Primary Entity:Daiichi Lifeグループ/Secondary Entities:今田美桜、松村北斗、木村昴、藤﨑ゆみあ
2026年の第一生命グループのブランドCMには、4人の著名人が起用されている。俳優、アイドル、声優、若手俳優という異なるジャンルの顔ぶれがそろっている点が特徴だ。
ブランドアンバサダーの出演者一覧
今田美桜(いまだ・みお)
福岡県出身。ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』で注目を集め、映画『東京リベンジャーズ』などに出演。2025年のNHK連続テレビ小説『あんぱん』では主演を務めた。
CMでは明るさと親しみやすさを伝える存在。
松村北斗(まつむら・ほくと)
SixTONESのメンバー。音楽活動と並行して俳優としても活躍し、映画『ファーストキス 1ST KISS』『秒速5センチメートル』などに出演している。
落ち着いた存在感と表現力が魅力。
木村昴(きむら・すばる)
声優・俳優・タレント。『ドラえもん』のジャイアン役で広く知られ、『ヒプノシスマイク』の山田一郎役、『呪術廻戦』の東堂葵役なども担当。テレビ東京『おはスタ』のメインMCとしても知られる。
幅広い世代に認知される明るいキャラクターが特徴。
藤﨑ゆみあ(ふじさき・ゆみあ)
広島県出身の俳優。2023年7月放送のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』でドラマデビュー。Netflixシリーズ『イクサガミ』ではヒロインを務めた。
次世代を担う若手俳優として起用されている。
4人は単にCMに出演するタレントという位置づけではなく、Daiichi Lifeグループのブランドアンバサダーとして公式に紹介されている。異なる世代や活動分野の人物を組み合わせることで、多様な人生や価値観を応援するというブランドの考え方を視覚的に表している。
各出演者のプロフィールは、第一ライフグループの公式CM特設ページおよび2025年12月・2026年4月のニュースリリースに掲載されている。
【放映開始日はいつ?】2つのCMを時系列で比較

今回のブランド刷新を理解するには、「Daiichi Lifeになぜ変わる?」篇と「Daiichi Lifeが広げてく。」篇を分けて考える必要がある。
前者は新しいグループ名への変更を事前に知らせる広告、後者は新ブランドが実際に始動したことを伝える広告だ。出演者は共通しているが、CMの役割は異なる。
第一生命CMの主要な展開年表
この年表で注目したいのは、2025年12月29日から2026年4月1日まで約3か月の告知期間が設けられていることだ。
会社名やブランド名は、顧客、取引先、従業員など多くの関係者が日常的に目にするものだ。変更日になって初めて知らせるのではなく、事前にCMで新名称を浸透させることで、切り替え時の混乱を抑える狙いがうかがえる。
2026年4月1日の公式発表では、「Daiichi Lifeになりました!」というメッセージを今田美桜と松村北斗が冒頭で伝える構成が説明されている。前作の問いかけから、新ブランドのスタートを宣言する流れへ移行した。
【CMの内容・メッセージ】「人生をまもる」から「人生をひろげる」へ
2026年の新CMを読み解くキーワードは、公式ブランドメッセージの「人生をまもる会社から、人生をひろげる会社へ」という考え方だ。
生命保険会社が人生を守るという従来の役割を否定するのではなく、その役割を土台にして、生活や働き方、資産形成、社会への貢献など、より広い領域に関わっていく方向性を示している。
「Daiichi Lifeになぜ変わる?」篇が伝えたこと2025年12月29日に全国放映が始まったこのCMは、グループ名がなぜ変わるのかという疑問に答えるための作品だ。
新しいブランドカラーである「Daiichi Life Blue」を背景に、4人が前向きな表情と躍動感のある動きで登場する。企業側の説明では、それぞれが「生き方ひろげる」を体現する演出として制作された。
また、新しいロゴのシンボルマーク「Daiichi Life Flag」も重要な要素だ。人々の多様なLifeを応援する旗をイメージし、複数の色の重なりによって、多様な個性が新しい価値を生み出す姿を表現している。
「Daiichi Lifeが広げてく。」篇のメッセージ2026年4月1日から放映された続編では、ブランド名の変更を告知する段階から、ブランドが目指す未来を伝える段階へと変わった。
タイトルの「広げてく。」には、生命保険の提供にとどまらず、グループの事業やサービス、そして人々の人生の可能性を広げていくという意味が込められている。
人生をまもる会社から、人生をひろげる会社へ。
この言葉はCMの演出だけにとどまらない。2024年に刷新されたグループ企業理念では、Purposeとして「共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」が掲げられた。
