ホーム 芸能ニュース・ゴシップ 【世界的評価】WWE殿堂入り2020とライガーボムの功績

【世界的評価】WWE殿堂入り2020とライガーボムの功績

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 9 分
目次

獣神サンダー・ライガーの評価は、日本国内だけにとどまりません。その実績を象徴する出来事が、WWE殿堂入り2020年クラスへの選出です。

WWE殿堂入りは世界的な功績を認められた証し

WWEは2019年12月、ライガーを2020年の殿堂入りメンバーとして発表しました。

WWE公式の紹介では、ライガーの高い身体能力を生かした空中技と、力強さを兼ね備えたファイトスタイルが、後世のレスラーに影響を与えたことが評価されています。

また、1991年にはアメリカのWCWに参戦。ブライアン・ピルマンとの抗争を通じて、海外のファンにも強い印象を残しました。

2015年にはWWE傘下のNXTにも登場し、NXT TakeOver: Brooklynでタイラー・ブリーズに勝利しています。

なお、殿堂入りの名称は2020年クラスですが、新型コロナウイルスの影響で式典は延期され、実際のセレモニーは2021年に実施されました。WWE公式映像では、日本から感謝を伝えるライガーの姿も紹介されています。

ライガーボムとは?代表的な得意技を解説

ライガーボムは、獣神サンダー・ライガーを代表するフィニッシュ級の技です。

パワーボム系の投げ技として知られ、華麗な空中技だけではない、ライガーのパワーとダイナミックな試合運びを象徴しています。

WWEの公式プロフィールでも、シューティングスター・プレスと並ぶ代表的なシグネチャームーブとして紹介されています。

そのほか、代表的な得意技には次のものがあります。

- 垂直落下式ブレーンバスター: ライガーの強烈な打撃的インパクトを印象づける大技。
- ロメロ・スペシャル: 柔軟性と身体操作の巧みさが際立つ関節技系の技。
- 掌底: 骨法を取り入れたファイトスタイルを象徴する打撃技。
- 空中胴締め落とし: 空中戦を得意としたライガーらしい技。
- ライガーボム: パワーと豪快さを印象づける代表技。

ライガーのすごさは、単に派手な技を持っていたことではありません。

ジュニアヘビー級の選手でありながら、ヘビー級選手とも互角に渡り合える身体能力と技術を持ち、試合の展開に合わせてスタイルを変化させてきた点にあります。

【プロの結論】獣神サンダー・ライガーがプロレス界に残した本当の功績

獣神サンダーライガー

ライガーのキャリアを振り返ると、タイトルの獲得数だけでは説明できない功績が浮かび上がります。

特に重要なのが、ジュニアヘビー級というカテゴリーの価値を高めたことです。

1.ジュニアヘビー級を主役に押し上げた

かつてのプロレス界では、ヘビー級の試合が興行の中心になりやすい傾向がありました。

しかし、ライガーは小柄な選手でも技術、スピード、身体能力、試合構成によって観客を熱狂させられることを示しました。

IWGPジュニアヘビー級王座11回の戴冠は、その象徴的な実績です。

2.他団体との交流を積極的に推進した

1994年のSUPER J-CUPは、団体の枠を越えてジュニア選手が集まる大会として大きな意味を持ちました。

ライガー自身も1995年と2000年に優勝しています。

特筆すべきなのは、ライガーが単に大会に出場する選手ではなく、異なる団体の選手が交わる場を広げてきた中心人物だったことです。

3.引退後も新日本プロレスへの敬意を持ち続けている

2024年6月の週刊プロレスのインタビューでは、現在の新日本プロレスについても語っています。

ライガーは、自分が現役だった時代と現在のプロレスを単純に比較するのではなく、それぞれの時代にファンが面白いと思えるものを提供することが大切だという考えを示しました。

