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ウルトラマン怪獣人気ランキング2026最新!NHKトップ50と初代投票を徹底比較

高杉 葵 高杉 葵 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

ウルトラマンシリーズで最も人気のある怪獣は誰なのか。2026年11月現在、歴代の人気投票を比較すると、ゼットン、バルタン星人、ゴモラ、キングジョーといった昭和の名怪獣に加え、平成・令和シリーズから登場したジャグラス ジャグラーやウルトラマンベリアルも上位に名を連ねている。特に注目したいのが、NHKの「全ウルトラマン大投票」でゼットンが1位、ジャグラス ジャグラーが2位、バルタン星人が3位に選ばれた結果だ。

一方、初代『ウルトラマン』だけを対象にした人気投票では、バルタン星人とゼットンが首位を争い、調査によって順位が入れ替わっている。加えて、かわいい怪獣ランキングではピグモンが圧倒的な支持を獲得。投票対象や回答者の年代によって、怪獣の人気を左右する要素が異なることも見えてくる。歴代トップ50の全順位と各怪獣の魅力を、実際の調査結果から読み解く。

【2026年最新】ウルトラマン怪獣人気ランキングはゼットンが頂点!

ウルトラマン怪獣人気

2026年のウルトラマン怪獣人気を調べるうえで、最も重要な基準となるのがNHKの大型投票企画「全ウルトラマン大投票」だ。

2022年9月10日に放送された特別番組「発表!全ウルトラマン大投票」で、ウルトラヒーロー、ウルトラ怪獣、ウルトラメカの3部門の結果が発表された。

怪獣部門では、1500体以上の候補から選ばれた上位50体が公開され、初代シリーズの怪獣だけでなく、平成・令和作品のキャラクターも上位に食い込んだ。

NHK全ウルトラマン大投票のトップ10
順位 怪獣・キャラクター 別名・分類
1位 ゼットン 宇宙恐竜
2位 ジャグラス ジャグラー 無幻魔人
3位 バルタン星人 宇宙忍者
4位 ゴモラ 古代怪獣
5位 キングジョー 宇宙ロボット
6位 ウルトラマンベリアル 闇のウルトラ戦士
7位 メトロン星人 幻覚宇宙人
8位 エレキング 宇宙怪獣
9位 ガタノゾーア 邪神
10位 ジャミラ 棲星怪獣

出典はNHKの投票結果を報じたMANTANWEBの2022年9月11日付記事。

2022年の投票規模にも注目

この企画は、シリーズ放送開始から56年を迎えたタイミングで実施された大規模な人気投票だった。

投票期間は2022年7月15日から8月21日まで。得票総数は3部門合計で35万5563票に達した。

投票全体の男女比は男性78%、女性18.5%、その他3.5%。年代別では20代が32.6%、19歳以下が21.6%、30代が16.9%だった。

ここで重要なのは、怪獣部門の順位が昭和作品の知名度だけで決まっていないことだ。

2位のジャグラス ジャグラーは2016年放送の『ウルトラマンオーブ』に登場したキャラクター。昭和の人気怪獣を押さえて上位に入った事実は、シリーズの新しいファン層が投票結果に反映されたことを示している。

なお、2026年11月時点で、NHK版と同じ規模・対象範囲の新しい歴代トップ50として比較できる公表結果は確認できない。したがって、2026年最新の人気を考える際は、NHKの2022年総合ランキングと、その後に実施された作品限定アンケートを分けて見る必要がある。

