2026年11月5日に明治神宮野球場で行われた秋季東京都大会決勝は、二松学舎大付が岩倉を6対5で下しました。二松学舎大付にとっては2024年以来、2年ぶり4度目の優勝です。
試合の流れを決めたのは、序盤の集中打でした。二松学舎大付は1回表、2死満塁から勝田陵聖選手が走者一掃の3点適時二塁打を放ちます。続く内間叶琉選手も適時二塁打を記録し、初回だけで4点を先制しました。
さらに5回には主将の早川幸汰選手が適時二塁打を放ち、6回にも1点を追加。6対0とリードを広げました。
しかし、岩倉も簡単には引き下がりません。6回裏に3点を返すと、8回裏には矢沢徹平選手の適時二塁打、代打・伊藤総真選手の適時打で2点を追加。ついに1点差まで迫りました。
最終回、二松学舎大付の川島連十投手が岩倉打線を三者連続三振に仕留め、試合終了。最後まで追い上げを続けた岩倉を振り切りました。
2026年11月5日・決勝のイニング別得点
二松学舎大付6

岩倉5
各回の得点(1回から9回)
二松:4・0・0・0・1・1・0・0・0
岩倉:0・0・0・0・0・3・0・2・0
日刊スポーツの試合速報によると、二松学舎大付は初回の4点を土台に、5回と6回にも加点しました。岩倉は6回と8回に反撃しましたが、あと一歩届きませんでした。
【注目選手を徹底分析】川島連十と小林辰生、両エースの投げ合い
決勝前から注目されていたのが、二松学舎大付の川島連十投手と岩倉の小林辰生投手による左腕対決です。
高校野球ドットコムが決勝前に紹介した大会成績では、川島投手は5試合に登板して防御率0.79、小林投手は5試合で防御率0.83。ともに防御率1点未満という安定感を誇り、決勝にふさわしい投手戦が期待されていました。
川島連十投手が17奪三振の力投決勝で大きな存在感を示したのは、二松学舎大付の川島連十投手(2年)です。
9回を159球で投げ切り、奪三振は17個。5回までに10三振を奪うなど、岩倉打線を圧倒する場面がありました。
ただし、試合は一方的な展開ではありません。6回に3失点、8回にも2失点を喫し、終盤は1点差まで追い詰められました。それでも最後までマウンドを守り抜いたことが、優勝につながりました。
試合後、川島投手は野手への感謝を口にしています。
「今日は自分よりも野手がよくやってくれたので、そこには感謝しかないです」
夏の大会での反省を踏まえ、今大会は周囲の仲間を信じて投げることを意識していたと高校野球ドットコムは伝えています。
岩倉の小林辰生投手と高橋黎輝投手も存在感岩倉の先発・小林辰生投手(2年)は、準決勝までチームを支えてきた左腕エースです。しかし決勝では初回に2四球と単打で満塁のピンチを招き、連続適時打などで4失点。序盤の失点が重く響きました。
一方、6回から登板した1年生の高橋黎輝投手は、4回を2安打1失点に抑える好救援を見せました。
特に注目されたのはフォークボールです。豊田浩之監督の助言を受け、約2週間前に練習を始めた球種を公式戦で初めて使用。終盤の3イニングを無安打無失点に抑え、今後の成長を感じさせる投球となりました。
【大会の相関関係】二松学舎大付・岩倉と秋季東京都大会の位置づけ
今回の決勝は、単なる東京都内の優勝争いではありません。秋季大会は新チームの実力を測る重要な大会であり、来春の選抜高校野球大会に向けた評価材料にもなります。
2026年度の秋季東京都高等学校野球大会は、10月3日から11月5日まで開催。東京都高等学校野球連盟の大会日程によると、参加校は64校、全63試合のトーナメント形式でした。
