猪狩蒼弥の過去の炎上として、特に知られているのが2019年8月の「日本破壊」発言だ。当時、猪狩はジャニーズJr.のユニットHiHi Jetsに所属しており、コンサートを盛り上げるためのSNS投稿をファンに呼びかけたことが問題になった。
発端はコンサートでのハッシュタグ提案2019年8月15日、HiHi Jetsのコンサートで、猪狩がSNSのトレンド入りを狙う言葉として「日本破壊」を提案したと報じられている。
その後、8月18日の公演でも猪狩がファンに向けて投稿を呼びかけた。
当時のJ-CASTニュースの報道によると、猪狩は公演の終盤に次のように発言した。
みなさん「日本破壊」ってツイートしてね!
ファンによる投稿が相次ぎ、Xの前身であるTwitterでは「#日本破壊」がトレンド入り。HiHi Jetsの名前とともに広く拡散された。
しかし、この出来事にはタイミングの問題があった。
8月15日は終戦の日であり、戦争や平和について考える時期でもある。「日本破壊」という言葉が、コンサートの盛り上がりを表現する比喩だと知らない一般ユーザーには、文字どおり日本を破壊するような意味にも受け取られかねなかった。
加えて、ファン以外の人々にもハッシュタグが届いたことで、批判が広がっていった。
HiHi Jetsが謝罪文を掲載した理由騒動を受け、HiHi Jetsは2019年8月19日、会員制サイト「Johnny's web」にグループ名義の謝罪文を掲載した。
J-CASTニュースが同月27日に報じたジャニーズ事務所の説明では、発言の意図はコンサートをこれまでにないほど盛り上げたいというものであり、それ以上の他意はなかったとされている。
一方、事務所は不適切な発言だったことも認めた。
謝罪の背景には、本人たちの意図と、SNSを通じて不特定多数に伝わった言葉の受け取られ方との間に大きな隔たりがあった。
また、事務所は本人とメンバーに内省を促し、今後ふさわしい言動を身につけるよう伝えたと説明している。
この騒動について押さえておきたいのは、猪狩個人の発言が発端だった一方、謝罪はHiHi Jetsというグループ名義で行われたという点だ。
単に一人の失言として処理されたのではなく、グループ全体の問題として対応された出来事だった。
【2025年12月~2026年1月】やす子との番組内のイジりで再び炎上

2019年の騒動とは別に、猪狩蒼弥の名前がSNSで大きく取り上げられたのが、2025年末から2026年初頭にかけてのやす子とのやり取りだ。
今回は猪狩本人の問題発言ではなく、やす子が番組内で猪狩に向けて発した言葉が議論の中心になった。
2025年12月8日『呼び出し先生タナカ』での発言最初のきっかけは、2025年12月8日にフジテレビ系で放送された『呼び出し先生タナカSP』だった。
この回には猪狩蒼弥とやす子が出演。アナウンサーを中心とした出演者たちが、さまざまなテストに挑戦する2時間スペシャルだった。
番組内で、クイズの回答を間違えた猪狩に対して、やす子が次のように発言したと報じられている。
だからデビューできないんだよ!
