『天までとどけ』の中心となるのは、新聞記者の父・丸山雄平と、家族を支える母・丸山定子、そして個性豊かな13人の子どもたちです。
両親を演じたのは、岡江久美子さんと綿引勝彦さん。子どもたちには、当時すでに俳優として活動していた若手から、後に芸能界を離れることになる子役まで、幅広い出演者が起用されました。
両親のキャスト
母・丸山定子(まるやま さだこ)
岡江久美子

丸山家の母親。13人の子どもたちを見守り、家族の問題に向き合う中心人物です。明るさと包容力を持つ母親像が作品の大きな魅力になりました。
父・丸山雄平(まるやま ゆうへい)
綿引勝彦
新聞社の社会部記者として働く父親。厳しさと優しさを併せ持ち、子どもたちの成長を見守ります。シリーズを通して丸山家の大黒柱を演じました。
13人の子どもたちと演じた俳優
以下は、BS-TBSの番組情報と第3シリーズの公式キャスト表を基準に整理した一覧です。
出典:BS-TBS番組情報、第3シリーズのキャスト情報、ねとらぼの出演者特集。
特に名前を覚えておきたいのが、次男・信平を演じた河相我聞さん、三男・公平を演じた金杉太朗さん、四男・五郎を演じた須藤公一さんです。
また、長男・正平役は、初期の番組情報では佐藤晃市と記載されています。現在は高尾晃市の名前で活動しており、別の俳優に交代したわけではありません。
なぜ13人なのに最初のシリーズでは12人なのか?実は、BS-TBSの第1シリーズの番組紹介には「12人の子どものいる大家族」と記されています。一方、第3シリーズの紹介では「13人の子供を持つ丸山家」と説明されています。
これは、物語の初期にまだ生まれていなかった子どもがいるためです。
後に五女・十実子が加わり、丸山家は13人兄弟となります。第3シリーズのキャスト一覧には、藤井ひと美さんが演じる十実子の名前も掲載されています。
つまり、12人という数字と13人という数字は、単純な誤記ではなく、物語の進行に伴う家族構成の変化を反映しています。
【放送順を完全整理】天までとどけ全8シリーズの放送時期
『天までとどけ』は1991年から1999年まで、8シリーズにわたって放送されました。
毎年必ず放送されたわけではなく、シリーズによって放送間隔や話数が異なります。特に第2シリーズから第3シリーズまでは約1年半の間隔があり、第7シリーズと第8シリーズは比較的近い時期に放送されています。
歴代シリーズの放送期間1. 第1シリーズ『天までとどけ』
- 1991年3月4日~5月24日
- 全60話
2. 第2シリーズ『天までとどけ2』
- 1992年7月20日~8月28日
- 全30話
3. 第3シリーズ『天までとどけ3』
- 1994年2月21日~4月22日
- 全45話
4. 第4シリーズ『天までとどけ4』
- 1995年2月20日~4月14日
- 全40話
5. 第5シリーズ『天までとどけ5』
- 1996年2月19日~4月12日
- 全40話
6. 第6シリーズ『天までとどけ6』
- 1997年2月17日~4月11日
- 全40話
7. 第7シリーズ『天までとどけ7』
- 1998年4月6日~5月29日
- 全40話
8. 第8シリーズ『天までとどけ8/さようなら』
- 1999年3月22日~4月9日
- 全15話
8シリーズを合計すると、全310話です。
シリーズを追うと丸山家の成長がわかる第1シリーズでは、大家族ならではの騒がしさや、子どもたちが抱える進学・恋愛・家庭内の問題が中心となります。
その後、子どもたちは成長し、進学、就職、結婚など、それぞれの人生の選択に向き合うようになります。
第7シリーズでは、六男・十郎の高校進学や三女・七穂子の大学受験など、子どもたちの人生の転機が描かれました。
そして第8シリーズは、丸山家の物語を締めくくる最終章です。放送ライブラリーの記録にも、13人の子どもたちが成長した後の家族の姿が紹介されています。
この作品が長く愛された理由は、単に大家族の面白さを描いただけではない点にあります。
子どもたちが幼かった時代から大人になるまで、同じ俳優が同じ役柄を演じ続けたことで、視聴者も丸山家の成長を一緒に見守るような感覚を持てたのです。
【2026年最新】天までとどけの子役・出演者は現在何をしている?
