「銀シャリうなぎ」は、熊本市中央区上通町にあった立ち食いスタイルの鰻専門店です。九州産うなぎと阿蘇産米を組み合わせ、一般的な鰻専門店とは異なる手軽さと価格帯を打ち出していました。運営していたのは、食品加工業を手掛ける株式会社エスケーアイです。
ただし、2026年に訪問を検討している人にとって、見逃せない変化があります。上通町の店舗は2024年12月24日に閉店しており、同店が公表した案内では、熊本市内の「たかもとや光の森店」への移転が告知されていました。現在、運営会社の公式店舗情報には光の森店と福岡県の筑紫野店が掲載されています。
【結論】銀シャリうなぎはどんな店?上通町の旧店舗から現在の店舗へ

銀シャリうなぎは、鰻料理をもっと身近な食事にすることを目指して誕生した飲食ブランドです。
2023年1月2日、熊本市中央区上通町に「立ち食い鰻専門店 銀シャリうなぎ」がオープンしました。従来の鰻専門店のようにゆっくり会食するスタイルとは異なり、短時間で気軽に鰻を楽しめる店舗設計が特徴でした。
開業時の店舗面積は約35平方メートル、座席は7席。立ち食いだけでなく着席にも対応していました。券売機やセルフサービスの飲料水を導入し、注文から食事までを効率化する仕組みも採用していました。
ところが、上通町で約2年間営業した後、2024年12月24日をもって同店舗は閉店します。
2025年1月20日付の号外NET熊本市の記事によると、閉店時の店頭案内には、移転先を「たかもとや光の森店」とし、2025年1月中の営業開始を予定する旨が記載されていました。
そして2026年11月5日時点で、株式会社エスケーアイの公式サイトには、次の2店舗が掲載されています。
- 銀シャリうなぎ 光の森店
- 銀シャリうなぎ 筑紫野店
つまり、銀シャリうなぎというブランド自体がなくなったわけではありません。上通町の旧店舗が閉店し、現在は別の立地で展開されているというのが実情です。
【運営会社を調査】株式会社エスケーアイとは?食品加工から飲食店経営まで手掛ける企業
銀シャリうなぎの運営元は、熊本県上益城郡御船町に本社を置く株式会社エスケーアイです。
同社は食品製造と飲食事業の両方を手掛けています。鰻や鶏肉の加工を自社事業の一つとしており、加工した食品を飲食店で提供する事業構造を持っています。
株式会社エスケーアイの基本情報| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社エスケーアイ |
| 所在地 | 熊本県上益城郡御船町滝尾5846-5 |
| 代表者 | 代表取締役 坂本秀太 |
| 設立 | 2022年10月 |
| 資本金 | 300万円 |
| 主な事業 | 食品製造業、鰻・鶏肉の加工、飲食事業 |
| 問い合わせ電話 | 096-200-3321 |
会社の沿革を見ると、2021年3月に飲食業として創業し、2022年3月には御船町の加工場で鰻と鶏肉の加工を開始。2022年10月に株式会社エスケーアイとして法人化されています。
2023年には銀シャリうなぎの開業に加え、御船町に事務所・加工場を新設しました。飲食店を運営するだけでなく、食材の加工工程にも事業領域を持っている点が特徴です。
銀シャリうなぎとたかもとやの関係株式会社エスケーアイを理解するうえで欠かせないのが、黒酢チキン南蛮専門店「たかもとや」です。
同社は、たかもとやと銀シャリうなぎの両ブランドを展開しています。銀シャリうなぎの上通町からの移転先として案内されたのも、たかもとや光の森店でした。
異なる料理ジャンルを展開しているものの、食品加工という共通基盤を持つことが、同社の事業上の特徴です。
【食材へのこだわり】九州産うなぎと阿蘇産米を組み合わせる理由
銀シャリうなぎの特徴は、鰻だけでなく、ご飯にもこだわっている点です。
九州産うなぎを使った鰻料理2023年の開業時に掲載された熊本の経済情報誌「くまもと経済」の記事では、坂本秀太社長が九州産うなぎを使用することを説明していました。
加えて、2024年9月9日公開の肥後ジャーナルによる店舗訪問記事でも、国産うなぎを手軽な価格で食べられる店として紹介されています。
デリバリー向けの商品説明にも九州産鰻という表記があり、うな重については、蒸してふっくら仕上げた後、炭火で表面を香ばしく焼き上げる調理方法が紹介されていました。
阿蘇産米を使った銀シャリもう一つの特徴が、阿蘇産米へのこだわりです。
鰻の蒲焼きは甘辛いタレと一緒に食べる料理であるため、ご飯の味や炊き上がりも食事全体の満足感に関係します。