【完全版】NHKウルトラ怪獣人気ランキング歴代トップ50

ここからは、NHK「全ウルトラマン大投票」で公表された怪獣部門の50位までを紹介する。

このランキングの特徴は、初代『ウルトラマン』の怪獣から最新世代に近いキャラクターまで、幅広い時代の作品が対象になっていることだ。

ウルトラ怪獣トップ50全順位
順位 怪獣・キャラクター名
1位 ゼットン
2位 ジャグラス ジャグラー
3位 バルタン星人
4位 ゴモラ
5位 キングジョー
6位 ウルトラマンベリアル
7位 メトロン星人
8位 エレキング
9位 ガタノゾーア
10位 ジャミラ
11位 グリーザ
12位 ピグモン
13位 ウルトラマントレギア
14位 カネゴン
15位 メフィラス星人
16位 タイラント
17位 イーヴィルティガ
18位 ベムスター
19位 ダダ
20位 イフ
21位 ザムシャー
22位 レッドキング
23位 キングオブモンス
24位 ハイパーゼットン
25位 ハネジロー
26位 ツインテール
27位 シーボーズ
28位 ダークザギ
29位 エンペラ星人
30位 ヒッポリト星人
31位 バキシム
32位 ケムール人
33位 湊アサヒ
34位 ガンQ
35位 デスフェイサー
36位 キリエロイドII
37位 リドリアス
38位 ガヴァドン(A)
39位 ゼッパンドン
40位 ギャラクトロン
41位 ウインダム
42位 ゾグ
43位 バードン
43位 トリガーダーク
45位 エースキラー
46位 カルミラ
47位 カイザーベリアル
48位 アブソリュートタルタロス
49位 キリエロイド
50位 インペライザー

※43位はバードンとトリガーダークの同率。順位は50位までだが、掲載されているキャラクターは51体となる。

トップ50から読み取れる3つの特徴

1. 昭和の名怪獣は現在も強い

ゼットン、バルタン星人、ゴモラ、キングジョーがトップ5を占めた。

いずれも初登場時の印象が強く、後年のシリーズでも繰り返し登場してきたキャラクターだ。単なる懐かしさだけでなく、作品を超えて存在感を維持している。

2. 平成・令和のキャラクターも高評価

ジャグラス ジャグラーが2位、ウルトラマンベリアルが6位、ウルトラマントレギアが13位に入った。

敵側のキャラクターにも、ヒーローと同等かそれ以上の物語上の存在感が求められるようになっていることがうかがえる。

3. 怪獣部門は生物としての怪獣だけではない

ランキングにはジャグラス ジャグラーやウルトラマンベリアル、湊アサヒなども含まれている。

NHKの投票カテゴリーは、厳密な生物学的分類ではなく、シリーズに登場する怪獣・宇宙人・関連キャラクターを広く扱ったものだ。

そのため、純粋な怪獣の人気ランキングと解釈すると、少し意味が変わってくる。

【徹底比較】初代ウルトラマン怪獣人気ランキングはゼットンとバルタン星人の一騎打ち

歴代シリーズ全体のランキングとは別に、初代『ウルトラマン』だけを対象にした投票結果も興味深い。

1966年に放送された初代作品には、現在まで語り継がれる怪獣や宇宙人が数多く登場する。

特にゼットン、バルタン星人、ゴモラは複数の調査で上位に入り、初代作品の代表的な人気キャラクターとなっている。

2021年のねとらぼ調査ではゼットンが1位

2021年3月7日から21日まで実施されたねとらぼ調査隊のアンケートでは、有効回答数2230票を集計した。

上位10体の結果は次のとおり。

順位 怪獣・宇宙人 得票数
1位 ゼットン 410票
2位 バルタン星人 372票
3位 ゴモラ 219票
4位 ジャミラ 156票
5位 レッドキング 133票
6位 メフィラス星人 106票
7位 ゼットン星人 77票
8位 ダダ 66票
9位 ピグモン 65票
10位 アントラー 56票

この調査ではゼットンがバルタン星人を38票上回った。

2023年公表のランキングではバルタン星人が首位

ランキングー!が2023年8月23日に公表した調査では、初代『ウルトラマン』の好きな怪獣・宇宙人ランキングでバルタン星人が1位となった。

このアンケートは2022年8月24日に実施されたもので、30代以上の男女9440人が回答している。

上位10体は以下のとおり。

順位 怪獣・宇宙人 得票数
1位 バルタン星人 2557票
2位 ピグモン 1562票
3位 ゼットン 679票
4位 レッドキング 378票
5位 ジャミラ 361票
6位 メフィラス星人 313票
7位 ダダ 304票
8位 ベムラー 273票
9位 ゴモラ 266票
10位 ブルトン 233票

