「最近、アンパンマンの声が変わった?」「ジャムおじさんやドキンちゃんの声優は、昔と違う人になったの?」と気になっている人も多いのと考えられます。2026年11月現在、『それいけ!アンパンマン』では、主人公アンパンマン役の戸田恵子さん、ばいきんまん役の中尾隆聖さんが引き続き出演しています。一方、ジャムおじさん、ドキンちゃん、ホラーマン、おむすびまんなど、長年親しまれてきたキャラクターでは声優交代が行われています。
特に注目したいのは、2017年の鶴ひろみさんの急逝に伴うドキンちゃん役の引き継ぎ、2019年の増岡弘さんから山寺宏一さんへの交代、そして2025年のおむすびまん役の変更です。加えて、ホラーマンも肝付兼太さん、矢尾一樹さん、岡本幸輔さんへと担当者が変わっています。2026年の最新映画や関連作品のキャスト情報も踏まえ、歴代声優と交代の背景を整理します。
【結論】アンパンマンの声優は変わった?戸田恵子さんは現在も続投

最初に答えを整理すると、アンパンマンの声優は作品全体で一斉に変更されたわけではありません。放送開始から同じ声優が担当しているキャラクターと、途中で後任に引き継がれたキャラクターが共存しています。
主人公アンパンマン役は、1988年のテレビアニメ放送開始以来、戸田恵子さんが担当しています。2026年6月26日公開の劇場版『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』でも、アンパンマン役として戸田さんの名前が掲載されています。
敵役のばいきんまんも同様です。中尾隆聖さんが長年担当しており、2026年の劇場版でも続投が確認できます。
2026年現在も変わっていない代表的な声優- アンパンマン:戸田恵子
- ばいきんまん:中尾隆聖
- バタコさん:佐久間レイ
- めいけんチーズ:山寺宏一
- しょくぱんまん:島本須美
- カレーパンマン:柳沢三千代
- メロンパンナ:かないみか
- ロールパンナ:冨永みーな
なお、ジャムおじさん役の山寺宏一さんは、以前からめいけんチーズなども担当しています。冨永みーなさんもドキンちゃんとロールパンナを兼任しています。
このように、一人の声優が複数のキャラクターを演じることも、アンパンマンのキャスティングの特徴です。
【2026年最新】アンパンマンの歴代声優・現在の担当者一覧
2026年現在の主要キャラクターについて、現在の担当声優を整理します。テレビシリーズの出演者情報、日本テレビの公式DVD商品情報、劇場版のキャスト情報をもとにした代表的な一覧です。
- アンパンマン:戸田恵子
- ばいきんまん:中尾隆聖
- ジャムおじさん:山寺宏一
- バタコさん:佐久間レイ
- めいけんチーズ:山寺宏一
- ドキンちゃん:冨永みーな
- コキンちゃん:平野綾
- ホラーマン:岡本幸輔
- おむすびまん:野沢雅子
- しょくぱんまん:島本須美
- カレーパンマン:柳沢三千代
- メロンパンナ:かないみか
- ロールパンナ:冨永みーな
- クリームパンダ:長沢美樹
特に注目したいのは、ホラーマン役のおよびおむすびまん役の変更です。以前の担当者の印象が強いため、久しぶりに作品を見た人ほど違和感を覚える可能性があります。
また、ここに挙げたのは主要キャラクターを中心とした一覧です。アンパンマンには非常に多くの登場人物がおり、全キャラクターの歴代担当者を網羅した一覧とは異なります。
【歴代声優の交代年表】ジャムおじさん・ドキンちゃん・ホラーマン・おむすびまん
声優交代の経緯を理解するには、キャラクターごとに出来事を追うのが分かりやすいでしょう。大きな転換点となったのは、2016年から2025年にかけての出来事です。
主要4キャラクターの声優交代比較表| キャラクター | 歴代声優 | 交代時期 | 主な経緯・理由 |
|---|---|---|---|
| ジャムおじさん | 増岡弘 → 山寺宏一 | 2019年8月 | 増岡さん本人の意向による高齢を理由とした卒業 |
| ドキンちゃん | 鶴ひろみ → 佐久間レイ(一時代役)→ 冨永みーな | 2017年12月〜2018年1月 | 鶴さんの逝去に伴う後任決定 |
| ホラーマン | 肝付兼太 → 矢尾一樹 → 岡本幸輔 | 2017年〜2025年 | 初代担当者の逝去後に交代。2度目の交代理由は公表資料で確認できない |
| おむすびまん | 京田尚子 → 野沢雅子 | 2025年4月 | 京田さんが高齢を理由に降板 |
ジャムおじさんの声優交代が発表されたのは2019年8月5日です。
初代担当者の増岡弘さんは、1988年の放送開始から30年以上にわたってジャムおじさんを演じてきました。しかし、2019年8月5日、日本テレビなどから増岡さんが本人の申し出により役を卒業することが発表されました。
