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女子サッカーワールドカップ2023の放送はどこ?NHK・FIFA+と2026年の視聴方法を徹底解説

伊部 拓海 伊部 拓海 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
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2023年7月20日から8月20日までオーストラリアとニュージーランドで開催された「FIFA女子ワールドカップ2023」。なでしこジャパンの試合をどこで見られたのか、NHK BS1とNHK総合の放送日程、NHKプラスの同時配信・見逃し配信、FIFA+の無料ライブ配信について、2026年11月現在の情報も交えて整理する。

この大会では、日本国内の放映権をめぐる交渉が難航し、NHKによる中継が正式に決まったのは開幕のわずか1週間前だった。最終的には日本代表の全試合がテレビ中継され、決勝戦もNHK BS1で放送された。現在はNHKプラスのサービス名称・アプリも変更されており、当時の視聴方法と過去映像を楽しむ方法は区別して理解する必要がある。

【まず結論】女子サッカーワールドカップ2023の放送はNHK!日本戦は全試合中継された

女子サッカーワールドカップ2023放送

2023年大会の日本国内におけるテレビ放送は、NHKが中心だった。

日本サッカー協会(JFA)が公表した大会のテレビ放送・ライブ配信スケジュールによると、NHKはなでしこジャパンのグループリーグ全3試合に加え、決勝トーナメントに進出した場合の日本戦も中継する方針を示していた。

実際に日本はグループリーグを3連勝で突破し、ラウンド16、準々決勝まで進出。合計5試合がNHKで生中継された。

2023年大会の日本代表戦を放送したチャンネル
  • NHK BS1:日本対ザンビア、日本対コスタリカ。
  • NHK総合:日本対スペイン、日本対ノルウェー、日本対スウェーデン。
  • NHK Eテレ:日本対ノルウェー戦の途中から放送を引き継いだ。
  • FIFA+:日本代表の各試合をライブ配信。
  • NHKプラス:NHK総合などで放送された対象試合を同時配信・見逃し配信。

ここで押さえておきたいのは、NHK BS1とNHK総合では配信サービスの対応範囲が異なっていたことだ。NHKプラスの対象は総合テレビなどの番組であり、BS1の試合をすべてインターネットで見られたわけではない。

一方、FIFA+はテレビ放送とは別の視聴手段として機能した。テレビを持たない人や、スマートフォン・パソコンから観戦したい人にとって重要な選択肢だった。

【試合別一覧】日本対ザンビア・コスタリカ・スペインの放送時間と全試合日程

なでしこジャパンのグループリーグは、2023年7月22日、26日、31日の3試合。すべて日本時間で午後に放送された。

以下はJFAの公式放送スケジュールを基にした日本代表の全試合一覧だ。時刻はキックオフ時刻ではなく、原則としてテレビの放送開始時刻を記載している。

なでしこジャパンの全5試合・放送先一覧
試合日(日本時間) 対戦カード 放送開始 テレビ放送・配信
2023年7月22日(土) 日本対ザンビア 15:50 NHK BS1・FIFA+
2023年7月26日(水) 日本対コスタリカ 13:50 NHK BS1・FIFA+
2023年7月31日(月) 日本対スペイン 15:50 NHK総合・NHKプラス・FIFA+
2023年8月5日(土) 日本対ノルウェー 16:50 NHK総合・Eテレ・NHKプラス・FIFA+
2023年8月11日(金) 日本対スウェーデン 16:10 NHK総合・NHKプラス・FIFA+
2023年8月20日(日) スペイン対イングランド(決勝) 18:50 NHK BS1

※すべて日本時間。決勝は日本代表戦ではないが、大会全体の放送予定として掲載した。日本代表の試合のNHKプラス対応は、総合テレビ・Eテレで放送された対象番組に限られる。

