「吉岡里帆 狐」と検索すると、まず目に入るのが、キュートな狐耳としっぽが印象的な日清食品「日清のどん兵衛」のCMキャラクター「どんぎつね」だ。吉岡里帆が2017年から演じてきた人気キャラクターで、星野源との掛け合いも長く親しまれてきた。
2026年には約4年ぶりにどんぎつねが復活。4月24日から全国放映された「帰ってきたどんぎつね 篇」に続き、9月11日には「おだしが変わった 篇」が登場した。加えて、どん兵衛発売50周年を記念した新キャラクター「きつねあにき」との共演も実現している。一方、吉岡は2021年の劇団新感線の舞台『狐晴明九尾狩』でも狐霊タオを演じていた。CMと舞台、2つの狐役にはどのようなつながりがあるのか。2026年11月現在の活動まで整理する。
【吉岡里帆の狐姿の正体は?2026年に復活したどんぎつねを解説】

吉岡里帆の狐姿として最も広く知られているのが、日清食品の「どん兵衛」シリーズに登場するどんぎつねだ。
狐耳としっぽを身につけた女性の姿で、どん兵衛のきつねうどんにちなんだキャラクターとして描かれている。吉岡の柔らかな表情や自然な演技、親しみやすい雰囲気がキャラクターの魅力を引き立ててきた。
2017年に始まった星野源とのCMシリーズ吉岡がどんぎつねとして初めて登場したのは2017年5月。星野源が出演する日清のどん兵衛の新CMで、星野が部屋できつねうどんを食べていると、吉岡演じるどんぎつねが現れるというストーリーだった。
おあげを食べようとすると、どんぎつねが痛がるというユーモラスな演出も話題になった。単に商品を紹介するだけでなく、星野と吉岡の掛け合いを通じて、どん兵衛の世界観そのものを楽しませるCMだった。
2017年以降、さまざまなストーリーのCMが制作され、吉岡の狐耳姿は彼女を代表するビジュアルの一つになっていった。星野源との共演も、シリーズを象徴する要素として記憶されている。
2026年4月、約4年ぶりにどんぎつねが帰ってきた大きな転機となったのが2026年の復活だ。
日清食品は2026年3月31日、テレビCM「帰ってきたどんぎつね 篇」をウェブ上で先行公開。全国でのテレビ放映は4月24日に始まった。吉岡がどんぎつねを演じるのは、2022年の「さよなら、どんぎつね 篇」以来、約4年ぶりとなる。
今回の特徴は、以前のかわいらしさを残しながら、より大人っぽい雰囲気に変化したこと。黒のドレスに狐耳としっぽを合わせ、降り注ぐ鰹節の中で優雅に表情やポーズを変えていく。
CMのテーマは、どん兵衛のおだしのおいしさ。東日本の鰹と宗田鰹、西日本の鰹と昆布という重ねだしを、幻想的な映像で表現している。ナレーションは声優・ナレーターの若本規夫が担当した。
復活時のインタビューでは、久しぶりに狐耳をつけた感想について、吉岡は次のように語っている。
「自分の一部っていう感覚がありますね、不思議と。『おかえり』っていう感じがしました」
このコメントからもうかがえるのは、どんぎつねが吉岡にとっても長く関わってきた特別な役柄だということだ。単発の広告出演を超え、本人のキャリアと結びついたキャラクターになっている。
また、2026年の復活CMでは、4年間の自身の変化についても語っている。体力がついたことや、仕事の現場で気持ちを切り替える速さが以前より上がったことを成長として挙げていた。
こうした本人の言葉と、黒いドレスをまとった大人のどんぎつねの姿が重なり、復活CMに新鮮な印象を与えている。
【2026年9月の新CM!きつねあにきとの共演と50周年の新展開】
2026年9月11日には、吉岡里帆が出演する新CM「おだしが変わった 篇」が全国で放映された。
4月の復活に続く新作であり、どん兵衛の発売50周年に合わせたブランドの新展開を象徴するCMとなっている。
パリジェンヌ風の衣装に変身するどんぎつね今回のCMでは、パリを思わせる街並みを舞台に、吉岡演じるどんぎつねが登場する。
高級鰹節の本枯節(ほんかれぶし)を紙袋に入れて抱え、街を急ぐどんぎつね。背景には布施明の名曲「君は薔薇より美しい」のアレンジ楽曲が流れる。
見どころは、音楽に合わせた衣装とヘアスタイルの変化だ。
- クラシカルな黒のワンピース
- ブルーのトップスときつね色のミニスカート
- スカーフを合わせた白いコート姿
衣装に合わせてボブヘアやミディアムヘアなどのヘアスタイルも変化する。従来の和風で愛らしい狐のイメージから、ファッション性を前面に出した演出へと広がっている。
