定額貯金の最高金利: 2026年11月2日現在、3年以上の預入で年0.710%。 8月10日の改定: 定額貯金は預入期間に応じて年0.100~0.200ポイント引き上げ。 11月9日の改定: 通常貯金は年0.400%から年0.500%へ。定額貯金の改定日は別途発表待ち。
【2026年最新】ゆうちょ定額貯金の金利一覧!預入期間別の利率を徹底比較

2026年11月2日現在、ゆうちょ銀行が公表している定額貯金の金利は次のとおりです。
| 預入期間 | 年利率 | 税引前の年平均利回り |
|---|---|---|
| 6か月以上1年未満 | 0.425% | 0.425% |
| 1年以上1年6か月未満 | 0.450% | 0.450% |
| 1年6か月以上2年未満 | 0.475% | 0.476% |
| 2年以上2年6か月未満 | 0.550% | 0.552% |
| 2年6か月以上3年未満 | 0.600% | 0.603% |
| 3年以上 | 0.710% | 0.716% |
| 参考:5年 | ― | 0.721% |
| 参考:10年 | ― | 0.734% |
出典:ゆうちょ銀行「金利一覧」。年平均利回りは元金100万円を半年複利で運用した場合の税引前数値です。
3年以上預けると年0.710%に上昇特に注目したいのが、3年以上の預入期間に適用される年0.710%です。
2026年8月10日の改定前は年0.510%だったため、今回の引き上げ幅は0.200ポイント。今回の定額貯金の改定幅のなかでも大きな上昇となりました。
一方、6か月以上1年未満の場合は年0.310%から年0.425%へ引き上げられています。
預入期間が長くなるほど利率が高くなる仕組みですが、3年以上の金利を受け取るには、実際に3年以上預け続ける必要があります。
8月10日の金利改定で何が変わった?ゆうちょ銀行は2026年8月7日に金利引き上げを発表し、8月10日から新しい利率を適用しました。
改定前後を比較すると、以下のようになります。
| 預入期間 | 改定前 | 改定後 | 引き上げ幅 |
|---|---|---|---|
| 6か月~1年未満 | 0.310% | 0.425% | +0.115 |
| 1~1年6か月未満 | 0.340% | 0.450% | +0.110 |
| 1年6か月~2年未満 | 0.370% | 0.475% | +0.105 |
| 2~2年6か月未満 | 0.410% | 0.550% | +0.140 |
| 2年6か月~3年未満 | 0.450% | 0.600% | +0.150 |
| 3年以上 | 0.510% | 0.710% | +0.200 |
出典:ゆうちょ銀行2026年8月7日付「貯金金利の引き上げのお知らせ」。単位は%ポイント。
今回の改定では、すべての預入期間で金利が上昇しました。なかでも長期間預ける人にとっては、3年以上の利率が0.200ポイント上がったことが大きな変更点です。
【11月9日はどうなる?】通常貯金0.500%と定額貯金の違い
2026年11月9日に予定されているゆうちょ銀行の金利改定は、検索する人が特に混同しやすいポイントです。
今回の発表では、通常貯金と通常貯蓄貯金の金利が引き上げられます。
通常貯金は年0.400%から0.500%へゆうちょ銀行が2026年9月18日に発表した内容によると、11月9日からの変更は次のとおりです。
| 商品 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|
| 通常貯金 | 0.400% | 0.500% |
| 通常貯蓄貯金・10万円未満 | 0.400% | 0.500% |
| 通常貯蓄貯金・10万円以上 | 0.400% | 0.500% |
通常貯金は、普段の入出金に使う口座です。11月9日以降は、日々の利子計算に新しい金利が適用されます。
すでに預けている通常貯金についても、特別な預け替え手続きをしなくても改定後の利率が適用されます。
11月9日に定額貯金も0.500%になるのか?ここは注意が必要です。
11月9日に定額貯金の金利が一律0.500%になるという発表はありません。
ゆうちょ銀行の9月18日付のお知らせには、定期性貯金についても金利引き上げを予定しているとの記載があります。
しかし、対象商品・改定後の金利・適用開始日は、確定次第発表するとされています。
つまり、11月2日現在の公式金利一覧に掲載されている定額貯金の年0.425~0.710%は、8月10日改定後の利率です。11月9日の通常貯金の変更と混同しないようにしましょう。
金利改定の関係を整理| 商品・項目 | 2026年の変更 | 適用状況 |
|---|---|---|
| 通常貯金 | 0.400%→0.500% | 11月9日実施予定 |
| 通常貯蓄貯金 | 0.400%→0.500% | 11月9日実施予定 |
| 定額貯金 | 0.425~0.710% | 8月10日改定後 |
| 定期貯金 | 期間別に0.500~1.250% | 8月10日改定後 |
| 定期性貯金の次回改定 | 引き上げを予定 | 詳細発表待ち |
【利息はいくら?】定額貯金の半年複利とシミュレーション
ゆうちょ定額貯金の特徴は、半年複利で利息を計算することです。
単純に元金に金利を掛けるだけの商品ではありません。
