NBAの伝説的リバウンダーとして知られるデニス・ロッドマンは、2026年11月現在、65歳を迎えている。かつてシカゴ・ブルズでマイケル・ジョーダンやスコッティ・ピッペンとともに黄金時代を築いた彼は、現在もスポーツ界や国際政治の話題に登場する存在だ。2026年4月にはWWE殿堂入りを果たし、10月にはドナルド・トランプ大統領のテキサス訪問にも同行した。
一方、金正恩氏との親交や北朝鮮訪問、3度の結婚、娘トリニティ・ロッドマンとの親子関係など、現役時代とは異なる側面にも関心が集まっている。現在はNBA選手としてプレーしているのか、それとも別の活動を続けているのか。2026年11月6日時点の情報をもとに、現役引退後の歩みと最新動向を整理する。
【2026年11月現在】デニス・ロッドマンは65歳!現在の活動と現役復帰の可能性

デニス・キース・ロッドマンは、1961年5月13日にアメリカ・ニュージャージー州トレントンで生まれた。
2026年11月6日現在の年齢は65歳。身長約201cmの身体能力を生かし、NBAで14年間にわたって活躍した元プロバスケットボール選手である。
現在はNBA選手ではなく、スポーツ界のレジェンドとして活動ロッドマンが最後にNBAの試合に出場したのは1999-2000シーズン。ダラス・マーベリックスでプレーした2000年が現役選手としての最後の記録となっている。
その後、NBAの現役選手として復帰したという公式発表はなく、2026年現在も現役復帰は確認されていない。
現在の活動で特に注目されるのは、次の3つだ。
- NBAやプロレス界における過去の功績を評価するイベントへの参加
- WWE殿堂入りをはじめとするスポーツ・エンターテインメント関連の活動
- トランプ大統領や金正恩氏との過去の関係を背景とした国際的な話題への登場
2026年は、4月のWWE殿堂入りと10月のトランプ大統領との同行という大きな出来事があった。現役時代のように試合で存在感を示すのではなく、スポーツとエンターテインメント、国際的な話題を横断する人物として注目されている。
NBA引退後も注目され続ける理由ロッドマンが引退後もメディアに取り上げられる理由は、単に奇抜なファッションや派手な言動だけではない。
NBAでは得点力よりもリバウンドとディフェンスを武器にチームの勝利へ貢献し、引退後はプロレスや国際交流など、異なる分野にも活動の幅を広げた。
特に、金正恩氏との交流やトランプ大統領との関係は、元NBA選手という肩書だけでは説明できない独特の経歴を形成している。
【NBA時代の伝説】シカゴ・ブルズの成績と7年連続リバウンド王の実力
デニス・ロッドマンのキャリアを語るうえで欠かせないのが、デトロイト・ピストンズとシカゴ・ブルズでの活躍だ。
1986年のNBAドラフトでデトロイト・ピストンズから指名され、1989年と1990年にはチームのNBA優勝に貢献。その後、サンアントニオ・スパーズを経て、1995年にシカゴ・ブルズへ移籍した。
ブルズ時代はマイケル・ジョーダンとの黄金トリオを形成1995年に加入したブルズでは、マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペンとともにプレー。1995-96、1996-97、1997-98シーズンの3年連続NBA優勝を達成した。
ロッドマンの役割は、ジョーダンのように大量得点を記録することではなかった。相手のシュートを防ぎ、こぼれ球を回収し、攻撃の回数を増やすことだった。
NBA公式記録によると、ブルズ在籍時のレギュラーシーズン成績は次のとおりだ。
| シーズン | 出場試合数 | 平均得点 | 平均リバウンド | 主な実績 |
|---|---|---|---|---|
| 1995-96 | 64試合 | 5.5点 | 14.9本 | NBA優勝・リバウンド王 |
| 1996-97 | 55試合 | 5.7点 | 16.1本 | NBA優勝・リバウンド王 |
| 1997-98 | 80試合 | 4.7点 | 15.0本 | NBA優勝・リバウンド王 |
出典:NBA公式選手統計。数値はレギュラーシーズンの1試合平均。
この数字から分かるのは、ロッドマンが得点以外の部分で圧倒的な存在感を発揮していたことだ。特に1996-97シーズンの平均16.1リバウンドは際立っている。
7年連続リバウンド王という歴史的記録ロッドマンは1992年から1998年まで7シーズン連続でNBAのリバウンド王に輝いた。