日本対ザンビアの放送時間:7月22日15時50分

なでしこジャパンの初戦は、2023年7月22日のザンビア戦だった。

NHK BS1では15時50分から放送が始まり、キックオフは16時。FIFA+でもライブ配信が行われた。

試合は日本が5対0で勝利。大会初戦から攻撃力を見せつけ、グループリーグ突破に向けて大きな一歩を踏み出した。

日本対コスタリカの放送時間:7月26日13時50分

第2戦のコスタリカ戦は、7月26日13時50分からNHK BS1で中継された。キックオフは14時だった。

FIFA+でもライブ配信が実施され、日本は2対0で勝利。グループリーグ2連勝を達成し、決勝トーナメント進出に近づいた。

日本対スペインの放送時間:7月31日15時50分

グループリーグ最終戦となったスペイン戦は、7月31日15時50分からNHK総合で生中継された。

この試合はNHKプラスでも同時配信・見逃し配信の対象となった。NHK BS1ではなく地上波の総合テレビで放送されたため、BS放送を受信できない家庭でもテレビで観戦できた。

日本はスペインに4対0で快勝。3戦全勝、無失点でグループCを首位通過した。試合結果と放送先の両面で、大会の注目度を高めた一戦だった。

決勝トーナメントの日本戦もNHKで放送

ラウンド16のノルウェー戦は8月5日16時50分からNHK総合で中継された。18時45分からはEテレに放送が引き継がれた。

準々決勝のスウェーデン戦は8月11日16時10分からNHK総合で放送された。こちらもNHKプラスの同時配信・見逃し配信に対応していた。

日本はノルウェーを3対1で下してベスト8へ進出したが、スウェーデンには敗れ、準々決勝で大会を終えた。

なお、8月20日の決勝はスペイン対イングランド。NHK BS1が18時50分から生中継し、スペインが初優勝を飾った。

【無料視聴方法を比較】NHKプラスとFIFA+は何が違ったのか

2023年大会で視聴者が迷いやすかったのが、NHKプラスとFIFA+の違いだ。

どちらもインターネットを通じて試合を視聴できるサービスだったが、運営主体も配信対象も異なっていた。

NHKプラスは地上波放送の同時配信・見逃し配信

NHKプラスは、NHK総合やEテレの番組をインターネットで視聴できる公式サービスだった。

2023年大会では、スペイン戦、ノルウェー戦、スウェーデン戦など、総合テレビ・Eテレで放送された対象番組が同時配信・見逃し配信に対応した。

一方、ザンビア戦とコスタリカ戦はNHK BS1で放送されたため、NHKプラスの対象ではなかった。

当時のNHKプラスはNHKの受信契約を前提とするサービスで、対象番組の見逃し配信期間は原則として放送後7日間だった。追加のスポーツ配信契約を購入する仕組みではない。

FIFA+はFIFA公式の無料ライブ配信サービス

FIFA+は国際サッカー連盟が運営する公式の動画・ライブ配信プラットフォームだ。

2023年大会では、JFAの公式放送スケジュールにも日本代表戦のライブ配信先としてFIFA+が記載されていた。NHKのテレビ中継と並行して、インターネットから試合を視聴できたのである。

当時は無料で利用できる公式配信として案内されており、スマートフォンやパソコンから観戦する方法として活用された。試合によっては日本語音声での実況も確認されている。

ただし、FIFA+が大会全64試合を日本国内で一律に無料ライブ配信していたという理解は正確ではない。FIFA+のライブ配信は国・地域ごとの放映権や対象試合によって異なっていた。

NHKプラスとFIFA+の違い
  • NHKプラス:NHKの地上波対象番組をインターネットで同時・見逃し視聴するサービス。
  • FIFA+:FIFAが提供する公式サッカー配信プラットフォーム。2023年大会では日本代表戦のライブ配信先にもなった。
  • BS1の試合:NHKプラスではなく、テレビのBS放送やFIFA+が主な視聴手段だった。
  • 過去映像:NHKプラスの短期間の見逃し配信とは異なり、FIFA+には大会映像のアーカイブがある。

