本田望結の名前を全国に広めた作品が、2011年10月から12月に日本テレビ系で放送されたドラマ『家政婦のミタ』だ。
出演当時の望結は7歳。松嶋菜々子演じる家政婦が働く阿須田家の末っ子、阿須田希衣(あすだ・きい)を演じた。
この作品は最終回で視聴率40%を記録した大ヒットドラマであり、望結にとっても大きなキャリアの転換点となった。
希衣役のオーディションに挑戦した理由実は、望結が『家政婦のミタ』に出演した背景には、共演者への憧れがあった。
2023年の集英社オンラインのインタビューで、本人は当時、忽那汐里に憧れていたことを明かしている。
忽那はドラマで阿須田結役を演じることになっていた。望結は、忽那が姉役なら自分は妹役を演じたいと思い、オーディションを受けたという。
オーディションは大規模で、本人の記憶では3次面接ほどまで進んだ。
最終段階では、兄役の出演者との組み合わせも試された。そのとき、望結は希衣役を自分が演じたいという強い気持ちを抱いたと振り返っている。
実際に共演することになったのは、中川大志と綾部守人だった。
単に出演機会を得たいという気持ちだけではなく、好きな俳優と同じ作品で家族役を演じたいという具体的な希望があったことが、本人の話から伝わってくる。
家政婦のミタ以降の出演作品『家政婦のミタ』以前から、望結は複数のドラマに出演していた。
2011年には『さよならぼくたちのようちえん』『マルモのおきて』などにも出演。翌2012年には『コドモ警察』でマイコ・林舞子役を演じた。
その後も出演作を重ね、2015年には映画『ポプラの秋』で映画初主演、2017年にはドラマ『探偵少女アリサの事件簿』で主演を務めた。
| 年 | 主な出来事・作品 | 内容 |
|---|---|---|
| 2008年 | 芸能活動初期 | テレビ番組への出演記録 |
| 2010年 | ドラマ・CM出演 | 子役として出演機会が広がる |
| 2011年3月 | 『さよならぼくたちのようちえん』 | 持田美琴役 |
| 2011年5月 | 『マルモのおきて』 | 遠藤まなみ役 |
| 2011年10~12月 | 『家政婦のミタ』 | 阿須田希衣役 |
| 2012年 | 『コドモ警察』 | マイコ・林舞子役 |
| 2015年 | 『ポプラの秋』 | 映画初主演 |
| 2017年 | 『探偵少女アリサの事件簿』 | テレビドラマ初主演 |
所属事務所の出演記録と作品情報をもとに整理したものだ。
子役時代の本田望結は演技を仕事だと思っていなかった?2024年の双葉社のインタビューで、望結は子役時代の仕事について、当時は仕事という感覚がほとんどなく、ただ楽しかったと振り返っている。
加えて、20歳を迎えた頃にも、演じることを仕事として割り切って考えていない部分があると語った。
一方で、子役ではなく大人の俳優として意識を変えなければならないとも考えていた。
この発言は、幼少期から長く芸能活動を続けてきた人物ならではの心境だ。長い芸歴があるからといって、俳優としての成長が完成しているわけではない。子役時代の経験を土台に、新しい役柄や表現に向き合う段階へ進んでいたのである。
【子役とフィギュアスケートを両立】京都での生活と母親の支え

本田望結の幼少期で特に注目したいのは、芸能活動とフィギュアスケートの両方を続けていたことだ。
一般的に、子役として活動する場合は撮影やオーディションに時間を取られる。一方、フィギュアスケートは日々の練習が必要で、試合に向けた身体づくりや技術の習得も欠かせない。
この2つを小学生の頃から続けていたことは、望結のキャリアを特徴づける要素になっている。
小学生時代は1日5~6時間のスケート練習2022年のHugKumのインタビューで、望結は小学生時代の生活について具体的に説明している。
仕事がない日は、1日5~6時間ほどスケートを練習していたという。
ドラマの撮影がある日は、朝にスケートの練習をしてから学校へ行き、その後に仕事をするというスケジュールだった。
