最初に押さえておきたいのは、2017年版の「コナン顔メーカー」と、2026年の「風のアイコンジェネレーター」は別のサービスだという点です。
2017年版は、小学館が公開した『名探偵コナン』風の顔を一から組み立てるWEBサービスでした。一方、2026年版は劇場版の宣伝企画として提供されているSNSアイコン作成ツールです。
2017年版の公式サイトは閉鎖済み小学館コミックの2017年4月27日付の告知には、当時の公式サイトとして「コナン顔メーカー」が紹介されています。
当時のサイトでは、顔のパーツを自由に組み合わせ、完成した画像をSNSで共有することもできました。
しかし、現在は当時のサイトで新しい顔を作成できる状態ではありません。2017年当時のサイトを紹介したGIGAZINEの記事でも、旧サイトは閉鎖済みと記載されています。
つまり、検索結果に過去の公式サイトや制作画面の画像が残っていても、それだけで現在もサービスが稼働しているとは判断できません。
2026年に利用できる公式サービスはある?あります。
2026年には、劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の公式特設サイトで「風のアイコンジェネレーター」が公開されています。
2026年11月6日時点で公式ページと作成手順を確認できます。
ただし、これは昔の顔メーカーを復刻したものではありません。写真をベースに、映画オリジナルのフレームやキャラクター、アイテムを組み合わせてSNS用画像を作る企画です。
【2017年の全貌】1385億通りの顔を作れた仕組みと人気の秘密

コナン顔メーカーが大きな反響を呼んだ背景には、単なるキャラクター作成にとどまらない企画設計がありました。
公開のきっかけは、漫画家・青山剛昌氏のコミックス全世界累計発行部数が2億冊を突破したことです。
2017年4月19日、小学館は記念ニュースを発表。その後、4月26日に記念企画の一環として顔メーカーが登場しました。
当時の企画では、ファンが自分に似たキャラクターを作るだけでなく、そのキャラクターを原作に登場させる応募企画まで用意されていました。
髪・輪郭・目・眉・鼻・口を自由に組み合わせる顔メーカーの最大の特徴は、細かいパーツ選択と調整機能です。
小学館の公式告知によると、用意されていた基本パーツは次の7種類でした。
- 髪・輪郭
- 目
- 眉
- 鼻
- 口
- 眼鏡
- 帽子
加えて、単純にパーツを選ぶだけではありません。
目の間隔や輪郭の形も調整できるため、自分の顔の特徴を反映させた似顔絵を作ることができました。
公式発表による組み合わせは、なんと1385億通り以上。
同じ顔のパーツを選んでも、位置や大きさを変えることで違った印象に仕上げられるのが魅力でした。
公開から2日間で100万人を突破した理由2017年4月28日、MANTANWEBは、コナン顔メーカーのユーザー数が公開からわずか2日間で100万人を突破したと報じました。
この数字が示すのは、単なるキャラクター作成ツールとしての人気だけではありません。
自分の顔を作る、完成画像を共有する、さらに原作への登場を目指して応募するという、複数の楽しみ方が一つの企画に組み込まれていたことが大きな特徴です。
2017年の企画を時系列で整理| 時期 | 出来事 | 関係する人物・企画 |
|---|---|---|
| 2017年4月19日 | コミックス世界累計2億冊突破を発表 | 青山剛昌・小学館 |
| 2017年4月26日 | 顔メーカー公開 | 週刊少年サンデー |
| 2017年4月27日 | 小学館公式ニュースで紹介 | コナン顔メーカー |
| 2017年4月28日 | 公開2日間で利用者100万人突破 | MANTANWEB報道 |
| 2017年5月31日 | 容疑者募集キャンペーンの応募期限 | 読者参加型企画 |
| 2026年 | 新たな映画連動アイコン企画を展開 | 風のアイコンジェネレーター |
※応募期限は当時のねとらぼの報道によるものです。応募企画の締切と顔メーカー本体のサービス終了日は同一とは限りません。
【怪盗キッドも登場】シークレットパーツの入手方法と応募企画
当時の顔メーカーには、通常のパーツ以外にシークレットパーツも用意されていました。
特徴的だったのは、特定の雑誌や公式サービスで公開されたキーワードを利用して、追加パーツを入手する仕組みです。
シークレットパーツの種類2017年当時の紹介記事では、次の4種類が確認できます。
| 関連媒体 | 入手できた特別パーツ |
|---|---|
| 週刊少年サンデー22・23合併号 | 怪盗キッドパーツ |
| サンデーS 6月号 | 黒い犯人のシルエットパーツ |
| コナン公式アプリ | 青山剛昌氏の自画像パーツ |
| サンデーうぇぶり | YAIBAパーツ |
特に怪盗キッドのパーツは、通常の顔メーカーでは作れない特別感のある要素でした。
また、黒い犯人のシルエットは『名探偵コナン』らしい演出として、作品の世界観を楽しめる仕掛けになっていました。
これは単なる有料追加パーツではなく、雑誌やアプリなど複数の媒体を横断して楽しむキャンペーン設計だったのです。
作成した顔を原作の容疑者として応募できたコナン顔メーカーのもう一つの目玉が「2億冊事件、犯人はあなただ!」という企画でした。
作成したオリジナルキャラクターを応募すると、抽選で『名探偵コナン』の原作に容疑者として登場できるチャンスがありました。
応募受付は2017年5月31日までと報じられています。
当時のねとらぼの記事によると、採用された場合は本編への掲載をもって発表する形式でした。
つまり、当選発表を別途行う一般的なプレゼント企画とは異なる仕組みです。
この企画の本質は、ファンを単なる読者ではなく、作品の世界に参加する存在として扱ったことにあります。
小学館のマーケティング担当者や制作チームの企画意図を紹介した宣伝会議の『ブレーン』の記事でも、ファン自身が物語に入れる仕掛けが企画の中心だったことが説明されています。
【終了理由の真相】なぜ閉鎖された?2026年の復活予定はある?
