2026年度の冬の高校サッカー日本一を決める「第105回全国高校サッカー選手権大会」が、12月28日に開幕する。全国48代表が参加する今大会は、2027年1月11日の決勝まで約2週間にわたって熱戦が繰り広げられる。2026年11月6日時点では、出場48枠のうち8校が代表権を獲得。残る40枠は、各都道府県の予選決勝で決まる段階にある。
注目の組み合わせ抽選会は2026年11月16日(月)に開催予定だ。抽選後には本大会の対戦カードが確定し、1回戦から決勝までの勝ち上がりを示すトーナメント表が注目を集める。ここでは、現時点の代表校、予選結果、全国大会の日程、試合速報の確認方法、TVerとSPORTS BULLの無料ライブ配信情報まで整理する。
【2026年速報】第105回高校サッカー選手権のトーナメント表はまだ公開前?

最初に、検索する読者が最も気になる本大会のトーナメント表について確認したい。
2026年11月6日時点では、本大会の正式な組み合わせは未確定だ。理由は、48代表のうち40校がまだ決まっておらず、全国大会の組み合わせ抽選会も11月16日に予定されているためである。
したがって、現段階でインターネット上に掲載されている「2026年大会トーナメント表」という情報のうち、対戦カードや勝ち上がりを確定的に示すものには注意が必要だ。都道府県予選のトーナメント表と、全国大会の組み合わせ表は別物である。
現在の大会進行状況- 2026年10月24日:全国大会に向けた都道府県予選決勝が開始。
- 10月31日:鳥取県代表が決定。
- 11月1日:複数地域で決勝が行われ、代表校が決定。
- 11月6日:48代表中8校が決定、残り40枠。
- 11月16日:全国大会の組み合わせ抽選会。
- 12月28日:全国大会開幕。
全国大会は48チームによるノックアウト方式で行われる。つまり、負ければその時点で敗退する一発勝負だ。リーグ戦のように勝ち点や得失点差で順位を争う大会ではない。
48チームが参加し、優勝チームを決めるための試合数は全47試合となる。各試合の勝者が次のラウンドへ進み、最後まで勝ち残った1校が高校サッカー日本一の称号を手にする。
【出場校一覧】全国48代表のうち決定した8校と都道府県予選結果
第105回大会の出場枠は、46道府県から各1校、東京都から2校の合計48校。東京の2枠はA代表・B代表として扱われる。
11月6日時点で代表権を獲得したのは、青森山田、聖和学園、明桜、羽黒、尚志、丸岡、米子北、岡山学芸館の8校だ。東北勢を中心に伝統校や全国大会経験の豊富な学校が早くも全国切符を獲得している。
第105回大会・代表決定校と予選決勝スコア| 都道府県 | 代表校 | 予選決勝スコア | 出場回数 |
|---|---|---|---|
| 青森 | 青森山田 | 2-0 八戸学院野辺地西 | 32回目 |
| 宮城 | 聖和学園 | 1-0 東北生文大高 | 7回目 |
| 秋田 | 明桜 | 4-3 秋田商 | 7回目 |
| 山形 | 羽黒 | 4-2 米沢中央 | 10回目 |
| 福島 | 尚志 | 3-2 帝京安積 | 17回目 |
| 福井 | 丸岡 | 5-0 福井商 | 35回目 |
| 鳥取 | 米子北 | 9-0 境 | 22回目 |
| 岡山 | 岡山学芸館 | 2-1 作陽学園 | 9回目 |
この8校の結果を比較すると、接戦を制したチームと、複数得点を奪って勝ち上がったチームの両方が見られる。
特に注目したいのが青森山田だ。青森県決勝では八戸学院野辺地西を2-0で下し、全国大会への出場を決めた。全国高校サッカーの常連校として知られる同校は、今大会でも優勝候補の一角として注目される。
宮城の聖和学園は東北生文大高を1-0で退け、接戦をものにした。秋田の明桜は秋田商との決勝を4-3で制しており、得点の奪い合いを勝ち抜いた点が印象的だ。
福島の尚志も帝京安積との決勝を3-2で勝利。丸岡は福井商に5-0、米子北は境に9-0、岡山学芸館は作陽学園に2-1で勝利している。
なお、ここで示したスコアは各都道府県予選の決勝結果であり、全国大会の試合結果ではない。代表校が決まった後に行われる全国大会の対戦カードは、11月16日の抽選会で確定する。
残る40代表はいつ決まる?都道府県予選は11月7日、8日、14日、15日に決勝が集中している。TVerが公表した地区大会決勝の配信予定では、次のスケジュールが組まれている。
- 11月7日(土):滋賀、沖縄、岐阜、奈良、茨城、京都、島根、熊本、富山、香川。
- 11月8日(日):福岡、広島、愛媛、石川、新潟、長崎、岩手、神奈川、鹿児島、長野、北海道、佐賀。
- 11月14日(土):三重、宮崎、兵庫、栃木、千葉、静岡、大阪、徳島、山梨、愛知。
- 11月15日(日):群馬、東京A、東京B、大分、山口、和歌山、高知、埼玉。
この日程に沿って各地域の代表校が決まれば、48校の顔ぶれが出そろう。特に11月14日と15日は関東・東海・近畿などの代表決定が相次ぐため、全国大会の勢力図が大きく動くタイミングになる。
【11月16日抽選会】高校サッカー選手権の組み合わせとトーナメント表はいつ公開?
