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【HYBEとの関係を検証】Weverseに参加しているのにHYBE所属ではない理由

黒田 宗一郎 黒田 宗一郎 • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

「ジェニーはHYBEメンバーなのでは?」という疑問が生まれる大きな理由の一つが、Weverse(ウィバース)の存在です。

WeverseはHYBE所属アーティストだけのサービスではない

WeverseはHYBEが展開するグローバルファンコミュニティプラットフォームです。

HYBEの公式事業紹介では、Weverse Companyはプラットフォーム事業の一部として位置付けられています。

2024年9月には、ジェニー個人のWeverseアーティストコミュニティが開設されました。これによってファンがジェニーのソロ活動を応援できる環境が整いました。

しかし、ここで注意したいのは、Weverseを利用することと、HYBEの芸能事務所に所属することは別問題だという点です。

Weverseは複数の芸能事務所やアーティストが利用するサービスであり、参加しただけで所属契約が発生するわけではありません。

2026年の公式資料が示す決定的な違い

さらに分かりやすい証拠があります。

2026年6月30日付のWeverse公式告知では、メンバーシップの提供事業者がアーティストごとに記載されています。

そこでは、次のように区別されています。

- BLACKPINKのBLINK MEMBERSHIP:YG Entertainment Inc.
- JENNIE MEMBERSHIP:OA Entertainment Inc.

つまり、同じWeverseのサービスを利用していても、BLACKPINKのファンクラブとジェニー個人のファンクラブでは、運営事業者が異なります。

この公式資料は、ジェニーの所属関係を判断するうえで非常に重要です。

HYBEとYGエンターテインメントの違い



音楽レーベル・プラットフォーム事業
BTS、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPENなど、複数のレーベルを通じてアーティストを展開しています。Weverseも事業領域の一つです。


アーティストの制作・マネジメント事業
BLACKPINK、BABYMONSTER、TREASUREなどを擁する韓国の大手芸能事務所です。BLACKPINKのグループ活動契約を担当しています。



両社はK-POP業界で存在感を持つ企業ですが、事業構造もアーティストとの契約関係も異なります。

HYBEの公式アーティスト一覧にジェニーが掲載されていないこと、YGがBLACKPINKの公式プロフィールとグループ活動を管理していることも、所属先を判断する材料になります。

したがって、Weverseへの参加を理由にジェニーをHYBE所属と判断するのは誤りです。

【2026年最新】ジェニーのソロ活動とBLACKPINKの現在

ジェニーハイメンバー

2026年は、ジェニー個人にとってもBLACKPINKにとっても重要な年になりました。

グループとしての活動を再び展開する一方、メンバーそれぞれのソロ活動も充実しています。

BLACKPINKは2026年2月に「DEADLINE」を発表

YGエンターテインメントは2026年1月15日、BLACKPINKの3rdミニアルバム「DEADLINE」の発売を発表しました。

発売日は2026年2月27日午後2時(韓国時間)です。

この作品は2022年のアルバム「BORN PINK」以来となる久しぶりのグループ作品で、4人がそろった新たな活動として大きな注目を集めました。

ロイター通信も、約3年ぶりのグループ作品として報道しています。

また、YG公式のコンサート履歴には2025〜2026年の「BLACKPINK WORLD TOUR DEADLINE」が掲載されています。

2026年8月8日にはデビュー10周年を迎えました。

ジェニーは2026年もソロアーティストとして活躍

ジェニーの2026年の主なソロ活動を整理します。

1. 「Dracula」リミックスでTame Impalaとコラボ

2026年2月6日、ジェニーはオーストラリアの音楽プロジェクトTame Impalaの楽曲「Dracula」のリミックスに参加しました。

BLACKPINKでの活動とは異なる音楽的な方向性を示したコラボレーションです。

2. 7月24日:「Less than a Lover」をリリース

2026年7月、ソロシングル「Less than a Lover」を発表しました。

OAエンターテインメントによると、ジェニー自身も作詞やミュージックビデオの演出、制作過程に参加しています。

この作品は、それまでのパフォーマンスを前面に出した楽曲とは異なる、落ち着いた音楽表現を打ち出した作品として紹介されました。

3. 8月28日:「Fallen Angel」をリリース

2026年8月28日には、EP「Fallen Angel」をデジタルリリースしました。

デジタル版には以下の3曲が収録されています。

- FALLEN ANGEL
- Less than a Lover
- HEAVEN

CD版にはさらに3曲が追加される構成です。

この作品について、ジェニーはOAエンターテインメントを通じて新しいアルバムを発表できた喜びを伝えました。

世界的な音楽フェスティバルにも出演

2026年には、ジェニーのソロアーティストとしての活動範囲も広がりました。

報道によると、次のような国際的な音楽フェスティバルに出演しています。

- Governors Ball Music Festival(アメリカ)
- Roskilde Festival(デンマーク)
- Open'er Festival(ポーランド)
- Mad Cool Festival(スペイン)
- Summer Sonic(日本)

