吉高由里子といえば、サントリー「トリスハイボール」のCMを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。明るく自然体なキャラクターと、アンクルトリスとの軽快な掛け合いは、長年にわたって印象に残る広告シリーズとなった。加えて、2020年10月16日放送のフジテレビ系「さんまのまんま秋SP」では、自宅でハイボールを箱買いしているという驚きのエピソードを披露。スポンサーから提供を受けているのではなく、自分で購入しているという話も注目を集めた。
一方、2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」では、吉高由里子演じるまひろが酒を飲む場面から、視聴者の間でトリスハイボールを連想する反応が広がった。2026年11月現在、吉高由里子は38歳。映画や新たな企業CMにも出演している。過去の本人発言、トリスのCM出演歴、ドラマでの演出、そして現在の活動を整理すると、ハイボールとの関係がより明確になる。
【CM出演の真相】吉高由里子とトリスハイボールの関係はいつ始まった?

吉高由里子とトリスハイボールの関係は、単に人気女優が商品の広告に出演したというだけではない。本人が以前からハイボールを好んでいたことが、CM出演につながったという経緯がある。
2010年にアンクルトリスとの共演でスタートサントリー「トリス」のCMに吉高由里子が初めて登場したのは2010年9月。サントリーウイスキー「トリス〈エクストラ〉」とトリスハイボール缶の展開に合わせ、9月18日から全国でCMが放送された。
当時のCMは「みんなそろって」篇と「いろんな所で」篇。どこか懐かしい雰囲気の酒場や、家族・友人と過ごす日常の場面で、吉高由里子がハイボールを楽しむ構成だった。
ここで重要な存在となったのが、サントリーウイスキーの象徴的キャラクターであるアンクルトリスだ。1958年に柳原良平氏が生み出したキャラクターで、吉高由里子との掛け合いによって、昔ながらのブランドイメージに新鮮さが加わった。
2010年のCMでは、往年のバラエティー番組「ドリフ大爆笑」のテーマ曲のメロディーを使い、「ト、ト、トリスのハイボール」という印象的なフレーズを展開。懐かしさと親しみやすさを組み合わせた広告だった。
当時の出演報道では、吉高自身もウイスキーやハイボールが好きだと話していた。J-CASTトレンドの記事によれば、仕事終わりにスタッフやマネジャーと飲むだけでなく、自宅で一人で楽しむこともあったという。
「ウイスキー、ハイボールがもともとすごく好きなので」
この発言からも、CM出演が本人の好みと結びついていたことがうかがえる。
CM出演が決まったきっかけは本人の何気ない回答出演の経緯について、吉高由里子は2020年10月4日放送の日本テレビ系「おしゃれイズム」で説明している。
以前、発泡酒のCMに出演していた際、クライアントから普段は何を飲むのかと尋ねられたという。その質問に対し、実際に日頃から飲んでいたハイボールと答えたところ、「いいのあるよ」と勧められ、トリスハイボールのCMキャラクターに起用されたと紹介された。
つまり、少なくとも本人の説明によれば、広告出演のきっかけは普段の飲み物についての自然な会話だった。商品のイメージに合わせて好みを演じたというより、本人の嗜好とブランドの方向性が一致したことが起用につながったのである。
【歴代CM年表】吉高由里子のトリス出演歴とCMソングを整理
吉高由里子のトリス関連CMは、2010年の初登場から複数のキャンペーンへと展開している。アンクルトリスとの共演だけでなく、共演者や映像表現、音楽にも時代ごとの変化が見られる。
| 時期 | CM・出来事 | 主な内容・特徴 |
|---|---|---|
| 2010年9月 | トリス初出演 | 「みんなそろって」篇、「いろんな所で」篇。アンクルトリスと初共演。 |
| 2013年6月 | トリスハニー | Web CM「Honey Moment」。ウイスキーベースのリキュールを訴求。 |
| 2017年 | 君とトリスといつまでも篇 | ロバートの馬場裕之と共演。料理とハイボールを楽しむ日常を表現。 |
| 2019年 | トリスハイボール関連CM | 仕事帰りや食事とハイボールを組み合わせた広告展開。 |
| 2023年6月 | ルームトレイン篇など | アンクルトリスと共演。「葛飾ラプソディー」をCM曲に採用。 |
| 2024年 | 光る君へ | 劇中の飲酒シーンがトリスCMを連想させると話題に。 |
| 2026年 | 新たなCM・映画活動 | サッポロ生ビール黒ラベルのCM出演など。 |
