1977年にTBS系列で放送されたテレビドラマ『晴れのち晴れ』は、山岡久乃、千秋実、西田敏行、坂口良子ら実力派俳優が出演したホームドラマです。東京都葛飾区堀切を舞台に、山沖家と隣人たちの日常、家族それぞれが迎える人生の転機を描きました。
放送期間は1977年10月4日から1978年3月28日まで。TBSの火曜21時枠で全26話が放送され、最終回では昌平と朋子の将来、そして鉄馬の過去に関わる豊の選択にも決着がつきます。2026年にはテレビせとうちで再放送も行われました。
この記事では、作品の基本情報、あらすじ、キャスト一覧、最終回の結末、2026年の再放送情報を整理します。2013年公開の映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』との違いも解説します。
【まず結論】1977年のTBSドラマ『晴れのち晴れ』とは?放送期間と舞台を解説

『晴れのち晴れ』は、TBSとテレパックが制作した1977年の連続テレビドラマです。
放送当時の基本情報は次のとおりです。
- 作品名:晴れのち晴れ
- 放送局:TBS系列
- 放送開始:1977年10月4日
- 放送終了:1978年3月28日
- 放送曜日:毎週火曜日
- 放送時間:21時~21時55分
- 話数:全26話
- 制作:TBS・テレパック
- ジャンル:ホームドラマ
約半年間にわたって放送された作品で、当時のTBS火曜21時枠を彩った家庭ドラマの一つです。
葛飾区堀切が舞台の山沖家の物語物語の中心となるのは、東京都葛飾区堀切の下町で暮らす山沖家です。
家族の中心にいるのは、主婦のみさ子と、定年間際の夫・鉄馬。
二人の子どもたちも、それぞれ異なる人生の課題を抱えています。
長男は弁護士として独立を目指し、長女は結婚を意識する年頃。次男は大学生として自分の将来を模索しています。
一家の隣には増田家があり、近所の人々との交流も物語に彩りを加えます。
このドラマの特徴は、特定の主人公だけに物語を集中させないことです。
夫婦の将来、子どもの自立、仕事、結婚、経済的な問題など、家族の誰にとっても他人事ではない出来事が交差します。
葛飾区堀切という下町の生活空間を背景に、家族が抱える問題を一つずつ描いていく構成が、本作の魅力です。
【あらすじ】山岡久乃演じるみさ子と山沖家を取り巻く人間模様
物語の中心人物は、山沖家の主婦・みさ子です。
夫の鉄馬は定年を間近に控え、長年の仕事人生に一区切りを迎えようとしています。一方、子どもたちはそれぞれ独立や結婚など、人生の重要な局面に差しかかっています。
みさ子は家族を支えながら、次々に起こる問題に向き合っていきます。
家族それぞれが人生の転換期を迎える山沖家の物語には、1970年代の家庭生活を感じさせるテーマが数多く登場します。
長男の昌平は弁護士として事務所を構えることを考えています。
長女の朋子には結婚という選択が迫り、次男の浩次も大学生として将来を考える立場です。
そして、夫の鉄馬は定年後の生活を見据える時期にあります。
家族全員が同じ家で暮らしていても、抱えている悩みはそれぞれ異なります。
野間豊の登場が山沖家を揺さぶる物語の大きな展開に関わるのが、黒沢年男演じる野間豊です。
みさ子は鉄馬に代わって義父の墓参りをするため、四国の土佐中村へ出かけます。