これに対し、猪狩は「だからなわけねーだろ!」と即座にツッコミを返した。
J-CASTニュースは、発言直後に猪狩が反応し、スタジオでは笑いが起きていたと伝えている。
つまり、放送された場面では、出演者同士の掛け合いとして成立していた。
しかし、この発言に納得できなかったのが一部の猪狩ファンだった。
猪狩は2013年6月16日に事務所へ入所し、長年ジュニアとして活動してきた人物だ。ファンにとってデビューは簡単に扱える話題ではなく、努力やキャリアに関わる大切なテーマでもある。
そのため、デビューできないことを笑いの材料にされたように感じ、不快感を示す反応が出た。
2026年1月10日『逃走中』でも再び話題に騒動が再燃したのは、2026年1月10日放送のフジテレビ系『逃走中~トリプルミッションインポッシブル~』だった。
この番組にも猪狩とやす子が出演していた。
放送中、やす子は猪狩について次のようにコメントしたとENCOUNTなどが報じている。
猪狩くんはね、全部の仕事で爪痕残そうとしてるところが、キツイかな(笑)
この発言もバラエティー番組内のイジりとして扱われたが、前回の「だからデビューできないんだよ」という発言を覚えていたファンの間で、再び批判が広がった。
一度きりの冗談ではなく、猪狩への否定的な言葉が続いていると感じた人がいたためだ。
ただし、番組内での掛け合いと、放送後にSNSで展開された批判は分けて考える必要がある。
やす子のX投稿「心疲れました」の真相2026年1月10日、やす子は自身のXで、猪狩とのやり取りについて説明した。
投稿では、番組内での掛け合いが「喧嘩芸」であることを明かし、猪狩についても高く評価していた。
その内容は、猪狩のことを賢く、面白く、多才で、心から尊敬しているという趣旨だった。
また、猪狩が自分以上に全力で返してくれることへの感謝も伝えていた。
やす子は、番組内のやり取りを温かい目で見てほしいと呼びかけた。
ところが、説明後も批判が続き、やす子は同日、Xに「心疲れました」と投稿した。
ENCOUNTの報道によると、この投稿をめぐっては、やす子を擁護する声と、本人の説明に納得できないという声の両方が見られた。
ここで重要なのは、やす子が猪狩への尊敬を明言していたことだ。
少なくとも公に説明された内容を見る限り、両者の関係を単純な不仲や敵対関係として捉える根拠はない。
【時系列表】猪狩蒼弥の炎上の経緯と関係者を整理
2019年の「日本破壊」発言と2025~2026年のやす子との騒動は、同じ炎上という言葉でまとめられがちだが、実際には問題の性質が異なる。
| 時期 | 関係者・出来事 | 確認できる内容 |
|---|---|---|
| 2019年8月15日 | 猪狩蒼弥・HiHi Jets | 「日本破壊」という言葉をトレンド入りさせる案が出たと報道 |
| 2019年8月18日 | 猪狩蒼弥 | コンサートで「日本破壊」の投稿を呼びかけた |
| 2019年8月19日 | HiHi Jets | Johnny's webにグループ名義の謝罪文を掲載 |
| 2025年12月8日 | やす子・猪狩蒼弥 | 『呼び出し先生タナカ』でデビューをめぐるイジりが話題に |
| 2026年1月10日 | やす子・猪狩蒼弥 | 『逃走中』での発言が再びSNS上で議論に |
| 2026年1月10日 | やす子 | Xで喧嘩芸について説明し、「心疲れました」と投稿 |
| 2026年12月9日 | KEY TO LIT | ユニバーサルミュージックからCDデビュー予定 |
| 人物・組織 | 騒動との関係 | 確認できる事実 |
|---|---|---|
| 猪狩蒼弥 | 2019年の発言者、2025~2026年のイジりの対象 | いずれも騒動の中心人物 |
| HiHi Jets | 2019年当時の所属グループ | グループ名義で謝罪文を掲載 |
| やす子 | 2025~2026年の発言者 | 喧嘩芸と説明し、猪狩への尊敬を表明 |
| フジテレビ | 番組の放送局 | 『呼び出し先生タナカ』『逃走中』を放送 |
| 猪狩のファン | SNS上の反応の主体 | デビューをめぐるイジりなどに不満を示した一部のファンがいた |
このように、2019年は猪狩の発言そのものが問題視された一方、2025~2026年はやす子の発言に対する批判が中心だった。
同じ「猪狩蒼弥炎上」という検索語でも、批判の矛先が違う点を理解することが大切だ。
【なぜ炎上した?】猪狩蒼弥とやす子の騒動をめぐる3つの論点
