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藤井聡太王将戦2026最新情報!第75期5連覇の逆転劇と第76期挑戦者争いを徹底解説

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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2026年11月現在、藤井聡太王将の最大の注目点は、第75期ALSOK杯王将戦で達成した5連覇と、第76期王将戦で6連覇を目指す次の挑戦者争いです。第75期七番勝負では永瀬拓矢九段を相手に1勝3敗と追い込まれながら、そこから3連勝。最終局を制し、通算4勝3敗で王将位を守りました。

一方、第76期は2026年8月から挑戦者決定リーグが始まり、永瀬拓矢九段、伊藤匠二冠、藤本渚七段らが藤井王将への挑戦権を争っています。11月4日の対局終了時点では3人が3勝1敗で並ぶ展開です。2027年1月から始まる七番勝負の日程も発表されており、挑戦者の決定に向けてリーグ終盤の攻防が続いています。

この記事では、日本将棋連盟の公式棋戦情報やALSOKの開催資料、王将戦中継ブログの記録をもとに、第75期の結果、第76期の最新順位、歴代優勝者、永世王将の条件、対局ルールまで整理します。

【2026年最新】第75期王将戦の結果は藤井聡太が4勝3敗で5連覇!

藤井聡太王将戦

第75期ALSOK杯王将戦七番勝負は、藤井聡太王将と永瀬拓矢九段の対決となりました。

2026年1月から3月にかけて行われたシリーズは、最終第7局までもつれ込む大熱戦でした。藤井王将は序盤から永瀬九段に先行を許し、シリーズ成績は1勝3敗。タイトル防衛まであと1敗という厳しい状況に立たされます。

しかし、第5局から藤井王将が3連勝。最終局を制して4勝3敗とし、王将位を防衛しました。

この結果、藤井聡太は第71期から続く王将戦5連覇を達成しました。

第75期七番勝負の全対局結果

両者の対戦結果は次のとおりです。

  • 第1局(1月11・12日):永瀬拓矢九段が勝利。
  • 第2局(1月24・25日):藤井聡太王将が勝利。
  • 第3局(2月3・4日):永瀬拓矢九段が勝利。
  • 第4局(2月17・18日):永瀬拓矢九段が勝利。
  • 第5局(3月8・9日):藤井聡太王将が勝利。
  • 第6局(3月18・19日):藤井聡太王将が勝利。
  • 第7局(3月25・26日):藤井聡太王将が勝利。

第4局終了時点では永瀬九段が3勝1敗とリードしていました。しかし、藤井王将が第5局、第6局、第7局を連取し、最終的に4勝3敗でシリーズを制しています。

最終第7局は大阪府高槻市の関西将棋会館で実施されました。日本将棋連盟の王将戦中継ブログによると、藤井王将が勝利したのは3月26日。終局時刻は15時34分で、消費時間は藤井王将が5時間28分、永瀬九段が7時間12分でした。

1勝3敗からの逆転を生んだ第5局

今回のシリーズで最も重要だったのは、第5局です。

第4局までの展開について、藤井王将自身も記者会見で苦しい状況だったと振り返っています。第5局でも中盤にミスがあり、決して余裕のある展開ではありませんでした。

それでも、この一局を勝ち切ったことでシリーズの流れが変わりました。

王将戦中継ブログに掲載された記者会見では、藤井王将は次のように話しています。

後手番の第5局を勝てたことが大きかったと思います。

第5局で1勝を返したことで、第6局、第7局へ向けて状態を上向かせることができたという趣旨の振り返りもありました。

この逆転劇を単純に精神力だけで説明するのは十分ではありません。対局内容を振り返ると、苦しい局面で勝利を拾い、次の対局へ修正をつなげる能力がシリーズの結果を左右したことが分かります。

また、永瀬九段の強さも忘れてはいけません。第4局までに3勝を挙げたこと自体が、藤井王将にとって非常に大きな脅威でした。

5連覇という結果だけでなく、両者が最後まで競り合ったシリーズだった点にも、第75期の価値があります。

【第76期王将戦速報】挑戦者決定リーグの最新順位と有力棋士

第76期王将戦は、2026年8月から11月にかけて挑戦者決定リーグが行われています。

このリーグを勝ち抜いた棋士が、2027年の七番勝負で藤井聡太王将に挑戦します。

2026年11月4日の対局終了時点で、リーグの上位争いは3勝1敗の3人が中心となっています。

11月4日終了時点のリーグ成績

主な成績は次のとおりです。

  • 永瀬拓矢九段:3勝1敗
  • 伊藤匠二冠:3勝1敗
  • 藤本渚七段:3勝1敗
  • 郷田真隆九段:2勝2敗
  • 本田奎六段:2勝2敗
  • 西田拓也六段:1勝4敗
  • 近藤誠也八段:1勝4敗