『天までとどけ』の出演者のその後を調べると、大きく3つの道に分かれています。
- 俳優・芸能活動を現在も続けている人
- 芸能界を引退して別の仕事や生活を選んだ人
- すでに亡くなり、作品の記憶の中に残っている人
ここでは、2026年11月時点で公に確認できる情報を中心に紹介します。
1. 高尾晃市(長男・正平役)
俳優からマジシャンへ
長男・正平を演じたのは、現在の高尾晃市さんです。
高尾さんは俳優として活動した後、2002年からマジシャンとしての活動にも力を入れるようになりました。
単に手品を披露するのではなく、芝居とマジックを融合させた独自の舞台表現を展開しています。
2013年には「マジシャン・オブ・ザ・イヤー」と「ジャパンカップ」を受賞。俳優としての経験を生かした演出が評価されました。
現在も自身の事務所を通じて、マジックショーなどの活動を展開しています。
2. 若林志穂(長女・待子役)
2009年に芸能界を引退
長女・待子役で知られる若林志穂さんは、かつて俳優・歌手として活動していました。
若林さんは『天までとどけ』で長女・待子を演じ、作品の中心的な出演者として人気を集めました。
その後、2009年に芸能界を引退しています。
2023年以降はXを通じた発信が注目されるようになり、2024年2月には、本人が女優として復帰する考えはないと明らかにしました。
したがって、2026年時点では、ドラマへの復帰が発表されたという状況ではありません。
女優としての活動と、本人がSNSなどで自ら発信する現在の活動は分けて理解する必要があります。
3. 河相我聞(次男・信平役)
2026年も俳優として活動
次男・信平役を演じた河相我聞さんは、出演者の中でも現在の活動が確認しやすい俳優の一人です。
1991年の『天までとどけ』で注目を集めた後、1994年の『時をかける少女』や1995年の『未成年』などにも出演しました。
俳優業だけでなく、歌手活動や飲食店経営への挑戦など、幅広い分野で活動してきた経歴があります。
2024年にはドラマ『イップス』に出演。さらに2026年には『横浜ネイバーズ』や『クロスロード〜救命救急の約束〜』などへの出演情報も確認できます。
子役時代の印象が強い視聴者にとっては、現在も俳優として第一線で活動している姿が印象的可能性があります。
4. 須藤公一(四男・五郎役)
現在もドラマ・舞台で活躍
四男・五郎役を演じた須藤公一さんも、俳優活動を継続しています。
須藤さんは『天までとどけ』の後も、『3年B組金八先生』第5シリーズ、『ウルトラマンコスモス』、『池袋ウエストゲートパーク』などに出演しました。
その後もテレビドラマや映画、舞台などで活動を続けています。
2024年には『花咲舞が黙ってない』第3シリーズ、2025年にはNHK BS時代劇『雲霧仁左衛門ファイナル』への出演が確認できます。
子役時代から俳優としてキャリアを積み重ねてきた出演者の一人です。
5. 滝沢幸代・一瀬奈織・山田飛美この3人は、子どもたちの中でも放送終了後の芸能活動について関心を持たれることが多い出演者です。
滝沢幸代さん(次女・六都子役)
芸能界を引退した後、2017年放送の『爆報!THEフライデー』で、結婚して専業主婦として生活していることが紹介されました。
一瀬奈織さん(三女・七穂子役)
『天までとどけ』出演後の目立った芸能活動は、2025年のねとらぼの特集でも確認されていません。現在の職業や生活については広く公表されていない状況です。
山田飛美さん(四女・八菜子役)
2003年に芸能界を引退。その後、2017年のテレビ番組で人材サービス業の経営に携わっていることが紹介されました。
子役としての知名度を生かして芸能界に残るのではなく、別の仕事に進んだ出演者もいたことがわかります。
6. 湯澤真伍・日吉孝明・蛭田順也・中村瑞樹・藤井ひと美残る5人についても、それぞれ異なる進路を歩んでいます。
- 湯澤真伍さん(五男・九役): 『世にも奇妙な物語』などへの出演歴がありますが、その後の公的な芸能活動は目立って確認されていません。
- 日吉孝明さん(六男・十郎役): 高校進学後に芸能界を引退。2017年のテレビ番組では、電気関係の会社に勤務していることが紹介されました。
- 蛭田順也さん(七男・士郎役): 芸能界を引退し、2017年のテレビ番組では大手企業に勤務していることが紹介されました。
- 中村瑞樹さん(八男・十次郎役): 2017年のテレビ番組では、製造会社で働いていることが紹介されました。
- 藤井ひと美さん(五女・十実子役): 2017年のテレビ番組では、TBSでタイムキーパーの仕事に携わっていることが紹介されました。
なお、これらは過去のテレビ番組や報道で紹介された経歴です。2026年現在の勤務先や私生活まで一律に確認できるわけではありません。
