King & Princeの5人時代を構成していたのは、次の5人だ。
| メンバー | 読み方 | 2023年以降の所属・活動 |
|---|---|---|
| 平野紫耀 | ひらの・しょう | Number_i |
| 永瀬廉 | ながせ・れん | King & Prince |
| 髙橋海人 | たかはし・かいと | King & Prince、KAITO |
| 岸優太 | きし・ゆうた | Number_i |
| 神宮寺勇太 | じんぐうじ・ゆうた | Number_i |
この5人は、2018年5月23日のCDデビューから、2023年5月22日までKing & Princeとして活動したメンバーだ。
ただし、デビュー当初から5人だったわけではない。結成・デビュー時には岩橋玄樹を含む6人で活動していた。
平野紫耀は華やかな存在感と表現力、永瀬廉は俳優としても評価される表現力、髙橋海人はダンスやアートの才能、岸優太は歌唱力と親しみやすいキャラクター、神宮寺勇太は落ち着いた雰囲気とパフォーマンスで、それぞれ異なる魅力を発揮していた。
5人それぞれの個性が組み合わさり、王道のアイドル路線から本格的なダンスパフォーマンスまで、幅広い音楽表現を実現していたことが、この時代の大きな特徴だった。
【6人から5人へ】岩橋玄樹の脱退と2021年の転換点

King & Princeの歴史を正確に理解するには、2023年の3人脱退だけでなく、2021年の岩橋玄樹の脱退も押さえておく必要がある。
2018年:6人体制でCDデビュー
King & Princeは2018年5月23日、シングル「シンデレラガール」でCDデビューした。
当時のメンバーは、平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太、岩橋玄樹の6人。
デビュー曲「シンデレラガール」は、華やかな王子様の世界観とキャッチーなメロディーが印象的な楽曲で、グループを代表する作品として知られるようになった。
2018年11月:岩橋玄樹が活動休止
岩橋玄樹は、パニック障害の治療に専念するため、2018年11月から芸能活動を休止した。
復帰を目指して治療を続けていたが、症状には波があり、活動再開には至らなかった。
2021年3月29日:脱退・退所を発表
2021年3月29日、所属事務所は岩橋玄樹が同月31日をもってKing & Princeを脱退し、事務所を退所すると発表した。
本人も、治療を続けながら復帰を目指してきたものの、病気が完全には治っていないことを説明。新しい人生を歩む決断を伝えた。
テレビ朝日の報道や当時の事務所発表でも、治療を優先するための決断だったことが伝えられている。
この出来事を境に、King & Princeは5人体制となった。
つまり、一般的に「キンプリ5人時代」と呼ばれるのは、2021年3月31日の岩橋玄樹の脱退後から、2023年5月22日までの期間である。
【なぜ3人が脱退した?】2022年の発表とメンバーそれぞれの真相
2022年11月4日、King & Princeはファンに向けて5人での活動を終了することを発表した。
発表された内容は、岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人が2023年5月22日にグループを脱退するというものだった。
この知らせは大きな反響を呼び、ファンの間でも突然の発表に驚きや戸惑いが広がった。
公式発表で説明された脱退理由所属事務所の発表によると、メンバー5人は前年からグループの活動方針や、それぞれの将来について話し合いを重ねていた。
その結果、海外での活動をはじめとして、各メンバーが目指す方向に違いが生じていることが分かったという。
公式発表では、次のように説明されている。
お互いの人生を尊重するためにも、2023年5月22日をもって、5人での活動は終了をさせて頂く、という苦渋の結論に至りました。
この説明から読み取れるのは、単純なメンバー同士の対立ではなく、グループの将来像と個人の人生設計について話し合った末の決断だったということだ。
平野紫耀が語った理由平野紫耀は、デビュー当初から海外で活躍できるグループを目指していたことを明かした。
しかし、メンバーそれぞれが経験を積み、活動方針に違いが生じる中で、自身が思い描いていた目標との距離を感じるようになったという。
特に、年齢や海外進出に向けた時間について考えた結果、目標を失ってしまったことが決断につながったと説明している。
平野のコメントからは、海外での活動に対する強い思いと、理想と現実の間で悩んだ過程がうかがえる。
岸優太が語った理由岸優太も海外で活躍できるグループを目標にしていた。