「100万人以上が利用したのに、なぜサービスがなくなったのか」と疑問に感じる人もいるでしょう。
ここで重要なのは、キャンペーンが終了したことと、サイトが閉鎖された理由は別の問題だということです。
終了理由として確認できること確認できる事実は次の3点です。
1. コナン顔メーカーは、2017年のコミックス累計2億冊突破を記念した企画として公開された。
2. 原作への容疑者登場を目指す応募企画には、2017年5月31日という期限が設けられていた。
3. 現在、旧サイトは閉鎖済みで、当時の作成機能は利用できない。
一方、小学館の当時の公開告知には、サービス終了の具体的な日付や、閉鎖に至った技術的・経営的理由までは記載されていません。
そのため、サーバー費用の問題、著作権トラブル、利用者数の減少などを終了理由として断定する根拠はありません。
最も確実に理解できるのは、もともと記念キャンペーンと読者参加企画のために作られたWEBコンテンツだったということです。
2026年に復活する予定はある?2026年11月6日時点で、2017年版コナン顔メーカーの復刻・常設化について、公式の具体的な発表は確認できません。
したがって、2026年中に旧サービスが復活すると期待して、非公式サイトを探し回る必要はありません。
ただし、2026年には別の公式アイコン作成企画が登場しています。
特に劇場版の公開に合わせたデジタル施策は、ファンが作品に参加する新しい方法として注目できます。
2017年版の復活を待つより、現在提供されている公式企画を活用するほうが現実的です。
【2026年最新】風のアイコンジェネレーターの使い方と旧メーカーとの違い
2026年の注目企画が、劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』の「風のアイコンジェネレーター」です。
劇場版第29弾として2026年4月10日に公開された同作は、江戸川コナンと神奈川県警交通機動隊の萩原千速がキーパーソンとなる作品です。
映画の宣伝施策「風のプロジェクト」の一環として、オリジナルSNSアイコンを作成できる仕組みが用意されました。
風のアイコンジェネレーターの使い方
STEP 1:フレームを選択
映画デザインの中から好みの外枠を選びます。
STEP 2:写真をアップロード
自分が権利を持つ写真、または使用許可を得た画像をアップロードします。
STEP 3:キャラクターを選択
好きなキャラクターを選び、画像を装飾します。
STEP 4:アイテムを選択して完成
アイテムを追加し、完成した画像をダウンロードします。
公式ページには、注意事項への同意、フレーム選択、写真アップロード、キャラクター選択、アイテム選択、ダウンロードという順番が示されています。
ダウンロードできない場合は、画像を長押しして保存する方法も案内されています。
2017年版と2026年版は何が違う?| 比較項目 | 2017年コナン顔メーカー | 2026年風のアイコンジェネレーター |
|---|---|---|
| 企画の目的 | 2億冊突破記念 | 劇場版の宣伝 |
| 作成方法 | 顔のパーツを組み合わせる | 写真にフレームなどを追加 |
| 髪・目・鼻の調整 | 可能 | 旧版のような顔パーツ調整ではない |
| 特別要素 | 怪盗キッドなどの隠しパーツ | 映画キャラクター・アイテム |
| 主な用途 | 似顔絵・容疑者作成 | SNSアイコン |
| 応募企画 | 原作への容疑者登場 | アイコンの作成・個人利用 |
| 2026年の状況 | 旧サイト閉鎖 | 公式ページで作成手順を公開 |
この2つは、似たような名前のジェネレーターでも、目的と仕組みが大きく違います。
昔のように自分の顔を青山剛昌氏の漫画風に組み立てたい人には、2017年版のほうが魅力的でしょう。
一方、手持ちの写真を使って映画の世界観を取り入れたSNSアイコンを作りたい人には、2026年版が適しています。
公式アイコンメーカーの利用規約で注意したいこと2026年版には、利用上の注意事項が明確に設けられています。
| 利用項目 | 公式の取り扱い |
|---|---|
| 個人利用 | 個人で楽しむ範囲で使用可能 |
| 営利目的 | 禁止 |
| 広告目的 | 禁止 |
| 政治活動目的 | 禁止 |
| 外枠の著作権 | 名探偵コナン製作委員会に帰属 |
| アップロード画像 | 自分が著作権を持つ画像、または許可を得た画像に限る |
| 第三者の肖像・知的財産 | 権利侵害となる利用は禁止 |
特に気をつけたいのは、完成した画像を自由に商用利用できるわけではないという点です。
個人のSNSアイコンとして楽しむ場合と、広告や企業アカウントで使用する場合では扱いが異なります。
また、友人や家族の写真を使う場合も、本人の同意や画像の権利関係に配慮する必要があります。
公式サイトでは、アップロード画像に関する第三者との紛争について、利用者自身が責任を負う旨も記載されています。
【プロの結論】コナン風SNSアイコンを作るなら何を選ぶべき?
