今回の43rdシングルで注目されるキーワードが「9福神」です。これは、1列目の3人と2列目の6人を合わせた9人を指します。テレビ愛知の「読むテレビ愛知」でも、今回のフォーメーションについて、前2列の9人が9福神になると説明されています。
つまり、今回の配置では次のように整理できます。
- センター: 井上和
- フロント: 瀬戸口心月・井上和・川﨑桜
- 9福神: 1列目3人+2列目6人
- 3列目: 9人
9福神は単純に選抜メンバー全員を指す言葉ではありません。18人の選抜のうち、特に前方のポジションに配置された9人という意味合いがあります。
井上和センターと瀬戸口心月・川﨑桜のフロントが持つ意味今回のフロントで興味深いのは、井上和を中心に、5期生の川﨑桜と6期生の瀬戸口心月が並んだことです。
井上和は33rdシングル「おひとりさま天国」、36thシングル「チートデイ」、38thシングル「ネーブルオレンジ」などでセンターを経験しています。今回の43rdでは、表題曲センターとして4度目の起用となりました。
一方、瀬戸口心月は6期生としてグループの次世代を担う存在です。6期生は2025年に11人の加入が発表され、2026年には選抜の中心的なポジションにも進出しています。
今回の配置は、井上和の経験を軸に、川﨑桜の存在感と瀬戸口心月の新世代としての勢いを組み合わせたものです。特定の期だけでフロントを固めず、異なる世代を並べた点に43rdの特徴があります。
「私もセンターを任せていただいたからには、周りの人に影響を与えられるような人でいたいなと思います」
これは選抜発表時に井上和が語った言葉として、テレビ愛知の番組記事で紹介されたものです。センターというポジションを個人の栄誉だけでなく、グループ全体への影響力として捉えていることが伝わります。
【42nd・43rdを徹底比較】一ノ瀬美空センターから井上和センターへの変化

43rdのフォーメーションを理解するには、直前の42ndシングル「是非に及ばず」と比較するのが効果的です。
42ndは2026年7月22日に発売され、5期生の一ノ瀬美空が表題曲で初めてセンターを担当しました。乃木坂46公式サイトでも、6月8日にセンター就任と作品タイトルが発表されています。
一方、43rdは同じ18人編成ながら、センターとフロントの組み合わせが変更されました。両作品の配置を比較すると、今回の人選の特徴がはっきりします。
42ndと43rdのフォーメーション比較表| 比較項目 | 42nd「是非に及ばず」 | 43rd「君ロス」 |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年7月22日 | 2026年12月2日予定 |
| 選抜人数 | 18人 | 18人 |
| センター | 一ノ瀬美空 | 井上和 |
| 1列目 | 賀喜遥香・一ノ瀬美空・瀬戸口心月 | 瀬戸口心月・井上和・川﨑桜 |
| 2列目 | 五百城茉央・川﨑桜・井上和・池田瑛紗・遠藤さくら・矢田萌華 | 小川彩・一ノ瀬美空・賀喜遥香・遠藤さくら・池田瑛紗・中西アルノ |
| 3列目 | 森平麗心・筒井あやめ・田村真佑・林瑠奈・菅原咲月・中西アルノ・岩本蓮加・弓木奈於・大越ひなの | 弓木奈於・五百城茉央・金川紗耶・大越ひなの・菅原咲月・矢田萌華・林瑠奈・岡本姫奈・田村真佑 |
| 選抜復帰の注目メンバー | 岩本蓮加 | 小川彩・金川紗耶・岡本姫奈 |
※42ndの配置は選抜発表情報、43rdの配置は2026年10月の「乃木坂工事中」発表内容に基づいています。
比較して分かる3つの大きな変化1つ目は、センターの交代です。
42ndでは一ノ瀬美空が初センターを務めました。43rdでは井上和が再びセンターに立ちます。一ノ瀬は2列目に移り、センター経験を持つメンバーとして新たな位置から作品を支える構成になりました。
2つ目は、フロントの再編です。
42ndでフロントにいた賀喜遥香は43rdで2列目に移動。瀬戸口心月は引き続きフロントに入り、井上和と川﨑桜が1列目を構成しています。
特に川﨑桜は42ndの2列目からフロントへの移動となりました。井上和との5期生同士の並びに加え、6期生の瀬戸口心月を組み合わせた点が今回の見どころです。
3つ目は、選抜復帰メンバーの変化です。
小川彩、金川紗耶、岡本姫奈が43rdで選抜に戻りました。前作の選抜メンバーがそのまま固定されるのではなく、作品ごとに新しい組み合わせが生まれていることが分かります。
【乃木坂46の歴代センター一覧】2026年までの世代交代を振り返る
乃木坂46のフォーメーションを長い時間軸で見ると、センターの変遷にはグループの世代交代が表れています。
初期は1期生が中心となり、その後2期生、3期生、4期生、5期生、6期生へと新しいメンバーが前方のポジションを担うようになりました。