そこで出会ったのが豊でした。
豊は、鉄馬がみさ子と結婚する前に親類へ預けた幼い息子だったのです。
豊は鉄馬の退職金1,000万円のうち500万円を受け取る約束になっていると話します。
ところが、昌平は父親の退職金を弁護士事務所の設立資金に充てたいと考えていました。
家族の将来を支えるはずのお金が、過去の家族関係と現在の生活設計を結びつける問題へと変わっていきます。
単純な親子の物語ではなく、家族がそれぞれの立場から何を守ろうとするのかが見どころです。
【キャスト一覧】山岡久乃・千秋実・西田敏行ら豪華出演者と役柄
『晴れのち晴れ』には、当時から幅広い作品で活躍していた俳優が多数出演しています。
Gガイドの番組情報に掲載された出演者と、作品資料で確認できる主要な役柄を整理しました。
| 登場人物 | 出演俳優 | 役柄・関係 |
|---|---|---|
| 山沖みさ子 | 山岡久乃 | 山沖家の主婦、物語の中心人物 |
| 山沖鉄馬 | 千秋実 | みさ子の夫、定年間際 |
| 山沖昌平 | 西田敏行 | 山沖家の長男、弁護士 |
| 山沖朋子 | 坂口良子 | 山沖家の長女 |
| 山沖浩次 | 井上純一 | 山沖家の次男、大学生 |
| 野間豊 | 黒沢年男 | 鉄馬の過去に関わる人物 |
| 吉備恵子 | 高瀬春奈 | 昌平と将来を約束する女性 |
| 磯貝俊彦 | 井上順 | 朋子の結婚相手 |
| 増田小百合 | マッハ文朱 | 隣家の人物 |
| 増田駒造 | 由利徹 | 隣家の人物 |
山岡久乃は、本作で山沖家の主婦・みさ子を演じています。
家族の中心に立ち、夫や子どもたちが抱える問題に向き合う役柄です。
山岡久乃の出演ドラマを探している人にとっても、家庭を舞台にした彼女の演技を知るうえで注目したい作品です。
千秋実:定年を迎える夫・鉄馬千秋実が演じるのは、みさ子の夫である鉄馬です。
仕事人生の節目を迎える人物であり、物語では過去の家族関係が現在の山沖家に影響を及ぼすことになります。
千秋実の出演作品の中でも、本作は家庭生活と家族の歴史を描く役柄に注目できる一作です。
西田敏行:弁護士を目指す長男・昌平西田敏行は山沖家の長男・昌平を演じています。
昌平は弁護士であり、自分の事務所を設立することを考えています。
家族の経済的な問題にも関わるため、豊の登場によって大きく揺れる人物です。
坂口良子:長女・朋子坂口良子が演じるのは、山沖家の長女・朋子です。
最終回では井上順演じる磯貝との結婚が決まり、彼女自身の人生にも新しい展開が訪れます。
黒沢年男:物語の鍵を握る野間豊黒沢年男演じる豊は、鉄馬の過去と現在を結びつける重要人物です。
退職金をめぐる問題を通して、家族が過去の出来事とどう向き合うのかを浮き彫りにします。
そのほかの主な出演者番組情報には、次の俳優たちも出演者として掲載されています。
- 草笛光子
- 吉田日出子
- 赤木春恵
- 平田満
- 梅宮辰夫
- 高橋昌也
- 池上季実子
- 永島暎子
- タモリ
脚本には中島丈博、小山内美江子、高橋玄洋が参加し、プロデューサーは武敬子です。
複数の脚本家が参加していることも、本作の制作体制を知るうえで興味深いポイントです。
【最終回ネタバレ】『晴れのち晴れ』全26話の結末はどうなった?