今回の騒動が大きくなった背景には、テレビのバラエティー文化と、アイドルファンが大切にする価値観との違いがある。
1. デビューをめぐる言葉はファンにとって軽くない「だからデビューできないんだよ」という言葉は、バラエティー番組では相手をからかうツッコミとして使われることがある。
しかし、長年デビューを目指して活動してきたアイドルにとって、デビューは単なる笑いの題材ではない。
猪狩は2013年に入所し、HiHi Jetsのメンバーとして活動した後、2025年にはKEY TO LITのメンバーとなった。
ファンはその過程を見守ってきたため、デビューできないことを揶揄するような言葉に敏感になるのも理解できる。
一方、番組内では猪狩自身も即座にツッコミを返していた。
テレビで成立した笑いと、ファンが感じる心理的な抵抗は、必ずしも一致しない。
2. 喧嘩芸の文脈がSNSでは伝わりにくいやす子は、猪狩とのやり取りについて、以前から『呼び出し先生タナカ』で続けている喧嘩芸だと説明した。
番組内でのイジりは、相手の反応や間、スタジオの空気とセットになって成立する。
しかし、SNSでは発言の一部分だけが切り取られ、元の番組を見ていない人にも拡散される。
その結果、冗談として受け止めた視聴者と、失礼な発言だと感じた視聴者との間に認識の差が生まれる。
今回の騒動も、テレビでの演出とSNSでの受け止め方の違いが表面化したケースといえる。
3. 批判が当事者以外にも広がったENCOUNTが報じたように、やす子は番組内の発言について説明した後も批判を受け、関係のない投稿にまで誹謗中傷が寄せられる状況になった。
ここでは、番組への不満と、出演者個人への攻撃を分ける必要がある。
猪狩を応援することと、やす子を攻撃することは同じではない。
また、やす子の発言を面白いと感じることも、猪狩の努力を軽視することを意味しない。
双方の立場を尊重するには、批判の対象を具体的な発言や演出に限定することが重要だ。
【2026年最新】猪狩蒼弥の現在は?KEY TO LITでの活動とCDデビュー
炎上騒動が検索される一方、猪狩蒼弥は2026年も芸能活動を続けている。
現在の所属グループは、2025年2月に結成された5人組のKEY TO LITだ。
メンバーは次の5人。
- 岩﨑大昇
- 井上瑞稀
- 中村嶺亜
- 猪狩蒼弥
- 佐々木大光
STARTO ENTERTAINMENTの公式プロフィールでも、猪狩はKEY TO LITのメンバーとして紹介されている。
KEY TO LITは2026年12月9日にCDデビュー予定2026年11月現在、特に注目されるのがKEY TO LITのCDデビューだ。
ユニバーサルミュージックの公式プロフィールによると、同グループは2026年12月9日にCDデビューすることが決定している。
つまり、2025年12月の番組で話題になった「だからデビューできないんだよ」という言葉から約1年後、猪狩はグループとしてCDデビューを迎えることになる。
2026年11月6日時点では、デビューはまだこれからだが、公式に日程が発表されている。
また、ユニバーサルミュージックの紹介では、KEY TO LITは歌、ダンス、ラップ、演技など、それぞれの個性を生かすオールラウンダーグループと説明されている。
「KITERETSU FIRE」が1000万回再生を突破KEY TO LITの活動を語るうえで注目したいのが、オリジナル曲「KITERETSU FIRE」だ。
ユニバーサルミュージックの公式バイオグラフィーによると、同曲のパフォーマンス動画はYouTubeで1000万回再生を突破している。
メジャーデビュー前から楽曲の認知を広げていることは、グループにとって大きな実績だ。
また、同グループは2025年に全国5都市で初のアリーナツアーを開催している。
ジュニア時代から積み重ねてきた活動が、グループとしての大きな展開につながっている。
『逃走中』や映画など個人活動も継続猪狩はグループ活動だけでなく、個人としてもテレビや映画、舞台など幅広い分野で活動している。
2026年1月10日には『逃走中~トリプルミッションインポッシブル~』に出演。
フジテレビの公式番組情報では、猪狩本人が収録を振り返り、ハンターから逃げる緊張感や、先を読んだ計画的な行動に注目してほしいとコメントしている。
また、2026年の映画『教場 Requiem』への出演も紹介されており、アイドル活動に限らないキャリアを広げている。
バラエティーでは、発言力や瞬発力を生かした出演が目立つ一方、俳優としての活動も進めている。
過去の炎上だけで現在の評価を判断するのではなく、こうした活動実績にも目を向けたい。