加えて、スケートのために筋力トレーニングやバレエ、新体操、ヨガにも取り組んでいた。
本人が当時の夢として語っていたのは、次のようなものだった。
「すべって踊れる女優になる」
これは単なる芸能活動とスポーツの掛け持ちではない。フィギュアスケートの表現力と俳優としての表現力を、どちらも大切にしていたことがわかる。
母親のサポートと父親の存在幼少期の望結を支えていたのが両親だった。
母親は京都から東京への移動やオーディションに付き添い、スケートと芸能活動の両方を支えていた。
また、本人のインタビューによると、幼い頃にスケートを教えてくれたのは父親だった。
フィギュアスケートの経験がなかった父親も、子どもたちと一緒に滑るようになったというエピソードがある。
加えて、HugKumの取材では、親から一度も「もうスケートをやめる?」と聞かれたことがなかったと語っている。
親が活動を一方的に決めるのではなく、本人の「やりたい」という意思を尊重していたことが、長く続けられた背景にあった。
本人が語った二刀流を続ける覚悟2019年のweb Sportivaのインタビューでは、芝居とフィギュアスケートのどちらかをやめようと考えたことが何度もあったと明かしている。
しかし、そのたびに2つとも続けたいという気持ちに戻ったという。
本人は、両立することでしか行けない世界を目指していた。
この考え方は、現在の活動にもつながる要点だ。
芸能活動と競技を両立させることは、単純に時間を管理するだけでは成立しない。どちらも本人にとって好きなことであり、片方だけを残す選択を簡単にはできなかったのである。
【幼少期と現在を比較】22歳になった本田望結の成長と2026年最新プロフィール
2004年生まれの本田望結は、2026年11月6日現在、22歳になっている。
幼少期は子役とフィギュアスケーターという2つの活動で知られていたが、現在は映画やドラマ、テレビ番組などでも活動の幅を広げている。
幼少期と現在の違い| 比較項目 | 幼少期 | 2026年現在 |
|---|---|---|
| 年齢 | 3~9歳頃 | 22歳 |
| 芸能活動 | 子役・キッズモデル | 俳優・タレント |
| スケート | 兄姉の影響で開始 | 長年の経験を持つフィギュアスケーター |
| 表現活動 | カメラの前で演じることが好き | 映画・ドラマ・テレビなどで活動 |
| 家族との生活 | 京都を拠点に両親の支援を受ける | 成人後は一人暮らしについても公表 |
| 代表的な転機 | 『家政婦のミタ』 | 主演映画やドラマへの出演 |
2025年6月の『徹子の部屋』関連報道では、望結が一人暮らしを始めたことも紹介された。大家族で育ったため、当初はホームシックになったという。
幼少期は母親と一緒に京都から東京へ通っていたが、現在は自分の生活を築く段階に進んでいる。
本田望結の2026年最新プロフィール
本田望結(ほんだ・みゆ)
俳優・フィギュアスケーター
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 生年月日 | 2004年6月1日 |
| 出身地 | 京都府 |
| 年齢 | 22歳 |
| 星座 | 双子座 |
| きょうだい | 5人きょうだいの4番目 |
| 兄 | 本田太一 |
| 姉 | 本田真凜 |
| 妹 | 本田紗来 |
| 所属 | オスカープロモーション |
| 特技 | フィギュアスケート・水泳 |
生年月日・出身地・所属事務所のプロフィールおよび公開されている家族情報をもとに整理。
幼少期の子役としての活動から、現在の俳優としての仕事へと、出演作品も変化している。
特に注目したいのは、映画での主演経験と、ドラマでの役柄の広がりだ。
- 2015年: 映画『ポプラの秋』で主演。
- 2017年: ドラマ『探偵少女アリサの事件簿』で主演。
- 2023年: NHK連続テレビ小説『らんまん』に出演。