報道された理由は高齢によるものです。当時82歳だった増岡さんは、同時期に『サザエさん』のフグ田マスオ役も卒業しています。
後任に選ばれたのは山寺宏一さんです。山寺さんは、それまでにも『アンパンマン』でめいけんチーズやかばおくんなどを担当しており、作品の世界観を理解した声優による引き継ぎとなりました。
増岡さんの最終出演は2019年8月9日放送の第1464話。山寺さんは同年8月16日放送分からジャムおじさんを担当しています。
ここで重要なのは、増岡さんが亡くなったために交代したわけではないという点です。本人の希望による卒業が先にあり、後任が決定したという順序です。
ドキンちゃん:鶴ひろみさんから冨永みーなさんへドキンちゃんの交代は、アンパンマンの声優変更の中でも特に大きな出来事でした。
初代担当者の鶴ひろみさんは、ドキンちゃんのほか、『ドラゴンボール』シリーズのブルマなどでも知られる声優です。しかし、2017年11月16日、大動脈解離のため57歳で急逝しました。
鶴さんの突然の訃報を受け、制作側はドキンちゃん役の後任を調整することになります。
2017年12月22日放送のクリスマススペシャルでは、バタコさん役の佐久間レイさんが臨時でドキンちゃんを担当しました。
そして正式な後任として発表されたのが、当時ロールパンナ役を演じていた冨永みーなさんです。2018年1月26日放送の第1390話以降、正式にドキンちゃん役を引き継ぎました。
冨永さんは現在もドキンちゃんとロールパンナの2役を担当しています。
ホラーマン:肝付兼太さん、矢尾一樹さん、岡本幸輔さんホラーマンは、今回取り上げるキャラクターの中で、歴代担当者が3人いる存在です。
初代は肝付兼太さん。1991年からホラーマンを担当し、独特のコミカルな演技でキャラクターの個性を作り上げました。肝付さんは『ドラえもん』の2代目スネ夫役などでも知られています。
2016年に肝付さんが逝去した後、2代目として矢尾一樹さんが担当するようになりました。矢尾さんは2017年から2025年までホラーマンを演じています。
その後、2025年公開の映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』では、岡本幸輔さんがホラーマン役としてクレジットされています。日本テレビ公式通販のDVD商品情報でも、岡本さんの担当が確認できます。
加えて、日本テレビ公式通販の2026年版CD『それいけ!アンパンマン ベストヒット’26』には「ホラーマンメチャクチャチャ2026」が岡本幸輔さん名義で収録されています。
したがって、2026年現在のホラーマン役は岡本幸輔さんです。ただし、矢尾さんから岡本さんへ変更された具体的な理由について、制作側からの明確な説明は確認できません。健康状態や引退などを交代理由として断定することはできません。
おむすびまん:京田尚子さんから野沢雅子さんへ2025年には、おむすびまん役でも大きな変更がありました。
初代担当者は京田尚子さんです。約36年間にわたり、おむすびまんの声を担当してきましたが、2025年4月に高齢を理由として降板し、後任には野沢雅子さんが起用されました。
この交代を報じた週刊女性PRIMEによると、京田さんは当時90歳、後任の野沢さんは88歳でした。
野沢さんは『ドラゴンボール』シリーズの孫悟空役などで知られる大ベテランです。長年の実績を持つ声優から、同じく長いキャリアを持つ声優へのバトンタッチとなりました。
この交代は、単純に若い声優へ世代交代したという話ではありません。キャラクターの声を長く支えてきた演者の意向と、作品を継続するための後任選定という側面があります。
【なぜ声優が交代した?】公表された理由と制作側の事情
アンパンマンの声優交代には、いくつかの異なる背景があります。すべてを「高齢化」や「制作上の都合」という一つの理由で説明することはできません。
理由1:出演者の逝去による引き継ぎ代表例はドキンちゃんとホラーマンです。
鶴ひろみさんの逝去によってドキンちゃん役は正式に冨永みーなさんへ引き継がれました。また、肝付兼太さんの逝去後には、ホラーマン役が矢尾一樹さんへ引き継がれています。
長期間にわたって放送される作品では、出演者の突然の不在に制作側が対応しなければならない場合があります。特にレギュラーキャラクターの場合、作品の継続には後任の選定が必要です。
理由2:本人の希望や年齢を考慮した卒業ジャムおじさん役の増岡弘さんと、おむすびまん役の京田尚子さんが該当します。