新キャラクター「きつねあにき」とは?9月のCMで新たに登場したのが、きつねあにきだ。
日清のどん兵衛発売50周年を記念して誕生した公式キャラクターで、どんぎつねとの共演が注目を集めた。
CMでは、どんぎつねが笑顔で誰かに手を振る。きつねあにきは自分に向けられた合図だと思い込むが、実際にどんぎつねが待ち合わせていたのは女友達だった。
この勘違いを利用したコミカルな演出によって、従来のどんぎつねの世界に新しいキャラクターが加わった。
きつねあにきは、吉岡のどんぎつねに取って代わる存在というより、50周年を盛り上げる新たなブランドキャラクターとして登場したものだ。両者の関係について、CM以上の設定を確定的に読み込む必要はない。
どん兵衛のだしは何が変わった?CMの中心にあるのは、商品のリニューアルだ。
日清食品の公式CM情報によると、2026年9月のリニューアルでは高級鰹節の本枯節粉末を新たに配合。どん兵衛のおだしのおいしさをさらに引き立てる商品へと進化した。
つまり、衣装の変化や新キャラクターの登場は、単なる話題づくりではない。商品そのものの変化を視覚的に伝える広告表現として組み立てられている。
加えて、2026年11月2日には「年に一度のだし比べ」6品が全国発売された。吉岡が演じるどんぎつねは、これらの商品のパッケージにも登場している。2026年11月現在、狐姿はテレビCMだけでなく商品展開にも広がっている。
【どんぎつね歴代CMと吉岡里帆の狐役を年表で整理】
吉岡里帆と狐の関係を理解するには、CM出演の歴史と舞台出演を分けて見ると分かりやすい。特に2021年の舞台出演は、どんぎつねの存在が演劇作品の役づくりにも関係した興味深い出来事だ。
| 時期 | 出来事・作品 | 内容とポイント |
|---|---|---|
| 2017年5月 | どんぎつね初登場 | 星野源と吉岡里帆が日清のどん兵衛CMで共演。 |
| 2021年7月 | 『狐晴明九尾狩』製作発表 | 吉岡が狐霊タオを演じることが発表された。 |
| 2021年9月~11月 | 『狐晴明九尾狩』上演 | 東京・大阪公演で狐霊役に挑戦。 |
| 2022年2月 | 「さよなら、どんぎつね 篇」 | 従来のCMシリーズで別れを描いた作品が放映された。 |
| 2026年3月31日 | 「帰ってきたどんぎつね 篇」 | ウェブで先行公開。約4年ぶりの復活が発表された。 |
| 2026年4月24日 | どんぎつね復活CM | 全国でテレビ放映がスタート。 |
| 2026年9月11日 | 「おだしが変わった 篇」 | きつねあにきとの共演と衣装の3変化が話題に。 |
| 2026年11月2日 | 年に一度のだし比べ | 吉岡扮するどんぎつねが6商品のパッケージに登場。 |
この年表から分かるのは、吉岡の狐役が広告と舞台という異なるジャンルで展開してきたことだ。
どんぎつねは商品ブランドのキャラクター。一方、『狐晴明九尾狩』のタオは、物語の中で重要な役割を担う狐の霊である。同じ狐でも、演じる目的や表現方法は大きく異なる。
また、2022年の「さよなら、どんぎつね 篇」から2026年の復活までには約4年の間隔がある。復活は単なるCMの再放送ではなく、黒いドレスや新しい映像表現を取り入れた新作として実現した。
【吉岡里帆が狐役に選ばれた経緯は?舞台『狐晴明九尾狩』との関係】
吉岡里帆の狐役を語るうえで欠かせないのが、劇団新感線の41周年興行として2021年に上演された舞台『狐晴明九尾狩』だ。
同作は中島かずきが作、いのうえひでのりが演出を担当した伝奇時代劇。平安時代を舞台に、安倍晴明と九尾の妖狐をめぐる術と頭脳の戦いを描いている。
吉岡里帆が演じたのは狐霊タオ(タオフーリン)吉岡が演じたのは、狐霊のタオ。作品紹介や製作発表ではタオフーリンという名前でも紹介されている。
タオは大陸の深山幽谷で長い年月を過ごした狐の霊だ。九尾の妖狐によって一族を失い、その危険を知らせるために日本へ渡ってくる。
主人公の安倍晴明を演じるのは中村倫也。向井理は陰陽師・賀茂利風の身体を乗っ取った九尾の妖狐を演じる。
タオは晴明側に加勢する重要な人物であり、単に狐耳を身につけた愛らしいキャラクターではない。九尾の妖狐との因縁を持ち、物語の戦いに深く関わっていく。
公演日程は次のとおりだった。
- 東京公演:2021年9月17日~10月17日、TBS赤坂ACTシアター
- 大阪公演:2021年10月27日~11月11日、オリックス劇場