この結果では、バルタン星人が2位のピグモンに995票差をつけている。

2024年の調査でもバルタン星人が1位

2024年2月3日から9日に実施されたねとらぼ調査隊のアンケートでは、有効回答数1775票のうち、バルタン星人が204票を獲得して首位になった。

順位 怪獣・宇宙人 得票数 得票率
1位 バルタン星人 204票 11.5%
2位 ゼットン 201票 11.3%
3位 ゴモラ 154票 ―
4位 レッドキング 140票 ―
5位 メフィラス星人 92票 ―
6位 アントラー 87票 ―

バルタン星人とゼットンの差はわずか3票。圧倒的な差ではなく、非常に接近した結果だった。

3つの調査を比較すると何が見える?

2021年はゼットン、2023年と2024年はバルタン星人が1位だった。

ただし、これを単純に人気の逆転と考えるのは早計だ。

調査時期、回答者の年齢構成、投票対象の設定、回答者数が異なるためである。

むしろ注目すべきなのは、順位が入れ替わってもゼットンとバルタン星人が常に上位に残っていることだ。

ゴモラも2021年と2024年には3位を獲得している。初代作品における人気の中核は、調査が変わっても大きく崩れていない。

【人気の理由を分析】ゼットン・ジャグラス ジャグラー・ゴモラ・キングジョー

人気投票の順位を理解するには、単に登場作品や知名度を比べるだけでは足りない。

それぞれのキャラクターには、ファンの記憶に残る独自の物語やデザイン、後年のシリーズでの役割がある。

1位・ゼットン:ウルトラマンを倒した圧倒的な強敵

ゼットンの最大の特徴は、初代『ウルトラマン』の最終話「さらばウルトラマン」に登場し、主人公のウルトラマンを倒した怪獣であることだ。

劇中ではスペシウム光線をはじめとするウルトラマンの攻撃が通用せず、カラータイマーまで破壊された。

最終的には岩本博士が開発したペンシル爆弾によって倒されるが、ヒーローが最後の最後で敗北するという展開は、シリーズの歴史に強烈な印象を残した。

人気の理由は大きく3つある。

- 圧倒的な強さ: 主人公を倒した怪獣という歴史的な存在感。
- 独特のデザイン: 黒を基調とした体に黄色い発光部分を組み合わせた、ほかの怪獣とは異なる外観。
- 物語上の重要性: 最終回の緊張感と結び付いた記憶に残る登場。

ゼットンは、単に強い怪獣というだけではない。ウルトラマンというヒーローの限界を視聴者に突き付けた存在でもある。

その意味で、NHK総合1位という結果には、シリーズの象徴的な最終回を担ったキャラクターならではの説得力がある。

2位・ジャグラス ジャグラー:敵役でありながら主人公に匹敵する人気

ジャグラス ジャグラーは、2016年放送の『ウルトラマンオーブ』に登場したキャラクター。

演じたのは青柳尊哉。主人公クレナイ ガイの宿敵として物語に登場する。

もともとは光の勢力に属し、ガイとともにウルトラマンを目指していた。しかし、オーブの力を手にしたのがガイだったことで運命が分かれ、闇の力に染まっていく。

この設定が、単純な悪役とは異なる魅力を生み出している。

ジャグラーの人気を語るうえで重要なのが、2016年12月のMANTANWEBによる開発者インタビューだ。

バンダイの担当者は、ジャグラーのキャラクター性が際立っており、彼が登場しない回を物足りなく感じる視聴者の声もあったことを、専用アイテム「DXダークリング」の開発理由として説明している。