『晴れのち晴れ』は全26話で完結しています。
最終回は1978年3月28日に放送されました。
Gガイドに掲載された第26話の番組紹介では、主要人物たちのその後が具体的に説明されています。
昌平は恵子と将来を約束する長男の昌平は、恵子(高瀬春奈)と将来を約束します。
弁護士として自分の事務所を設立したいと考えていた昌平にとって、仕事だけでなく私生活にも新しい展望が開ける展開です。
朋子は磯貝と結婚する長女の朋子も、磯貝俊彦(井上順)と結婚することになります。
山沖家の子どもたちが、それぞれ自分の人生を歩み始める結末です。
豊はマグロ漁船でアフリカへ向かう野間豊は、マグロ漁船に乗ってアフリカへ行くことを決めます。
豊の登場によって明らかになった鉄馬の過去や、退職金をめぐる問題も、最終回の重要な背景になっています。
鉄馬がみさ子と結婚する前に親類へ預けた息子が豊だったという事実は、山沖家の歴史を改めて考えさせる展開です。
最終回の見どころは家族それぞれの新しい出発最終回で描かれるのは、単純に一つの問題が解決するという結末ではありません。
昌平には将来を共にする相手ができ、朋子は結婚を決め、豊は新しい場所へ旅立ちます。
それぞれの人物が別々の道を選んでいくことが、26話にわたる物語の締めくくりになっています。
【2026年最新】『晴れのち晴れ』の再放送情報と視聴方法
2026年には、地方局のテレビせとうち(TSC)で『晴れのち晴れ』の再放送が確認されています。
特に注目したいのが、最終回の放送情報です。
2026年10月の再放送実績確認できる番組表には、次の放送情報が掲載されていました。
- 2026年10月1日:第11話
- 2026年10月15日:第20話
- 2026年10月23日:第26話・最終回
最終回は10月23日(金)15時55分~16時54分にTSCテレビせとうちで放送予定として掲載されていました。
つまり、2026年秋には全26話の再放送編成が行われ、最終話まで放送されたことが確認できます。
ただし、これは岡山・香川エリアの地方局による放送です。全国のTBS系列局で同時に再放送されたわけではありません。
2026年11月4日時点で今後の再放送予定は?2026年11月4日時点では、テレビせとうちの現行番組一覧に『晴れのち晴れ』の次回放送予定は掲載されていません。
また、全国一斉の再放送についても、具体的な放送日時を伴う公式告知は確認できません。
再放送を希望する場合は、次の情報源を確認するのが現実的です。
- TBSの番組・過去作品関連情報
- テレビせとうちの番組表
- Gガイドのテレビ番組情報
- 各地域のテレビ局の再放送枠
過去のドラマは、現在の配信サービスで必ずしも視聴できるとは限りません。
TVerなどの見逃し配信についても、今回確認できた資料では本作の常設全話配信を裏づける情報はありません。
U-NEXTやAmazon Prime Videoなどを利用する場合も、2013年の映画版と1977年のテレビドラマ版を取り違えないことが大切です。
作品名だけでなく、出演者や放送年を組み合わせて検索してください。
【混同に注意】2013年映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』との違い
『晴れのち晴れ』を検索すると、2013年公開の映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』が表示されることがあります。
タイトルが似ているため混同しやすいものの、両作品は別の作品です。
2013年の映画は松本利夫主演の独立作品映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』は、2013年11月23日に公開されました。
主演はEXILEのMATSUとして知られる松本利夫です。
上映時間は117分。監督は内片輝、脚本は八津弘幸が担当しました。
物語の舞台は岡山県の瀬戸内海に面した港町・牛窓です。
主人公は、結婚詐欺に遭って借金を抱えた37歳の無職男性・緒方定虎。
故郷へ戻った彼は、幼なじみの妹であるイヅミ先生に一目ぼれします。加えて、自分の娘を名乗る少女・美羽が現れ、親子関係や地域の人々との交流が描かれていきます。
1977年ドラマと2013年映画の違い両作品の違いを整理すると、次のようになります。
1977年のテレビドラマ
- 正式タイトルは『晴れのち晴れ』
- TBS系列で放送
- 全26話の連続ドラマ
- 山岡久乃、千秋実、西田敏行、坂口良子らが出演
- 東京都葛飾区堀切が舞台
- 山沖家を中心に家族の日常と人生の転機を描く
2013年の映画
- 正式タイトルは『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』
- 2013年11月23日公開
- 松本利夫主演
- 上映時間117分
- 岡山県の牛窓が舞台
- 故郷への帰還、親子愛、地域のつながりを描く