無料で観戦したい人にとって、当時はFIFA+が便利な選択肢だった。NHKの地上波を受信できる環境がある人は、総合テレビで放送される試合を利用する方法もあった。

【放映権の舞台裏】なぜ2023年女子W杯の放送決定は開幕直前まで遅れたのか

2023年大会の放送をめぐる最大の問題は、開催直前まで日本国内のテレビ放送が確定していなかったことだ。

大会は7月20日に開幕する予定だったが、NHKとFIFAが日本国内の放送について合意したと発表されたのは7月13日。開幕までわずか7日というタイミングだった。

FIFAは女子大会の放映権を独立して販売

背景にあったのは、FIFAによる女子ワールドカップの放映権販売方針の変更だ。

FIFAは2023年大会について、可能な地域では男子ワールドカップの放映権と切り離し、女子大会単独でメディア権を販売する方針を採用した。

この方針には、女子サッカーの商業的価値を高め、放送収入を競技の発展や選手の待遇改善につなげる狙いがあった。

実際、2023年大会は参加国が24から32に拡大し、賞金総額も2019年大会の3,000万米ドルから1億1,000万米ドルへと大幅に増加した。

しかし、独立販売によって放映権料に対するFIFA側の期待と、各国の放送事業者が評価する市場価値との間に隔たりが生じた。オーストラリアとニュージーランド開催による時差も、欧州などの視聴環境に影響する要因として報じられた。

7月13日にJFA・NHK・FIFAの合意が成立

日本国内の交渉については、JFAの田嶋幸三会長(当時)が大会終了後に公式コラムで経緯を説明している。

田嶋氏によると、日本国内の放送交渉は難航しており、田嶋氏と宮本恒靖専務理事(当時)が交渉に取り組んだ。最終的に7月13日、FIFAとNHKの合意が成立した。

また、ニュース映像についても各テレビ局が使用できることになったと説明している。

FIFAも7月20日の公式発表で、日本の無料放送パートナーとしてNHKとの契約成立を公表した。大会開幕までに200を超える地域で放送され、約130の放送事業者が参加する国際的な放送体制が整った。

放送決定の遅れが示した女子サッカーの課題

この一件は、女子サッカーの競技価値と放映権ビジネスの関係を考えるうえで象徴的だった。

大会規模は拡大し、32か国が参加する国際大会へと成長していた。それでも放映権の価格交渉がまとまらなければ、開催国以外の視聴者が試合を見られない可能性が生まれる。

一方、JFAの大会総括によれば、日本国内での視聴者の反応は大きかった。ラウンド16のノルウェー戦では、NHKの視聴者数が約672万人に達し、グループリーグのスペイン戦の2倍以上だったという。

放送の確保は単なるテレビ番組編成の問題ではない。女子サッカーを普段見ない人が代表戦に触れ、競技そのものに関心を持つ入口でもある。放映権の交渉と視聴機会の確保は、競技の普及に直結する課題だった。

【2019年大会と比較】女子ワールドカップの放送局はどう変わった?

2019年のフランス大会と2023年のオーストラリア・ニュージーランド大会を比較すると、日本国内の放送体制には違いがある。

2019年大会では、フジテレビ系列、NHK BS1、J SPORTSが日本代表戦を放送していた。JFAの当時の公式スケジュールには、フジテレビ系列とNHK BS1、J SPORTS 1・2による日本戦の中継が記録されている。

一方、2023年大会では、NHKが中心となって日本代表の全試合を中継する体制となった。

2019年と2023年の主な違い
  • 2019年:フジテレビ系列、NHK BS1、J SPORTSが日本代表戦を放送。
  • 2023年:NHK BS1とNHK総合を中心に、日本代表戦を全試合中継。
  • ネット配信:2023年はFIFA+とNHKプラスが視聴手段として加わった。
  • 放送決定時期:2023年は開幕1週間前まで日本国内の放送が確定しなかった。

2019年大会は複数の放送局が並行して中継する形だったのに対し、2023年大会はNHKを軸とした放送体制だった。

この変化を単純に放送局の減少だけで評価することはできない。2023年大会では、FIFA+という公式配信サービスも視聴手段として加わり、テレビ以外から観戦する選択肢が広がっていたからだ。

ただし、インターネット配信があればテレビ放送の役割が不要になるわけではない。地上波で試合を見られることは、普段サッカーを視聴しない層への認知拡大という点でも大きな意味を持つ。