銀シャリうなぎでは、鰻だけを主役にするのではなく、阿蘇産の米を組み合わせることで、鰻とご飯を一体の商品として提供する考え方が見られます。
特に「うなめし」は、鰻とご飯を別々に味わえる商品としてデリバリーのメニュー説明にも掲載されていました。
立ち食い方式と価格を抑える仕組み上通町の旧店舗では、券売機、立ち食い方式、飲料水のセルフサービスを採用していました。
くまもと経済の2023年3月30日付の記事では、坂本社長が、鰻を安く、早く、気軽に提供することに加え、人件費を抑える狙いも説明しています。
ここには、単純に安い食材を使って価格を下げるのとは異なる工夫があります。
自社で鰻の加工を手掛けること、注文や配膳に関わる作業を効率化すること、立ち食いを取り入れること。これらを組み合わせて、従来の鰻専門店とは違う価格帯を目指したと考えられます。
【メニュー・価格】うな重の梅・竹はいくらだった?過去の価格を整理
銀シャリうなぎを検索する人が特に気になるのが、うな重の価格でしょう。
開業時の報道や地域メディアの記事、デリバリーサービスの掲載情報を整理すると、時期や注文方法によって価格が異なっていたことが分かります。
開業時のうな重価格くまもと経済の2023年3月30日付記事では、開業時の主なメニューとして、うな重の梅と竹が紹介されています。
- うな重・梅:1,500円
- うな重・竹:2,200円
また、2024年9月の肥後ジャーナルの記事では、1,000円で食べられる鰻の丼が紹介されました。鰻をより手頃な価格で楽しめることが、当時の店舗の大きな訴求ポイントだったことがうかがえます。
デリバリー掲載価格との違い出前館に残っている旧上通町住所のメニュー情報では、次の価格が掲載されています。
| メニュー | 掲載価格 | 補足 |
|---|---|---|
| うな重・梅 | 1,830円 | 並盛 |
| うな重・竹 | 2,770円 | 並盛 |
| うな重・松 | 3,720円 | 並盛 |
| うなめし・梅 | 1,960円 | 並盛 |
| うなめし・竹 | 2,910円 | 並盛 |
| うなめし・松 | 3,850円 | 並盛 |
| 刻みうな丼 | 1,150円 | 並盛 |
| 特製う巻き | 1,080円 | 単品 |
これらはデリバリーサービスに掲載されている価格であり、現在の光の森店や筑紫野店の店頭価格を示すものではありません。配達料金や注文条件も店頭注文とは異なる場合があります。
2026年現在の価格は確認できる?2026年11月5日時点で、株式会社エスケーアイの公式店舗情報には光の森店と筑紫野店の営業時間や住所が掲載されていますが、各商品の最新店頭価格は掲載されていません。
したがって、過去の梅1,500円、竹2,200円という価格を、2026年現在もそのまま利用できる金額として考えるのは避けたいところです。
訪問前には、各店舗に電話して、うな重の梅・竹・松の価格、提供状況、ご飯の大盛り対応などを確認すると安心です。
【2026年最新店舗情報】光の森店と筑紫野店の営業時間・住所・電話番号
2026年に銀シャリうなぎを訪れたい場合は、運営会社の公式店舗情報を基準にするのが確実です。
銀シャリうなぎ 光の森店熊本県内で利用を考えている人にとって、最も関係が深いのが光の森店です。
- 店舗名:銀シャリうなぎ 光の森店
- 住所:熊本県菊池郡菊陽町杉並台2丁目11-2
- 営業時間:11:00~21:00
- ラストオーダー:20:30
- 定休日:不定休
- 電話番号:096-233-1881
上通町から移転した店舗の現在の展開先として、運営会社の公式サイトに掲載されています。
銀シャリうなぎ 筑紫野店福岡県内にも店舗があります。
- 店舗名:銀シャリうなぎ 筑紫野店
- 住所:福岡県筑紫野市針摺東3丁目2-8 ゆめタウン筑紫野 別棟1階
- 営業時間:11:00~21:00
- ラストオーダー:20:30
- 定休日:不定休
- 電話番号:092-924-2522
ショッピング施設に隣接した立地で、買い物の際に立ち寄りやすい店舗です。
上通町の住所で検索するときの注意点インターネット上には、熊本市中央区上通町9-4など、旧店舗の住所を掲載した飲食店情報やデリバリー情報が現在も残っています。
また、Uber Eatsの旧店舗ページには、2026年2月23日をもって同サービスでの営業を終了したとの案内があります。
これはUber Eatsでの取り扱い終了を示す情報であり、銀シャリうなぎというブランド全体の閉店を意味するものではありません。
検索結果に旧住所や配達受付休止の表示があっても、実店舗の営業状況と混同しないことが大切です。