半年複利とは?半年複利とは、6か月ごとに発生した利息を元金に組み入れ、その後は元金と利息の合計に対して利息を計算する方式です。
例えば、100万円を年0.710%で預けた場合、半年ごとに利息が計算され、次の期間は増えた元金をもとに利息が生まれます。
ゆうちょ銀行の定額貯金は、預入後3年までは6か月ごとの段階金利があり、10年間は半年複利で利息を計算する仕組みです。
100万円を3年間預けた場合の利息3年以上の年0.710%を適用し、100万円を3年間預けた場合を試算します。
半年複利の計算式は次のとおりです。
\[
100万円\times(1+0.00710/2)^6
\]
100万円・3年間の試算
預入元金
1,000,000円
適用金利
0.710%
税引前利息
約21,490円
税引後利息
約17,124円
3年間、年0.710%で半年複利運用した概算。税引後は20.315%の税率を適用した試算です。実際の受取額は端数処理などにより異なる場合があります。
半年複利では、利息が元金に加わるため、単純に0.710%を3年分掛けた場合よりも受取利息が大きくなります。
税引後の利息は20.315%差し引かれる預貯金の利息には、原則として次の税金がかかります。
- 所得税・復興特別所得税:15.315%
- 住民税:5%
- 合計:20.315%
例えば、税引前利息が1万円なら、税引後の受取額は約7,969円です。
国税庁も、預貯金の利子について原則20.315%の源泉分離課税を定めています。
なお、一定の条件を満たす人はマル優などの非課税制度を利用できる場合があります。
【定額貯金と定期貯金はどっちがお得?】金利と使いやすさを比較
ゆうちょ銀行には、定額貯金と定期貯金という似た名前の商品があります。
どちらも預けたお金を増やすための商品ですが、仕組みは異なります。
定額貯金は6か月後から払い戻し自由定額貯金の最大の特徴は、預入日から6か月が経過すると、払い戻しが自由になることです。
最初の6か月間は据置期間ですが、その後は必要に応じてお金を引き出せます。
また、預入後3年までは6か月ごとの段階金利が適用され、10年間は半年複利で計算されます。
定期貯金は預入期間を最初に決める定期貯金は、1か月・3か月・6か月・1年・2年・3年・4年・5年・10年の期間を指定して預ける商品です。
預入期間が3年未満なら単利、3年以上なら半年複利で利息を計算します。
2026年11月2日現在、定期貯金の主な金利は次のとおりです。
- 1か月~1年:年0.500%
- 2年:年0.650%
- 3年:年0.800%
- 4年:年0.900%
- 5年:年1.000%
- 10年:年1.250%
定額貯金と定期貯金の選択では、金利だけでなく、いつお金を使う可能性があるかも判断材料になります。
定額貯金が向いている人
- 6か月以上は使う予定のないお金がある
- 急な出費に備えて、一定期間後は自由に払い戻したい
- 半年複利で長期的に貯蓄したい
- 預入期間を細かく固定したくない
定期貯金が向いている人
- 使う予定の時期が決まっている
- できるだけ高い預入金利を選びたい
- 1年、3年、5年など期間を決めて管理したい
- 自動継続を利用して貯蓄を続けたい
例えば、3年以上預けられる場合、定額貯金は年0.710%ですが、3年定期貯金は年0.800%です。
さらに10年定期貯金は年1.250%となっています。
金利を優先するなら定期貯金、途中で資金を使う可能性も考慮するなら定額貯金という選び方ができます。
【中途解約・払い戻しの注意点】金利上昇時に預け替えるべき?
金利が上がると、以前に預けたお金を解約し、新しい高金利の商品に預け替えたくなる人もいるでしょう。
しかし、定額貯金や定期貯金では、解約のタイミングによって受取利息が変わるため注意が必要です。
6か月以内の払い戻しには別の金利が適用される定額貯金には、預入日から6か月間の据置期間があります。
この期間内に払い戻す場合は、通常の預入期間に応じた金利ではなく、据置期間内払戻金利が適用されます。
そのため、預けてすぐに解約すると、期待した利息を受け取れない可能性があります。
6か月経過後は払い戻し自由ですが、払い戻しまでの期間に応じた利率で利息が計算されます。
既存の定額貯金は金利改定で自動的に上がる?ここも見落としやすいポイントです。
通常貯金と定期性貯金では、金利改定の適用方法が異なります。
- 通常貯金:金利改定日以降、新しい金利が既存残高にも適用される
- 定額貯金・定期貯金:原則として預入時の約定利率が適用される
- 定期貯金の自動継続:継続時点の金利が適用される
つまり、定額貯金をすでに預けている人は、11月9日の通常貯金の金利上昇によって、自分の定額貯金の約定金利が自動的に変わるわけではありません。
また、ゆうちょ銀行の2026年8月10日改定に関するFAQでは、定期性貯金を預入期間内に払い戻す場合、預入時の適用金利より低い金利が適用されると案内されています。
したがって、単純に新しい金利が高いからといって、既存の貯金を解約するのは得策とは限りません。
預け替えを判断する3つのポイント1. 現在の預入金利と新しい商品の金利を比較する。
2. 途中解約時に適用される利率を確認する。
3. 預け替え後に必要な時期まで資金を動かせなくならないか検討する。
金利差だけではなく、実際に受け取れる税引後利息を比較することが大切です。
【今後の金利上昇見通し】ゆうちょ定額貯金はさらに上がる?
