37人の登録メンバーから実際に大会へ出場する選手を選ぶことが、代表チーム編成の基本です。第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)では、JVAが2026年7月31日に女子日本代表12人を発表しました。
主将は関菜々巳。和田由紀子、佐藤淑乃、山田二千華、秋本美空らが選出されました。アウトサイドヒッター6人、ミドルブロッカー3人、セッター2人、リベロ1人という構成です。
アジア大会出場メンバー12人出典:日本バレーボール協会の大会別メンバー情報、月刊バレーボールの2026年7月31日発表報道。所属は発表時点。
37人の登録メンバーから誰が選ばれた?今回の12人は、37人の年度登録メンバーをそのまま縮小しただけではありません。大会で必要となる攻撃、ブロック、トス、守備のバランスを考慮した選抜です。
特に目を引くのは、アウトサイドヒッターに6人を配置した点です。和田、佐藤、鴫原、廣田、北窓、秋本と、異なる特徴を持つ選手がそろいました。
一方、2026年度の主将として登録された石川真佑は、アジア大会の12人には入りませんでした。大会では関菜々巳が主将を担当しています。福留慧美や小島満菜美ら、年度登録メンバーに含まれていたリベロも、この大会の12人には選ばれていません。
このように、年度の主将と大会の主将、登録メンバーと実際の出場メンバーは、それぞれ別の情報として確認する必要があります。
【37人と12人の違い】ネーションズリーグとアジア大会の選考を比較

女子バレー日本代表のメンバーを調べる際、最も間違えやすいのが「登録」と「大会出場」の違いです。
2026年の代表活動では、4月に37人を登録し、その後、ネーションズリーグやアジア競技大会などの大会ごとにメンバーが編成されました。JVAも4月15日の発表で、登録選手から随時選抜して合宿や大会に参加すると説明しています。
大会別メンバーの違い- 年度登録37人: シーズンを通じた代表候補の母集団。
- ネーションズリーグ2026: 国際大会に向けて選抜された大会別メンバー。
- アジア競技大会2026: 7月31日に発表された12人の出場メンバー。
ネーションズリーグのメンバーには石川真佑や秋本美空らが名を連ね、アジア大会では関菜々巳が主将を務めました。大会の目的や選手のコンディションなどに応じて、編成が変わることが分かります。
なぜ37人全員が大会に出ないのかバレーボールは、ポジションごとに専門性が異なる競技です。例えば、セッターが多ければ攻撃の組み立てを複数の選手で試せますが、実際の試合ではアタッカーやブロッカー、リベロとの人数バランスも考えなければなりません。
また、年間を通じた国際大会では、連戦による疲労やコンディションの変化も考慮する必要があります。37人を登録しておくことで、複数の選手に代表活動の機会を設けながら、各大会に適した編成を組みやすくなります。
つまり、37人に選ばれたことは代表候補として評価された証しですが、特定の大会への出場が確約されたことを意味するわけではありません。
【女子バレー選手のポジション・身長・背番号】知っておきたい基本情報
選手名簿を見るときは、名前だけでなくポジションにも注目すると、試合の見方が変わります。2026年度の37人は4種類のポジションに分かれています。
ポジション別の役割- アウトサイドヒッター(OH): サイドからのスパイクに加え、サーブレシーブや守備も担当する。
- ミドルブロッカー(MB): ネット際でのブロックと速いクイック攻撃を担う。
- セッター(S): レシーブされたボールをアタッカーへ配球する司令塔。
- リベロ(L): 守備専門の選手。レシーブやディグで攻撃の起点を作る。
2026年度の登録名簿では、アウトサイドヒッターが14人で最も多く、ミドルブロッカーが10人、セッターが8人、リベロが5人です。
身長は158cmから185cmまで2026年度の登録選手の身長を見ると、158cmの小島満菜美や西崎愛菜から、185cmの荒木彩花や大友美空まで幅があります。
身長が高い選手はネット際のブロックや高い打点からの攻撃で強みを発揮しやすい一方、リベロのように素早い反応や低い姿勢でのレシーブが求められるポジションでは、身長だけでは能力を判断できません。
例えば、185cmのミドルブロッカーと158cmのリベロでは、競技中に求められる役割そのものが異なります。選手を比較するときは、同じポジション同士で身長やプレースタイルを確認するのがおすすめです。
背番号は大会別に確認する背番号についても注意が必要です。37人の年度登録名簿に掲載された選手全員に、あらゆる大会で共通する固定番号が割り当てられているわけではありません。
例えば、アジア大会では関菜々巳が6番、秋本美空が26番でした。ネーションズリーグの大会別メンバーにも大会用の番号が掲載されています。
テレビ中継や試合速報で選手を探す場合は、年度名簿ではなく、その試合・大会の公式メンバー表を確認すると間違いがありません。
【歴代女子日本代表と2026年】世代交代の流れと大会結果