一方で、ドラマや舞台、バラエティーなど幅広い仕事をこなしながら、海外で通用するスキルを身につけることの難しさを感じていた。
本人は、自分の実力と夢との間にギャップが生まれ、現在のままでは目標を実現するのが難しいと考えるようになったと説明した。
岸の発言は、グループ活動と個人の仕事を両立する難しさを率直に示したものだった。
神宮寺勇太が語った理由神宮寺勇太は、King & Princeとして海外進出することが、自身にとって大切な夢の一つだったと振り返った。
しかし、活動を続ける中で海外進出だけでなく、グループの活動方針そのものに対する考え方も変わっていったという。
加えて、神宮寺はメンバーの誰か一人でも事務所を退所する話が出た場合、自分も退所すると決めていたことを明かした。
このコメントからは、メンバーとの関係やグループの将来を重視していたことが読み取れる。
永瀬廉と髙橋海人はなぜ残った?永瀬廉と髙橋海人は、2023年5月23日から2人体制のKing & Princeとして活動を続けることになった。
公式発表では、5人での活動終了後もグループを存続させることが明確に示されていた。
一方、残留した2人の判断を、単純に海外志向の有無だけで説明することはできない。それぞれの人生や活動に対する考え方があり、最終的に異なる道を選んだというのが公式情報から確認できる経緯だ。
脱退理由について誤解されやすいポイント| よくある解釈 | 公表された事実 |
|---|---|
| メンバー同士が不仲だった | 公式発表は不仲を脱退理由としていない |
| 3人が突然辞めた | 前年からメンバー間で話し合いを重ねていた |
| 3人とも同じ理由で脱退した | 個人コメントではそれぞれ異なる事情や考えが語られた |
| King & Princeが解散した | 2023年5月23日から2人体制で活動を継続 |
| 3人は脱退と同時に全員退所した | 平野・神宮寺は同日、岸は2023年秋に退所 |
ここで大切なのは、公式発表と個人コメントを分けて読むことだ。
事務所の説明はグループ全体の決断を示し、個々のコメントはそれぞれの考え方や葛藤を補足している。どちらか一方だけでは、脱退の背景を十分に理解できない。
【5人から2人と3人へ】メンバーの関係と2026年までの歩み
5人時代の終了後、メンバーはそれぞれ異なる環境で活動を続けてきた。
特に重要なのは、3人が新しいグループを結成し、2人は従来のKing & Princeを引き継いだという点だ。
| 人物 | 5人時代の立場 | その後の主な活動 |
|---|---|---|
| 平野紫耀 | メンバー | Number_i、音楽プロデュース |
| 岸優太 | メンバー・リーダー | Number_i、音楽プロデュース |
| 神宮寺勇太 | メンバー | Number_i、音楽プロデュース |
| 永瀬廉 | メンバー | King & Prince、俳優活動 |
| 髙橋海人 | メンバー | King & Prince、俳優・アート・ソロ活動 |
| 岩橋玄樹 | 2021年までのメンバー | 5人時代のメンバーには含まれない |
5人連名のコメントと所属事務所の発表によって、グループの将来が明らかになった。
2023年5月22日:5人体制が終了岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太がKing & Princeを脱退した。
平野と神宮寺は同日に事務所も退所。岸は同年秋に退所することが発表されていた。
2023年5月23日:2人体制がスタート永瀬廉と髙橋海人による新しいKing & Princeが始動した。
5人時代の歴史を大切にしながら、2人で新たな作品を発表していくことになる。
2024年1月1日:Number_iがデビュー平野・岸・神宮寺の3人はNumber_iとして活動を開始し、デビュー曲「GOAT」を配信リリースした。
ワーナーミュージック・ジャパンの公式プロフィールでも、3人組グループとして紹介されている。
【2026年最新】平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太とKing & Princeの現在
2026年11月6日時点では、元メンバー5人は2つのグループを中心に、それぞれ活動の幅を広げている。
平野紫耀・岸優太・神宮寺勇太:Number_iとして世界へNumber_iは、平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人で構成されるグループだ。
デビュー曲「GOAT」以降、独自の音楽性やパフォーマンスを打ち出し、2024年にはファーストアルバム「No.I」をリリース。2025年にはセカンドアルバム「No.II」も発表した。