加えて、アントニオ猪木から教えられた「プロレスは闘いだ」という精神を大切にしていることも語っています。

この考え方は、引退した選手が現役時代の価値観を押しつけるのではなく、次の世代が新しいプロレスを作ることを認める姿勢にもつながっています。

ライガーの功績を評価するときの判断基準

ライガーを初めて知る人は、次の3つを押さえると、その偉大さを理解しやすくなります。

- タイトル実績を知りたい人: IWGPジュニアヘビー級王座11回、GHCジュニア王座、WCW王座などを確認する。
- プロレス史を知りたい人: BEST OF THE SUPER Jr.とSUPER J-CUPの違い、他団体交流への貢献を確認する。
- 引退後の姿を知りたい人: テレビ解説、レフェリー、イベント、公式YouTubeでの活動を見る。

反対に、正体説や素顔の画像だけを追いかけると、ライガーがプロレス界に残した本質的な功績を見落としてしまいます。

【獣神サンダー・ライガーに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:獣神サンダー・ライガーは2026年現在、何をしていますか?

A1:プロレス解説、レフェリー、サイン会、イベント出演、YouTubeでの情報発信などに携わっています。2026年10月には、天山広吉やタイガーマスクとの慰労会を振り返る動画も公開されています。

Q2:獣神サンダー・ライガーの引退日はいつですか?

A2:最後の試合は2020年1月5日の東京ドーム大会です。翌1月6日に引退セレモニーが行われ、新日本プロレスの公式プロフィールでは1月6日が引退日として記録されています。

Q3:獣神サンダー・ライガーの正体は山田恵一ですか?

A3:山田恵一としてのプロレス活動を経て、1989年に獣神ライガーとして覆面デビューした経歴が報道されています。2020年の引退会見でも、原作者の永井豪が山田選手と言及しています。

Q4:獣神サンダー・ライガーはWWE殿堂入りしていますか?

A4:はい。2019年にWWE殿堂入り2020年クラスへの選出が発表されました。新型コロナウイルスの影響で式典は延期され、実際の殿堂入りセレモニーは2021年に行われています。

Q5:獣神サンダー・ライガーの代表的な技は何ですか?

A5:ライガーボム、垂直落下式ブレーンバスター、ロメロ・スペシャル、掌底、空中胴締め落としなどです。特にライガーボムは、WWE公式プロフィールでも代表的な技として紹介されています。

Q6:BEST OF THE SUPER Jr.とSUPER J-CUPの両方で優勝していますか?

A6:はい。BEST OF THE SUPER Jr.では1994年と2001年、SUPER J-CUPでは1995年と2000年に優勝しています。両大会は別の大会です。

獣神サンダー・ライガーは、1989年4月24日の覆面デビューから2020年1月の引退まで、約31年間にわたってプロレス界の第一線で活躍しました。

IWGPジュニアヘビー級王座11回、BEST OF THE SUPER Jr.2度の優勝、SUPER J-CUP2度の優勝、そしてWWE殿堂入り2020年クラスへの選出。これらは、国内外で築いた実績の一部にすぎません。

2019年に引退を決めた理由も、単純な衰えではなく、自身の成長に区切りをつけ、まだ戦える姿をファンの記憶に残したいというプロレスラーとしての美学にありました。

2026年11月現在も、YouTubeでの発信やイベント、プロレス関連の仕事を続けています。10月23日には公式チャンネルで新しい動画が公開されており、引退後もファンとの交流は続いています。

獣神サンダー・ライガーの伝説は、引退試合で終わったのではありません。 リング上で築いた功績を次世代に伝え、プロレスの魅力を発信し続ける活動へと形を変えています。

その歩みこそが、2026年になっても多くのファンがライガーの現在に関心を寄せる理由です。

主な参照資料:新日本プロレス公式選手プロフィール・大会記録、WWE公式殿堂入り記録、日刊スポーツ、スポーツニッポン、デイリースポーツ、週刊プロレス(BBMスポーツ)、Number Web、Smart FLASH、Digital Creators。

同じカテゴリの記事

伊部 拓海
コンテンツディレクター 伊部 拓海
プロフィールを見る →

映画・ドラマ担当。公開資料と一次報道を照合し、ネタバレの扱いには線引きルールを設けています。

おすすめの関連記事