第105回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会は、2026年11月16日(月)に実施される。日本サッカー協会(JFA)が10月21日に発表した大会概要にも、この日程が明記されている。
抽選会によって決まるのは、各代表校の初戦の相手だけではない。勝ち進んだ場合に対戦する可能性のある学校も含め、優勝までの道筋が見えるようになる。
抽選後に確認したい3つの情報1.初戦の対戦カード
まず確認したいのは、各校の1回戦の相手だ。全国大会では都道府県予選を勝ち抜いた学校同士が対戦するため、地域予選での実績だけでは測れないカードも生まれる。
2.トーナメントの左右・ブロック配置
組み合わせ表では、どの学校が同じブロックに入ったかが重要になる。優勝候補同士が序盤から対戦する可能性があるのか、それとも準々決勝や準決勝まで別ブロックなのかによって、大会の見どころは変わる。
3.試合会場とキックオフ時刻
同じラウンドでも会場が複数に分かれる。現地観戦を予定している場合は、対戦カードだけでなく会場と開始時刻もセットで確認したい。
正式なトーナメント表を確認する方法最も優先したいのは、JFAの第105回大会公式ページにある「日程・結果」の情報だ。大会概要、出場校情報、試合結果などをまとめて確認できる公式情報源となっている。
日本テレビの高校サッカー大会公式サイトも、大会日程や会場などを確認する際に役立つ。スポーツニュース各社の速報記事は、抽選直後の対戦カードや注目校を把握する補助情報として利用できる。
なお、抽選会の開催日は公表されているが、トーナメント表の具体的な掲載時刻までは確定情報として示されていない。抽選会の終了後、公式ページに反映された最新情報を確認するのが確実だ。
【2026-2027日程】1回戦から準決勝・決勝までの開催スケジュール
第105回全国高校サッカー選手権大会は、2026年12月28日(月)から2027年1月11日(月・祝)まで開催される。
JFAが公表した日程によると、開幕戦から決勝までの主要日程は以下のとおりだ。
- 2026年12月28日(月):開会式・開幕戦
- 2026年12月29日(火):1回戦
- 2026年12月31日(木):2回戦
- 2027年1月2日(土):3回戦
- 2027年1月4日(月):準々決勝
- 2027年1月9日(土):準決勝
- 2027年1月11日(月・祝):決勝
開会式と開幕戦、準決勝、決勝は東京のMUFGスタジアム(国立競技場)で行われる。大会のクライマックスとなる準決勝と決勝が同じスタジアムで開催される点も、今大会の特徴だ。
その他の試合会場は東京・神奈川・埼玉・千葉の4都県に分かれる。
- 東京都:MUFGスタジアム(国立競技場)、駒沢陸上競技場、味の素フィールド西が丘。
- 神奈川県:Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu、ニッパツ三ツ沢球技場。
- 埼玉県:埼玉スタジアム2002、NACK5スタジアム大宮。
- 千葉県:フクダ電子アリーナ、県立柏の葉公園総合競技場。
JFAの大会概要では、12月29日の1回戦について、抽選結果によってはいずれか1会場のみ1試合となることも案内されている。各会場の試合数や対戦カードは抽選後の正式日程で確認したい。
また、チケット発売は11月22日(日)午前10時から予定されている。観戦を考えている人は、抽選後の会場・試合日程と合わせて発売情報もチェックしておきたい。
【試合速報・無料配信】TVerとSPORTS BULLで全試合を視聴できる
全国大会の試合速報を追いかける方法は、公式の試合結果確認と動画配信の2つに分けて考えると便利だ。