2026年には、さらに大きな展開を見せている。
2026年の主な活動
- 1月29日:平野紫耀プロデュースのデジタルシングル「3XL」をリリース。
- 2月:世界的なエージェンシーWMEとの契約を発表。
- 5月:米国レーベルAtlantic Recordsとの契約を発表。
- 7月13日:神宮寺勇太プロデュースの「BUGS LIFE」をリリース。
- 9月23日:トリプルAサイドシングル「REBON / BUGS LIFE / DIGITAL GIRL」を発売。
特に注目したいのが、メンバー自身が楽曲制作やプロデュースにも関わっている点だ。
平野が「3XL」、神宮寺が「BUGS LIFE」をプロデュースするなど、3人それぞれの個性を作品に反映させている。
また、岸がプロデュースした「GOD_i」は2025年の代表的な活動実績の一つとなった。
Number_i初のワールドツアーも発表
2026年8月には、グループ初のワールドツアー開催が発表された。
日本公演「Number_i LIVE TOUR No.III」は、札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5都市、5大ドームを巡る計画となっている。
さらに2027年には、アジアと北米での海外公演も予定されている。
2022年の脱退発表で語られた海外活動への思いと、2026年に実現へ向けて進むグローバル展開は、興味深い接点だ。ただし、現在の活動が当時の脱退理由のすべてを説明するわけではない。
永瀬廉:俳優業とKing & Princeの活動を両立永瀬廉は、髙橋海人とともにKing & Princeを継続している。
グループ活動に加えて俳優としても活動し、映画やドラマなど幅広い分野で存在感を示している。
2026年には映画「鬼の花嫁」への出演もあり、さらに2027年2月5日公開予定の映画「ハッピーリスト」への出演も発表された。
また、2027年1月23日にはファースト写真集「Ljubav」とエッセイ本「日日恋廉」の発売も予定されている。
アイドル活動だけでなく、俳優や書籍など、個人名義での表現の場も広がっている。
髙橋海人:KAITO名義でソロアーティスト活動を開始髙橋海人もKing & Princeのメンバーとして活動を続けている。
俳優としての仕事に加え、ダンス、イラスト、アートなど、クリエイティブな才能を生かした活動でも知られる。
2026年9月には、全国7都市8開催で初の個展「不思議なセロル展 created by 髙橋海人」を開催した。
さらに10月、ソロアーティスト「KAITO」として活動を開始。
10月5日にはファーストデジタルシングル「swim?」をリリースした。
同作では作詞・作曲、アートワーク、ミュージックビデオなど、幅広いクリエイティブに本人が関わっている。
そして、2026年11月25日にはファーストEP「SALT BOY」のリリースも予定されている。
King & Princeのメンバーであることと、KAITOとしてソロ活動をすることは両立している。グループを離れたわけではない点に注意したい。
2026年のKing & Prince:2人体制で新しいステージへ永瀬廉と髙橋海人の2人によるKing & Princeも、独自の音楽活動を続けている。
2026年9月2日には、グループ初のEP「So Honey EP」をリリース。
公式サイトでは「So Honey」のミュージックビデオやダンスプラクティス映像なども公開され、2人体制ならではの表現を打ち出している。
加えて、2026年10月29日には「King & Prince LIVE TOUR 2027」の開催が発表された。
5人時代の終了から3年以上が経過した現在も、グループとしての活動は続いている。
【代表曲・歴代シングル】キンプリ5人時代を彩った名曲
5人時代の楽曲を振り返るうえで欠かせないのが、2023年4月19日に発売されたベストアルバム「Mr.5」だ。
同作には、デビューシングル「シンデレラガール」から12枚目のシングル「Life goes on / We are young」まで、シングル表題曲16曲が収録された。
加えて、新曲「Beautiful Flower」も収録され、5人時代の集大成を飾る作品となった。
5人時代のシングル一覧岩橋玄樹の脱退後に発売された7枚目から12枚目までのシングルは次のとおり。
| 発売順 | 作品名 | 発売年 |
|---|---|---|
| 7th | Magic Touch / Beating Hearts | 2021年 |
| 8th | 恋降る月夜に君想ふ | 2021年 |
| 9th | Lovin' you / 踊るように人生を。 | 2022年 |
