五木ひろしさんの病気について心配する声が広がったのは、2025年7月に東京・明治座での公演中に体調を崩し、緊急入院したことがきっかけです。医師から診断されたのは、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と気管支炎。デビュー60周年記念公演の途中で休演が発表され、長年のファンにも大きな衝撃を与えました。
しかし、2026年11月現在、五木さんは全国コンサートツアーや記念公演、新曲の配信など音楽活動を続けています。2026年のインタビューでは入院当時の経験を振り返り、今後も歌い続ける意欲を語りました。気になる現在の体調、禁煙による健康管理、明治座への復帰、引退説の真相まで、公開情報と本人の発言をもとに整理します。
【病気の真相】五木ひろしは2025年7月に何があった?緊急入院と診断内容

五木ひろしさんの体調不良が明らかになったのは、2025年7月11日です。
当時、五木さんは東京・明治座で「デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演」に出演していました。公演は7月5日に開幕したばかりで、座長として舞台と歌謡ショーの両方を担っていた時期です。
ところが、公演が続くなかで咳などの風邪に似た症状が出始めます。数日前から体調に異変があったものの、当初は出演を続けていました。
7月11日の終演後に検査入院日刊スポーツの2025年7月13日の報道によると、五木さんは11日の公演終了後、自身とスタッフが体調の異変を重く受け止め、都内の病院で検査を受けることになりました。
検査では白血球の数値がかなり高いことが判明。公演を続けることに医師からストップがかかり、検査入院となりました。
そして7月13日、明治座の公式サイトを通じて、五木さんが慢性閉塞性肺疾患(COPD)と気管支炎と診断されたことが発表されました。
これにより、7月12日と13日の計3公演が中止となり、14日以降は代役を立てて公演を継続することになりました。病状については、当初7月19日まで休演し、20日以降は経過を見て判断すると説明されていました。
さらに7月18日には、快方に向かっているものの医師の判断で静養が必要として、休演期間を7月24日まで延長することが発表されました。
診断された2つの病気とは?今回公表された病名は、慢性閉塞性肺疾患と気管支炎です。それぞれ異なる特徴を持つ呼吸器の病気です。
慢性閉塞性肺疾患は、英語のChronic Obstructive Pulmonary Diseaseを略してCOPDと呼ばれます。主に肺や気道に慢性的な炎症が起こり、空気を吐き出しにくくなる病気です。
一方、気管支炎は、肺につながる気管支に炎症が起こる病気です。咳や痰などの症状が現れ、急性と慢性のものがあります。
日本呼吸器学会によると、COPDの治療では症状を和らげることに加え、病気の進行や急な悪化を防ぐことが重要とされています。禁煙はその基本的な対策の一つです。
ただし、五木さんについて公表されたのは診断名と入院・休演の経緯です。COPDの重症度や肺機能検査の数値、具体的な治療内容については明らかにされていません。病名だけから、日常生活への影響や今後の活動可能期間を判断することはできません。
【病気の経緯を時系列で整理】明治座公演の休演から復帰まで
今回の入院で特に注目されたのが、座長公演への復帰です。
五木さんはデビュー60周年という大きな節目の公演を任されていました。共演者には坂本冬美さんを迎え、第1部の芝居と第2部のスペシャルショーという構成で上演されていました。
入院後は公演内容が変更され、太川陽介さんをはじめとする出演者が代役を務めました。坂本冬美さんや応援ゲストも公演を支えています。
特に重要なのは、7月25日に復帰したものの、当初の予定どおり全ての出演を再開したわけではなかったことです。
五木ひろしの入院・休演・復帰の年表この年表から分かるのは、入院後すぐに全面復帰したわけではなく、医師との相談を経て段階的に出演を再開したという点です。
7月25日の復帰は第2部の歌謡ショーのみ7月23日、明治座は五木さんが25日から出演を再開すると発表しました。
ただし、出演するのは第2部の「スペシャルショー」のみです。第1部の芝居「花のお江戸の快男児 喧嘩安兵衛」では、五木さんが演じていた中山安兵衛役を引き続き太川陽介さんが務めました。
第2部では坂本冬美さんや応援ゲストとともにステージに立ち、7月25日から27日の千秋楽まで出演する形となりました。
