Seventeenでティーン世代の支持を集めた鈴木えみは、2004年に創刊された集英社のファッション誌『PINKY』でも存在感を発揮した。
GINGERの2020年のインタビュー記事によると、鈴木えみは2004年にPINKYのカバーガールに抜擢された。Seventeenで培った知名度を生かしながら、10代後半から20代の女性に向けたファッション表現へと活動の幅を広げていった。
加えて、2025年の双葉社THE CHANGEの紹介では、PINKYの創刊号から最終号まで専属モデルとして表紙や誌面を飾ったと説明されている。Seventeenに続き、別の雑誌でも看板モデルとして活躍したことが、鈴木えみのキャリアの大きな特徴だ。
モデルから俳優へ、活動の幅も拡大鈴木えみはモデル業と並行して、テレビドラマや映画にも出演してきた。
スターダストプロモーションの公式芸歴には、2002年の『ランチの女王』『ロング・ラブレター~漂流教室~』、2004年の『ウォーターボーイズ2』、2006年の『ギャルサー』、2007年の『有閑倶楽部』、2008年の『猟奇的な彼女』などが記録されている。
こうした出演歴は、モデルとしての知名度を映像分野にも広げていった時期を示している。ファッション誌で培った表現力を、役柄に応じた演技やビジュアルづくりにも生かしてきた。
美容分野では専門性のある発信者にもう一つの転換点が美容分野への進出だ。
集英社のMAQUIA公式インタビューによると、鈴木えみは2012年からMAQUIAミューズを務めている。モデルとしてプロのヘアメイクに触れてきた経験を、自身の美容への関心や読者向けの情報発信につなげている。
2018年のインタビューでは、10代のころは厚いファンデーションや重ね塗りのマスカラなど、濃いメイクを好んでいたと回想。25歳でMAQUIAの仕事を始めたことが、薄いメイクでも自分らしさを表現できると知る転機になったと話している。
若いころのメイクを否定するのではなく、年齢や経験に応じて美容の楽しみ方を更新してきた点は、現在の活動にもつながっている。
【2026年最新】鈴木えみの現在とセブンティーンのその後

2025年、鈴木えみは映画『女神降臨 Before 高校デビュー編』『女神降臨 After プロポーズ編』にセレーナ役で出演した。
主演のKoki,が演じる主人公・麗奈が憧れるカリスマメイクアップアーティストという役柄で、鈴木えみ自身の美容分野でのキャリアとも重なる配役だった。
双葉社THE CHANGEのインタビューでは、映画出演は2006年の『bird call』以来、約20年ぶりと紹介されている。出演を決めた理由について、本人はプロデューサーから熱意のあるメッセージを受け取ったことや、役柄と自身の美容関連の仕事との親和性を挙げている。
モデルとしての経験を積み重ねたからこそ、メイクアップアーティストという役柄にも説得力が生まれた。かつてのファッション誌の読者にとっても、懐かしいモデルがスクリーンに戻ってきたという意味のある出演だった。
2026年の主な活動はモデル・美容・映像の3分野2026年11月5日時点で確認できるスターダストプロモーションの公式プロフィールには、鈴木えみの複数の活動が掲載されている。
映像分野では、ABEMAの『CELEB SECRET』第4話・第5話にゲスト出演。配信日は2026年7月11日と18日だった。また、BSテレビ東京の『ねこにずむ~猫を愛するすべてのみなさまへ~』も出演情報として掲載されている。
美容・ファッション分野では、講談社の『ViVi』で連載「BEAUTY SCANDAL」、集英社の『MAQUIA』で連載「EMI SAYS...,」を展開している。
広告分野では、2026年4月から6月まで日本マクドナルドの「ベーコンポテトパイ」の広告にも起用された。
また、所属事務所は鈴木えみをモデルだけでなく、デザイナー、クリエイター、プロダクツプロデューサーとしても紹介している。10代のころから続けてきたファッションや美容の経験を、現在はより広い仕事に生かしていることが分かる。
セブンティーンは2021年に廃刊したのか?鈴木えみの過去を調べる際に、もう一つ整理しておきたいのがSeventeenの刊行形態の変化だ。
2021年6月22日、集英社は公式発表で、Seventeenをデジタル中心の新体制へ移行すると明らかにした。2021年10月号(9月1日発売)以降、ウェブサイトやSNS、YouTubeなどを組み合わせた双方向型のメディアへ進化させる方針を示している。
また、2022年3月以降は本誌を年3~4冊発行する予定も発表された。
したがって、正確には2021年に月刊誌としての発行が終了したのであり、Seventeenという媒体そのものが消滅したわけではない。紙の雑誌を毎月読む時代から、ウェブやSNSを通じてモデルや読者とつながるメディアへと役割が変わったのである。
鈴木えみが2021年に自身のInstagramで公開した過去の表紙写真や思い出も、この変化を象徴する出来事だった。本人はSeventeenを「人生を大きく変えてくれた私の原点」と振り返り、同誌への感謝を伝えている。
【鈴木えみのセブンティーン時代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鈴木えみは1999年のミスセブンティーンだった?