これは単年の好成績ではなく、チームや所属環境が変わってもリーグ最高水準のリバウンド能力を維持したことを意味する。
バスケットボール殿堂の公式プロフィールでも、1992年から1998年までの7年連続リーグ最多リバウンドが記録的な実績として紹介されている。
また、NBA優勝は通算5回。デトロイト・ピストンズで2回、シカゴ・ブルズで3回という内訳だ。
2011年にバスケットボール殿堂入り2011年には、ネイスミス・バスケットボール殿堂入りを果たした。
加えて、NBA75周年記念チームにも選ばれている。これはリーグの歴史に残る偉大な選手の一人として認められたことを示す。
通算成績は911試合出場、平均7.3得点、13.1リバウンド。得点数だけでは測れない価値を持つ選手だった。
出典:ネイスミス・バスケットボール殿堂公式プロフィール、NBA公式選手統計。
【2026年の最新ニュース】デニス・ロッドマンがWWE殿堂入り!ハルク・ホーガンとの関係
2026年のロッドマンに関する大きなニュースが、WWE殿堂入りだ。
2026年4月17日、ラスベガスで開催されたWWE殿堂入り式典で、ロッドマンはセレブリティ部門に選出された。翌18日に公開されたWWE公式の式典記録にも、正式な殿堂入りが掲載されている。
WCW時代にハルク・ホーガンとタッグを結成ロッドマンとプロレスの関係は、1997年にさかのぼる。
当時、ロッドマンはアメリカのプロレス団体WCWに登場。ハルク・ホーガンらが所属する人気ユニット「ニュー・ワールド・オーダー(nWo)」に加わった。
1997年の「Bash at the Beach」では、ハルク・ホーガンとタッグを組み、レックス・ルガーとザ・ジャイアントのチームと対戦した。
1998年には、NBAファイナル期間中にもかかわらず、WCWの番組に登場。ブルズの練習を欠席してプロレスのリングに姿を見せたことも話題になった。
同年の「Bash at the Beach」では、ホーガンと組み、当時NBAでライバル関係にあったカール・マローンとダイヤモンド・ダラス・ペイジのタッグと対戦している。
WWE殿堂入りは誰によって実現したのか2026年の式典では、nWoの仲間だったケビン・ナッシュとショーン・ウォルトマンがロッドマンを殿堂入りへ導いた。
WWE公式の式典記録によると、ロッドマンはスピーチの中で長年の友人であるハルク・ホーガンをたたえ、nWo時代への思いを示した。
なお、今回の殿堂入りは、プロレスラーとしての現役復帰やWWEとの新たな選手契約を意味するものではない。過去のスポーツエンターテインメントへの貢献が評価されたものだ。
バスケットボール殿堂に続き、プロレス界でも殿堂入りを果たしたことは、ロッドマンの異色のキャリアを象徴する出来事となった。
【トランプ大統領と金正恩氏】ロッドマンが北朝鮮を訪問した理由と現在の関係
ロッドマンの経歴の中でも特に異例なのが、北朝鮮の最高指導者・金正恩氏との交流だ。
NBAのスター選手だったロッドマンは、2013年から北朝鮮を複数回訪問し、金正恩氏とバスケットボールを通じた交流を続けた。加えて、アメリカのドナルド・トランプ大統領とも以前から接点を持っている。
2013年から2017年までに北朝鮮を5回訪問ロッドマンが初めて北朝鮮の平壌を訪問したのは2013年。ハーレム・グローブトロッターズのメンバーやVICEの撮影チームとともに現地入りし、金正恩氏とバスケットボールの試合を観戦した。
金正恩氏はNBAやシカゴ・ブルズのファンとして知られ、ロッドマンに親近感を持っていたとされる。
その後、2013年9月、同年12月、2014年1月、2017年6月にも北朝鮮を訪問。合計5回の訪問歴がある。
2014年1月には、金正恩氏の誕生日を祝うバスケットボールのエキシビションゲームにも関与した。一方、この訪問では金正恩氏の誕生日を祝う歌を披露したことや、拘束されていたアメリカ人宣教師ケネス・ベー氏をめぐる発言が大きな批判を招いた。
2017年の訪問時には、トランプ大統領の著書『The Art of the Deal』を北朝鮮側に贈ったことも報じられている。
金正恩氏とは本当に親友なのかロッドマンは過去のインタビューで、金正恩氏を友人として語ってきた。
2013年の初訪問では、金正恩氏との交流を強調し、個人的な友情を示す発言をしたことが報じられている。