女子日本代表は、オリンピックや世界選手権、ネーションズリーグなどの大会を通じて、経験豊富な選手と若手選手を組み合わせながらチームを作ってきました。
2026年度の編成でも、2024年パリ五輪を経験した石川真佑や山田二千華らが登録される一方、高校生や大学生の選手も候補に入りました。
2026年4月の発表では初選出が14人。35歳で初選出となったセッターの栄絵里香や、高校生の忠願寺莉桜、大雲舞子、小林天音らが新たな顔ぶれとして紹介されました。
一方、2024年のパリ五輪やネーションズリーグで活躍した林琴奈、岩崎こよみらは2026年度の登録名簿には入りませんでした。過去の実績だけでなく、新しいチーム構想に合わせて選手層が組み直されたことがうかがえます。
ネーションズリーグ2026の結果2026年のネーションズリーグで、日本は予選ラウンドを経て決勝ラウンドに進出しました。しかし、7月22日の準々決勝でブラジルに1対3で敗れ、最終順位は7位となりました。
大会全体ではトルコが優勝、ブラジルが準優勝、イタリアが3位。日本は上位進出を逃したものの、国際大会で各選手の経験を積むシーズンとなりました。
アジア競技大会2026の結果地元開催となった第20回アジア競技大会では、女子日本代表は決勝に進出。2026年9月22日の決勝で中国と対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
最終順位は準優勝・銀メダル。中国が優勝、日本が2位、タイが3位という結果でした。
アジア大会の12人には秋本美空や関菜々巳、和田由紀子、佐藤淑乃らが入りました。大会結果と出場メンバーを合わせて確認すると、2026年の代表活動がどのような選手構成で進められたかが見えてきます。
【プロの結論】女子バレー日本代表メンバーを見るときの3つの判断基準
女子バレーのメンバーを正しく理解するには、単純に選手の名前を覚えるだけでは不十分です。次の3点を押さえると、代表選考や大会ごとの変更を理解しやすくなります。
1.年度登録と大会出場を区別する。
37人は年間の代表候補であり、12人はアジア大会の実際の出場選手です。登録された選手がすべての大会に出場するわけではありません。
2.ポジションごとの役割で選手を比較する。
身長だけで選手の実力を判断するのではなく、OHなら攻撃とレシーブ、MBならブロックとクイック、Sなら配球、Lなら守備というように、役割に沿って見ることが大切です。
3.選手の所属と背番号は大会の公式情報で確認する。
海外移籍や国内クラブの所属変更、代表大会ごとの背番号設定があります。古い名簿だけを参考にすると、現在の所属や大会メンバーと食い違う場合があります。
特に2026年は、秋本美空と大友美空のように、年度名簿と大会別名簿で掲載状況が異なる選手もいます。JVAの年度別ページと大会別ページを使い分けることが、正確な情報を得る近道です。
女子バレー日本代表メンバー2026に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の女子バレー日本代表メンバーは全部で何人?
A1:2026年4月15日に発表された年度登録メンバーは37人です。ポジション別ではセッター8人、アウトサイドヒッター14人、ミドルブロッカー10人、リベロ5人です。
Q2:2026年アジア大会の女子バレー日本代表は何人?
A2:12人です。2026年7月31日に発表され、関菜々巳が主将を務めました。和田由紀子、佐藤淑乃、秋本美空らが選ばれています。
Q3:2026年の女子バレー日本代表で一番身長が高い選手は?
A3:年度登録名簿では185cmの選手が最も高いグループに入ります。荒木彩花や大友美空などが該当します。秋本美空も185cmで、アジア大会の出場メンバーに選ばれました。
Q4:秋本美空は2026年の女子日本代表メンバーに入っている?
A4:秋本美空は2026年4月の登録メンバー発表時に選出され、ネーションズリーグやアジア大会の大会別メンバーにも掲載されました。一方、現在のJVA年度別掲載ページでは大友美空が掲載されています。大会ごとの公式名簿を確認することが大切です。
Q5:2026年の女子日本代表の主将は誰?
A5:年度代表チームでは石川真佑が主将です。第20回アジア競技大会では関菜々巳が主将を務めました。大会によって主将が異なります。
2026年度の女子バレー日本代表は、JVAが発表した37人を基盤に、ネーションズリーグやアジア競技大会などの大会別に選手を選抜する体制で活動しました。
中心選手には石川真佑、和田由紀子、佐藤淑乃、関菜々巳らが名を連ね、若手では秋本美空や高校生選手にも注目が集まりました。
ネーションズリーグでは7位、アジア競技大会では準優勝という結果を残しています。
女子バレーのメンバーを調べる際に覚えておきたいのは、37人の年度登録名簿と大会別の出場メンバー12人は別物だということです。所属チームや背番号も大会ごとに確認することで、選手の最新情報を正しく把握できます。
今後の日本代表は、若手の成長と海外経験を持つ選手の融合が大きな見どころです。2028年ロサンゼルス五輪を見据え、2026年に経験を積んだ選手たちがどのようなチームを築いていくのか、引き続き注目したいところです。