子役たちのその後から見える共通点『天までとどけ』の子役たちの進路を見ると、俳優を続けることだけが成功ではなかったことがわかります。
高尾晃市さんのように、俳優経験をマジックの舞台演出に生かした人もいれば、一般企業への就職や別の事業に進んだ人もいます。
これは、子役として人気を得た人が成人後も必ず芸能界に残るわけではないという、芸能界のキャリアの多様性を示しています。
【逝去した出演者】岡江久美子・綿引勝彦・金杉太朗の最期と功績
『天までとどけ』のキャストを振り返る際、避けて通れないのが、作品を支えた出演者との別れです。
2026年11月現在、丸山家の主要キャストで亡くなったことが報道で確認されているのは、岡江久美子さん、綿引勝彦さん、金杉太朗さんです。
岡江久美子さん:2020年4月23日、63歳で逝去
丸山定子役
1956年8月23日生まれ。女優、タレント、司会者として幅広く活躍しました。
岡江さんは2020年4月23日、新型コロナウイルスによる肺炎のため、63歳で亡くなりました。
所属事務所の発表によると、前年末に初期の乳がん手術を受け、2020年1月末から2月半ばまで放射線治療を受けていたことも公表されています。
代表的な仕事には、1996年から2014年まで薬丸裕英さんとともに総合司会を務めた情報番組『はなまるマーケット』があります。
長年にわたって親しまれた明るい人柄は、丸山定子という母親役にも重なる部分がありました。
綿引勝彦さん:2020年12月30日、75歳で逝去
丸山雄平役
重厚な演技で知られ、映画やテレビドラマ、舞台などで活躍した俳優です。
綿引さんは2020年12月30日、膵臓がんのため75歳で亡くなりました。訃報は2021年1月13日に報じられています。
所属事務所によると、2018年に進行性のがんが見つかり、その後治療を続けていました。
岡江さんとは『天までとどけ』で約10年間にわたり夫婦役を演じました。
岡江さんの訃報を受けた際には、共演者を含めて今でも本当の家族のように思っているという趣旨のコメントを寄せていたことも報道されています。
ドラマの中で長年夫婦を演じた2人が、同じ2020年に相次いで亡くなったことは、多くの視聴者にとって忘れがたい出来事となりました。
金杉太朗さん:2008年8月2日、33歳で逝去
丸山公平役
13人兄弟の三男・公平を演じた俳優です。
金杉さんは2008年8月2日、33歳で亡くなりました。
日刊スポーツの報道によると、同年3月に東京メトロ有楽町線の池袋駅で線路に転落して脳挫傷を負い、治療を受けていましたが、意識が戻ることなく亡くなりました。
『3年B組金八先生』にも出演しており、子役時代から俳優として活動していました。
まだ33歳という若さでの逝去は、共演者やファンに大きな悲しみをもたらしました。
3人の逝去をめぐる年表- 2008年8月2日:金杉太朗さんが33歳で逝去。
- 2020年4月23日:岡江久美子さんが63歳で逝去。
- 2020年12月30日:綿引勝彦さんが75歳で逝去。
この3人は、それぞれ異なる時期に亡くなりました。特に岡江さんと綿引さんは、長年にわたって丸山家の両親を演じた2人であり、作品を象徴する存在でした。
【新・天までとどけ】キャストは誰?丸山家との違いを解説
『天までとどけ』を調べていると、よく似たタイトルの『新・天までとどけ』という作品も見つかります。
両作品は同じTBS系の昼ドラ枠「愛の劇場」で放送された大家族ドラマですが、『新・天までとどけ』は丸山家の続編ではありません。
物語の中心が丸山家から杉本家へと変わり、主要キャストも一新されています。
新しい主人公は杉本家新シリーズの主な出演者は次のとおりです。
- 杉本善三:宮川大助
- 杉本由美子:松田美由紀
- 杉本亜紀:小橋めぐみ
- 杉本敏:佐藤友樹
- 杉本千佳:安藤聖
- 杉本大:谷川晴紀
- 杉本英子:山本恵以
- 杉本文恵:小笠原茉莉
- 杉本剛:鈴木賢人
- 杉本広:松川尚瑠輝
- 杉本伊代:香川舞花
- 杉本順:小堀陽貴
父親の善三は警察官、母親の由美子は大家族を支える母親という設定です。
松田美由紀さんと宮川大助さんが夫婦を演じ、新たな家族の物語が展開されました。
新・天までとどけは全5シリーズ『新・天までとどけ』は1999年12月から始まり、2004年の第5シリーズで完結しました。
小学館のデジタル大辞泉プラスでも、丸山家を描いた8シリーズと、杉本家を描いた新シリーズ5作は区別して紹介されています。
つまり、シリーズを数える場合は次のように整理できます。
- 丸山家の『天までとどけ』:全8シリーズ
- 杉本家の『新・天までとどけ』:全5シリーズ