ただし、ここで区別したいのは、個人的な親交と国家間の外交関係は別物だという点だ。
ロッドマンは外交官でも政府の公式特使でもない。金正恩氏と面識があり、複数回訪問した経験を持つ著名人という立場である。
2018年6月の米朝首脳会談の際にもシンガポールを訪れ、CNNのインタビューで会談への期待を語った。しかし、米朝首脳会談の公式仲介者として参加したわけではない。
2026年10月、トランプ大統領の訪問団に同行2026年10月1日、ロッドマンはトランプ大統領のテキサス州訪問に同行した。
ロイター通信によると、トランプ大統領はテキサス州デントンのトラック工場を訪問した後、オクラホマ州へ向かった。その際、ロッドマンも大統領の移動グループに加わっていた。
トランプ大統領は現地でロッドマンに言及し、金正恩氏を最もよく知る人物の一人として紹介した。
背景には、トランプ大統領が金正恩氏との再会談を模索していたことがある。ロッドマンの北朝鮮での経験が、再び注目されるきっかけになった。
ロッドマン自身は、トランプ大統領と人生について話したいという趣旨の発言をし、近いうちに北朝鮮へ行くのかという質問には、航空券を用意してくれるならという冗談めいた返答をした。
ただし、同行の公式な目的は説明されておらず、ロッドマンが米朝交渉の特使に任命されたという発表もない。
出典:ロイター通信2026年10月2日付報道、PolitiFactによる北朝鮮訪問の経緯整理。
【家族の現在】デニス・ロッドマンの結婚歴・元妻・娘トリニティとの関係
ロッドマンの私生活も、長年にわたって注目されてきたテーマだ。
これまでに3度の結婚歴があり、子供は3人。元妻や子供たちとの関係はそれぞれ異なり、特に娘トリニティとの親子関係はアメリカのメディアでも取り上げられている。
結婚歴は3回!元妻は誰?ロッドマンの結婚歴は次のとおりだ。
- アニー・ベイクス:1992年から1993年まで婚姻関係にあった最初の妻。
- カルメン・エレクトラ:1998年に結婚し、1999年に離婚した女優・モデル。
- ミシェル・モイヤー:2003年に結婚し、2012年に離婚した3人目の妻。
特に注目を集めたのが、女優カルメン・エレクトラとの結婚だ。ロッドマンの派手な生活や当時の知名度もあり、2人の結婚はエンターテインメントニュースで大きく取り上げられた。
ミシェル・モイヤーとの間には、息子と娘がいる。
子供は3人!長女アレクシス、長男DJ、次女トリニティロッドマンには、最初の妻アニー・ベイクスとの間に長女アレクシスがいる。
3人目の妻ミシェル・モイヤーとの間には、長男デニス・ジュニア(DJ)と次女トリニティが誕生した。
子供たちのうち、特に広く知られているのがトリニティ・ロッドマンだ。
娘トリニティ・ロッドマンは女子サッカー界のスタートリニティは父親とは異なる競技で才能を発揮し、アメリカ女子サッカー代表のフォワードとして活躍している。
2024年のパリ五輪ではアメリカ代表の金メダル獲得に貢献。所属するワシントン・スピリットでも中心選手としてプレーしている。
2026年1月には、ワシントン・スピリットとの3年契約延長が発表され、2028年シーズンまでチームに残ることが決まった。契約は女子サッカー界でも大きな注目を集めた。
この際、父デニスもSNSで娘の新契約を祝福する投稿をしたと報じられている。
トリニティと父親の関係は現在どうなっている?一方で、父娘関係が順調というわけではない。
2024年12月、トリニティはポッドキャスト番組「Call Her Daddy」で、父親との関係が長く疎遠になっていることを明かした。
幼少期から父親との関係に難しさを感じていたことや、父親が家庭に十分に関わっていなかったという自身の経験を語っている。
これに対してデニスもSNSで謝罪し、父親として努力を続けたいという趣旨のメッセージを発信した。
2026年1月には娘の契約延長を祝福する動きもあったが、それだけで親子関係が完全に修復されたと判断することはできない。
トリニティは自身のキャリアを着実に築いており、父親の知名度とは別に、女子サッカー選手として高い評価を得ている。
出典:CNN配信の2024年12月報道、ESPN、ワシントン・スピリット公式発表、Us Weeklyの2026年1月報道。
【噂と事実を検証】現役復帰・WWE活動・金正恩氏との外交関係の真相