つまり、明治座への復帰は事実ですが、舞台全体への完全復帰ではなく、歌唱を中心とした段階的な復帰だったのです。
【2026年最新情報】五木ひろしの現在の体調と全国コンサートツアー
2026年11月現在の五木ひろしさんについて、最も分かりやすい判断材料は、実際に発表されている公演スケジュールと本人のインタビューです。
2025年の入院以降、活動を全面的に停止したわけではありません。2026年には「よこはま・たそがれ」から55年を記念する全国規模のコンサートを開催し、各地の会場で歌声を届けています。
2026年1月、55周年記念ツアーがスタート2026年1月26日、五木さんは名古屋の日本特殊陶業市民会館で「よこはま・たそがれ」から55年を記念するコンサートツアーをスタートさせました。
スポニチの2026年1月27日の報道によると、当日は1970年代から2000年代までのヒット曲を披露し、新曲も含めて全30曲を熱唱。前年夏の体調不良から復帰し、ステージで健在ぶりを示しました。
同報道では、完全禁煙によって体調も万全になったと伝えられています。これは2026年初頭の活動を伝える重要な情報です。
2026年11月・12月の公演予定五木ひろし公式サイトのコンサート情報には、2026年を通じて全国各地の公演が掲載されています。
2026年11月18日
長野県・ホクト文化ホール
「よこはま・たそがれ」から55年 五木ひろしアニバーサリーコンサート
2026年12月24日
東京都・東京プリンスホテル
五木ひろしクリスマスディナーショー2026
また、公式サイトでは10月14日からの「陽光の旅路」の配信や、NHK総合「演歌フェス2026」の公開収録に関する案内も掲載されています。
これらの情報を踏まえると、2026年11月時点で、五木さんが歌手活動を継続していることは明らかです。少なくとも公開されている公式日程からは、長期的な活動休止や引退を示す状況は読み取れません。
2026年5月の本人インタビューで語った現在の心境2026年5月3日公開の関西プレスのインタビューでは、五木さん自身が2025年の入院について振り返っています。
「この経験が『一日一日を今まで以上に大事に生きよう』という、より強い決意に繋がりました。」
この発言は、単に以前の活動ペースに戻るというだけではなく、入院を経験したことで日々の過ごし方や人生に対する考え方が変わったことを示しています。
加えて、今後の活動についても、94歳で現役を続けるサックス奏者の渡辺貞夫さんに刺激を受けたと明かしています。
「五木ひろしができる間は、五木ひろしを全うする。それが僕の哲学です。」
本人が自分の言葉で歌手活動への意欲を示していることは、引退説を考えるうえでも重要な材料です。
【禁煙と健康管理】五木ひろしが入院後に見直した生活と体調管理
今回の病気をめぐって、もう一つ注目されているのが禁煙です。
2026年1月のスポニチ報道では、五木さんが完全禁煙し、体調も万全になったと紹介されました。呼吸器の病気を経験した後の健康管理として、禁煙が注目されるのは自然なことです。
COPDと禁煙にはどのような関係がある?日本呼吸器学会によれば、COPDでは喫煙が重要な危険因子の一つです。喫煙を続けると呼吸機能の悪化が加速する可能性があるため、禁煙が治療の基本とされています。
ただし、COPDの原因は喫煙だけではありません。大気汚染や職業上の曝露、呼吸器感染症なども関係します。そのため、五木さんの過去の喫煙状況や病気の発症原因を、今回の診断だけから断定することはできません。
今回確認できるのは、2026年1月の報道で完全禁煙が伝えられたことです。禁煙を始めた具体的な時期や、吸入薬などの治療内容については公表されていません。
本人が語った健康維持への意識2026年5月のインタビューでは、五木さんは過去に還暦を迎えた年、1年間キックボクシングに通って体を鍛えた経験も紹介しています。
また、現在の生活については、早朝や夜間に犬の散歩をすることが癒やしであり、健康の秘訣かもしれないと語りました。暑い時期には地面の温度を確認しながら散歩するなど、日々の生活でも体調に気を配っている様子が伝わります。
本人は2025年の入院について、近年の暑さや環境の変化も影響したのではないかと振り返っています。ただし、これは本人の感想であり、医学的に入院原因が確定したという意味ではありません。
重要なのは、病気を経験した後も健康への意識を持ち続け、無理なく活動を続ける姿勢です。
【引退説の真相】五木ひろしは歌手活動を辞めるのか?