- 2024年: 映画『カーリングの神様』で主演。
- 2025年: ドラマ『ふたりソロキャンプ』で草野雫役を担当。
- 2025年: 映画『きさらぎ駅 Re:』『愛されなくても別に』などに出演。
- 2026年: 映画『高校生家族』に赤井琴音役で出演。
また、所属事務所の出演情報では、ABC『ABCお笑いグランプリ』のMCを2023年から2026年まで担当した記録も掲載されている。
子役時代のイメージにとどまらず、俳優や番組MCとして活動していることが、現在のキャリアの特徴だ。
【プロの結論】本田望結の幼少期から見える3つの成長のポイント
本田望結の幼少期を振り返ると、現在の活動につながる重要な要素が3つ浮かび上がる。
1. 芸能活動は本人の興味から始まった。
テレビに映りたいという3歳頃の気持ちが、芸能界に入るきっかけになった。家族がその希望を受け止め、実際の活動につなげたことが出発点だった。
2. フィギュアスケートは家族の影響から始まり、自分の好きなことになった。
兄の太一、姉の真凜の存在が最初のきっかけだった。しかし、その後は本人自身が競技に魅力を感じ、練習や大会に取り組むようになった。
3. 両立を続けるための原動力は、自分の意思だった。
長時間の練習や京都と東京の往復など、幼少期から簡単ではない生活を送っていた。それでも両親の支えを受けながら、2つの活動を続けてきた。
特に注目すべきなのは、芸能活動もスケートも、本人が「やってみたい」と思ったことから始まっている点だ。
幼少期の本田望結を単なる天才子役として見るだけでは、現在まで続くキャリアの本質は見えてこない。自分の好きなことを2つとも大切にしてきたことが、彼女ならではの歩みを形づくっている。
本田望結の幼少期に関するよくある質問(FAQ)
Q1:本田望結は何歳で芸能界デビューしましたか?
A1:本人のインタビューによると、3歳頃から芸能活動を始めています。テレビに映りたいという本人の希望がきっかけでした。デビュー年については資料によって2008年や2010年などの記載があります。
Q2:本田望結がフィギュアスケートを始めた理由は何ですか?
A2:兄の本田太一と姉の本田真凜がスケートをしていたことがきっかけです。練習について行くうちに本人も興味を持ち、滑るようになりました。
Q3:本田望結は『家政婦のミタ』で何歳のときに何役を演じましたか?
A3:2011年の放送当時7歳で、阿須田家の末っ子・希衣役を演じました。この作品への出演が、全国的な知名度を得る大きな転機となりました。
Q4:本田望結は何人きょうだいですか?
A4:5人きょうだいの4番目です。兄は本田太一、姉は本田真凜、妹は本田紗来です。さらに一番上に姉がいます。
Q5:本田望結の出身地はどこですか?
A5:京都府です。幼少期は京都を拠点に生活し、母親と新幹線で東京へ通いながら芸能活動を続けていました。
Q6:2026年現在、本田望結は何歳ですか?
A6:2004年6月1日生まれのため、2026年11月現在は22歳です。俳優・フィギュアスケーターとして活動しています。
本田望結の幼少期は、3歳頃に始めた芸能活動とフィギュアスケートによって特徴づけられる。
テレビに出たいという本人の希望から芸能界に入り、兄の太一や姉の真凜の影響でスケートにも親しむようになった。
7歳で出演した『家政婦のミタ』では阿須田希衣役を演じ、子役として大きな注目を集めた。その後も『コドモ警察』『ポプラの秋』『探偵少女アリサの事件簿』などに出演し、俳優として経験を積み重ねている。
また、幼少期の写真や本人のインタビューからは、人見知りだった少女がカメラの前では堂々と表現できたこと、家族の支えを受けながら自分の好きなことを続けてきたこともわかる。
2026年現在22歳。 子役時代からの知名度だけに頼らず、新しい作品や表現に挑戦する本田望結。その歩みを理解するうえで、幼少期の「やってみたい」という気持ちこそ、最も大切な原点といえる。