのは、単なる能力の高さだけではない。中山芝2500mという独特の舞台への対応力、レース展開への柔軟性、そして騎手との連携が重要な要素となっている。
勝ち時計だけで歴代最強馬を決められないゼンノロブロイの2分29秒5は歴代最速のレコードだが、時計だけで歴代最強馬を決めることはできない。馬場状態やペース、競走当時のコース環境が異なるためだ。
例えば、重い馬場で勝利した馬と、良馬場で高速決着を演じた馬では、単純な走破タイムの比較に限界がある。時計は能力を測る一つの材料であり、着差や相手関係、レース内容も合わせて見るべきだ。
連覇と複数回優勝は別の価値を持つオグリキャップやオルフェーヴルのように、間隔を空けて2度優勝することも非常に難しい。一方、スピードシンボリやシンボリルドルフのような連覇には、翌年もトップレベルの状態を維持する能力が求められる。
最多勝という数字だけでなく、連覇の有無や優勝した年齢にも注目すると、各馬の競走生活における有馬記念の価値が見えてくる。
歴代優勝馬を調べるときの判断基準- 優勝馬を確認したい人:JRAの歴代GⅠ成績を基準に開催年と馬名を照合する。
- 騎手の実績を知りたい人:馬名だけでなく、各年の優勝騎手も合わせて確認する。
- 歴代最強馬を比較したい人:勝ち時計、着差、馬場状態、対戦相手を総合的に見る。
- 連覇記録を調べたい人:同じ馬の優勝年が連続しているかを区別する。
- 2026年の予想に役立てたい人:過去の実績だけでなく、直近の調子と中山芝2500mへの適性を重視する。
反対に、過去の優勝馬や人気馬の実績だけを根拠に、2026年の勝ち馬を決めつけるのは避けたい。有馬記念は毎年メンバー構成が変わり、コース取りや展開によって結果が大きく動く競走だからだ。
【有馬記念優勝馬】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:有馬記念の歴代最多勝馬はどの競走馬ですか?
A1:2025年の第70回終了時点では、最多優勝記録は2勝です。スピードシンボリ、シンボリルドルフ、オグリキャップ、グラスワンダー、シンボリクリスエス、オルフェーヴルの6頭が該当します。
Q2:有馬記念を連覇した競走馬は何頭いますか?
A2:2025年までに連覇を達成したのは4頭です。スピードシンボリ(1969・1970年)、シンボリルドルフ(1984・1985年)、グラスワンダー(1998・1999年)、シンボリクリスエス(2002・2003年)です。
Q3:有馬記念の歴代最速タイムは何分何秒ですか?
A3:2004年のゼンノロブロイが記録した2分29秒5です。O.ペリエ騎手とのコンビで優勝し、JRA公式成績にレコードとして掲載されています。
Q4:2025年の有馬記念優勝馬は何ですか?
A4:ミュージアムマイルです。C.デムーロ騎手が騎乗し、2025年12月28日の第70回有馬記念を2分31秒5で制しました。2着コスモキュランダとの差は半馬身でした。
Q5:2026年の有馬記念はいつ開催されますか?
A5:2026年12月27日(日曜)に中山競馬場で開催予定です。距離は芝2500m、競走条件は3歳以上オープンの定量戦です。
Q6:有馬記念はファン投票だけで出走馬が決まりますか?
A6:いいえ。ファン投票上位10頭(投票順位50位以内)が優先出走権の対象となりますが、実際には特別登録や出走条件なども関係します。
有馬記念は1956年の中山グランプリから始まり、2025年の第70回まで70回の歴史を重ねてきた。シンボリルドルフ、オグリキャップ、ディープインパクト、オルフェーヴルといった名馬が勝者として名を刻み、2025年にはミュージアムマイルが新たな歴史を作った。
歴代最多勝は2勝で、該当する競走馬は6頭。連覇達成馬は4頭、騎手別では武豊騎手と池添謙一騎手が4勝で並ぶ。歴代最速の勝ち時計はゼンノロブロイが2004年に記録した2分29秒5だ。
次回の第71回有馬記念は2026年12月27日(日曜)に開催される。舞台は引き続き中山競馬場の芝2500m。歴代の名馬が残した記録を振り返りながら、次のグランプリでどの競走馬が新たな歴史を刻むのか、年末の大一番に注目したい。
主な参照資料: JRA「有馬記念・過去GⅠ成績」「2025年有馬記念競走成績」「2026年有馬記念開催情報」、フジテレビ競馬PARK「歴代優勝馬」、JRA各年の公式競走結果。