JFAの大会ページは公式日程や試合結果を確認するための基本情報源。一方、映像で試合展開を見たい人にはTVerとSPORTS BULLが有力な選択肢となる。
TVerは全国大会全試合を無料ライブ配信民放公式テレビ配信サービスのTVerは、2026年10月24日の発表で、第105回大会の全国大会全試合を無料ライブ配信すると明らかにした。
加えて、全国大会の全試合についてフルマッチの見逃し配信とダイジェスト配信も予定されている。地区大会についても決勝全48試合をライブ配信し、見逃し配信とダイジェストを提供する。
スマートフォン、タブレット、パソコンのほか、対応するテレビアプリでも視聴できる。リアルタイムで試合を見られない人にとって、見逃し配信が用意されているのは大きな利点だ。
SPORTS BULLも全試合無料ライブ配信SPORTS BULLも、第105回大会の地区大会決勝から全国大会まで、全試合の無料ライブ配信を予定している。
2026年10月22日の発表では、ライブ動画に加えてアーカイブ動画やハイライト動画の配信も案内された。試合を見逃した場合でも、後から映像で内容を振り返ることができる。
また、SPORTS BULLでは代表校紹介ページも更新される予定だ。チーム情報、注目選手、主な戦績、スキルマップなどを掲載し、対戦する両校の特徴を確認しながら試合を楽しめる仕組みとなっている。
速報を確認するならどのサービスが便利?- 公式情報を優先したい人:JFAの大会ページで日程・結果・大会情報を確認。
- リアルタイムで映像を見たい人:TVerまたはSPORTS BULLのライブ配信を利用。
- 試合を最初から見直したい人:TVerのフルマッチ見逃し配信やSPORTS BULLのアーカイブを確認。
- 出場校の特徴を知りたい人:SPORTS BULLの代表校紹介ページをチェック。
なお、ライブ配信は通信環境や配信予定の変更によって視聴状況が変わる場合がある。試合当日は各サービスの配信スケジュールを確認しておくと安心だ。
【PK戦ルール】高校サッカー選手権で同点になった場合はどうなる?
高校サッカー選手権はノックアウト方式のため、引き分けのまま次のラウンドに進むことはできない。勝者を決める方法は、試合のラウンドによって異なる。
準々決勝までは80分、準決勝と決勝は90分JFAが発表した第105回大会の競技方式では、準々決勝までは80分、準決勝と決勝は90分で実施される。
試合時間内に勝敗が決まらなければ、基本的にはPK戦で勝者を決定する。ただし、決勝だけは特別で、90分終了後に延長戦を行い、それでも同点の場合にPK戦へ進む。
つまり、決勝以外の試合と決勝では、同点時の決着方法に違いがある。
PK戦は5人ずつのキックから始まり、同点ならサドンデス一般的なサッカーのペナルティーシュートアウトでは、両チームが交互に5本ずつキックを行う。5本終了時点で得点が同じ場合は、同じ本数で一方が上回るまでキックを続けるサドンデス方式となる。
また、PK戦に参加できるのは、原則として試合終了時にピッチ上にいた競技者など、競技規則で参加資格が認められた選手だ。試合中の交代選手が全員そのままキッカーになれるわけではない。
PK戦は単純なキックの成功率だけでなく、ゴールキーパーの判断、キッカーの心理状態、チーム全体の準備も勝敗に影響する。延長戦のないラウンドでは、80分または90分を終えた直後に勝負が決まるため、最後まで目が離せない。
準決勝・決勝の結果と3位決定戦について準決勝は2027年1月9日(土)、決勝は1月11日(月・祝)に予定されている。11月6日時点では全国大会がまだ始まっていないため、準決勝・決勝の対戦カードやスコアは未確定だ。
また、第105回大会では3位決定戦を行わない。優勝以下第3位までを決定する方式ではあるものの、3位決定戦の試合日が別途設けられているわけではない。