※2010年、2013年、2017年、2023年の内容は、サントリーの発表資料やCM制作会社サン・アド、当時の報道などで確認できる代表的な節目をまとめたもの。
2013年はトリスハニーのWeb CMにも出演2013年6月には、サントリー酒類が「トリスハニー」のWeb CM「Honey Moment」を公開した。こちらは通常のトリスハイボール缶とは異なる、ウイスキーベースのリキュールの商品キャンペーンである。
映像はハイスピードカメラによる超スロー撮影を採用。吉高由里子の何気ない表情や日常の動きを印象的に見せる演出が特徴だった。サントリーの発表資料には、1000分の1秒から2000分の1秒という撮影速度も記されている。
この出演歴は、吉高由里子とサントリーの関係がトリスハイボール缶だけに限られていなかったことを示している。
2017年はロバート馬場裕之との共演が話題に2017年の「君とトリスといつまでも」篇では、お笑いトリオ・ロバートの馬場裕之と共演した。
仕事帰りの吉高由里子と、料理好きの馬場裕之が、レバニラ炒めを味わいながらトリスハイボールを楽しむという内容。テーマは「日常のちょっとしたしあわせ」だった。
このシリーズでは、豪華な飲食店や特別なイベントよりも、帰宅後の食事や何気ない時間を重視している。ハイボールを日常の食卓に取り入れるというブランドの方向性が、吉高の親しみやすいキャラクターとよく合っていた。
2023年のCM曲は堂島孝平の「葛飾ラプソディー」2023年6月には「ルームトレイン」篇などの新CMが公開された。このシリーズでは、吉高由里子とアンクルトリスが再び登場している。
CM曲に採用されたのは、堂島孝平が新たに歌唱した「葛飾ラプソディー」。作詞は森雪之丞で、原曲は1997年に発売された楽曲だ。
このCMでは「ルームトレイン」篇のほか、「アナログレコード」篇や「グルメ」篇も展開。音楽や生活空間を通して、トリスハイボールを楽しむ時間を描いている。
2010年の「ドリフ大爆笑」のテーマ曲を使ったCMと、2023年の「葛飾ラプソディー」を採用したCMを比較すると、懐かしさを大切にするブランドの姿勢は共通している。音楽を通して商品と出演者のイメージを結びつけている点も特徴だ。
【箱買いの真相】さんまのまんま秋SPで吉高由里子が語った自宅のお酒事情
吉高由里子とハイボールの関係を語るうえで、最も有名なエピソードが2020年10月16日放送の「さんまのまんま秋SP」だ。
番組では、司会の明石家さんまが自宅でもハイボールを飲むのかと質問。吉高由里子は、家にハイボールのストックがかなりあると答え、さらに箱買いしていることを明かした。
スポンサー提供ではなく自分で箱買い特に印象的だったのは、さんまからスポンサーに商品をもらっているのではないかと尋ねられた際の返答だった。
「いや普通に買っています箱で。箱買いしちゃっているんで、無限にあるんですよ」
スポニチアネックスの2020年10月16日付の記事によると、吉高はスポンサーにお願いすれば商品をもらえることもあると話しながらも、なくなる量が早いため、普段は自分で購入していると説明した。
このエピソードが印象的なのは、CM出演者が広告商品を自腹で購入しているという点だけではない。商品を日常生活に取り入れている様子を、本人がテレビ番組で自然に話したことにある。
もちろん、箱買いという言葉だけで購入頻度や飲酒量を具体的に推測することはできない。何箱をどのくらいの期間で消費するのかといった詳細も、番組で明らかになったわけではない。
台本を覚えた後の一杯が楽しみだった同番組では、自宅に帰ってからの過ごし方についても話している。
帰宅後にシャワーを浴び、台本の確認を終えた後、ようやくハイボールを飲めるという流れだった。仕事を終えた自分へのご褒美として、ハイボールを楽しんでいた様子が伝わる。
女優という仕事では、撮影や舞台の準備、台本の暗記など、日々の積み重ねが欠かせない。吉高の発言からは、仕事とプライベートを切り替える時間の一つとして、お酒を楽しんでいたことが読み取れる。
二日酔いになったことがないという発言も番組では、二日酔いの経験についても話題になった。
吉高は、吐いたことも頭痛になったこともなく、二日酔いで後悔する経験がないと説明。飲んだ後は、またはしゃいでしまったと思う程度で、陽気になると自己分析していた。
ただし、これは2020年当時の本人の経験についての発言であり、現在の健康状態やアルコールへの耐性を医学的に証明するものではない。お酒に強いというイメージだけで、飲酒量や健康リスクを判断することはできない。
【光る君への飲酒シーン】なぜ視聴者は吉高由里子にハイボールを連想した?