【プロの結論】猪狩蒼弥の炎上を正しく理解するための判断基準
猪狩蒼弥の炎上騒動には、2019年の本人の発言と、2025~2026年のやす子による番組内のイジりという、異なる2つの問題が含まれている。
この違いを整理すると、ネット上で広がっている情報を判断しやすくなる。
特に押さえておきたいのは次の3点だ。
第一に、2019年の「日本破壊」発言は実際に問題視され、グループ名義の謝罪文も掲載された。 これは単なるネット上の噂ではなく、当時の報道と事務所の説明で確認できる出来事だ。
第二に、2025~2026年の騒動では、批判の中心はやす子のイジりに向けられていた。 猪狩本人が問題発言をして再炎上したという構図ではない。やす子自身も喧嘩芸だったと説明し、猪狩への尊敬を表明している。
第三に、猪狩は現在も活動を続けており、KEY TO LITは2026年12月9日のCDデビューを控えている。 過去の騒動だけでキャリア全体を評価することはできない。
芸能人の炎上を読む際には、次の基準が役立つ。
- 発言したのは誰なのか。
- 発言の前後にどのような番組上の文脈があったのか。
- 批判は本人に向けられたものか、共演者に向けられたものか。
- 事務所や本人が公式に説明しているか。
- SNS上の反応と、実際に確認できる活動実績を混同していないか。
特にテレビのバラエティーでは、出演者同士の掛け合いと、視聴者が受け取る印象が食い違うことがある。炎上の規模だけで人物の評価を決めず、発言の内容と背景を切り分ける姿勢が求められる。
【猪狩蒼弥の炎上】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:猪狩蒼弥が炎上した一番の理由は何ですか?
A1:代表的な騒動は2019年8月の「日本破壊」発言です。コンサートでファンにハッシュタグ投稿を呼びかけ、終戦の日に近い時期だったこともあり批判が広がりました。HiHi Jets名義で謝罪文も掲載されています。
Q2:猪狩蒼弥とやす子は不仲なのですか?
A2:不仲だと確認できる公的な情報はありません。やす子は2026年1月10日のX投稿で、猪狩を賢く面白く多才な人物として尊敬していると説明しています。番組内のやり取りは喧嘩芸だったというのが本人の説明です。
Q3:「だからデビューできないんだよ」と発言したのは誰ですか?
A3:やす子です。2025年12月8日放送の『呼び出し先生タナカ』で猪狩に向けて発言しました。猪狩も即座にツッコミを返し、スタジオでは笑いが起きたと報じられています。
Q4:やす子の「心疲れました」は何があったのですか?
A4:2026年1月10日、猪狩との番組内の掛け合いについて喧嘩芸だと説明した後も批判が続いたためです。本人はXで「心疲れました」と投稿し、騒動がさらに注目されました。
Q5:猪狩蒼弥は2026年現在もデビューしていないのですか?
A5:2026年11月6日時点では、KEY TO LITのCDデビューはまだです。ただし、ユニバーサルミュージックの公式発表では、2026年12月9日のCDデビューが決定しています。
Q6:猪狩蒼弥は現在どのグループに所属していますか?
A6:KEY TO LITです。岩﨑大昇、井上瑞稀、中村嶺亜、猪狩蒼弥、佐々木大光の5人で構成されています。
猪狩蒼弥の炎上には、2019年の「日本破壊」発言と、2025年末から2026年初頭にかけてのやす子との番組内の掛け合いという2つの大きな出来事がある。
2019年は猪狩の発言がきっかけとなり、HiHi Jets名義で謝罪文が掲載された。一方、2025~2026年の騒動では、やす子の「だからデビューできないんだよ」という発言や『逃走中』でのイジりが批判の対象になった。
加えて、やす子は喧嘩芸だったと説明し、猪狩への尊敬も公表している。
そして2026年11月現在、猪狩はKEY TO LITのメンバーとして活動を続け、同グループは12月9日のCDデビューを控えている。
過去の炎上が検索され続けている一方で、現在の猪狩を取り巻く状況は変化している。2019年の発言だけで人物像を固定したり、番組内の冗談だけで共演者同士の関係を決めつけたりするのではなく、時系列と事実を整理して評価することが大切だ。
主な確認資料:J-CASTニュース(2019年8月27日、2026年1月24日)、フジテレビ公式番組情報(2025年12月8日、2026年1月9日)、ENCOUNT(2026年1月11日)、STARTO ENTERTAINMENT公式プロフィール、ユニバーサルミュージック公式バイオグラフィー。