2026年11月9日の通常貯金の金利引き上げに加え、定期性貯金についても金利引き上げが予定されています。
そのため、定額貯金の金利が今後どう変わるのか、気になっている人も多いでしょう。
定期性貯金の追加引き上げは予定されているゆうちょ銀行は2026年9月18日の発表で、定期性貯金についても金利引き上げを予定していると明らかにしています。
ただし、11月2日時点で対象商品や改定後の金利、適用開始日は確定していません。
定額貯金が対象に含まれる可能性はありますが、具体的な上昇幅を予測するだけの公式情報はありません。
今後の金利を左右する要素銀行の預金金利は、市場金利や金融政策、金融機関の資金調達環境などの影響を受けます。
ゆうちょ銀行のFAQでも、金利改定は市場金利の動向などを勘案して実施すると説明されています。
また、次回の金利改定時期については未定とされています。
したがって、11月9日以降も定額貯金の金利が続けて上がると決まっているわけではありません。
【プロの結論】今すぐ預けるべき人と様子を見るべき人2026年の金利上昇局面では、単に金利が高い商品を選ぶよりも、資金を使う予定と預入期間を合わせることが重要です。
定額貯金は、6か月後から払い戻せる柔軟性と、半年複利の仕組みが魅力です。
一方、預け入れた後に金利がさらに上がったとしても、既存の約定金利が自動的に引き上げられるわけではありません。
今後の改定を待つ余裕がある人は、通常貯金などで資金を確保しながら公式発表を確認する方法もあります。
反対に、長期間使わない資金があり、現在の金利で納得できる人は、現行金利を活用する選択肢もあります。
重要なのは、将来の金利上昇を期待しすぎて預け入れの判断を先送りしないこと、そして途中解約による不利益を避けることです。
【ゆうちょ定額貯金の金利上昇】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゆうちょ定額貯金の金利は2026年に上がりましたか?
A1:はい。2026年8月10日に金利が引き上げられました。現在の金利は預入期間に応じて年0.425~0.710%です。
Q2:ゆうちょ定額貯金の3年以上の金利はいくらですか?
A2:2026年11月2日現在、年0.710%です。半年複利で計算した3年間の税引前の年平均利回りは0.716%です。
Q3:2026年11月9日に定額貯金も年0.500%になりますか?
A3:いいえ。11月9日の確定した改定対象は通常貯金と通常貯蓄貯金です。定額貯金などの定期性貯金については、別途引き上げが予定されていますが、詳細は未発表です。
Q4:定額貯金は途中解約できますか?
A4:預入日から6か月経過後は自由に払い戻せます。6か月以内の払い戻しには据置期間内払戻金利が適用されます。
Q5:100万円を定額貯金に預けると利息はいくらですか?
A5:3年以上の年0.710%で3年間運用した場合、税引前の利息は約21,490円、税引後は約17,124円が目安です。
Q6:定額貯金と定期貯金はどちらがお得ですか?
A6:金利を優先するなら定期貯金が有利な場合があります。2026年11月2日現在、3年定期貯金は年0.800%、3年以上の定額貯金は年0.710%です。一方、定額貯金は6か月経過後に自由に払い戻せるメリットがあります。
Q7:今後、ゆうちょ定額貯金の金利はさらに上がりますか?
A7:定期性貯金全体の引き上げは予定されていますが、定額貯金の具体的な改定内容や時期は未発表です。市場金利の動向を踏まえた公式発表を確認しましょう。
2026年11月2日現在、ゆうちょ定額貯金の金利は年0.425~0.710%です。8月10日の改定によって全期間で金利が引き上げられ、3年以上の預入では年0.710%となりました。
一方、11月9日に実施される年0.500%への引き上げは通常貯金・通常貯蓄貯金が対象です。定額貯金も同じ日に同じ金利へ変更されるわけではありません。
今後は定期性貯金の追加引き上げが予定されていますが、具体的な内容は発表待ちです。
これから預け入れを検討する場合は、次の3点を確認しておきましょう。
- 金利重視: 定額貯金と定期貯金の預入期間別金利を比較する。
- 柔軟性重視: 6か月後から払い戻せる定額貯金を検討する。
- 将来の金利上昇重視: 既存商品の約定金利や途中解約時の利率を確認し、預け替えを慎重に判断する。
ゆうちょ銀行の公式金利一覧は2026年11月2日現在の情報を基準に、改定発表のたびに確認することが大切です。目先の金利だけに左右されず、必要な時期に必要なお金を使える貯蓄計画を立てましょう。