2024年に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」でも、吉高由里子とお酒の関係が思わぬ形で話題になった。
吉高由里子が演じたのは、主人公の紫式部、すなわちまひろ。平安時代を舞台にした作品で、劇中では酒を口にする場面が描かれている。
2024年5月5日放送の第18回「岐路」注目されたのは、2024年5月5日に放送された第18回「岐路」の冒頭部分だった。
まひろが宋の国から伝わった酒を飲み、「カアッといたしますね」と驚きながら異国の文化に思いを巡らせる場面が登場した。
このシーンについて、日刊ゲンダイDIGITALは2024年5月8日の記事で、視聴者からハイボールを連想する声がSNSに寄せられたと報じている。
特に、吉高由里子がトリスハイボールのCMに出演していることから、酒を飲む姿がCMのイメージと重なったという反応が紹介された。
第12回でも同じような反応があった日刊ゲンダイの記事では、第12回の終盤にも吉高由里子の飲酒シーンがあり、同様にハイボールを連想する反応があったと紹介されている。
興味深いのは、ドラマの時代設定と現代の広告イメージが視聴者の頭の中で結びついたことだ。
本来、紫式部が生きた平安時代の酒と、現代のウイスキーを使ったハイボールには直接的な関係はない。しかし、長年CMで見てきた吉高由里子の飲酒姿が、ドラマの演技にも重なって見えたのだろう。
劇中の飲酒と本人の私生活は別の話ここで押さえておきたいのは、「光る君へ」の飲酒シーンは作品上の演出であるという点だ。
吉高由里子が演じたのは紫式部であり、劇中で飲んだ酒がトリスハイボールだったわけではない。また、役柄の行動をそのまま本人の私生活と結びつけることもできない。
今回の反応は、長年にわたって形成されたCMの印象が、別の作品での演技にも影響するという広告とエンターテインメントの興味深い関係を示している。
【2026年最新】吉高由里子の現在は?ハイボールCM以外の活動も紹介
2026年11月4日現在、吉高由里子は38歳。所属事務所アミューズの公式プロフィールでは、映画・ドラマ・CMなどの活動情報が掲載されている。
「トリス」のCMで親しまれた時期から時間がたち、現在は俳優としての活動領域も広がっている。
映画「黒牢城」で千代保役を担当2026年6月19日公開の映画「黒牢城」では、吉高由里子は千代保役を演じた。
原作は米澤穂信の同名小説。黒沢清が監督・脚本を担当し、本木雅弘、菅田将暉、青木崇高、宮舘涼太、柄本佑らが出演する歴史ミステリー作品だ。
吉高由里子が演じる千代保は、荒木村重の妻。籠城する城内で事件が起こり、疑心暗鬼が広がっていく物語の中で、村重を支える人物として登場する。
所属事務所の公式情報では、同作品のBlu-ray・DVDが2026年11月6日に発売予定と発表されている。映画公開後も関連商品のリリースを控えており、2026年後半の活動を代表する作品の一つとなっている。
2026年はサッポロ生ビール黒ラベルのCMにも出演2026年9月16日には、サッポロビールの「サッポロ生ビール黒ラベル」CMへの出演決定が所属事務所から発表された。
「大人トレイン 発進篇」は10月5日からオンエア開始と案内されている。
この点は、吉高由里子とお酒のCMの関係を考えるうえでも興味深い。トリスハイボールのCMで長く親しまれた後も、酒類ブランドの広告に出演していることが確認できる。ただし、サッポロビールの広告とサントリーのトリスの広告は、当然ながら別々の契約・ブランド展開である。
銀行や住宅関連のCMにも出演所属事務所の2026年の告知には、酒類以外の企業広告も掲載されている。
9月30日には大和ハウス工業のCM、10月8日には三井住友銀行のCM出演決定が発表された。三井住友銀行の「Oliveの人〜マクドナルド」篇は10月9日からオンエア開始とされている。
こうした活動を見ると、吉高由里子の広告イメージはお酒だけに限定されていない。ドラマや映画での演技に加え、生活に身近な金融・住宅・食品・飲料など、幅広い分野で起用されている。
【プロの結論】吉高由里子のハイボール好きは本当?噂と事実を検証
吉高由里子とハイボールの関係を整理すると、確認できる事実は大きく三つある。
第一に、2010年のCM出演以前からハイボールが好きだったと本人が説明していること。第二に、2020年のテレビ番組で自宅用に箱買いしていると話していること。第三に、長期間にわたってトリスの広告に出演し、アンクルトリスとともにブランドイメージを形成してきたことだ。
誤解しやすいポイント1:CM出演だから商品を無料でもらっていた?これは2020年の本人発言と一致しない。吉高は自分で箱買いしていると話しており、スポンサーから提供を受ける場合についても、普段の購入とは区別して説明していた。
誤解しやすいポイント2:光る君への酒はトリスハイボール?これも違う。劇中では宋の国から伝わった酒が登場しており、現代の商品であるトリスハイボールとは別物だ。話題になったのは、吉高由里子のCMイメージと劇中の飲酒演技が重なったことにある。
誤解しやすいポイント3:2026年もトリスのCMに出演している?2010年から続くトリス関連の広告出演歴は確認できる。一方、2026年の所属事務所の新着告知で確認できる酒類CMはサッポロ生ビール黒ラベルであり、過去のトリス出演歴と2026年の広告活動は区別する必要がある。
吉高由里子のお酒に関する評判をどう見るべきか吉高由里子のお酒好きという印象は、単なるCMの演出だけから生まれたものではない。2010年の出演時のコメントや2020年の番組での発言など、本人が実際に語った内容が複数存在する。
一方で、ネット上で語られる飲酒量や飲酒頻度、アルコールへの強さなどについては、本人の発言で確認できる範囲を超えて解釈しないことが大切だ。
編集的な判断基準としては、次の三つを押さえておきたい。
- 本人の発言:番組で実際に語った内容は、放送日と発言の文脈を確認する。
- CMの演出:広告上の飲酒シーンと、実生活の飲酒習慣を混同しない。
- 現在の活動:2026年の情報は、所属事務所や企業の最新発表を基準に判断する。
この三つを区別すれば、吉高由里子のハイボールに関する話題を、過度な噂や誤解に左右されずに理解できる。
【吉高由里子とハイボール】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:吉高由里子がトリスハイボールのCMに初出演したのはいつ?