11月4日には近藤誠也八段が西田拓也六段に勝利しました。両者はこの時点でともに1勝4敗となっています。

特に注目されるのは、永瀬、伊藤、藤本の3棋士です。

永瀬拓矢九段:藤井王将との再戦を目指す実力者

永瀬拓矢九段は第75期七番勝負でも藤井王将と対戦した棋士です。

第75期では一時3勝1敗とリードし、王将位獲得まであと1勝に迫りました。最終的には逆転を許したものの、藤井王将を苦しめた実力は明らかです。

第76期でも3勝1敗と好位置につけており、再び藤井王将との七番勝負に進めるかが大きな注目点です。

伊藤匠二冠:タイトル戦の経験を持つ有力候補

伊藤匠二冠も3勝1敗でリーグを戦っています。

藤井聡太との対戦経験が豊富で、タイトル戦でも高い競争力を示してきた棋士です。永瀬九段との直接対決は、挑戦権争いを左右する重要な一局になります。

藤本渚七段:上位争いに加わる若手の注目株

藤本渚七段も3勝1敗と健闘しています。

永瀬九段には敗れたものの、その後の対局で勝ち星を重ね、上位グループに残っています。実績あるタイトル経験者だけでなく、新たな挑戦者候補が存在感を示している点も今期の見どころです。

次の注目カードは11月6日の永瀬対伊藤

次の大きな注目カードは、11月6日に組まれている永瀬拓矢九段対伊藤匠二冠の対局です。

ともに3勝1敗で迎える直接対決であり、勝敗によってリーグの首位争いに大きな影響が生じます。

藤本渚七段も同じ3勝1敗であるため、永瀬・伊藤の勝者だけで挑戦権争いが決まるわけではありません。

また、リーグで同率首位が生じた場合には、原則として順位上位の棋士2人によるプレーオフが行われます。

したがって、単純な勝ち数だけでなく、リーグ内の順位も重要な意味を持ちます。

【歴代優勝者】藤井聡太の王将戦5連覇までの成績を比較

藤井聡太王将の強さを理解するには、直近の王将戦の歴史を確認することが有効です。

日本将棋連盟の公式棋戦情報に掲載されている第69期から第75期までの優勝者と七番勝負の成績をまとめました。

期 優勝者 挑戦者 七番勝負の成績
第69期(2019年) 渡辺明 広瀬章人 4勝3敗
第70期(2020年) 渡辺明 永瀬拓矢 4勝2敗
第71期(2021年) 藤井聡太 渡辺明 4勝0敗
第72期(2022年) 藤井聡太 羽生善治 4勝2敗
第73期(2023年) 藤井聡太 菅井竜也 4勝0敗
第74期(2024年) 藤井聡太 永瀬拓矢 4勝1敗
第75期(2025年度) 藤井聡太 永瀬拓矢 4勝3敗