歴代の代表的なセンターと担当楽曲歴代の表題曲センターを、世代ごとの代表的な楽曲とともに整理します。
- 1期生・生駒里奈: 1st「ぐるぐるカーテン」、2nd「おいでシャンプー」など。デビュー初期の5作連続センターを担当。
- 1期生・白石麻衣: 6th「ガールズルール」、20th「シンクロニシティ」など。
- 2期生・堀未央奈: 7th「バレッタ」で初センター。
- 1期生・西野七瀬: 8th「気づいたら片想い」、22nd「帰り道は遠回りしたくなる」など。
- 1期生・生田絵梨花: 10th「何度目の青空か?」。
- 1期生・齋藤飛鳥: 15th「裸足でSummer」、31st「ここにはないもの」など。
- 3期生・大園桃子、与田祐希: 18th「逃げ水」でダブルセンター。
- 3期生・山下美月: 26th「僕は僕を好きになる」など。
- 4期生・遠藤さくら: 24th「夜明けまで強がらなくてもいい」など。
- 4期生・賀喜遥香: 28th「君に叱られた」など。
- 5期生・中西アルノ: 29th「Actually…」など。
- 5期生・井上和: 33rd「おひとりさま天国」など。
- 6期生・瀬戸口心月、矢田萌華: 40th「ビリヤニ」でダブルセンター。
その後、2026年の41stから43rdまでのセンターは、池田瑛紗、一ノ瀬美空、井上和という順番で移っています。
2026年の41st・42nd・43rdは5期生が連続センター2026年の3作品を並べると、さらに興味深い傾向が見えてきます。
- 41st「最後に階段を駆け上がったのはいつだ?」:池田瑛紗
- 42nd「是非に及ばず」:一ノ瀬美空
- 43rd「君ロス」:井上和
3作連続で5期生がセンターを務めています。
ただし、これは同じメンバーを連続起用したという意味ではありません。池田瑛紗、一ノ瀬美空、井上和という異なるメンバーにセンターを任せており、5期生の中でも複数の個性を表題曲の中心に配置する流れが見て取れます。
加えて、6期生の瀬戸口心月や矢田萌華も2025年の40thシングルでセンターを経験しています。2026年の選抜では、5期生の活躍と6期生の成長が同時に進んでいる点が特徴です。
【選抜復帰メンバーに注目】小川彩・金川紗耶・岡本姫奈が戻った理由
43rdシングルの選抜発表で大きな話題となるのが、小川彩、金川紗耶、岡本姫奈の3人の復帰です。
小川彩:5期生の存在感を2列目で発揮小川彩は5期生のメンバーで、43rdでは2列目に選ばれました。42ndでは選抜に入っていなかったため、今回の復帰は大きな変化です。
しかも、単に選抜へ戻っただけではなく、9福神を構成する2列目への配置です。今回の18人編成の中でも、目を引く人選の一つです。
金川紗耶:4期生から3列目に復帰金川紗耶は4期生で、43rdでは3列目に選出されました。JOYSOUNDの報道では、5作ぶりの選抜復帰と紹介されています。
4期生には賀喜遥香、遠藤さくら、田村真佑、弓木奈於、林瑠奈など、今回も複数の選抜メンバーがいます。金川の復帰によって、4期生の選抜内での顔ぶれにも変化が生まれました。
岡本姫奈:5期生として選抜に再合流岡本姫奈も43rdで3列目に入りました。5期生の中では井上和、川﨑桜、一ノ瀬美空、池田瑛紗、中西アルノ、小川彩、菅原咲月などとともに選抜を構成しています。
岡本の復帰によって、5期生の選抜メンバーにも新しい組み合わせが生まれました。
3人の復帰に共通するのは、選抜メンバーが固定されたものではないという点です。シングルごとにメンバーやポジションが変わることは、グループ全体の活動に幅を持たせる仕組みでもあります。
【選抜とアンダーの違い】乃木坂46のフォーメーションを理解する基礎知識
乃木坂46のフォーメーションを調べる際に、必ず知っておきたいのが「選抜」と「アンダー」の違いです。
選抜メンバーとは?選抜メンバーは、シングル表題曲を歌唱するために選ばれたメンバーです。43rdでは18人が選ばれ、「君ロス」の表題曲に参加します。
選抜発表では、メンバーの名前だけでなく、センターや1〜3列目の立ち位置も明らかになります。フォーメーションは楽曲のパフォーマンスを構成する重要な要素です。
アンダーメンバーとは?アンダーメンバーは、そのシングルの表題曲選抜に入らなかったメンバーを指します。選抜とは別にアンダー楽曲を担当し、アンダーライブなどを通じて独自の活動を行います。
TBSチャンネルの番組紹介でも、選抜以外のメンバーをアンダーメンバーと説明し、アンダーライブがメンバー一人ひとりの個性を発揮する場になっていると紹介しています。
43rdシングルのアンダーメンバーにも注目乃木坂46公式の43rdシングル関連情報では、アンダーメンバーとして15人が掲載されています。