タイトルが似ているため混同されがちですが、登場人物も物語も異なる別の大家族ドラマとして理解するとわかりやすくなります。
【プロの結論】天までとどけのキャストを知るうえで大切な3つのポイント
『天までとどけ』の出演者を調べるとき、特に注意したいのが、役名と俳優名の変化、子役の引退後の情報、そしてシリーズ間の家族構成の違いです。
1. 役名と現在の芸名を混同しない長男・正平役の佐藤晃市さんは、現在の高尾晃市さんです。
古い番組資料では佐藤晃市、近年の活動紹介では高尾晃市と記載されるため、別人と誤解される場合があります。
2. 芸能界引退と消息不明は同じではない出演者の中には、一般企業に勤めたり、別の仕事に進んだりした人がいます。
芸能活動の記録が途絶えていることだけを理由に、現在の生活や職業を推測することはできません。
2017年のテレビ番組で紹介された近況と2026年の現在を区別することが、出演者のその後を正しく理解するポイントです。
3. 13人兄弟の構成はシリーズの進行で変わる第1シリーズの番組紹介では12人、第3シリーズ以降の紹介では13人となっています。
この違いは、五女・十実子が加わったことによるものです。
単純にどちらかの人数を間違いと判断するのではなく、放送時期とストーリーを踏まえて見る必要があります。
作品としての価値『天までとどけ』が現在も懐かしむ視聴者の多い作品である理由は、豪華な出演者だけではありません。
同じ役者が長期間にわたって同じ家族を演じ、子どもたちが成長していく姿を連続して描いた点に特徴があります。
岡江久美子さんと綿引勝彦さんの夫婦役を中心に、子役たちの人生も作品の歴史と重なっています。
そのため、出演者の現在を調べることは、単なる芸能人の近況確認にとどまらず、1990年代のテレビドラマがどのように視聴者の記憶に残ってきたのかを振り返ることにもつながります。
【よくある質問】天までとどけのキャストに関するFAQ
Q1:天までとどけの母親・丸山定子を演じたのは誰ですか?
岡江久美子さんです。丸山家の母親として13人の子どもたちを見守る役を演じました。2020年4月23日に63歳で亡くなっています。
Q2:父親の丸山雄平を演じた俳優は誰ですか?
綿引勝彦さんです。新聞記者の父親を演じ、2020年12月30日に75歳で亡くなりました。
Q3:天までとどけの13人兄弟のキャストは誰ですか?
長女・待子役の若林志穂さん、長男・正平役の佐藤晃市さん(高尾晃市さん)、次男・信平役の河相我聞さん、三男・公平役の金杉太朗さん、四男・五郎役の須藤公一さんらが出演しています。ほかに滝沢幸代さん、一瀬奈織さん、山田飛美さん、湯澤真伍さん、日吉孝明さん、蛭田順也さん、中村瑞樹さん、藤井ひと美さんが子どもたちを演じました。
Q4:天までとどけは全部で何シリーズありますか?
丸山家を描いた作品は全8シリーズです。1991年から1999年まで放送されました。
Q5:天までとどけで亡くなった出演者は誰ですか?
丸山家の主要キャストでは、岡江久美子さん、綿引勝彦さん、金杉太朗さんの逝去が確認されています。それぞれ2020年、2020年、2008年に亡くなりました。
Q6:河相我聞さんは現在も俳優をしていますか?
はい。河相我聞さんは2026年も俳優として活動しており、『横浜ネイバーズ』などへの出演が確認できます。
Q7:若林志穂さんは女優に復帰していますか?
2009年に芸能界を引退しています。2024年2月には本人が女優復帰を考えていないと発信しており、2026年11月時点で女優復帰の公式発表は確認されていません。
Q8:新・天までとどけは元の作品の続編ですか?
いいえ。丸山家ではなく、宮川大助さん演じる善三と松田美由紀さん演じる由美子を中心とした杉本家の物語です。1999年から2004年まで全5シリーズが放送されました。
TBS昼ドラ『天までとどけ』は、岡江久美子さん演じる丸山定子と、綿引勝彦さん演じる丸山雄平を中心に、13人の子どもたちの成長を描いた全8シリーズのホームドラマです。
出演者のその後を振り返ると、現在も俳優として活躍する河相我聞さんや須藤公一さん、マジシャンとして独自の道を切り開いた高尾晃市さん、芸能界を引退して別の人生を歩んだ出演者など、それぞれの人生が見えてきます。
一方、岡江久美子さん、綿引勝彦さん、金杉太朗さんのように、すでに亡くなった出演者もいます。
2026年現在、放送から30年以上が経過した『天までとどけ』を振り返ることは、単に懐かしいドラマのキャストを確認するだけではありません。当時の出演者たちが歩んできた人生や、家族の成長を長年にわたって描いた作品の魅力を再発見する機会でもあります。
丸山家の13人兄弟と両親が織りなした物語は、出演者それぞれの歩みとともに、今も多くの視聴者の記憶に残っています。