※第75期は2025年度の棋戦として記録されていますが、七番勝負の最終局は2026年3月に行われました。

藤井聡太は第71期から5期連続で王将を保持

藤井王将が初めて王将位を獲得したのは第71期です。

当時の挑戦者は渡辺明九段。藤井王将は4連勝でタイトルを獲得しました。

その後も羽生善治九段、菅井竜也九段、永瀬拓矢九段らを相手に防衛を続けています。

特に第72期の羽生善治九段との七番勝負は、将棋界を代表する新旧の実力者による対決として注目されました。

第73期は菅井竜也九段に4連勝、第74期は永瀬拓矢九段に4勝1敗。そして第75期は同じ永瀬九段との再戦を4勝3敗で制しました。

こうした結果からも、藤井王将の王将戦での安定した実績が分かります。

王将戦の歴史は1950年に始まった

ALSOKの公式開催資料によると、王将戦は1950年に創設され、翌1951年からタイトル戦として開催されています。

現在の8大タイトル戦の中でも、名人戦に次ぐ長い歴史を持つ棋戦です。

かつては3連勝すると次局で香落ちになる「三番手直り」という独自制度が採用されていました。現在の七番勝負とは異なる、王将戦ならではの歴史的特徴です。

歴代の王将には大山康晴十五世名人、羽生善治九段、渡辺明九段など、将棋界を代表する棋士が名を連ねています。

【永世王将の条件】5連覇と通算10期の違いを解説

藤井聡太王将の5連覇を受けて注目されるのが、永世王将の称号です。

ここで間違えやすいのが、5連覇すれば永世王将になれるという認識です。

実際の獲得条件は異なります。

日本将棋連盟の公式規定によると、永世王将の条件は王将位を通算10期保持することです。

つまり、5連覇だけでは永世王将の資格は得られません。

永世王将を獲得した棋士は大山康晴と羽生善治

ALSOKの王将戦公式資料では、これまで永世王将の資格を獲得した棋士として次の2人が紹介されています。

  • 大山康晴:王将戦を代表する歴史的な名棋士。
  • 羽生善治:数々のタイトルを獲得し、王将戦でも歴史に残る実績を持つ棋士。

両者に共通しているのは、長期間にわたってトップレベルの実力を維持し、王将位を積み重ねたことです。

藤井聡太は永世王将まであと何期?

第75期終了時点で藤井王将は王将位を5期連続で獲得しています。

通算10期が条件であるため、今後さらに5期の獲得が必要です。

ただし、必要なのは連続5期ではなく通算10期です。途中でタイトルを失ったとしても、その後に再び王将位を獲得すれば通算記録に加算されます。

第76期で藤井王将が防衛すれば6期目となります。

永世王将の資格獲得という長期的な記録を考えるうえでも、2027年の七番勝負は重要な意味を持っています。

【王将戦のルール】挑戦者決定リーグから七番勝負までの仕組み

王将戦は、全棋士が参加するタイトル棋戦です。

最終的に王将への挑戦権を獲得するには、予選を勝ち抜き、さらに強豪棋士が集まる挑戦者決定リーグを突破しなければなりません。

一次予選・二次予選・挑戦者決定リーグの3段階

第76期の基本的な進行は次のとおりです。

1. 一次予選

トーナメント形式で行われ、勝ち上がった棋士が二次予選へ進みます。

2. 二次予選

一次予選の通過者などがトーナメントを戦い、各ブロックの勝者が挑戦者決定リーグに進出します。

3. 挑戦者決定リーグ

予選を勝ち上がった棋士3人と、シード棋士4人の合計7人で総当たり戦を行います。

リーグの優勝者が王将への挑戦権を獲得します。下位の棋士には翌期のリーグ残留をめぐる厳しい争いもあります。

持ち時間は予選3時間、リーグ4時間、七番勝負8時間

王将戦では、対局の段階によって持ち時間が異なります。

  • 一次予選:各3時間。
  • 二次予選:各3時間。
  • 挑戦者決定リーグ:各4時間。
  • 七番勝負:各8時間、2日制。

七番勝負は1日目の最後に次の一手を封じる「封じ手」を採用します。

対局は2日間にわたって進み、両者が持ち時間を使いながら長時間にわたる読み合いを展開します。

七番勝負は先に4勝した棋士が王将になる

挑戦者決定リーグを勝ち抜いた棋士は、現王将と七番勝負を戦います。

先に4勝した棋士が王将位を獲得します。

そのため、最短4局で決着することもあれば、第75期のように第7局まで行われる場合もあります。

第75期が盛り上がった理由も、この七番勝負という形式にあります。1勝3敗からでも、残りの対局にすべて勝てば防衛できるためです。

【2027年最新日程】第76期王将戦七番勝負の開催予定

2026年11月現在、第76期の挑戦者はまだ決定していません。

一方、ALSOKの公式開催資料では、2027年1月から3月に行われる七番勝負の日程と開催場所が公表されています。

主な日程は次のとおりです。

第76期王将戦の七番勝負日程
  • 第1局:1月11・12日 島根県大田市「さんべ荘」
  • 第2局:1月23・24日 京都府京都市「伏見稲荷大社」
  • 第3局:2月2・3日 東京都立川市「オーベルジュ ときと」
  • 第4局:2月15・16日 北海道松前町「温泉旅館矢野」
  • 第5局:3月6・7日 静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」
  • 第6局:3月18・19日 栃木県大田原市「ホテル花月」
  • 第7局:3月30・31日 東京都渋谷区「将棋会館」