2022年6月24日には、舞台映像を映画館で上映するゲキ×シネ作品としても公開された。
脚本家・中島かずきが吉岡里帆を狐霊役に考えた理由興味深いのは、吉岡がこの舞台で狐役を演じることになった経緯だ。
2021年7月の製作発表で、脚本家の中島かずきは、吉岡を狐の霊役に考えた際、CMですでに狐を演じていることが頭に浮かび、演出のいのうえひでのりにも相談したと明かしている。
しかし、最終的には狐の霊が晴明と戦う展開を思いつき、見たいものを書くという判断に至った。
つまり、どんぎつねとしての吉岡のイメージが、舞台のキャスティングを考えるきっかけの一つになったのである。
吉岡自身も製作発表で、長年CMで狐を演じてきた経験について次のように語っている。
「今までやってたことが役に立つときが来たと嬉しかった」
ただし、台本を読んだときには、これまで知っていた狐とは全然違う印象を受けたという。
加えて、狐を演じる際のポイントとして「人間じゃないんだよ?」という意識を大切にしていることも説明。人間の耳を見せないよう、メイク担当者と相談していたことも明かした。
注目したいのは、CMでの経験をそのまま舞台に持ち込んだわけではない点だ。しっぽをつけた状態でのアクションなど、新しい挑戦もあった。
同じ狐役でも、広告では親しみやすさやかわいらしさ、舞台では人間とは異なる存在としての身体表現や物語上の説得力が求められる。吉岡は、この2つの異なる表現に取り組んできた。
【吉岡里帆の狐耳姿は現在も見られる?2026年の活動と評判】
2026年11月現在、吉岡里帆の狐姿を確認できる代表的な機会は、日清のどん兵衛のCMと関連商品だ。
特に9月の「おだしが変わった 篇」では、狐耳としっぽを残しながら、衣装や髪型を大きく変化させた姿が披露された。11月2日発売の「年に一度のだし比べ」シリーズにも、吉岡が演じるどんぎつねが登場している。
2026年のどんぎつね復活に対する評判4月の復活発表では、従来のファンから歓迎する反応が相次いだ。
オリコンニュースは、ウェブ先行公開後の反響として「待ってました」「かわいすぎる」といった感想を紹介。以前の白を基調とした衣装から黒いドレスへ変化したことも、話題の一つとなった。
また、産経新聞系のエモグラムが2026年3月31日午前のX上のコメント81件を分析した記事では、反応の内訳は次のように報告されている。
- 復活への歓迎・喜び:52%
- 過去の起用への批判:21%
- CM内容への称賛:19%
- 購買意欲の表明:5%
- その他・中立的な反応:3%
この結果は限られた時間帯の81件を対象にした分析であり、SNS利用者全体の意見を示すものではない。それでも、復活への歓迎が多く見られたことや、従来のどんぎつねへの愛着がうかがえる資料となっている。
9月の新CMでも、吉岡の3種類の衣装や髪型の変化に対して、かわいらしさや癒やしを評価する反応が報じられた。4月の復活が一度限りの懐かしさで終わらず、新しいビジュアルへの関心につながっている。
どんぎつね以外にも広がる2026年の活動吉岡の現在の活動は、狐役やCMだけに限らない。
所属事務所フラームの公式プロフィールによると、2026年はNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演。映画『シャドウワーク』が9月25日に公開され、12月25日公開予定の映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』にも出演予定となっている。
加えて、2027年1月スタート予定のNHKドラマ10『デンジャラス』への出演も発表されている。テレビ番組の語りやラジオ番組『UR LIFESTYLE COLLEGE』のナビゲーターなど、活動領域も幅広い。
このように、2026年の吉岡は、どんぎつねの復活によって再び狐姿が話題になる一方、俳優として複数のジャンルで活動を続けている。
【よくある誤解を検証!吉岡里帆と狐に関する事実】
「吉岡里帆 狐」という検索では、CMのキャラクター、舞台の役柄、現在の出演情報が一緒に表示されることがある。ここでは混同しやすいポイントを整理する。
どんぎつねとタオは同じキャラクター?違うキャラクターである。
どんぎつねは日清のどん兵衛の広告キャラクター。タオは『狐晴明九尾狩』に登場する物語上の狐霊だ。吉岡が両方を演じているため狐という共通点があるものの、設定も作品の世界観も異なる。