デニス・ロッドマンについては、現役時代の強烈なキャラクターや国際的な交友関係から、さまざまな情報が流れている。ここでは、2026年11月時点で確認できる事実を整理する。
NBAに現役復帰したという情報はある?NBAの現役選手として復帰したという公式発表はない。最後のNBA出場は2000年であり、2026年現在は元プロ選手として扱われている。
WWE殿堂入りでプロレスに復帰する?2026年のWWE殿堂入りは、過去のWCWでの活動を評価したものだ。現役レスラーとしての復帰や定期的な試合出場が決定したわけではない。
金正恩氏との関係を利用して米朝外交を仲介する?ロッドマンが金正恩氏と面識を持ち、過去に複数回北朝鮮を訪問したことは事実だ。しかし、米朝交渉における公式な外交担当者ではない。2026年10月のトランプ大統領との同行についても、公式な外交任務が発表されたわけではない。
【プロの結論】ロッドマンの現在を理解する3つの視点ロッドマンの現在を正しく理解するには、次の3つの側面を分けて考える必要がある。
- スポーツ選手としての評価:7年連続リバウンド王、NBA優勝5回、バスケットボール殿堂入りという記録は、現在も揺るがない。
- エンターテインメント界での存在感:WCW時代の活動が2026年のWWE殿堂入りにつながり、バスケットボール以外の功績も評価された。
- 国際的な交友関係:金正恩氏との交流やトランプ大統領との同行は事実だが、個人的な親交と公式外交の役割は区別して理解する必要がある。
この3つを整理すると、ロッドマンが単なる元NBA選手ではなく、スポーツ史とアメリカのポップカルチャー、国際的な話題を結びつける特異な人物であることが分かる。
情報を見極める際には、NBAやバスケットボール殿堂の公式記録、WWEの発表、ロイター通信などの報道、本人や家族の直接的な発言を照合することが重要だ。
デニス・ロッドマンの現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:デニス・ロッドマンは2026年現在何歳ですか?
A1:1961年5月13日生まれの65歳です。2026年5月13日に65歳の誕生日を迎えました。
Q2:デニス・ロッドマンは現在もバスケットボールをしていますか?
A2:NBAの現役選手ではありません。最後のNBA出場は2000年で、2026年11月現在、現役復帰の公式発表はありません。
Q3:デニス・ロッドマンは2026年にWWE殿堂入りしましたか?
A3:はい。2026年4月17日の式典でWWE殿堂のセレブリティ部門に選出されました。ケビン・ナッシュとショーン・ウォルトマンが殿堂入りを紹介しました。
Q4:デニス・ロッドマンと金正恩氏は現在も友人ですか?
A4:ロッドマンは過去に金正恩氏を友人として語り、2013年から2017年までに北朝鮮を5回訪問しています。ただし、2026年11月現在の継続的な交流状況や新たな訪問計画について、確定した公式発表はありません。
Q5:デニス・ロッドマンの子供は何人ですか?
A5:3人です。長女アレクシス、長男デニス・ジュニア(DJ)、次女トリニティがいます。トリニティはアメリカ女子サッカー代表として活躍しています。
Q6:デニス・ロッドマンの元妻は誰ですか?
A6:アニー・ベイクス、カルメン・エレクトラ、ミシェル・モイヤーの3人です。結婚時期はそれぞれ1992~1993年、1998~1999年、2003~2012年とされています。
デニス・ロッドマンは2026年11月現在65歳。NBAの現役選手ではないものの、その存在感は今も健在だ。
2026年4月にはWWE殿堂入りを果たし、10月にはトランプ大統領の訪問団に同行。金正恩氏との過去の交流も改めて注目された。
一方、家族については3度の結婚歴と3人の子供がおり、娘トリニティは女子サッカー界で独自の成功を収めている。父娘の関係には複雑な経緯があるものの、2026年には父親から娘への祝福も報じられた。
現役時代の7年連続リバウンド王やブルズでの3連覇、2011年のバスケットボール殿堂入り、そして2026年のWWE殿堂入り。こうした実績を振り返ると、ロッドマンは単なる個性派スターではなく、競技の枠を超えて歴史に名を残した人物だと分かる。
今後も注目されるのは、スポーツ界での新たな活動だけではない。トランプ大統領と金正恩氏をめぐる動きの中で、ロッドマンが再びどのような役割を果たすのか。その動向は、2026年以降も国際ニュースやスポーツメディアで注目される可能性がある。