全国大会の試合結果が出始めた後は、得点者やPK戦の結果だけでなく、次のラウンドに進出する学校にも注目したい。
【プロの結論】2026年大会の速報・トーナメント表で見落とせないポイント
第105回大会を追ううえで大切なのは、予選の代表決定情報と全国大会の組み合わせ情報を分けて見ることだ。
11月6日時点では8校が決定しているものの、まだ全国大会のトーナメント表は完成していない。11月16日の抽選会を境に、各校の初戦や優勝までのルートが明らかになる。
また、代表校の名前だけで優勝候補を判断するのも早い。青森山田や尚志、米子北、岡山学芸館など、予選を勝ち抜いた学校にはそれぞれ異なる強みがある。決勝スコアはチームの得点力を知る手掛かりにはなるが、全国大会での勝敗を直接予測する材料にはならない。
情報を確認するときの3つの判断基準第一に、情報の日付を確認すること。高校サッカーの出場校一覧は予選結果が出るたびに更新される。数日前の情報では、すでに代表が決まった地域が「未定」と掲載されている可能性がある。
第二に、予選と全国大会を混同しないこと。都道府県予選の決勝トーナメントは各地域の代表を決めるためのもの。本大会のトーナメント表とは別に管理される。
第三に、公式発表と速報記事を使い分けること。試合中の経過を追う場合はライブ配信や速報記事が便利だが、正式な対戦カード、日程、最終結果についてはJFAの公式情報を基準にしたい。
こうした確認を習慣にすれば、古い大会情報や予選結果を全国大会の結果と取り違えることも防ぎやすい。
【よくある質問】高校サッカー選手権の速報・トーナメント表に関するFAQ
Q1:2026年の高校サッカー選手権トーナメント表はいつ発表されますか?
A1:2026年11月16日(月)の組み合わせ抽選会で対戦カードが決定する。抽選結果が反映された後、JFAの大会公式ページなどで正式な組み合わせを確認したい。具体的な掲載時刻は公表されていない。
Q2:第105回全国高校サッカー選手権の出場校は何校ですか?
A2:合計48校。46道府県から各1校、東京都から2校が出場する。2026年11月6日時点では8校が決定し、残る40枠は都道府県予選で決まる予定だ。
Q3:高校サッカー選手権2026は無料でライブ視聴できますか?
A3:できる。TVerとSPORTS BULLが全国大会全試合の無料ライブ配信を予定している。TVerではフルマッチの見逃し配信やダイジェストも予定されており、SPORTS BULLでもアーカイブやハイライトを確認できる。
Q4:2027年の高校サッカー選手権決勝はいつ、どこで開催されますか?
A4:2027年1月11日(月・祝)に、東京都のMUFGスタジアム(国立競技場)で開催予定だ。
Q5:準決勝や決勝で引き分けになった場合はどうなりますか?
A5:準決勝は90分終了時に同点ならPK戦で勝者を決める。決勝は90分終了後に延長戦を行い、それでも決着しなければPK戦を実施する。
第105回全国高校サッカー選手権大会は、2026年12月28日に開幕し、2027年1月11日にMUFGスタジアム(国立競技場)で決勝を迎える。
11月6日時点では青森山田、聖和学園、明桜、羽黒、尚志、丸岡、米子北、岡山学芸館の8校が全国大会への出場を決めている。残る40校は11月15日までに順次決定する予定だ。
そして、11月16日の組み合わせ抽選会が、本大会のトーナメント表を完成させる重要な節目となる。どの学校が初戦で対戦し、どのブロックから決勝へ進むのか。全国大会の勢力図を見極めるうえでも、抽選結果は見逃せない。
試合が始まった後は、JFAの公式情報で日程・結果を確認しながら、TVerやSPORTS BULLの無料ライブ配信を活用したい。冬の高校サッカーをより深く楽しむためにも、予選の代表決定から全国大会の組み合わせ、そして決勝まで、最新情報を追いかけていこう。