決勝進出までの主な試合結果| 回戦 | 二松学舎大付 | 岩倉 |
|---|---|---|
| 3回戦 | 帝京に2対1で勝利 | 明大八王子に3対1で勝利 |
| 準々決勝 | 日大鶴ヶ丘に6対2で勝利 | 聖パウロ学園に8対0で勝利 |
| 準決勝 | 東海大菅生に2対1で勝利 | 日大二に3対1で勝利 |
| 決勝 | 岩倉に6対5で勝利 | 二松学舎大付に5対6で敗戦 |
両校とも準決勝を勝ち抜き、決勝まで安定した戦いを続けてきました。特に二松学舎大付は、準決勝で東海大菅生との延長10回タイブレークを制しています。岩倉も日大二を3対1で退けました。
関係する学校・大会・選手の整理この関係を押さえておくと、東京都大会の優勝が次の全国大会につながる意味も理解しやすくなります。特に二松学舎大付にとっては、秋の東京王者という実績を全国の強豪校との対戦につなげる機会になります。
【高校野球の次の日程】二松学舎大付は明治神宮大会へ
秋季東京都大会を制した二松学舎大付は、東京都代表として明治神宮野球大会への出場を決めました。
2026年の明治神宮野球大会は11月19日に開幕する予定です。日刊スポーツの報道によると、二松学舎大付は11月20日の準々決勝で四国代表の明徳義塾(高知)と対戦します。
明治神宮大会は、各地区の秋季大会を勝ち抜いた代表校が集まる全国規模の大会です。東京都大会の優勝は、全国の強豪と戦うための出場権を獲得したことを意味します。
また、春の選抜高校野球大会を目指すうえでも、秋季大会の成績は重要な判断材料です。ただし、東京都大会で優勝したことだけで春の甲子園出場が正式決定するわけではなく、最終的には選考委員会の判断を待つ必要があります。
二松学舎大付は今回の優勝で大きく前進しましたが、全国大会でどのような投球と打撃を見せるかも注目点です。
【テレビ放送・ネット配信】今日の高校野球試合を視聴する方法
2026年11月5日の秋季東京都大会決勝は、テレビ中継とネット配信の案内もありました。
テレビ放送J:COMチャンネルの番組表では、秋の高校野球東京大会決勝戦を11月5日15時50分から21時まで生中継する予定が掲載されていました。
また、試合情報を掲載したスポカレでは、以下のケーブルテレビ局の放送予定が案内されていました。
- J:COMチャンネル 東京エリア
- iTSCOM
- 多摩ケーブルネットワーク
- ケーブルテレビ品川
- 東京ベイネットワーク
視聴できる地域や契約条件は、各ケーブルテレビ局のサービスによって異なります。
ネット配信・見逃し視聴ネットで試合を確認する場合は、次のサービスが候補になります。
- ど・ろーかる: スポカレにライブ配信予定が掲載されていたサービス。
- スポーツナビ: 秋季東京大会決勝の見逃し配信・ダイジェストを掲載。
スポーツナビでは、試合終了後に見逃し配信ページが確認でき、試合をリアルタイムで見られなかった人も振り返りやすい環境が整っていました。
試合速報・結果の確認先高校野球の試合速報を確認する場合は、情報源によって役割を使い分けると便利です。
- 東京都高等学校野球連盟:公式の日程変更や大会情報。
- スポーツナビ:日程、試合終了情報、スコア速報。
- 日刊スポーツ:イニング別の試合経過、選手の活躍。
- 高校野球ドットコム:大会分析、選手情報、試合レポート。
特に、正式な大会日程や雨天中止の情報は、東京都高等学校野球連盟の発表を優先して確認するのが確実です。
【雨天中止・順延情報】10月24日の中止はどう影響した?