【2026年現在】2023年女子ワールドカップの過去映像を見る方法

2026年11月現在、2023年大会のライブ放送はすでに終了している。当時の放送予定を調べている人と、実際に試合映像を見たい人では、利用するサービスが異なる。

FIFA+の公式アーカイブでフルマッチを探す

2023年大会の過去映像を探す場合、最初に確認したいのがFIFA+の公式アーカイブだ。

FIFA+には、オーストラリア・ニュージーランド大会の特設アーカイブがあり、各試合のハイライトやフルマッチリプレイが掲載されている。

日本代表関連では、ノルウェー戦やスウェーデン戦などの過去映像も探せる。グループリーグの試合についても、大会の公式コンテンツから該当する対戦カードを確認するとよい。

ただし、動画の公開状況や地域制限は変更される場合がある。2023年当時の無料ライブ配信と、2026年現在のアーカイブ視聴は別のサービス提供条件として考える必要がある。

NHKプラスは2026年10月からNHK ONEへ名称変更

2023年当時に使われていたNHKプラスは、その後のNHKのインターネットサービス再編を経ている。

NHKは2025年10月1日にNHK ONEを開始し、総合テレビやEテレの同時配信・見逃し配信などを統合した。旧NHKプラスのアプリ名は移行期間中も維持されていたが、2026年10月1日からアプリ名もNHK ONEに統一された。

2026年現在、NHKの番組をインターネットで視聴する場合はNHK ONEを確認することになる。

ただし、NHK ONEの見逃し配信は原則として放送後1週間が対象だ。2023年の試合を通常の見逃し配信で再生することはできない。

NHKオンデマンドで過去番組を検索する方法

もう一つの選択肢がNHKオンデマンドだ。

NHKオンデマンドは、NHKで放送された過去の番組を有料で配信するサービスで、スポーツ関連の番組やドキュメンタリーも取り扱っている。

ただし、NHKで放送されたすべてのスポーツ中継がアーカイブ化されているわけではない。女子ワールドカップ2023の試合映像が常時配信されていると考えるのは避けたい。

検索する場合は、以下のような対戦カード名や番組名を入力すると探しやすい。

  • なでしこジャパン スペイン戦
  • FIFA女子ワールドカップ2023
  • 日本対ノルウェー
  • 日本対スウェーデン
  • 女子サッカー ワールドカップ 総集編

検索結果に対象番組が表示されるか、配信期間が残っているかを確認してから利用するのが確実だ。

2026年の過去大会視聴方法を整理
  • 試合全編を見たい:FIFA+の2023年大会フルマッチリプレイを確認する。
  • ハイライトを見たい:FIFA+の大会アーカイブを確認する。
  • NHK制作の関連番組を見たい:NHK ONEやNHKオンデマンドの番組検索を利用する。
  • 当時の放送時間を調べたい:JFAの2023年大会公式ページに掲載された放送スケジュールを参照する。

過去の試合を探すなら、まずFIFA+、NHK制作の特集番組を探すならNHKの各サービスという使い分けが現実的だ。

【プロの結論】2023年大会の放送問題から見える女子サッカー中継の本質

女子サッカーワールドカップ2023の放送を振り返ると、単にNHKが中継したという事実以上の意味が見えてくる。

重要なのは、放映権の交渉が難航しても、最終的に日本代表の全試合を視聴できる体制が整い、地上波とインターネット配信の両方から観戦できたことだ。

誤解しやすい3つのポイント

1. 日本代表の全試合が地上波だったわけではない。

ザンビア戦とコスタリカ戦はNHK BS1での放送だった。総合テレビでの放送とBS放送を混同しないことが大切だ。

2. NHKプラスですべての試合を見られたわけではない。

NHKプラスの対象は総合テレビ・Eテレの番組だった。BS1の試合まで同じように配信されていたわけではない。

3. FIFA+が大会全試合を日本国内で無条件に無料配信していたわけではない。

FIFA+は日本代表戦を含む大会映像の配信に活用されたが、ライブ配信の対象は地域や放映権によって異なる。現在のアーカイブ配信とも区別する必要がある。

視聴者が放送情報を判断する基準

国際大会の中継情報を確認するときは、次の3点を押さえたい。

  • 放送局:地上波なのかBSなのか、専門チャンネルなのか。
  • 配信範囲:同時配信だけなのか、見逃し配信もあるのか。
  • 視聴期間:ライブ配信なのか、期間限定のアーカイブなのか。

特に女子ワールドカップのように、放映権が開催直前まで決まらない可能性がある大会では、古い番組表や前年の放送情報だけを参考にするのは危険だ。JFAやFIFA、放送局の公式発表を基準に確認することが、見逃しを防ぐ最も確実な方法となる。

【女子サッカーワールドカップ2023の放送】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:女子サッカーワールドカップ2023はどこのテレビ局で放送された?