こうした活動からも、ジェニーがBLACKPINKの知名度だけに依存せず、個人アーティストとしてのキャリアを築いていることが分かります。

2026年11月初旬には、Tame Impalaとジェニーの「Dracula」関連音源について、オリジナルとリミックスの合計がハロウィーン期間の3日間で1,600万回のグローバルオンデマンド再生を記録したとRolling Stone Indiaが報じました。

2026年の活動から見えるBLACKPINKの方向性

2026年のBLACKPINKは、グループでのアルバム制作やワールドツアーを経て、各メンバーの個人活動にも重点を置いています。

グループとソロを両立するスタイルは、必ずしもメンバー全員が同じ事務所に所属する必要がないことを示しています。

ジェニーの場合、YGとのグループ活動契約を維持しながら、OAを通じてソロ活動を進める仕組みです。

これは、グループのブランドやファンとのつながりを維持しつつ、個人の音楽的な方向性も追求できる活動形態です。

【プロの結論】ジェニーの所属を間違えないための3つの判断基準

「ジェニーはHYBEメンバーなのか」という疑問を正しく理解するには、単純に事務所名だけを見るのではなく、どの活動を誰が管理しているかを確認することが大切です。

判断するときは、次の3点を押さえてください。

判断基準1:グループ活動とソロ活動を分ける

YGとの契約更新はBLACKPINKのグループ活動に関するものです。ジェニー個人のソロ活動までYGとの契約が継続しているわけではありません。

判断基準2:ファンクラブや配信サービスと所属事務所を混同しない

WeverseはHYBEが展開するプラットフォームですが、利用するアーティストの所属事務所までHYBEになるわけではありません。

2026年の公式メンバーシップ資料でも、ジェニーの個人サービス提供者はOAと記載されています。

判断基準3:最新情報は公式発表の契約対象を確認する

所属について判断するときは、芸能ニュースの見出しだけではなく、公式発表の契約対象を確認する必要があります。

特に「グループ活動」「個人活動」「ファンクラブ運営」は、それぞれ異なる契約や事業者が関係する可能性があります。

ジェニーのケースは、K-POPアーティストの活動形態が多様化していることを理解するうえでも興味深い事例です。

【ジェニーの所属事務所】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ジェニーはHYBEのメンバーですか?

A1:いいえ。ジェニーはHYBE所属ではありません。BLACKPINKのメンバーであり、グループ活動はYGエンターテインメント、ソロ活動はOAエンターテインメントが担当しています。

Q2:ジェニーの現在の所属事務所はどこですか?

A2:ソロ活動の所属先はOAエンターテインメント(ODD ATELIER)です。BLACKPINKとしてのグループ活動についてはYGエンターテインメントとの契約を維持しています。

Q3:ジェニーはYGエンターテインメントを辞めたのですか?

A3:個人活動についてはYGとの専属契約を更新していませんが、BLACKPINKのグループ活動については2023年12月に契約を更新しています。そのため、YGとの関係が完全になくなったわけではありません。

2026年11月現在、ジェニーはHYBEの所属アーティストではありません。

現在の関係を整理すると、以下のようになります。

- BLACKPINKのメンバー: ジス、ジェニー、ロゼ、リサの4人。
- グループ活動: YGエンターテインメント。
- ソロ活動: OAエンターテインメント(ODD ATELIER)。
- HYBEとの接点: Weverseというファンプラットフォームの利用。

2023年12月の契約変更は、BLACKPINKの活動を終わらせるためのものではなく、グループ活動と個人活動をそれぞれの体制で展開するための大きな転換点でした。

そして2026年には、BLACKPINKとしての「DEADLINE」と、ジェニー個人の「Fallen Angel」という2つの活動が実現しています。

「ジェニーはHYBEメンバー?」への答えは明確にNO。ジェニーはBLACKPINKのメンバーであり、ソロアーティストとしてはOAエンターテインメントを拠点に活動しています。

今後の動向を見る際も、YGとのグループ活動契約とOAでの個人活動を分けて追うことが、ジェニーの現在を正しく理解するポイントです。

主な情報源:YGエンターテインメント公式プロフィール・公式発表、HYBE公式事業紹介、Weverse公式告知、聯合ニュース、ロイター通信、The Korea Herald、Rolling Stone India。情報基準日:2026年11月6日。

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コンテンツディレクター 黒田 宗一郎
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