つまり、2026年のCMは突然始まった広告企画ではなく、企業理念の刷新から続くブランド戦略の一部として位置づけられる。
【なぜ社名が変わった?】2026年の第一生命グループのブランド刷新
今回の変更で混同しやすいのが、会社の正式名称とグループブランドの違いだ。
2026年4月1日、第一生命ホールディングス株式会社は株式会社第一ライフグループへ商号を変更した。同時に、グループ名称も「第一生命グループ」から「Daiichi Lifeグループ」へ変更されている。
一方、国内の生命保険事業を担う第一生命保険株式会社は、商号変更の対象ではなく、従来の名称を維持している。したがって「第一生命という保険会社そのものがなくなった」という理解は正しくない。
社名変更の背景にある3つの方向性1.生命保険以外の事業領域への拡大
第一生命グループは、国内の生命保険事業に加えて、海外保険事業や資産運用、新規事業などを展開している。
グループ全体の事業を表す名称として、生命保険だけを連想させる言葉から、人生や日々の生活全体を意味する「Life」へと軸足を移したことには、事業構造の変化を反映する意味がある。
2.国内から世界へ広がるブランド戦略
新ブランドは、日本だけでなく北米、オセアニア、アジアなどでの事業展開も視野に入れている。
「Daiichi Life」という名称は、グループの海外展開においても共通のブランドとして機能する。国内外のグループ会社を一つのブランドのもとに位置づけることは、企業としての一体感を高めるうえでも意味がある。
3.Lifeという言葉に込められた広い意味
公式説明によると、新ブランドの「Life」は、生命や生命保険だけではなく、人々の人生や日々の生活までを含む言葉として採用された。
また「第一」には、人を第一に考え、最良を追求し、率先して挑戦や変革を進めるという価値観が込められている。
この考え方を視覚化したものが「Daiichi Life Flag」と「Daiichi Life Blue」だ。新しいロゴの色の重なりは多様な個性、新しい青色は人生の無限の可能性を表現している。
【現在公開中の第一生命CM】2026年7月の新シリーズにも注目
2026年11月時点で、第一ライフグループの公式CMページでは、「Daiichi Lifeが広げてく。」シリーズの複数の映像が公開されている。
特に注目したいのが、2026年7月27日に発表された3つのテーマ別CMだ。4人のブランドアンバサダーを起用したキャンペーンを、グループの具体的な事業内容に結びつけている。
① 国内・海外事業篇日本で培った知見を北米、オセアニア、アジアなどへ広げていくという海外事業の方向性を紹介するCMだ。
世界各地で事業を展開することによって、国内だけではなく世界の人々の生き方を広げていくというメッセージが中心になっている。今田美桜が出演する映像として公式動画が公開されている。
② 機関投資家篇保険会社の役割を、保険商品の提供だけに限定しないことを伝えるCMだ。
第一ライフグループは機関投資家として、社会や産業の未来を支える取り組みに投資している。資金を通じて社会の持続的な発展を支え、将来世代の可能性を広げるという考え方を紹介している。
出演者は松村北斗。従来の生命保険会社のイメージとは異なる資産運用・投資の側面を伝える作品だ。
③ 福利厚生サービス篇保険の枠を超えて、働く人の日常を支えるサービスに焦点を当てたCMだ。
企業向けの福利厚生サービスなどを通じて、従業員の生活や働き方を支援するという方向性を示している。
個人の人生だけではなく、働く人を取り巻く職場環境や日常生活まで支援対象を広げている点が、この作品の見どころとなる。
これら3つのテーマは、公式CMページにもそれぞれ30秒版が掲載されている。15秒版や6秒版も用意されており、短い広告でもグループの事業領域を理解できる構成になっている。
第一生命の公式CM動画はどこで見られる?CMをもう一度見たい場合は、第一ライフグループの公式CM特設ページや公式YouTubeチャンネルを確認するとよい。
公式CMページには、次の映像が整理されている。
- 「Daiichi Lifeになぜ変わる?」篇
- 「Daiichi Lifeになぜ変わる?」今田美桜篇
- 「Daiichi Lifeになぜ変わる?」松村北斗篇
- 「Daiichi Lifeが広げてく。」篇
- 「Daiichi Lifeが広げてく。」今田美桜篇
- 「Daiichi Lifeが広げてく。」松村北斗篇
- 国内・海外事業篇
- 機関投資家篇
- 福利厚生サービス篇
また、第一生命保険株式会社の公式CMページには、別カテゴリーの保険商品・サービス広告も掲載されている。
2026年11月時点では「第一でナイト P免」篇、「ステップジャンプ」篇、D.LEAGUEの「ダンス!ダイスキ!第一生命」篇などが紹介されている。