| 10th | TraceTrace | 2022年 |
| 11th | ツキヨミ / 彩り | 2022年 |
| 12th | Life goes on / We are young | 2023年 |
1. Magic Touch
2021年発売。英語詞を取り入れたヒップホップナンバーで、ダンスパフォーマンスの魅力が際立つ作品。
2. Lovin' you
2022年発売。王道のラブソングとして親しまれ、5人の柔らかな魅力を楽しめる楽曲。
3. TraceTrace
2022年発売。ドラマとのタイアップでも知られ、グループの表現力を感じられる一曲。
4. ツキヨミ
2022年発売。ダークでスタイリッシュな世界観と高度なダンスパフォーマンスが印象的な代表曲。
5. Life goes on
2023年発売。5人体制で発売された最後のシングルの表題曲の一つ。明るく前向きな雰囲気が特徴。
なお、「シンデレラガール」は6人体制でのデビュー曲、「Mazy Night」は6人体制時代に発売された作品だ。どちらも5人時代を含むKing & Princeの歴史を振り返る際には欠かせない。
楽曲の発売時期と当時のメンバー構成を照らし合わせると、それぞれの作品がどの時代に生まれたのかも理解しやすくなる。
【キンプリ5人時代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キンプリの5人のメンバーは誰ですか?
A1:平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太の5人です。岩橋玄樹は2021年3月31日に脱退するまでのメンバーで、5人体制には含まれません。
Q2:キンプリから3人が脱退したのはいつですか?
A2:2023年5月22日です。岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の3人が同日にKing & Princeを脱退し、翌23日から永瀬廉と髙橋海人の2人体制になりました。
Q3:キンプリの3人が脱退した本当の理由は何ですか?
A3:公式発表では、海外での活動を含め、メンバーそれぞれの目指す方向が異なってきたことが説明されています。平野、岸、神宮寺の個別コメントにも、それぞれの夢や考え方が記されています。
Q4:脱退した3人は現在何をしていますか?
A4:平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太はNumber_iとして活動しています。2026年には音楽作品のリリースやワールドツアーの展開が発表されています。
Q5:永瀬廉と髙橋海人は現在もKing & Princeですか?
A5:はい。2026年11月現在も2人体制のKing & Princeとして活動しています。2026年9月には「So Honey EP」をリリースし、2027年のライブツアーも発表されています。
Q6:岩橋玄樹はなぜキンプリを脱退したのですか?
A6:2018年11月からパニック障害の治療のため活動を休止し、復帰を目指していましたが、症状が完全には回復せず、2021年3月31日をもって脱退・退所する決断をしました。
Q7:キンプリ5人時代の最後のシングルは何ですか?
A7:2023年2月22日発売の12thシングル「Life goes on / We are young」です。5人での活動終了前に発売された最後のシングルで、ベストアルバム「Mr.5」にも収録されています。
King & Princeの5人時代は、平野紫耀、永瀬廉、髙橋海人、岸優太、神宮寺勇太の5人が、それぞれの個性を発揮しながら活動した時代だった。
その歴史には、岩橋玄樹の脱退、海外進出をめぐる目標の違い、メンバー間での話し合い、そして2023年5月22日の3人脱退という大きな転換点がある。
2026年現在、平野・岸・神宮寺はNumber_iとして世界を視野に入れた活動を展開。一方、永瀬・髙橋はKing & Princeを継続し、KAITOとしてのソロ活動など新たな可能性にも挑戦している。
5人時代を振り返る際に大切なのは、脱退を単なるグループの終わりとして捉えないことだ。
それぞれが違う道を選んだからこそ、現在のNumber_iとKing & Princeという2つのグループが存在している。
かつての5人のパフォーマンスを楽しみたいなら「Mr.5」、現在の3人の活動を追いたいならNumber_i、2人が築く新しいKing & Princeを知りたいなら「So Honey EP」がおすすめだ。
5人で過ごした時間は過去のものになったが、その経験から生まれた音楽と、それぞれが選んだ新しい挑戦は、2026年も続いている。