特に重要なのは、2013年の映画が1977年のドラマの続編やリメイクではないという点です。
出演者も舞台も物語も異なります。
視聴したい作品が西田敏行や山岡久乃の出演する昭和のホームドラマなら、検索時には「1977年・TBS・全26話」を目印にしてください。
【プロの結論】『晴れのち晴れ』が2026年にも見直される理由と作品の魅力
『晴れのち晴れ』の魅力は、豪華な出演者だけではありません。
物語の構造そのものに、家庭生活を描くホームドラマならではの特徴があります。
一つの家庭に複数の人生ドラマが存在する本作では、みさ子だけでなく、鉄馬、昌平、朋子、浩次、豊など、それぞれの人物に異なる事情があります。
定年、仕事の独立、結婚、過去の家族関係。
どれも日常生活から切り離せない問題です。
一つの家庭を舞台に複数の人生が同時進行するため、登場人物の立場によって同じ出来事の意味が変わってきます。
これは、現代の一人の主人公を中心に展開する連続ドラマとは異なる楽しみ方です。
西田敏行と坂口良子の共演にも注目西田敏行と坂口良子は、本作では兄妹という関係で共演しています。
後年の出演作だけを知っている人にとっては、若い時期の二人がどのような役柄を演じていたのかを確認できる点も興味深いところです。
加えて、山岡久乃や千秋実といった俳優が加わることで、世代の異なる登場人物たちのやり取りが作品に厚みを与えています。
こんな人におすすめ- 昭和のTBSホームドラマを見たい人
- 山岡久乃や千秋実の出演ドラマを探している人
- 西田敏行の若い時期のテレビ出演作に興味がある人
- 坂口良子や黒沢年男の出演作品を見比べたい人
- 家族の日常や人生の転機を描く作品が好きな人
一方、現代的なテンポの速いサスペンスや、毎話大きな事件が起こるドラマを期待する人には、作風が異なる可能性があります。
本作は、登場人物の生活や人間関係をじっくり追うことに価値がある作品です。
【よくある質問】『晴れのち晴れ』ドラマに関するFAQ
Q1:『晴れのち晴れ』は何年に放送されたドラマですか?
A1:1977年10月4日にTBS系列で放送が始まり、1978年3月28日に最終回を迎えました。毎週火曜日の21時枠で放送された作品です。
Q2:『晴れのち晴れ』は全何話ですか?
A2:全26話です。2026年のテレビせとうちの再放送でも、10月23日に第26話が最終回として掲載されました。
Q3:西田敏行は何の役で出演していますか?
A3:山沖家の長男・山沖昌平役です。弁護士として働き、自分の事務所を設立することを考えている人物です。
Q4:坂口良子は何の役ですか?
A4:山沖家の長女・山沖朋子を演じています。最終回では磯貝俊彦との結婚が決まります。
Q5:最終回ではどのような結末になりますか?
A5:昌平は恵子と将来を約束し、朋子は磯貝と結婚することになります。また、豊はマグロ漁船に乗ってアフリカへ行くことを決めます。
Q6:2013年の『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』は同じドラマですか?
A6:別作品です。2013年の映画は松本利夫主演で、岡山県の牛窓を舞台にした117分のヒューマンドラマです。1977年のTBSドラマとの続編・リメイク関係はありません。
Q7:2026年11月以降の再放送予定はありますか?
A7:2026年11月4日時点で、次回の具体的な再放送日時は確認できません。テレビ局の公式番組表やGガイドで最新情報を確認してください。
1977年のTBSドラマ『晴れのち晴れ』は、山岡久乃、千秋実、西田敏行、坂口良子、黒沢年男らが出演した全26話のホームドラマです。
葛飾区堀切の山沖家を舞台に、定年、仕事、結婚、家族の過去といった人生の転機を描いています。
最終回では昌平と恵子、朋子と磯貝の将来が決まり、豊も新しい人生へ向かうことになりました。
2026年秋にはテレビせとうちで再放送され、10月23日に最終26話が放送予定として掲載されています。
また、2013年の映画『晴れのち晴れ、ときどき晴れ』は、タイトルこそ似ていますが、キャストも舞台も物語も異なる独立作品です。
作品を探す際は、1977年・TBS・山岡久乃・全26話という4つの情報を目印にすると、目的のドラマを見つけやすくなります。
昭和のテレビドラマが持つ、家族一人ひとりの人生を丁寧に描く面白さを味わえる作品です。
主な事実確認資料
- Gガイド番組情報:全26話、主要出演者、脚本家、第26話のあらすじと結末。
- 国立国会図書館関連の脚本情報データベース:1977年11月22日放送の第8話、脚本家・小山内美江子、出演者情報。
- 1977~1978年の番組編成資料:放送開始・終了日とTBS火曜21時枠。
- 2026年の再放送情報:テレビせとうちの10月放送、最終26話の放送日時。
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