2017年の顔メーカーと2026年の風のアイコンジェネレーターを比較すると、同じ公式企画でも、ファンに提供する体験が変化していることが分かります。
2017年版は、自分自身を作品の登場人物に置き換える参加型の企画でした。
2026年版は、すでに持っている写真を作品の世界観で飾り、SNSで共有することに重点を置いています。
目的別のおすすめ| 読者の目的 | おすすめの方法 |
|---|---|
| 2017年当時の顔メーカーで遊びたい | 旧サイトは閉鎖済みのため利用不可 |
| 映画公式のSNSアイコンが欲しい | 風のアイコンジェネレーター |
| 自分の顔を漫画風に加工したい | 利用条件が明確な似顔絵・アバターツール |
| コナンの公式キャラクターを使いたい | 公式が提供する画像・素材の利用条件を確認 |
| SNSで安心して使いたい | 著作権・肖像権・商用利用条件を確認 |
注意したいのは、非公式の「コナン顔メーカー復活版」といった名前のサイトです。
公式企画と誤認させる名称を使ったサービスも考えられるため、運営者や利用規約、画像の保存先などを確認してから利用することをおすすめします。
現在利用できる公式企画を選ぶこと、そして完成画像の利用範囲を守ること。この2点が、コナン風SNSアイコンを楽しむうえでの基本です。
【コナンの顔メーカー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:コナン顔メーカーの公式サイトは2026年も残っていますか?
A1:小学館の2017年当時の告知ページは残っていますが、顔を作成できた旧サービスは閉鎖済みです。過去の制作画面が検索結果に表示されても、現在利用できるわけではありません。
Q2:コナン顔メーカーの組み合わせは本当に1385億通りだったのですか?
A2:はい。2017年の小学館公式告知で1385億通り以上と紹介されています。髪・輪郭・目・眉・鼻・口・眼鏡・帽子などのパーツに加え、目の間隔や輪郭も調整できました。
Q3:怪盗キッドのシークレットパーツは今でも入手できますか?
A3:当時は週刊少年サンデー22・23合併号に関連するキーワードで入手できました。ただし、現在は旧サービスが閉鎖されているため、新たに使用することはできません。
Q4:コナン顔メーカーが終了した本当の理由は何ですか?
A4:2017年の記念キャンペーンとして公開されたことは確認できますが、公式が具体的な閉鎖理由や終了日を発表した記録は確認できません。サーバー費用や権利問題が原因だったという説にも、確かな裏付けはありません。
Q5:コナン顔メーカーは2026年に復活しますか?
A5:2026年11月6日時点で、2017年版の復活に関する公式発表は確認できません。一方、2026年の劇場版連動企画「風のアイコンジェネレーター」は公式サイトで公開されています。
Q6:風のアイコンジェネレーターは無料で使えますか?
A6:公式ページでは利用料金の記載はなく、作成・ダウンロードの手順が案内されています。個人で楽しむ範囲での使用は認められていますが、営利・広告・政治活動目的での利用は禁止されています。
Q7:作った画像をXやLINEのプロフィール画像にできますか?
A7:個人で楽しむ範囲での利用が認められています。SNSアイコンとして使う場合も、営利・広告目的での使用を避け、アップロードする画像の著作権や肖像権を確認してください。
2017年に公開されたコナン顔メーカーは、青山剛昌氏のコミックス全世界累計2億冊突破を記念した、ファン参加型の画期的なWEB企画でした。
1385億通り以上の組み合わせ、怪盗キッドなどのシークレットパーツ、そして自分の作った顔が原作の容疑者として登場する応募企画。公開から2日間で100万人を突破した反響も、その人気を物語っています。
現在、旧サービスは閉鎖されており、2026年の復活予定も公式には発表されていません。
しかし、劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』に合わせた「風のアイコンジェネレーター」という新しい公式企画が登場しています。
昔の顔メーカーとは仕組みが違うものの、映画のキャラクターやアイテムを取り入れたSNSアイコンを作れるのは、ファンにとってうれしい機会です。
今後も劇場版や周年記念企画に合わせて、新しいデジタルコンテンツが登場する可能性があります。公式の告知をチェックしながら、自分に合った方法で『名探偵コナン』の世界を楽しんでみてください。