※第6局、第7局はそれ以前に決着した場合には実施されません。

藤井聡太の6連覇は実現するのか

第76期で藤井王将が防衛すれば、王将戦6連覇となります。

対戦相手として有力なのは、現在3勝1敗で並ぶ永瀬拓矢九段、伊藤匠二冠、藤本渚七段です。

特に永瀬九段は第75期の挑戦者であり、藤井王将との対戦経験も豊富です。

伊藤二冠はタイトル戦での実績を持ち、藤本七段は若手棋士として上位争いに加わっています。

挑戦者が誰になるかによって、2027年の七番勝負の見どころも変わります。

王将戦の最新速報を追う場合は、日本将棋連盟の第76期公式リーグ表、王将戦中継ブログ、主催者の発表を確認するのが確実です。

【藤井聡太の王将戦】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:藤井聡太は第75期王将戦で何勝何敗で防衛しましたか?
A1:永瀬拓矢九段との七番勝負を4勝3敗で制しました。1勝3敗から3連勝し、2026年3月26日に5連覇を達成しています。

Q2:藤井聡太の王将戦5連覇は永世王将の獲得を意味しますか?
A2:いいえ。永世王将の条件は通算10期の獲得です。第75期終了時点では5期連続獲得であり、永世王将の資格にはさらに5期必要です。

Q3:第76期王将戦の挑戦者は誰ですか?
A3:2026年11月4日の対局終了時点では未決定です。永瀬拓矢九段、伊藤匠二冠、藤本渚七段が3勝1敗で並んでいます。

Q4:第76期王将戦の七番勝負はいつから始まりますか?
A4:2027年1月11・12日の第1局から始まる予定です。開催地は島根県大田市のさんべ荘です。

Q5:王将戦の持ち時間は何時間ですか?
A5:一次予選と二次予選は各3時間、挑戦者決定リーグは各4時間、七番勝負は各8時間の2日制です。

Q6:王将戦で歴代の永世王将は誰ですか?
A6:大山康晴と羽生善治の2人です。永世王将は通算10期の王将位獲得が条件となっています。

2026年の第75期ALSOK杯王将戦では、藤井聡太王将が永瀬拓矢九段との七番勝負を4勝3敗で制し、5連覇を達成しました。

1勝3敗という厳しい状況から3連勝して防衛したシリーズは、藤井王将の実績の中でも印象的な戦いの一つです。

一方、第76期王将戦は挑戦者決定リーグが終盤を迎えています。永瀬拓矢九段、伊藤匠二冠、藤本渚七段による3勝1敗の争いは、2027年の七番勝負を占う重要な局面です。

今後の王将戦を追う際に押さえておきたい要点は、次の3つです。

  • 第76期の挑戦者決定:11月のリーグ終盤と、必要に応じた挑戦者決定プレーオフ。
  • 2027年の七番勝負:藤井聡太王将が6連覇を達成できるか。
  • 長期的な記録:通算10期で獲得できる永世王将に、藤井王将がどこまで近づくか。

第75期で見せた逆転劇を経て、藤井王将は新たな防衛戦に臨みます。次に挑戦権を手にする棋士は誰なのか。そして藤井聡太の王将戦6連覇は実現するのか。2027年の七番勝負に向けたリーグ戦の行方から目が離せません。

【プロの結論】

第75期王将戦の最大の教訓は、七番勝負では途中の勝敗だけで最終結果を判断できないということです。1勝3敗からでも、残り3局を勝ち切ればタイトルを守れます。

また、第76期の挑戦者争いを見る際には、単純な勝ち数だけでなく、リーグ順位、残りの対局相手、同率時のプレーオフ規定も確認する必要があります。

速報を読むときは、対局当日の勝敗とリーグ全体の順位を区別することが、王将戦を正しく理解するポイントです。

主な確認資料: 日本将棋連盟の公式棋戦情報・第76期リーグ表、ALSOK杯王将戦公式開催資料、王将戦中継ブログの第75期最終局・記者会見記録、2026年11月4日の対局結果報道。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

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