日本語版をより深く理解するには、原曲の誕生にも注目する必要があります。
「Way Back Home」は、韓国のDJ・プロデューサー・シンガーソングライターであるSHAUNが発表した韓国語の楽曲です。2018年6月27日にリリースされた初のソロEP「Take」に収録され、リード曲として広く知られるようになりました。
韓国でヒットし、世界へ広がった経緯原曲は、リリース後に韓国の音楽チャートで大きな存在感を示しました。
韓国の音楽チャート関連発表によると、2018年7月15日から21日の週間チャートではデジタル総合とBGMの2部門で1位を獲得。翌週の7月22日から28日には、デジタル総合、ダウンロード、ストリーミング、BGMの4部門で1位となりました。
その後、海外のリスナーにも広がり、Sam FeldtやConor Maynardが参加したグローバル版・リミックスも展開されました。2019年にはSpotifyで1億回再生を突破。ワーナーミュージック・ジャパンは2022年7月の発表で、全世界45億回以上のストリーミングを記録した楽曲として紹介しています。
日本でもTikTokなどのSNSを通じて認知度が上昇し、さまざまな歌手によるカバーが生まれました。SGの日本語カバーも、こうした広がりの中で人気を獲得した作品です。
原曲の歌詞は何を伝えている?「Way Back Home」というタイトルは、直訳すれば「家に帰る道」という意味です。
ただし、歌詞に描かれる帰る場所は、単なる住居ではありません。離れてしまった大切な人への思い、忘れようとしても心に残り続ける記憶、もう一度その人のもとへ戻りたいという感情が中心にあります。
そのため、日本語版でも「帰る場所」を愛する人の存在として受け取ることができます。韓国語が分からない日本のリスナーにも楽曲の情緒が伝わるのは、こうした普遍的なテーマがあるからです。
【徹底比較】SHAUN公式版とSGカバーは何が違う?関係者・音源一覧

両方とも同じメロディーを使用していますが、歌手、日本語詞、公開時期、歌詞の表現が異なります。
特に、どちらが正式な日本語版なのかを判断するときは、歌唱者だけでなく日本語詞のクレジットも確認することが大切です。
主要な関係者と作品の比較出典:ワーナーミュージック・ジャパン、歌ネット、SG Officialの公開動画・説明欄。
歌詞の違いにも注目両者の違いは、歌詞の冒頭から確認できます。
SHAUNの公式版は、止まった時間の中で眠る相手に会いに行くという情景から始まります。原曲の切なさや、時間を超えて相手を求める気持ちを日本語で表現した構成です。
一方、SG版は時計の針を巻き戻すイメージを前面に出しています。過去に戻って大切な人と再び会いたいという感情が、SG独自の日本語表現によって描かれています。
どちらも原曲の中心的なテーマを受け継いでいますが、日本語の選び方によって聴き手が受け取る情景に違いが生まれています。
どちらがおすすめ?SHAUN公式版は、原曲の制作者本人が日本語で歌うことに意味があります。韓国語版と日本語版を聴き比べたい人や、正式な日本語詞を知りたい人に向いています。
SG版は、独自の日本語詞と歌唱表現を楽しみたい人におすすめです。日本語の言葉を通して楽曲のストーリーを理解したい人にも親しみやすいでしょう。
優劣を決めるよりも、同じ曲が異なる日本語詞によってどのような表情を見せるのかを聴き比べると、両方の魅力が分かります。
【音源の見分け方】Way Back Homeの公式MV・日本語版を間違えずに探す方法
検索結果やSNSでは、動画タイトルに「日本語版」「Japanese Ver.」「Japanese Lyric ver.」など似た表記が並びます。そのため、タイトルだけで公式音源かどうかを判断するのは簡単ではありません。
次の4つを確認すると、目的の音源を見つけやすくなります。
1. 歌手名を確認するSHAUN本人が歌っているなら、2023年10月6日配信の公式日本語版である可能性が高くなります。
SGの名前が記載されている場合は、2020年公開の日本語カバーを探していると考えてよいでしょう。
2. 動画タイトルの表記を見るSHAUN公式版では「Way Back Home (Japanese Ver.)」というタイトルが使われています。
SGのフルカバーでは「Japanese Lyric ver.」「cover by SG」という表記が確認できます。特に「cover by」という言葉は、公式シングルとカバーを見分ける手掛かりになります。
3. 日本語詞のクレジットを確認する歌詞の担当者を確認する方法も有効です。
- 岡嶋かな多:SHAUNの公式日本語版
- SG:SG自身の日本語カバー
歌詞検索サービスの歌ネットでは、SHAUN版の日本語詞担当がKanata Okajimaと記載されています。一方、SGの公式動画説明欄ではSG自身が日本語詞の担当者としてクレジットされています。
4. 公開元の公式チャンネルを確認する最も確実なのは、アーティスト本人やレコード会社の公式チャンネルから再生することです。
確認したい公式映像
SHAUN公式日本語版
Warner Music Japan公開のリリックビデオ
SG日本語カバー