敵側のアイテムの商品化が当時としては異例だったことも、注目すべき点だ。

加えて、2020年放送の『ウルトラマンZ』ではヘビクラ ショウタとして登場。主人公側の組織ストレイジで隊長を務め、新たな一面を見せた。

悪役、ライバル、時には共闘する存在という複数の立場を持つことが、長く支持される理由になっている。

3位・バルタン星人:唯一無二のデザインとキャラクター性

バルタン星人は初代『ウルトラマン』第2話「侵略者を撃て」で初登場した宇宙人だ。

両腕が大きなハサミになっている特徴的な姿、黄色く回転する目、独特の笑い声など、一度見たら忘れにくい個性を持つ。

人気の理由は、視覚的なインパクトだけではない。

バルタン星人は故郷を失った存在として描かれ、地球に立ち寄った後、移住を試みるという背景を持つ。

侵略者として対峙する一方で、故郷を失った宇宙人という側面もある。単純な善悪では整理できない設定が、キャラクターの奥行きを生み出している。

また、初代作品内で複数回登場し、その後のシリーズでも繰り返し登場したことから、世代を超えた認知度を獲得している。

初代作品限定の人気投票で複数回1位になっていることも、その強さを裏付ける。

4位・ゴモラ:強敵から仲間へと広がった人気

ゴモラは初代『ウルトラマン』第26話・第27話の「怪獣殿下」に登場した古代怪獣だ。

大きな角と強靱な肉体を持ち、パワーを前面に押し出す戦闘スタイルが特徴となっている。

初代作品ではウルトラマンを苦しめる強敵だったが、後年のシリーズでは味方側に近い役割も担うようになった。

特に重要なのが『大怪獣バトル』シリーズでの活躍だ。

2018年の電ファミニコゲーマーによる特撮監督・田口清隆氏とカプコンの藤岡要氏の対談では、田口氏が『大怪獣バトル』でゴモラが味方側についたことをきっかけに、さらに人気が高まったと説明している。

『ウルトラマンX』でも主人公の相棒的な存在として描かれ、ゴモラアーマーという形でヒーローとの結び付きも生まれた。

敵としての強さを失わず、仲間としても活躍する。この立場の変化がゴモラの人気を長期的に支えている。

5位・キングジョー:怪獣とロボットを融合した魅力

キングジョーは『ウルトラセブン』第14話・第15話「ウルトラ警備隊西へ」に登場する巨大ロボットだ。

ペダン星人によって作られた宇宙ロボットであり、複数の機体が合体する独特の構造を持っている。

人気の理由は、単純な怪獣とは違う機械的な魅力にある。

- 金属的な外観と重厚なフォルム。
- 分離・合体するという独特の設定。
- ウルトラセブンを苦しめた圧倒的な戦闘能力。
- 後年の作品でも繰り返し登場する知名度。

All Aboutニュースが2022年に実施した『ウルトラセブン』の好きな怪獣・宇宙人アンケートでも、キングジョーが1位を獲得している。

この調査は140人を対象としたものだったが、シリーズ横断のNHKランキングでも5位に入っていることを考えると、作品限定・シリーズ全体の両方で評価されるキャラクターといえる。

【かわいい怪獣ランキング】ピグモン・ブースカ・カネゴンが人気

ウルトラ怪獣の魅力は、強さや恐ろしさだけではない。

かわいらしい外見、コミカルな動き、親しみやすい性格を持つ怪獣も、幅広い世代から支持されている。

その傾向を示すのが、ランキングー!が2023年9月25日に公開した「かわいいウルトラマンの怪獣ランキング!ウルトラ怪獣TOP20」だ。

調査自体は2020年5月2日に実施され、10~60代の男女1万2062人が回答している。

かわいいウルトラ怪獣TOP10
順位 怪獣名 得票数
1位 ピグモン 2517票
2位 ブースカ 1596票
3位 バルタン星人 1294票
4位 カネゴン 1081票
5位 ジャミラ 335票
6位 ミラクル星人 297票
7位 ゼットン 289票
8位 レッドキング 280票
9位 メトロン星人 279票
10位 エレキング 258票
1位・ピグモン:友好的な性格が魅力