A1:2010年9月。サントリーの「トリス〈エクストラ〉」とトリスハイボール缶のCMに出演し、アンクルトリスと共演した。
Q2:吉高由里子は本当にハイボールを箱買いしていた?
A2:2020年10月16日放送の「さんまのまんま秋SP」で、自宅用のハイボールを自分で箱買いしていると話している。
Q3:吉高由里子のトリスハイボールCMの曲は何?
A3:2010年のCMでは「ドリフ大爆笑」のテーマ曲のメロディーを使用。2023年の「ルームトレイン」篇などでは、堂島孝平が歌う「葛飾ラプソディー」が採用された。
Q4:「光る君へ」で吉高由里子が飲んだお酒はトリス?
A4:トリスではない。2024年5月5日放送の第18回では宋の国から伝わった酒を飲む場面が描かれた。CMを連想する視聴者の反応が報道されたことが話題のきっかけだった。
Q5:吉高由里子は2026年現在もお酒のCMに出演している?
A5:所属事務所の公式発表によると、2026年にはサッポロ生ビール黒ラベルのCMに出演。10月5日から「大人トレイン 発進篇」がオンエアされた。
Q6:吉高由里子はお酒に強いと公言している?
A6:2020年の「さんまのまんま秋SP」では、二日酔いになった経験がないと話している。ただし、これは当時の本人の経験談であり、医学的なアルコール耐性を示すものではない。
吉高由里子とハイボールの関係を時系列で振り返ると、2010年のトリスCM出演から始まり、本人の飲酒に関する発言、2020年の箱買いエピソード、2024年の「光る君へ」での視聴者の反応へとつながっている。
特に印象的なのは、2020年の「さんまのまんま秋SP」で語られた自宅用ハイボールの箱買いエピソードだ。スポンサーから商品を提供されているというイメージとは異なり、自分で購入しているという率直な発言が、吉高由里子の自然体な魅力を伝えていた。
また、アンクルトリスとの共演を通して形成されたCMイメージは、2024年の大河ドラマ「光る君へ」にまで影響を及ぼした。時代劇の酒を飲む演技が、現代のハイボールCMを思い起こさせるという現象は、長く続いた広告シリーズの認知度を物語っている。
2026年現在は、映画「黒牢城」やサッポロ生ビール黒ラベルのCMなど、活動の幅をさらに広げている吉高由里子。トリスハイボールとの関係は、本人の過去の発言と長年の広告出演によって確かなものとなった。一方、現在の活動を知るには、過去のCM映像や番組発言だけでなく、最新の公式発表にも目を向けることが大切だ。
「吉高由里子といえばハイボール」という印象が今も残る理由は、単なる広告出演ではない。本人の自然なキャラクター、商品との相性、そして長年にわたって積み重ねられた映像の記憶が重なっているからだろう。
主な参照資料
- サン・アド「トリス」CM制作実績
- サントリー酒類「トリスハニー」2013年公式プレスリリース
- スポニチアネックス「吉高由里子 二日酔いの経験なし、ハイボールは『箱買い、無限にある』」
- RBB TODAY「吉高由里子、お酒を飲んでも変わらない衝撃の理由明かす」
- 日刊ゲンダイDIGITAL「吉高由里子『光る君へ』で酒グビッ」
- アミューズ公式プロフィール・2026年出演情報
- ジャパン・フィルム・データベース「黒牢城」作品情報