SG Official公開・2020年8月26日
SHAUN原曲・韓国語版
SHAUN公式アーティストチャンネル
ここには、もう一つ間違えやすいポイントがあります。
ワーナーミュージック・ジャパンは2020年11月、原曲「Way Back Home」の公式日本版ミュージックビデオを制作するため、TikTokやInstagramを利用した参加型キャンペーンを実施しました。
この企画は、原曲の公式音源を使った映像作品を募集するものでした。つまり、ここでいう「公式日本版MV」は日本向けに制作するミュージックビデオを指し、2023年に配信された日本語歌唱版とは別の話です。
この2つを混同すると、韓国語で歌っている公式MVを日本語バージョンだと思い込んだり、反対に日本語カバーを公式シングルだと誤認したりする可能性があります。
検索するときは、次のように目的を明確にするのがおすすめです。
- SHAUN Way Back Home Japanese Ver.:本人歌唱の公式日本語版
- SG Way Back Home cover:SGによる日本語カバー
- SHAUN Way Back Home official MV:原曲の公式映像
- SHAUN Way Back Home Japanese Ver. lyric video:公式日本語版の歌詞付き映像
【2026年最新情報】Way Back Homeの日本語版は今もSHAUN公式版が基準
2026年11月現在、SHAUNの日本語版を探す際の基本となる作品は、2023年10月6日にリリースされた「Way Back Home (Japanese Ver.)」です。
ワーナーミュージック・ジャパンの公式ディスコグラフィーには同シングルが掲載されており、歌手もSHAUN本人と明記されています。
一方、SGのカバーは2020年の公開以来、独立した人気音源として聴かれています。SGの公式ディスコグラフィーにも2023年9月27日付でSG & GINTA名義の「Way Back Home」が掲載されており、カバーを起点とした楽曲展開にも広がりが見られます。
なお、ネット上には複数の歌手によるカバーや日本語訳バージョンが存在します。SHAUNの公式日本語版と、それ以外の歌手によるカバーを区別することが、音源を探す際の基本です。
【よくある質問】Way Back Homeの日本語バージョンに関するFAQ
Q1:Way Back Homeの日本語バージョンを正式に歌っているのは誰ですか? A1:韓国のシンガーソングライターSHAUN(ショーン)本人です。2023年10月6日に「Way Back Home (Japanese Ver.)」として配信されました。
Q2:Way Back Homeの日本語版の歌詞を書いた人は誰ですか? A2:SHAUNの公式日本語版は岡嶋かな多(Kanata Okajima)が日本語詞を担当しています。SGのカバーではSG自身が日本語詞を制作しています。
Q3:SGとSHAUNは同じ日本語バージョンを歌っていますか? A3:いいえ。原曲は同じですが、歌唱者も日本語詞も異なります。SHAUN版は公式シングル、SG版は2020年に公開された日本語カバーです。
Q4:Way Back Homeの原曲は何語ですか? A4:韓国語です。SHAUNが2018年6月27日に発表した楽曲で、EP「Take」に収録されています。
Q5:Way Back Homeの日本語版はいつ配信されましたか? A5:SHAUN本人による公式日本語版は2023年10月6日です。SGの日本語カバーは2020年8月26日にフルバージョンが公開されています。
Q6:SGの日本語カバーは公式版ではないのですか? A6:SHAUN名義の公式日本語シングルではありません。ただし、SG自身の公式チャンネルから公開された正式なカバー作品です。「公式チャンネルの動画」と「原曲アーティストの公式日本語版」は区別する必要があります。
Q7:Way Back Homeの公式MVは日本語で歌っていますか? A7:公式MVという言葉だけでは判断できません。2018年の韓国語原曲の映像、2020年に企画された公式日本版MV、2023年のSHAUN本人による日本語版リリックビデオは、それぞれ異なるものです。
「Way Back Home」の日本語バージョンを歌っているのは誰なのか。その答えは、正式な日本語版ならSHAUN、人気の日本語カバーならSG(ソギョン)です。
最後に、押さえておきたい事実を整理します。
- 原曲: SHAUNが2018年6月27日に発表した韓国語楽曲
- 公式日本語版: SHAUN本人が2023年10月6日に配信
- 公式版の日本語詞: 岡嶋かな多
- 人気カバー: SGが2020年8月26日に公開
- SG版の日本語詞: SG本人が担当
今回の疑問で特に重要なのは、SGのカバーが先に広く知られた一方、SHAUN本人による正式な日本語版は2023年にリリースされたという時間的な違いです。
日本語で楽曲の世界観を楽しむなら、まずはSHAUN版とSG版の両方を聴いてみてください。歌手の声だけでなく、日本語詞の違いにも耳を傾けると、同じメロディーから生まれる二つの表現をより深く味わえます。