A1:1999年にオーディションで選ばれたことは事実です。ただし、当時の正式名称は「新STモデルオーディション」で、「ミスセブンティーン」という名称が正式に使われ始めたのは2001年以降です。
Q2:鈴木えみはいつセブンティーンを卒業した?
A2:1999年にモデルデビューしたことは確認されていますが、卒業時期については資料によって1999~2004年とするものや、21歳まで務めたとするものがあります。本人の過去の投稿を報じた記事には7年間という説明もあり、終了年を一つに断定するには注意が必要です。
Q3:鈴木えみはセブンティーン卒業後、どの雑誌で活躍した?
A3:集英社の『PINKY』です。2004年の創刊時にカバーガールに抜擢され、創刊号から最終号まで専属モデルとして活動しました。その後はMAQUIAなどの美容誌でも活躍しています。
Q4:2026年現在、鈴木えみは何をしている?
A4:モデル活動に加え、デザイナー、クリエイターとしても活動しています。2026年にはABEMA出演やViVi・MAQUIAの連載などが所属事務所の公式プロフィールに掲載されています。
Q5:セブンティーンは2021年に廃刊になった?
A5:月刊誌としての発行を終了し、デジタル中心の新体制へ移行しました。集英社は紙の本誌についても年3~4冊の発行方針を示しており、雑誌ブランドそのものが終了したわけではありません。
鈴木えみとセブンティーンの関係は、単なる人気モデルとファッション誌という枠に収まらない。1999年のモデルデビューから始まったキャリアは、2000年代の女子中高生のファッションや美容文化に印象を残し、PINKYでの活躍、俳優業、美容分野での発信へと広がっていった。
「えみちぃ」が今も記憶されている理由は、当時のビジュアルが懐かしいからだけではない。読者が憧れたスタイルを作り、その後も自分自身の表現を更新し続けてきたことにある。
2026年現在、鈴木えみは41歳。10代のころに培ったモデルとしての経験を土台に、ファッション、美容、映像、ブランドづくりなど、複数の分野で活動を続けている。
今回のテーマを調べる際に覚えておきたい判断基準は3つある。1999年の正式なオーディション名称と2001年以降のミスセブンティーン制度を区別すること。卒業年については報道資料の違いを理解すること。そして2021年の月刊誌終了を雑誌ブランドの廃刊と混同しないことだ。
こうして時系列を整理すると、鈴木えみのセブンティーン時代は、過去の一時期に閉じ込められた経歴ではない。現在の美容やファッションの仕事にもつながる、彼女の表現者としての原点なのである。
主な参照資料:集英社Seventeen公式サイト、集英社公式発表、スターダストプロモーション公式プロフィール、MANTANWEB、毎日キレイ、スポーツニッポン、双葉社THE CHANGE、GINGER、集英社MAQUIA。