ここは重要な違いだ。Daiichi LifeグループのブランドCMはグループ全体の理念や事業を伝える広告であり、第一生命保険株式会社のCMは保険商品や個別サービスを紹介する広告である。両者を分けて探すと、見たいCMを見つけやすい。
【旧CMとの違い】2025年までの広告と2026年の新ブランドCMを比較
2026年のCMを以前の第一生命の広告と比較すると、最も大きな違いはメッセージの中心にある。
これまでの生命保険会社としての広告では、保険商品や保障、顧客との長期的な関係といったテーマが中心になりやすかった。一方、新ブランドのCMでは、事業領域や社会への投資、海外展開、福利厚生など、グループ全体の活動を前面に出している。
ただし、従来の保険事業が終了したわけではない。第一生命保険株式会社は引き続き生命保険事業を担っている。新ブランドは、従来の事業を維持しながら、その外側にある新しいサービスや事業にも取り組むという変化を表している。
また、「Daiichi Lifeになぜ変わる?」篇と「Daiichi Lifeが広げてく。」篇の違いも押さえておきたい。前者は変更の理由を説明するCM、後者は変更後の企業像を発信するCMだ。2作品は競合する別シリーズではなく、ブランド刷新の前後をつなぐ連続した広告展開なのである。
【プロの結論】CMを見るときの3つの判断基準第一生命のCMを理解するうえで、次の3点を意識すると、広告の意図をより正確に読み取れる。
① 出演者だけでなくCMのタイトルを見る。
4人全員が登場するブランドCMもあれば、今田美桜や松村北斗を中心にした個別映像もある。出演者だけで判断すると、同じシリーズの別バージョンを見落とすことがある。
② グループCMと保険商品CMを区別する。
「Daiichi Lifeが広げてく。」は企業ブランドのCMであり、個別の保険商品を直接紹介する広告とは目的が違う。保険の保障内容や契約条件を知りたい場合は、商品ごとの公式資料を確認する必要がある。
③ ブランドの変更と保険会社の変更を混同しない。
2026年4月に商号変更したのは持株会社である第一生命ホールディングス株式会社だ。第一生命保険株式会社は名称を維持している。この違いを理解することが、CMの内容や企業の現状を正しく把握するための基本となる。
【第一生命のCMに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の第一生命のCMに出演している4人は誰ですか?
A1:今田美桜、松村北斗、木村昴、藤﨑ゆみあの4人です。Daiichi Lifeグループのブランドアンバサダーとして公式に紹介されています。
Q2:「Daiichi Lifeが広げてく。」篇はいつから放映されていますか?
A2:2026年4月1日から全国で放映が始まりました。2025年12月29日から放映されていた「Daiichi Lifeになぜ変わる?」篇の続編にあたります。
Q3:第一生命は2026年に社名が変わったのですか?
A3:第一生命ホールディングス株式会社が2026年4月1日に株式会社第一ライフグループへ商号変更しました。グループブランドもDaiichi Lifeになりました。ただし、第一生命保険株式会社の商号は変更されていません。
Q4:2026年11月現在、最新の第一生命CMはどれですか?
A4:公式CMページでは「Daiichi Lifeが広げてく。」シリーズが公開されています。2026年7月27日には国内・海外事業篇、機関投資家篇、福利厚生サービス篇の3つのテーマ別CMが発表されています。
Q5:第一生命のCM公式動画はどこで見られますか?
A5:第一ライフグループの公式CM特設ページと公式YouTubeチャンネルで視聴できます。30秒・15秒・6秒など複数のバージョンが用意されています。
2026年の第一生命CMは、今田美桜、松村北斗、木村昴、藤﨑ゆみあという4人のブランドアンバサダーを起用し、Daiichi Lifeグループへのブランド刷新を伝えている。
2025年12月29日に「Daiichi Lifeになぜ変わる?」篇で変更を告知し、2026年4月1日の「Daiichi Lifeが広げてく。」篇で新ブランドのスタートを宣言。そして7月27日には、国内・海外事業、機関投資家、福利厚生サービスという3つのテーマにCMを展開した。
今回の変化の本質は、名前やロゴだけではない。生命保険を中心とした企業から、保険サービス、資産運用、海外事業、働く人の生活支援などを通じて人生全体に関わる企業へと進化する姿勢を示している。
今後のCMを見る際は、出演者の顔ぶれだけでなく、どの事業を紹介しているのか、どのような人生の可能性を広げようとしているのかにも注目したい。2026年の第一生命CMは、企業ブランドの転換点を映し出すシリーズとして位置づけられる。