増岡さんは本人の意向による高齢を理由とした卒業が公表されました。京田さんについても、2025年の週刊女性PRIMEの報道では高齢を理由とした降板とされています。
声優という仕事は、舞台や映像作品と同様、長年にわたり声や身体のコンディションを維持する必要があります。年齢を重ねても現役で活動する声優は少なくありませんが、本人の意向や仕事の継続可能性を考慮した役の引き継ぎは自然な選択肢です。
理由3:後任の演技力と作品への理解後任選びでは、単に声質が似ているかどうかだけでなく、キャラクターの性格や物語の中での役割を表現できるかどうかも重要です。
例えば山寺宏一さんは、ジャムおじさんを引き継ぐ以前から、めいけんチーズなど複数の役を担当していました。冨永みーなさんも、ドキンちゃんの後任となる以前からロールパンナ役を担当していました。
このような既存キャストからの引き継ぎは、作品の雰囲気や収録現場への理解を生かせるという利点があります。
理由4:ホラーマンの2度目の交代は理由が明確になっていないホラーマンは、肝付兼太さんから矢尾一樹さんへの変更と、矢尾さんから岡本幸輔さんへの変更で事情が異なります。
初代から2代目への交代は、肝付さんの逝去後に行われました。一方、2代目から3代目への交代については、公式に具体的な理由が説明された資料を確認できません。
この違いを理解することが大切です。声優交代が発生したという事実と、その理由が公表されているかどうかは別の問題です。
【テレビ版と映画版を比較】アンパンマンの声優は同じ?
アンパンマンのテレビシリーズと劇場版では、基本となるレギュラーキャストを共有しながら、映画ごとにゲスト声優が加わる仕組みになっています。
そのため、映画を見て「声優が変わった」と感じても、実際には新しい映画限定キャラクターを担当するゲスト出演者だったというケースがあります。
2025年の映画『チャポンのヒーロー!』2025年公開の『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』では、主要キャラクターの担当者として以下の声優が公式DVDの商品情報に掲載されています。
- アンパンマン:戸田恵子
- ばいきんまん:中尾隆聖
- ジャムおじさん・チーズ:山寺宏一
- バタコさん:佐久間レイ
- ドキンちゃん・ロールパンナ:冨永みーな
- ホラーマン:岡本幸輔
- コキンちゃん:平野綾
- しょくぱんまん:島本須美
- カレーパンマン:柳沢三千代
ゲスト声優には蒼井優さんや、お笑いトリオ・パンサーのメンバーなどが参加しました。チャポン役は蒼井優さんが担当しています。
2026年の映画『パンタンと約束の星』2026年6月26日公開の劇場版『それいけ!アンパンマン パンタンと約束の星』でも、アンパンマン役は戸田恵子さん、ばいきんまん役は中尾隆聖さんです。
映画の公式情報では、パンタンやニャックル、アマグモラ、キューティーバードロボといった映画独自のキャラクターが登場します。
ゲスト声優としては、パンタン役の土屋太鳳さん、ニャックル役の津田健次郎さん、アマグモラ役のりんたろー。さん、キューティーバードロボ役の兼近大樹さんらが参加しています。
こうした映画限定の出演者は、レギュラー声優の交代とは区別する必要があります。
テレビ版と映画版の違い- テレビ版:長年のレギュラーキャストを中心に、毎週のエピソードを構成。
- 映画版:レギュラーキャストを引き継ぎながら、作品独自のキャラクターやゲスト声優を追加。
- 共通点:アンパンマン役の戸田恵子さん、ばいきんまん役の中尾隆聖さんなど、作品の中心を担うキャストは継続。
したがって、テレビ版と映画版で出演者の名前が異なる場合も、それだけで既存キャラクターの声優交代と判断することはできません。
【間違えやすいポイント】佐久間レイの代役やばいきんまんの続投を検証
声優交代に関する情報では、正式な後任と一時的な代役が混同されることがあります。特にドキンちゃんとホラーマンについては、正確に整理しておきたいポイントがあります。
佐久間レイさんはドキンちゃんの正式な後任ではない佐久間レイさんは、現在もバタコさん役を担当している声優です。
2017年12月22日放送のクリスマススペシャルでは、鶴ひろみさんの逝去を受けて、収録が間に合わなかったドキンちゃんのパートを臨時で担当しました。
しかし、これはあくまで1回限りの代役です。2018年1月26日放送分から正式にドキンちゃん役を引き継いだのは冨永みーなさんです。
日本テレビの当時のプロデューサー発表でも、佐久間さんはクリスマススペシャルのみの代役、冨永さんは正式な後任と明確に区別されています。
ばいきんまんの声優は中尾隆聖さんのままばいきんまん役については、声優交代が行われたという事実は確認されていません。