ピグモンは別名「友好珍獣」と呼ばれる怪獣。

初代『ウルトラマン』第8話「怪獣無法地帯」や第37話「小さな英雄」で活躍した。

ほかの怪獣と違い、人間に対して友好的で、遭難した人間を助けたり、科学特捜隊に情報を伝えたりする存在として描かれている。

小柄な体格、独特の歩き方、愛嬌のある外見も特徴だ。

かわいい怪獣ランキングで2517票を獲得して1位になったことは、ウルトラ怪獣の人気が必ずしも戦闘能力に左右されないことを示している。

2位・ブースカ:コミカルで親しみやすい存在

ブースカは、1966年に放送された『快獣ブースカ』の主人公。

厳密には通常のウルトラマン本編に登場する敵怪獣とは異なるが、円谷作品のキャラクターとしてウルトラ怪獣関連のランキングにも登場する。

ドジでおっちょこちょいな性格、愛嬌のある表情が魅力で、怪獣という言葉から連想する恐ろしさとは対照的だ。

3位・バルタン星人:怖さとかわいさの共存

バルタン星人は、強敵としての人気だけでなく、かわいい怪獣ランキングでも3位に入った。

大きなハサミや特徴的な目など、一般的なかわいさとは異なるデザインでありながら、独特の愛嬌を持っている。

この結果は、バルタン星人が単なる敵キャラクターを超えたマスコット的な知名度を獲得していることを示している。

かわいい怪獣ランキングで注目したいキャラクター

4位のカネゴンも特徴的だ。

お金を食べる怪獣というユニークな設定に加え、丸みのある姿が親しみやすい。

加えて、19位のハネジローや20位のガヴァドンなど、戦闘能力とは異なる個性で支持されるキャラクターもランクインしている。

強さを競うランキングと、かわいさを競うランキングでは、評価の基準そのものが異なるのだ。

【人気投票を徹底検証】調査年・回答者・投票対象で順位は変わる

ウルトラ怪獣の人気投票を比較するとき、最も注意したいのが調査条件の違いだ。

同じ怪獣でも、シリーズ全体を対象にするのか、初代作品だけに絞るのか、かわいさを評価するのかによって順位は変化する。

代表的な人気投票の比較
調査 実施・公表時期 回答規模 主な1位
ねとらぼ・初代作品 2021年3月 2230票 ゼットン
ランキングー!・初代作品 2022年8月実施・2023年公表 9440人 バルタン星人
NHK全ウルトラマン大投票 2022年7~8月実施 3部門合計35万5563票 ゼットン
ねとらぼ・初代作品 2024年2月 1775票 バルタン星人
ランキングー!・かわいい怪獣 2020年5月実施・2023年公表 1万2062人 ピグモン

※NHKの得票総数は怪獣部門単独ではなく、ヒーロー・怪獣・メカの3部門合計。

なぜランキングが違うのか?

主な理由は4つある。

1. 投票対象の範囲

NHKのランキングはシリーズ全体が対象。一方、初代作品限定のランキングでは、昭和初期のキャラクターに評価が集中する。

そのため、ジャグラス ジャグラーのような平成・令和世代に認知度の高いキャラクターは、初代限定の調査にはそもそも登場しない。

2. 回答者の年代

子どもの頃に見た作品は、その人にとって特別な記憶になりやすい。

昭和作品をリアルタイムで視聴した世代と、配信や再放送で平成・令和作品から入った世代では、支持するキャラクターが異なる可能性がある。

3. 評価するポイント

強さ、デザイン、物語、かわいさ、登場回数など、人気の基準は一つではない。

ゼットンは強敵としての存在感、ピグモンは友好的な性格、キングジョーは機械的な造形というように、それぞれ評価される理由が違う。

4. 再登場と商品展開

怪獣はテレビ作品だけで人気が決まるわけではない。

玩具、ソフビ、ゲーム、映画、イベントなどを通じて、新しい世代がキャラクターに触れる機会が生まれる。

特撮監督の田口清隆氏も、2018年の対談で、人気怪獣のスーツが繰り返し使用され、作品への再登場や玩具の販売につながる循環について語っている。

ゴモラが『大怪獣バトル』以降にさらに人気を高めたという説明も、その好例だ。

ネットで見かける人気ランキングの正しい見方

「歴代1位」「2026年最新1位」といった表現だけで順位を判断するのは避けたい。

確認すべきなのは、次のポイントだ。

- 調査した年月日
- 投票対象が初代作品なのかシリーズ全体なのか
- 回答者数と回答者の年代
- 強さ・好き嫌い・かわいさなど質問の内容
- 公式企画なのか、メディア独自のアンケートなのか

特にNHKの全ウルトラマン大投票と、各メディアが実施するアンケートは、同じ人気投票という言葉でも調査の性格が異なる。

この違いを理解すれば、ランキングの数字をより正確に読み解ける。

【よくある質問】ウルトラマン怪獣の人気に関するFAQ

Q1:歴代ウルトラマン怪獣で一番人気なのは誰?