A1:日本代表戦はNHKが担当した。グループリーグのザンビア戦・コスタリカ戦はNHK BS1、スペイン戦と決勝トーナメントの日本戦はNHK総合を中心に放送された。

Q2:日本対ザンビアの放送時間は何時だった?

A2:2023年7月22日15時50分からNHK BS1で放送された。キックオフは16時で、FIFA+でもライブ配信された。

Q3:日本対コスタリカの放送時間は?

A3:2023年7月26日13時50分からNHK BS1で中継された。試合開始は14時だった。

Q4:日本対スペインは地上波で見られた?

A4:見られた。2023年7月31日15時50分からNHK総合で生中継され、NHKプラスでも同時配信・見逃し配信が実施された。

Q5:FIFA+は無料で視聴できた?

A5:2023年大会ではFIFA+が無料の公式ライブ配信サービスとして利用され、日本代表戦も配信対象だった。ただし、全試合のライブ配信がすべての国で同じ条件で提供されたわけではない。

Q6:NHKプラスでザンビア戦やコスタリカ戦も見られた?

A6:両試合はNHK BS1での放送だったため、NHKプラスの同時配信・見逃し配信の対象ではなかった。NHKプラスの対象となったのは総合テレビ・Eテレで放送された試合だった。

Q7:2023年女子ワールドカップの決勝はどこで放送された?

A7:2023年8月20日のスペイン対イングランド戦はNHK BS1で放送された。放送開始は18時50分、日本時間のキックオフは19時だった。

Q8:2026年現在、NHKプラスは利用できる?

A8:2026年10月1日からアプリ名がNHK ONEに統一されている。総合テレビ・Eテレの同時配信や見逃し配信はNHK ONEで利用できるが、2023年大会の試合を通常の7日間の見逃し配信で視聴することはできない。

Q9:2023年大会の試合を今からフル視聴する方法は?

A9:FIFA+の2023年大会公式アーカイブにあるフルマッチリプレイを確認する方法が有力だ。NHKオンデマンドについては、対象の試合や関連番組が配信されているか個別に検索する必要がある。

2023年のFIFA女子ワールドカップは、日本国内ではNHK BS1とNHK総合を中心に放送された。なでしこジャパンはグループリーグのザンビア戦、コスタリカ戦、スペイン戦から、ノルウェー戦、スウェーデン戦まで全5試合が生中継された。

インターネットではFIFA+が日本代表戦のライブ配信を担当し、NHK総合・Eテレの対象試合はNHKプラスでも同時配信・見逃し配信された。視聴手段は複数あったものの、BS1の試合と地上波の試合では配信条件が異なっていた点が重要だ。

また、放映権の交渉は難航し、NHKとの合意は開幕7日前の7月13日だった。女子サッカーの商業的価値を高めるためのFIFAの権利販売戦略と、日本国内での視聴機会を確保する必要性が交差した大会でもあった。

2026年現在、当時のNHKプラスはNHK ONEへ移行している。過去の試合を楽しみたい場合はFIFA+の公式アーカイブを優先し、NHKの関連番組はNHK ONEやNHKオンデマンドで探すのがよい。

女子ワールドカップの放送をめぐる問題は、単なるテレビ局選びにとどまらない。世界の女子サッカーをより多くの人に届けるために、テレビとインターネットの双方で安定した視聴環境を確保できるか。2023年大会は、その課題を日本の視聴者にも強く印象づけた大会だった。

主な根拠資料: JFAの2023年大会公式放送日程・田嶋幸三氏の大会総括、FIFAの放映権契約発表、2019年大会のJFA公式放送記録、NHKのNHK ONE移行発表、FIFA+公式アーカイブ。

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コンテンツディレクター 伊部 拓海
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