2026年の復活CMで星野源も出演している?2026年の「帰ってきたどんぎつね 篇」と「おだしが変わった 篇」について、日清食品のCM情報に記載されている出演者は吉岡里帆だ。
2017年からのシリーズでは星野源との共演が印象的だったが、2026年の新作について、過去の共演関係をそのまま現在の出演者情報として扱うことはできない。
きつねあにきはどんぎつねの新しい相手役?きつねあにきは、どん兵衛発売50周年を記念して誕生した新キャラクターだ。2026年9月のCMでは、どんぎつねの手振りを自分への合図だと勘違いするコミカルな役割を担っている。
現時点で公表されているCMのストーリー以上に、恋愛関係や特別な人物設定を付け加える根拠はない。
【プロの結論】吉岡里帆の狐姿が長く愛される理由とは
吉岡里帆の狐姿が長く注目される理由は、単に狐耳が似合うという外見的な魅力だけではない。
どんぎつねには、2017年から積み重ねてきたCMの物語がある。星野源との掛け合いで親しみやすいキャラクターとして認知され、2022年の「さよなら、どんぎつね 篇」を経て、2026年には大人っぽい姿で再登場した。
4年間の時間を経た復活でありながら、従来のキャラクター性を失っていない。そのうえ、衣装や映像表現を変えることで、新しい世代にもアピールできる形になっている。
もう一つ重要なのが、舞台『狐晴明九尾狩』との関係だ。どんぎつねとしての経験が脚本家の発想につながり、実際に狐霊という役柄を演じる機会を生み出した。広告でのイメージが、演劇という別ジャンルの創作にも影響した珍しいケースといえる。
読者が吉岡里帆の狐姿を調べる際は、次の3点を押さえると情報を整理しやすい。
- CMの狐姿を見たい場合:2026年の「帰ってきたどんぎつね 篇」と「おだしが変わった 篇」を確認する。
- 演技としての狐役を知りたい場合:劇団新感線の『狐晴明九尾狩』でのタオ役を調べる。
- 現在の活動を知りたい場合:所属事務所の最新プロフィールと出演情報を確認する。
このように検索目的を分ければ、過去のCM画像と2026年の新作、舞台での狐役を混同せずに楽しめる。
【吉岡里帆の狐姿に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:吉岡里帆が演じる狐の名前は何ですか?
A1:日清のどん兵衛CMに登場する「どんぎつね」です。2017年に初登場し、2026年4月に約4年ぶりに復活しました。
Q2:吉岡里帆のどんぎつねは2026年のいつ復活しましたか?
A2:2026年3月31日にウェブで先行公開され、4月24日から全国でテレビ放映されました。さらに9月11日には新CM「おだしが変わった 篇」が放映されています。
Q3:きつねあにきとは誰ですか?
A3:どん兵衛発売50周年を記念して誕生した公式の新キャラクターです。2026年9月のCMで吉岡里帆演じるどんぎつねと共演しました。
Q4:吉岡里帆は舞台でも狐役を演じていますか?
A4:はい。2021年の劇団新感線『狐晴明九尾狩』で、狐霊のタオを演じています。CMでの狐役の経験が、舞台のキャスティングを考えるきっかけにもなりました。
Q5:2026年11月現在も吉岡里帆の狐姿は見られますか?
A5:はい。9月の新CMに加え、11月2日発売の「日清のどん兵衛 年に一度のだし比べ」6商品にも、吉岡が扮するどんぎつねがパッケージに登場しています。
「吉岡里帆 狐」の検索で話題になる中心人物は、日清のどん兵衛CMのどんぎつねだ。2017年の初登場から星野源との共演などを経て、2026年4月には約4年ぶりの復活を果たした。
9月の「おだしが変わった 篇」では、パリジェンヌ風の衣装や髪型の変化、きつねあにきとの共演が実現。さらに11月には、発売50周年を記念した商品のパッケージにも登場している。
一方、2021年の『狐晴明九尾狩』で演じた狐霊タオは、CMとは異なる本格的な舞台上の役柄だった。どんぎつねの経験が舞台のキャスティングにつながった経緯も、吉岡と狐の関係を語るうえで見逃せない。
2026年の吉岡里帆は、どんぎつねとして懐かしさと新鮮さを両立させながら、俳優としても大河ドラマや映画など幅広い活動を続けている。今後のどんぎつねの新しいストーリーとともに、彼女がどのような役柄を見せてくれるのかにも注目したい。
主な情報確認先: 日清食品グループ公式CM・ニュースリリース、吉岡里帆所属事務所フラーム公式プロフィール、劇団新感線公式公演情報、マイナビニュース、オリコンニュース、MANTANWEB。