A1:NHK「全ウルトラマン大投票」の怪獣部門では、ゼットンが1位。2022年に発表されたシリーズ横断型ランキングの代表的な結果だ。

Q2:初代ウルトラマンで一番人気の怪獣は?

A2:調査によって異なる。2021年のねとらぼ調査ではゼットン、2023年公表のランキングー!調査と2024年のねとらぼ調査ではバルタン星人が1位だった。

Q3:ゼットンはなぜ人気がある?

A3:初代『ウルトラマン』の最終回で主人公を倒した圧倒的な強さと、特徴的なデザインが大きな理由。シリーズの歴史を象徴する敵として知られている。

Q4:ジャグラス ジャグラーはなぜ人気?

A4:単純な悪役ではなく、主人公ガイとの過去や複雑な感情、敵と味方の両面を持つキャラクター性が魅力。『ウルトラマンZ』での再登場も支持を広げた。

Q5:バルタン星人は人気ランキングで何位?

A5:NHK全ウルトラマン大投票では3位。初代作品限定の2024年ねとらぼ調査では1位を獲得している。

Q6:かわいいウルトラ怪獣の1位は?

A6:ランキングー!が公表したかわいい怪獣ランキングではピグモンが1位。2020年実施の調査で2517票を獲得した。

Q7:キングジョーは歴代ランキングで何位?

A7:NHK全ウルトラマン大投票では5位。『ウルトラセブン』限定のAll Aboutの2022年調査では1位だった。

Q8:2026年最新のウルトラ怪獣人気ランキングはある?

A8:2026年版として新たに実施されたNHK規模の歴代トップ50は確認できない。最新動向を調べる際は、2022年のNHK総合ランキングと2024年までの初代作品限定調査を区別して参照するのが適切だ。

2026年11月時点で確認できる歴代人気投票を比較すると、ゼットン、バルタン星人、ゴモラの3体が初代作品を代表する人気キャラクターとして安定した存在感を示している。

一方、NHKの全シリーズ横断ランキングではジャグラス ジャグラーが2位、キングジョーが5位に入るなど、作品の時代を超えた人気の広がりも明らかになった。

それぞれの支持される理由は異なる。

- ゼットン: ウルトラマンを倒した歴史的な強さ。
- バルタン星人: 唯一無二のデザインと印象的なキャラクター性。
- ゴモラ: 強敵から仲間へと広がった活躍。
- ジャグラス ジャグラー: 複雑な心理と主人公との関係性。
- キングジョー: 分離・合体する独創的なロボット設定。
- ピグモン: 優しい性格と親しみやすい外見。

人気投票の順位だけを見ればゼットンが歴代の頂点に立つ。しかし、かわいい怪獣という視点ならピグモン、初代作品の投票ならバルタン星人、キャラクターの物語性ならジャグラス ジャグラーにも強い魅力がある。

ウルトラ怪獣の面白さは、強さや知名度だけでは測れない。敵として恐れられた怪獣が、別の作品では仲間になり、時には人間よりも人間らしい物語を背負う。その多様性こそが、1966年から続くシリーズの怪獣文化を支えている。

今後の新作や60周年関連企画で新たな投票が実施されれば、令和世代の怪獣がどこまで歴代の人気キャラクターに迫るのかも注目される。

主な検証資料

- NHK「全ウルトラマン大投票」結果・得票総数:MANTANWEB。
- 初代作品の2021年・2024年投票:ねとらぼリサーチ。
- 初代作品の大規模アンケート:ランキングー!
- ジャグラス ジャグラーの商品化と人気:MANTANWEB。
- ゴモラの人気と再登場:電ファミニコゲーマー。
- キングジョーの人気調査:All Aboutニュース。
- かわいい怪獣ランキング:ランキングー!

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高杉 葵

アイドル・グラビア担当。所属事務所の公式発表を一次情報とし、憶測は書きません。

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