【評判・口コミ】銀シャリうなぎの評価は?実際の紹介記事から見える特徴
銀シャリうなぎの評判を調べる際には、旧上通町店舗について書かれた口コミと、現在の店舗情報を分けて考える必要があります。
肥後ジャーナルの実食レポート2024年9月9日に公開された肥後ジャーナルの記事では、ライターが上通町の旧店舗を訪問しています。
記事では、鰻のメニューのほか、焼き魚定食なども紹介されていました。注文後には炭火の香りが店内に広がり、提供された鰻には錦糸卵やタレの絡んだご飯が組み合わされていたと報告されています。
実食レポートでは、鰻の味に対して好意的な感想が掲載されていました。また、同行者が注文したサンマの塩焼き定食についても、ボリュームや脂の乗りが取り上げられています。
鰻だけでなく、焼き魚定食などの食事メニューも提供していたことが、当時の店舗の特徴でした。
口コミから考えるメリット- 一般的な鰻専門店より気軽に利用できる価格設定を目指していた。
- 炭火の香りを楽しめる鰻料理を提供していた。
- 券売機などを活用し、短時間で食事しやすい店舗設計だった。
- 鰻以外の焼き魚定食なども選べた。
食べログなどのグルメサイトにも旧上通町店舗の情報が残っています。ただし、掲載されている口コミや評価は、過去の店舗に対するものです。
口コミの件数も限られており、現在の光の森店や筑紫野店に対する評価としてそのまま受け取ることはできません。
2026年時点の最新の接客、料理の提供速度、店内の雰囲気を知りたい場合は、訪問先の店舗に対応する新しい投稿や公式情報を確認する必要があります。
【熊本の鰻専門店と比較】銀シャリうなぎのコストパフォーマンスは高かった?
銀シャリうなぎの特徴を理解するには、熊本市内のほかの鰻専門店と比較するのも有効です。
ただし、鰻の量、産地、焼き方、付属料理、店内設備などが異なるため、価格だけを並べて優劣を決めることはできません。
熊本の鰻専門店との価格比較- 銀シャリうなぎ:開業時の梅1,500円、竹2,200円という価格設定が特徴。
- 鰻の成瀬:西熊本店の公式メニューでは、梅1,900円、竹2,500円、松2,900円。
- 大衆鰻 うな春:公式メニューでは半尾のうな重3,100円、一尾のうな重4,000円。
上記は各店舗の公開情報に基づく参考比較です。銀シャリうなぎの価格は開業時の過去価格であり、他店は掲載時点のメニュー価格です。鰻の使用量などの条件も異なります。
銀シャリうなぎのコストパフォーマンスを考える銀シャリうなぎの強みは、単純な安さだけではありません。
鰻の加工を手掛ける企業が飲食店を運営し、注文方式や店舗設計を工夫することで、価格と提供速度の両立を目指した点に独自性があります。
従来の鰻専門店では、落ち着いた空間で食事を楽しむことや、会食としての利用も価値の一つです。一方、銀シャリうなぎの旧店舗は、日常の昼食や短時間の食事にも鰻を取り入れられることを重視していました。
その意味では、両者は必ずしも同じニーズを取り合う存在ではありません。
現在の価格が公式に公開されていない以上、2026年時点で熊本の最安値クラスと断定することはできません。しかし、鰻をより日常的に楽しめる形にしようとした事業コンセプトは、同ブランドを理解する要点です。
【訪問前の確認事項】現在の営業状況を間違えずに調べる方法
銀シャリうなぎを訪れる場合、まず確認したいのは店舗の所在地です。
上通町の旧店舗を目的地に設定すると、移転後の店舗にたどり着けない可能性があります。現在の公式店舗情報を確認し、光の森店または筑紫野店を目的地にしてください。
確認しておきたい5つのポイント- 店舗の所在地:光の森店か筑紫野店かを確認する。
- 営業時間:通常営業時間とラストオーダーを確認する。
- 定休日:不定休のため、訪問当日の営業を確認する。
- メニュー:梅・竹・松の価格と販売状況を電話で確認する。
- 支払い方法:利用できる決済方法を確認する。
特に営業時間は、公式サイトに掲載された通常の営業時間と、臨時休業や売り切れによる変更を区別する必要があります。
光の森店と筑紫野店は、どちらも11時から21時までの営業情報が掲載されていますが、ラストオーダーは20時30分です。夜に訪問する場合は、時間に余裕を持っておくと安心です。
なお、運営会社の公式サイトには店舗情報だけでなく、会社への問い合わせ先も掲載されています。メニューや営業状況について不明点がある場合は、店舗への電話確認が現実的です。
【よくある質問】銀シャリうなぎに関するFAQ
Q1:銀シャリうなぎは閉店したのですか?