その中には、3期生の伊藤理々杏と岩本蓮加、4期生の筒井あやめや柴田柚菜、5期生の奥田いろはや冨里奈央、6期生の森平麗心や愛宕心響などが含まれています。
また、公式発表では43rdアンダーライブが2026年12月17日・18日に日本武道館で開催予定となっています。18人の選抜だけでなく、アンダー側の活動にも独自の見どころがあります。
選抜落ち=人気がないという意味ではないここで誤解しやすいのが、選抜とアンダーを人気順のランキングと考えてしまうことです。
フォーメーションには、センター経験、期別のバランス、楽曲の表現、メンバーの活動状況など、複数の要素が関係します。選抜に入らなかったからといって、メンバーの実力や今後の可能性が否定されたわけではありません。
実際、過去の選抜復帰例やセンター起用を振り返ると、メンバーのポジションは継続的に変化しています。アンダーライブを通じて存在感を示し、次のシングルで選抜に戻る可能性もあります。
【プロの結論】乃木坂46のフォーメーションを見るときの3つの判断基準
乃木坂46のフォーメーションをより深く楽しむなら、単純にセンターが誰なのかだけを見るのではなく、次の3つの視点を持つと理解が深まります。
第一に、センターとフロントの関係です。
センターは楽曲の中心を担うポジションですが、両隣のメンバーも作品の印象を大きく左右します。43rdでは井上和を中心に、瀬戸口心月と川﨑桜が並びました。5期生と6期生の組み合わせに注目することで、世代交代の流れも読み取れます。
第二に、2列目と3列目の入れ替わりです。
同じ18人編成でも、42ndと43rdでは大きく配置が変わりました。特に一ノ瀬美空のセンターから2列目への移動、川﨑桜のフロント入り、小川彩の2列目復帰は比較する価値があります。
第三に、選抜とアンダーを一体で見ることです。
表題曲の18人だけを追うと、乃木坂46全体の活動を見落とすことがあります。アンダーライブや期別楽曲も含めて確認することで、グループ全体の成長や各メンバーの活躍をより立体的に理解できます。
特に2026年は、41stから43rdまでセンターが変わり、5期生の活躍に加えて6期生のフロント進出も見られました。フォーメーションは、その時点でのグループの方向性を読み解く手がかりになります。
【乃木坂46のフォーメーション】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:乃木坂46の43rdシングル「君ロス」のセンターは誰ですか?
A1:5期生の井上和です。表題曲センターは4度目となり、2026年12月2日発売予定の43rdシングルで再び中央のポジションを担当します。
Q2:43rdシングルの9福神は誰ですか?
A2:1列目の瀬戸口心月、井上和、川﨑桜と、2列目の小川彩、一ノ瀬美空、賀喜遥香、遠藤さくら、池田瑛紗、中西アルノの合計9人です。
Q3:43rdシングルで選抜復帰したメンバーは誰ですか?
A3:小川彩、金川紗耶、岡本姫奈の3人です。小川彩は2列目、金川紗耶と岡本姫奈は3列目に配置されています。
Q4:42ndシングル「是非に及ばず」のセンターは誰ですか?
A4:5期生の一ノ瀬美空です。2026年7月22日発売の42ndシングルで、表題曲センターを初めて務めました。
Q5:乃木坂46の選抜とアンダーは何が違いますか?
A5:選抜はシングル表題曲を歌うメンバーで、アンダーはその選抜に入らなかったメンバーです。アンダーにも専用楽曲やアンダーライブがあり、独自の活動を展開しています。
Q6:乃木坂46のフォーメーションはどこで発表されますか?
A6:主にテレビ東京系の冠番組「乃木坂工事中」で選抜発表が行われます。公式サイトや公式発信でも、シングルの参加メンバーや関連情報を確認できます。
2026年11月現在、乃木坂46の最新フォーメーションは43rdシングル「君ロス」の18人選抜です。センターは井上和、フロントは瀬戸口心月・井上和・川﨑桜という組み合わせになりました。
1列目3人、2列目6人、3列目9人という構成で、前2列の9人が福神です。小川彩、金川紗耶、岡本姫奈の選抜復帰も大きな変化となりました。
42nd「是非に及ばず」では一ノ瀬美空が初センターを務め、43rdでは井上和が再びセンターに就任。さらに41stの池田瑛紗を含めると、2026年は5期生が3作連続で表題曲の中心を担う年になっています。
今後は「君ロス」の発売後のパフォーマンスに加え、6期生のさらなるポジション変化、選抜復帰メンバーの活躍、アンダーライブでの展開も注目ポイントです。
フォーメーションは単なる立ち位置の一覧ではありません。センター、フロント、福神、選抜復帰、期別のバランスを追うことで、乃木坂46がどのような方向へ進もうとしているのかが見えてきます。