2026年秋季東京都大会では、実際に雨天による日程変更が発生しています。
東京都高等学校野球連盟は10月24日、当日の秋季東京都大会本大会の試合を雨天のため中止すると発表しました。中止となった試合は10月27日に変更されています。
この変更は準々決勝の日程に影響しました。スポーツナビの大会日程にも、10月24日の試合中止と10月27日への変更が記録されています。
一方、今回の決勝戦は予定どおり11月5日に明治神宮野球場で実施され、二松学舎大付が優勝しました。10月の雨天順延によって決勝が延期されたわけではありません。
雨天時に確認したい情報高校野球では、雨が降っていても必ず中止になるわけではありません。グラウンド状態や天候の回復見込みなどを踏まえて主催者が判断します。
神宮球場では、開催可否や開門時間などを確認するためのテレホンサービスも案内されています。
明治神宮野球場の案内0570-03-5589
神宮球場テレホンサービス
当日の開催可否や開門時間など、球場からの案内を確認する際に利用できます。
出典:明治神宮野球場の決勝戦開催案内。
【プロの結論】今日の高校野球試合で注目すべき3つのポイント
今回の秋季東京都大会決勝から読み取れる要点は、単純な得点差だけではありません。
第一に、序盤の攻撃力です。二松学舎大付は初回の満塁機を逃さず4点を奪い、試合の主導権を握りました。決勝のような緊張感の強い試合では、序盤の好機を得点につなげられるかが大きな意味を持ちます。
第二に、投手の粘りです。川島投手は終盤に5点を失いながらも、17奪三振で最後まで投げ切りました。数字だけを見れば失点もありますが、最後の局面で相手に追いつかせなかった点に価値があります。
第三に、岩倉の若い選手の成長です。1年生の高橋投手が決勝の重要な場面で好投し、土方匠選手も3安打を記録しました。優勝には届かなかったものの、次の大会につながる収穫を残しています。
高校野球の結果を見る際には、次の3つを判断基準にすると、試合の価値をより深く理解できます。
- スコアだけでなく、得点したイニングと試合の流れを見る。
- エースの奪三振数だけでなく、投球数や終盤の失点も確認する。
- 優勝校だけでなく、救援投手や下級生の活躍にも注目する。
この視点で今回の決勝を見ると、二松学舎大付の勝負強さと、岩倉の粘り強さの両方が浮かび上がります。
【今日の高校野球試合】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月5日の高校野球の試合は何時からでしたか?
A1:秋季東京都大会決勝は、明治神宮野球場で16時開始予定でした。開門・当日券販売は14時50分の予定として球場から案内されていました。
Q2:二松学舎大付と岩倉の試合結果は?
A2:二松学舎大付が6対5で勝利しました。2年ぶり4度目の秋季東京都大会優勝です。
Q3:川島連十投手の成績は?
A3:9回159球を投げ、17奪三振を記録しました。岩倉の終盤の追い上げを受けながらも完投し、チームの優勝に貢献しました。
Q4:今日の高校野球試合はどこで速報を確認できますか?
A4:東京都高等学校野球連盟の公式発表、スポーツナビ、日刊スポーツ、高校野球ドットコムなどで日程や試合結果、試合経過を確認できます。
Q5:秋季東京都大会は雨天中止になりましたか?
A5:10月24日の試合は雨天中止となり、10月27日に順延されました。11月5日の決勝は予定どおり開催されています。
Q6:二松学舎大付は次にどの大会へ出場しますか?
A6:東京都代表として明治神宮野球大会に出場します。日刊スポーツによると、11月20日の準々決勝で明徳義塾と対戦する予定です。
Q7:高校野球の決勝戦はテレビやネットで見られますか?
A7:今回の決勝はJ:COMチャンネルなどのケーブルテレビで生中継が予定され、ど・ろーかるのライブ配信やスポーツナビの見逃し配信も案内されていました。
2026年11月5日の高校野球で最大の注目カードとなった秋季東京都大会決勝は、二松学舎大付が岩倉を6対5で破り、2年ぶり4度目の優勝を果たしました。
川島連十投手の159球17奪三振という力投、初回の4得点、そして岩倉の終盤の猛追。両校の持ち味が表れた決勝戦でした。
岩倉も1年生の高橋黎輝投手や土方匠選手らの活躍が光り、今後の成長に期待が集まります。
二松学舎大付は明治神宮野球大会へ進み、次は全国の強豪校との対戦に挑みます。春の選抜高校野球大会に向けた動向と合わせて、今後の試合日程や組み合わせにも注目したいところです。
今日の試合結果を確認する際は、スコアだけでなく、選手の活躍や次の大会へのつながりまで追うことで、高校野球の面白さがさらに深まります。