2026年の種市は、ロッテでの活躍だけでなく、侍ジャパンの一員としても大きな注目を集めた。
2026年WBCで日本代表入りを果たす種市は2026年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出された。
3月7日の韓国戦では、5対5の同点で迎えた7回に3番手として登板。自身初となるWBCのマウンドで、最速156km/hのストレートを披露し、打者3人を連続三振に仕留めた。
過去には2023年WBCのサポートメンバーなどを経験していたが、本大会への出場は2026年が初めてだった。
国際舞台で結果を残したことは、国内での実績に加えて、種市の投手としての評価を高める出来事となった。
ただし、WBCでの活躍から約1か月半後に左アキレス腱を断裂したため、2026年は代表での好投とプロ野球シーズンでの長期離脱という、明暗の分かれる年になった。
2026年の年俸は推定1億3000万円種市の2026年の推定年俸は1億3000万円だ。
2025年12月24日の契約更改では、前年の8500万円から4500万円増額。プロ入り後の成長と2025年の好成績が評価された。
| 契約年度 | 推定年俸 |
|---|---|
| 2024年 | 5200万円 |
| 2025年 | 8500万円 |
| 2026年 | 1億3000万円 |
2025年は9勝を挙げ、160回2/3を投げ、161奪三振を記録した。単年度の勝ち星だけでなく、先発投手として多くのイニングを消化したことも評価につながったと考えられる。
なお、年俸は報道に基づく推定額であり、球団が公表した確定金額ではない。
メジャー挑戦の意向を球団に伝えていた種市は2025年12月の契約更改後、将来的なメジャーリーグ挑戦への希望を球団に伝えたことを明らかにしている。
スポーツ報知などの報道によると、本人は挑戦の時期について具体的には明言せず、まずはロッテで結果を出すことを優先する姿勢を示した。
この発言から読み取れるのは、メジャー挑戦を将来的な目標として持ちながらも、現在所属する球団への貢献を重視していることだ。
一方、2026年9月の取材では、メジャー挑戦についての質問に対して、現段階ではコメントを控える趣旨の回答をしている。
左アキレス腱の負傷から復帰を目指す状況では、海外挑戦の具体的な時期よりも、まず競技復帰と投手としてのパフォーマンス回復が優先される。
したがって、2027年にメジャー移籍することが決まっているわけではない。本人が希望を表明したことと、実際に移籍することは区別して考える必要がある。
【プロの結論】2027年開幕投手構想と種市篤暉の復活への条件

2026年9月19日、ロッテのサブロー監督は種市について、2027年シーズンの開幕投手候補として期待していることを明らかにした。
報道によると、監督は本人に来季の開幕について伝えたうえで、次のように語っている。
「普段の種市であれば開幕投手にしたい」
これは、単なる復帰への期待にとどまらない発言だ。
2025年に9勝を挙げ、161奪三振を記録した種市を、チームの先発陣の中心として評価していることがうかがえる。
2027年開幕投手の可能性を左右する3つのポイント1. 左アキレス腱の機能回復
投球時の踏み込みや着地、身体を支える動作が十分に戻っているかが重要になる。
痛みがないことだけではなく、強い負荷をかけた際にも安定して動けることが求められる。
2. ブルペンから実戦投球への移行
立ち投げから捕手を座らせた投球、打者との対戦、実戦登板へと段階を進められるかが焦点になる。
2026年9月時点では、捕手を座らせた状態での投球はこれからという段階だった。
3. 先発投手としてのスタミナ回復
2025年には160回2/3を投げた種市だが、復帰直後から同じ投球回数を目指す必要はない。
試合での球数、登板間隔、登板翌日の身体の状態などを確認しながら、徐々に先発としての負荷を戻すことが重要だ。
開幕投手候補という評価の意味開幕投手は、チームの象徴的な役割を担う存在でもある。
監督が種市を候補に挙げたことは、負傷前の実績と投手としての能力を高く評価していることの表れだ。
ただし、開幕投手への指名が確定したわけではない。復帰後の調整状況や春季キャンプでの投球内容、チーム全体の先発陣の状態によって判断されることになる。
個人的な評価としては、2027年の種市を考える際、開幕投手に間に合うかどうかだけで復活の成否を判断すべきではない。
まずは健康な状態で1軍に戻り、負傷前のストレートとフォークを再現できること。そして、シーズンを通して先発ローテーションを守れる身体を取り戻せるかが、本当の評価基準になる。
2025年の実績を考えれば、種市が再びロッテのエース格として活躍する期待は十分にある。
種市篤暉の現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:種市篤暉は2026年に何のケガをした?
A1:2026年4月25日のソフトバンク戦で左アキレス腱を断裂した。4月30日に縫合手術を受け、その後はリハビリを続けている。
Q2:種市篤暉の2026年の成績と防御率は?
A2:1軍では2試合に登板し、7回2/3を投げて7奪三振、防御率0.00を記録した。ただし、4月の負傷によってシーズン途中から登板できなくなった。
Q3:種市篤暉は2027年の開幕投手になる?
A3:サブロー監督が2027年の開幕投手候補として期待を示している。ただし、正式決定ではない。左アキレス腱の回復と実戦での投球内容が判断材料になる。
Q4:種市篤暉は過去にトミー・ジョン手術を受けている?
A4:受けている。2020年9月に右肘内側側副靱帯の再建手術を受け、2022年8月11日に1軍復帰登板を果たした。2026年の左アキレス腱断裂とは別の負傷である。
Q5:種市篤暉の年俸はいくら?
A5:2026年の推定年俸は1億3000万円。2025年の8500万円から4500万円増額した。
Q6:種市篤暉はメジャーリーグに挑戦する?
A6:将来的なメジャー挑戦の希望を2025年12月の契約更改時に球団へ伝えている。ただし、具体的な挑戦時期や移籍は決まっていない。
種市篤暉にとって2026年は、WBC日本代表として国際舞台に立った一方、左アキレス腱断裂によってシーズンの大部分をリハビリに費やすことになった特別な1年だった。
しかし、8月30日のブルペン投球再開、9月19日の1軍練習参加と、復帰に向けた段階は着実に進んできた。
これまでの歩みを振り返ると、2020年の右肘トミー・ジョン手術から復活し、2023年に10勝、2025年には9勝・161奪三振と結果を残してきた選手であることが分かる。
2027年の開幕投手構想は、そうした実績に対する球団の期待を象徴している。
今後、注目したい要点は次の4つだ。
- 左アキレス腱の回復と走力・機動力の改善
- 捕手を座らせたブルペン投球と実戦復帰
- 2027年春季キャンプでの投球内容
- 先発ローテーションへの復帰とメジャー挑戦への将来的な進展
種市篤暉の本当の目標は、単に2027年の開幕マウンドに立つことではない。再び長いシーズンを投げ抜き、ロッテの勝利を支えるエースとして戻ってくることだ。
2025年に証明した実力を再び1軍のマウンドで発揮できるのか。2027年シーズンは、種市のキャリアにとって新たな大きな転換点になりそうだ。