五木ひろしさんについては、病気による入院や明治座公演の休演をきっかけに、引退を心配する人もいます。
しかし、2026年11月現在の公演情報と本人の発言を見る限り、歌手活動からの引退を示す事実は確認できません。
引退説と混同されやすいNHK紅白歌合戦の終了引退説を理解するうえで押さえておきたいのが、2021年のNHK紅白歌合戦への不出場です。
五木さんは1971年から2020年まで、NHK紅白歌合戦に50回連続出場していました。しかし2021年10月、大阪・新歌舞伎座でのコンサートで、50回という記録を節目として紅白への出場を終了する意向を明らかにしました。
その際、本人は50回連続出場を達成した喜びを胸に終了したいという趣旨を語っています。
ここで終了したのは、あくまで紅白歌合戦への連続出場です。歌手としての活動そのものを終了するという発表ではありません。
2026年の活動実績が示すもの2026年には55周年記念コンサートツアーが開催され、1月の名古屋公演では30曲を披露しました。その後も全国各地での公演や新曲の配信が続いています。
加えて、2026年5月のインタビューでは、本人が歌い続ける意思を明確にしています。
したがって、2025年の病気による休演と、2021年の紅白出場終了を結びつけて、歌手引退が決まったと解釈するのは正確ではありません。
一方で、COPDは慢性的な呼吸器疾患です。今後も長く活動できるかどうかを医学的に保証することはできません。公演が続いていることと、病気が完治したことは別の話です。
五木さんの現在を判断する際には、本人の発言、公式の公演予定、実際の出演状況を分けて確認することが大切です。
【五木ひろしの病気に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:五木ひろしは2025年7月に何の病気で入院したのですか?
A1:慢性閉塞性肺疾患(COPD)と気管支炎と診断されました。7月11日の公演終了後に都内の病院で検査入院し、7月13日に明治座が診断名を公表しました。
Q2:五木ひろしは現在もCOPDを患っているのですか?
A2:2025年7月にCOPDと診断されたことは公表されています。ただし、2026年11月現在の病状や肺機能検査の数値、治療状況は公表されていません。完治したと断定できる情報もありません。
Q3:五木ひろしは明治座公演に復帰できたのですか?
A3:はい。2025年7月25日から第2部のスペシャルショーに復帰しました。ただし、第1部の芝居には出演せず、太川陽介さんが代役を務めました。
Q4:五木ひろしは禁煙したのですか?
A4:2026年1月のスポニチ報道で完全禁煙が伝えられています。禁煙を始めた時期や詳しい健康管理の方法については公表されていません。
Q5:五木ひろしは2026年も全国コンサートを開催していますか?
A5:はい。2026年は55周年記念コンサートを全国各地で開催しています。公式サイトには11月18日の長野公演や12月24日のクリスマスディナーショーも掲載されています。
Q6:五木ひろしは病気が原因で引退するのですか?
A6:2026年11月現在、歌手活動から引退するという公式発表は確認できません。2026年のインタビューでも、歌い続ける意思を示しています。
Q7:五木ひろし本人は病気について何とコメントしていますか?
A7:2026年5月のインタビューで、入院経験を振り返り、一日一日を以前より大切に生きる決意につながったと語りました。また、歌手として活動できる限り、五木ひろしを全うしたいという考えも明かしています。
五木ひろしさんの病気について、最も重要なのは、2025年7月の入院と2026年現在の活動を切り離さずに理解することです。
2025年7月11日、明治座公演の終了後に体調不良を訴えて入院し、慢性閉塞性肺疾患と気管支炎と診断されました。休演期間は延長されましたが、7月25日には第2部の歌謡ショーに復帰しています。
その後、2026年1月には55周年記念コンサートツアーが開幕。完全禁煙による健康管理も報じられ、5月には本人が入院当時の経験や今後の人生観を語りました。11月現在も公式サイトには全国各地の公演予定が掲載されています。
一方で、COPDの重症度や医学的な完治については公表されていません。ステージに立っていることだけを根拠に、病気が完全に治ったと判断するのは適切ではありません。
今回の一連の出来事から見えてくるのは、病気による休演を経験しながらも、歌手としての活動を続ける五木ひろしさんの姿です。2026年5月の本人の言葉にもあるように、これからも歌い続けるという意欲は明確に示されています。
今後の健康状態については新たな本人コメントや公式発表を確認しながら、全国コンサートツアーや新曲など、音楽活動の動向にも注目していきたいところです。