A1:熊本市中央区上通町の旧店舗は2024年12月24日に閉店しました。ただし、ブランド自体はなくなっておらず、2026年現在、運営会社の公式サイトには光の森店と筑紫野店が掲載されています。
Q2:銀シャリうなぎの現在の店舗はどこですか?
A2:熊本県菊池郡菊陽町杉並台2丁目11-2の光の森店と、福岡県筑紫野市針摺東3丁目2-8の筑紫野店です。
Q3:銀シャリうなぎの営業時間は何時から何時までですか?
A3:公式店舗情報では、光の森店・筑紫野店ともに11:00~21:00、ラストオーダー20:30です。定休日は不定休です。
Q4:うな重の梅・竹はいくらですか?
A4:開業時の報道では梅1,500円、竹2,200円でした。ただし、これは2023年の価格です。2026年現在の店頭価格は公式サイトに掲載されていないため、訪問前に確認してください。
Q5:銀シャリうなぎの鰻は国産ですか?
A5:開業時の報道や過去のメニュー説明では九州産うなぎを使用すると紹介されています。阿蘇産米も食材へのこだわりの一つとして紹介されていました。
Q6:銀シャリうなぎは株式会社エスケーアイが運営しているのですか?
A6:はい。熊本県上益城郡御船町に拠点を置く株式会社エスケーアイが運営しています。同社は鰻や鶏肉の加工、飲食店事業などを手掛けています。
銀シャリうなぎは、熊本市中央区上通町で2023年に開業した立ち食いスタイルの鰻専門店です。九州産うなぎと阿蘇産米を組み合わせ、鰻を手軽に楽しめる価格帯と提供方式を目指していました。
運営会社の株式会社エスケーアイは、鰻や鶏肉の加工事業も手掛けており、食品製造と飲食店運営を組み合わせた事業展開が特徴です。
一方、上通町の旧店舗は2024年12月24日に閉店。その後、光の森への移転が告知され、2026年11月時点の公式店舗情報では、熊本県の光の森店と福岡県の筑紫野店が確認できます。
価格については、開業時の梅1,500円、竹2,200円という情報が残っていますが、現在の店頭価格とは限りません。古いグルメサイトやデリバリー情報を最新情報と誤認しないことも重要です。
【プロの結論】
銀シャリうなぎを評価するうえで注目したいのは、鰻の価格を下げるために食材調達・加工・店舗運営をどのように組み合わせたかという点です。自社加工の強みと、立ち食いや券売機による効率化を組み合わせたビジネスモデルは、鰻を特別な日の料理から日常の選択肢へ近づけようとする試みでした。
手軽さや価格を重視する人には興味深いブランドです。一方、上通町の旧店舗での立ち食い体験や当時の価格を期待している人は、現在の店舗形態やメニューを事前に確認する必要があります。
2026年に訪問するなら、過去の評判だけで判断せず、公式店舗情報を確認してから足を運ぶことが、失敗しないためのポイントです。
主な調査資料(2026年11月5日時点)
- 株式会社エスケーアイ公式サイト:会社概要・沿革・店舗情報
- くまもと経済:2023年3月30日付の開業報道
- 号外NET熊本市:2025年1月20日付の閉店・移転報道
- 肥後ジャーナル:2024年9月9日付の実食レポート
- 出前館・Uber Eats:旧店舗の掲載メニューとサービス状況
- 熊本市内の鰻専門店:公式メニュー情報