中尾隆聖さんは1988年の放送開始以来、ばいきんまんを担当しており、2026年の劇場版でも同じ役を演じています。
アンパンマンとばいきんまんは作品を象徴する2人です。声の印象が長年維持されていることも、シリーズの継続性を感じさせる要素になっています。
声優交代の情報を見分ける3つの基準ネット上で「声が変わった」という情報を見たときは、次の3点を確認すると混乱を防げます。
- 正式な後任なのか:制作側や番組情報で新しい担当者が発表されているか。
- 一時的な代役なのか:特番や特定のエピソードだけの出演ではないか。
- テレビ版と映画版の違いなのか:映画限定のゲスト出演をレギュラー交代と混同していないか。
アンパンマンの声優交代を振り返ると、単なるキャスト変更ではなく、長寿シリーズを次の世代へ引き継ぐための重要な出来事であることが分かります。
特に注目すべきなのは、すべてのキャラクターを一度に変更するのではなく、必要になった役から個別に後任を選んでいる点です。
増岡弘さんから山寺宏一さんへの交代では、作品を支えてきた既存キャストが別の重要な役を引き継ぎました。鶴ひろみさんから冨永みーなさんへの交代では、同じ作品内で別の役を演じていた声優が新しい役も担うことになりました。
一方、おむすびまんのように、長年の担当者から別のベテラン声優へ交代する例もあります。
声優の交代で変わるのは声の表現ですが、キャラクターの性格や物語上の役割まで失われるわけではありません。過去の演技への敬意を持ちながら、新しい演者がそのキャラクターを育てていくことこそ、長く続く作品の継承に欠かせない要素です。
【アンパンマンの声優が変わったことに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:アンパンマンの声優は2026年現在も戸田恵子さんですか?
A1:はい。2026年11月現在も戸田恵子さんがアンパンマン役を担当しています。2026年公開の劇場版『パンタンと約束の星』でも続投しています。
Q2:ジャムおじさんの声優はなぜ増岡弘さんから山寺宏一さんに変わったのですか?
A2:増岡弘さん本人の希望による、高齢を理由とした卒業です。2019年8月9日放送分が最終出演となり、8月16日放送分から山寺宏一さんが担当しています。
Q3:ドキンちゃんの声優は佐久間レイさんではないのですか?
A3:現在の正式な担当者は冨永みーなさんです。佐久間レイさんは2017年12月22日のクリスマススペシャルで1回限りの代役を務めました。
Q4:ホラーマンの現在の声優は誰ですか?
A4:2026年現在は岡本幸輔さんです。歴代担当者は肝付兼太さん、矢尾一樹さん、岡本幸輔さんの3人です。岡本さんの担当は2025年公開映画の公式DVDキャスト情報や2026年版関連CDでも確認できます。
Q5:おむすびまんの声優は京田尚子さんから誰に変わりましたか?
A5:2025年4月に野沢雅子さんへ交代しました。京田尚子さんは約36年間担当しており、高齢を理由に降板したと報じられています。
Q6:ばいきんまんの声優も変わっていますか?
A6:いいえ。ばいきんまん役は中尾隆聖さんが続投しています。2026年の劇場版でも中尾さんが担当しています。
Q7:テレビ版と映画版でアンパンマンの声優は違いますか?
A7:基本的なレギュラーキャストは共通しています。ただし、劇場版では新キャラクターに俳優やタレントなどのゲスト声優が起用されるため、映画によって出演者が異なります。
『それいけ!アンパンマン』では、長い放送期間の中で複数のキャラクターの声優が交代してきました。しかし、作品全体のキャストが変わったわけではありません。
2026年現在の主要な担当者を整理すると、次のようになります。
- アンパンマン:戸田恵子さんが続投。
- ばいきんまん:中尾隆聖さんが続投。
- ジャムおじさん:増岡弘さんから山寺宏一さんへ。
- ドキンちゃん:鶴ひろみさんから冨永みーなさんへ。
- ホラーマン:肝付兼太さん、矢尾一樹さんを経て岡本幸輔さんへ。
- おむすびまん:京田尚子さんから野沢雅子さんへ。
声優交代の背景には、出演者の逝去、本人の希望、高齢による卒業など、それぞれ異なる事情があります。特にドキンちゃん役の佐久間レイさんは一時的な代役であり、正式な後任は冨永みーなさんという点は覚えておきたいところです。
2026年の最新映画でも、戸田恵子さんと中尾隆聖さんをはじめとするおなじみの声優陣が作品を支えています。長年親しまれた声を大切にしながら、新しい演者へと受け継がれていくこと。それこそが、アンパンマンが世代を超えて愛され続ける理由の一つです。