2026年現在、劇場版『名探偵コナン』は全29作品に到達し、シリーズ人気は新たな段階に入っている。興行収入で歴代最高を記録した『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』、Filmarksでシリーズ最高評価を獲得した『黒鉄の魚影(サブマリン)』、そして根強いファン人気を誇る『時計じかけの摩天楼』『ベイカー街の亡霊』。同じ人気作品でも、支持される理由は大きく異なる。
2026年の最新作『ハイウェイの堕天使』まで含めて比較すると、売上だけでは見えない作品ごとの魅力が浮かび上がる。歴代の興行収入、日本最大級の映画レビューサービスFilmarksの評価・レビュー件数、2026年に実施されたファン投票を照らし合わせ、人気の実態と初心者におすすめしたい名作を整理した。
【2026年最新】コナン映画人気ランキングの答えは?総合評価TOP10

2026年10月に公表された興行収入・Filmarks評価・レビュー件数の比較では、総合ランキングの上位は次のようになっている。
1位:『黒鉄の魚影』(2023年)
2位:『100万ドルの五稜星』(2024年)
3位:『隻眼の残像』(2025年)
4位:『ハロウィンの花嫁』(2022年)
5位:『ゼロの執行人』(2018年)
6位:『から紅の恋歌』(2017年)
7位:『純黒の悪夢』(2016年)
8位:『紺青の拳』(2019年)
9位:『ベイカー街の亡霊』(2002年)
10位:『緋色の弾丸』(2021年)
このランキングは、国内興行収入を40%、Filmarks平均評価を30%、Filmarksレビュー件数を30%として換算した民間メディアの独自集計によるものだ。1997〜1999年の初期3作品は当時の配給収入と現在の興行収入を直接比較できないため、評価点とレビュー件数をそれぞれ50%としている。
ここで注目したいのは、興行収入1位の『100万ドルの五稜星』が総合1位ではない点だ。
『黒鉄の魚影』は興行収入ではシリーズ3位ながら、Filmarks評価とレビュー件数の両方で強さを示している。作品を実際に見た人の満足度と、長期間にわたってレビューを書き続けるファンの厚みが、総合順位を押し上げた形だ。
つまり、2026年のコナン映画人気を一言で表すなら、売上の王者は『100万ドルの五稜星』、評価の王者は『黒鉄の魚影』という整理が最もわかりやすい。
【徹底比較】歴代興行収入ランキングとFilmarks評価の違い
劇場版コナンの人気を判断するうえで、興行収入とFilmarks評価は別々に見る必要がある。
興行収入は劇場公開時にどれだけ多くの観客を集めたかを示す数字だ。一方、Filmarksの評価は鑑賞者が作品にどれほど満足したかを考える材料になる。レビュー件数は作品がどれほど多くの人に見られ、語られているかを把握する手掛かりだ。
興行収入・評価・レビュー件数の比較| 作品名 | 国内興行収入 | Filmarks評価 | レビュー件数 | ファン投票 |
|---|---|---|---|---|
| 100万ドルの五稜星 | 158.0億円 | 3.9 | 約9.2万件 | マイナビ3位 |
| 隻眼の残像 | 147.4億円 | 4.0 | 約7.7万件 | 電撃5位 |
| 黒鉄の魚影 | 138.8億円 | 4.1 | 約10.6万件 | 電撃1位 |
| ハイウェイの堕天使 | 約137.0億円 | 3.7 | 約4.8万件 | 投票対象外 |
| ベイカー街の亡霊 | 34.0億円 | 4.0 | 約8.3万件 | 電撃3位・マイナビ2位 |
※興行収入は億円。『ハイウェイの堕天使』は2026年8月31日時点の集計値。Filmarksの数値は2026年10月時点の比較資料を基準とした概数。レビュー件数は変動する。
興行収入1位は『100万ドルの五稜星』2024年公開の第27作『100万ドルの五稜星』は、興行収入158億円を記録した。
日本映画製作者連盟の2024年興行統計でも邦画の年間1位となっており、シリーズの歴史に残る大ヒット作品だ。
舞台は北海道・函館。怪盗キッドと服部平次が、土方歳三ゆかりの刀や幕末の宝をめぐる事件に関わる。
本作の魅力は、人気キャラクターの共演だけではない。北海道という土地の歴史や景観を物語に取り込み、観客が映画の舞台を訪れてみたくなる仕掛けも備えている。
平次と和葉の関係に注目するファン、怪盗キッドの活躍を楽しみにしているファン、そして壮大な謎解きを求める観客。それぞれ異なる目的を持つ層を取り込んだことが、記録的な興行成績につながったと考えられる。
Filmarks評価1位は『黒鉄の魚影』2023年公開の第26作『黒鉄の魚影』は、Filmarksで4.1点というシリーズ最高評価を記録している。
興行収入は138.8億円。シリーズで初めて100億円を突破した記念碑的作品でもある。
物語の中心にいるのは灰原哀と黒ずくめの組織だ。八丈島沖の海洋施設「パシフィック・ブイ」を舞台に、灰原をめぐる危機と組織との対決が展開する。
特に評価されている要点は、長年シリーズを追いかけてきたファンが期待していた人物関係や伏線を、劇場版ならではのスケールで描いたことだ。
一方、シリーズの背景を知らない人には登場人物の関係が少し複雑に感じられる可能性もある。
それでも、サスペンス、アクション、人物ドラマのバランスが取れており、現代の劇場版コナンを代表する一本としておすすめできる。
『隻眼の残像』は興行収入と評価の両方で上位2025年公開の第28作『隻眼の残像(フラッシュバック)』は、興行収入147.4億円を記録した。
日本映画製作者連盟の2025年統計でも邦画の年間興行収入ランキング3位に入っている。
長野県警の大和敢助を中心に、上原由衣や諸伏高明、毛利小五郎らが事件に関わる。普段とは違う真剣な表情を見せる小五郎も見どころの一つだ。
公開初日から高い動員を記録し、Filmarks評価も4.0点。興行成績と鑑賞者の評価の双方で支持された作品である。
2026年最新作『ハイウェイの堕天使』の位置づけ2026年4月10日に公開された第29作は『ハイウェイの堕天使』だ。
横浜・みなとみらいのバイクイベントを舞台に、神奈川県警交通機動隊の萩原千速とコナンたちが、謎の黒いバイクをめぐる事件に挑む。
物語には萩原研二や松田陣平との過去も関わってくる。
日本テレビの2026年5月の定例会見では、5月24日時点で興行収入124億円と報告された。その後、8月31日時点の興行データでは137億円に達している。
Filmarks評価は3.7点。興行収入では歴代上位に入る一方、評価点では『黒鉄の魚影』や『隻眼の残像』に及ばない。
この違いは、売上の大きさと作品への満足度が必ずしも一致しないことを示している。
なお、1997〜1999年の第1〜3作については、当時の公表統計が配給収入を基準としている。現在の興行収入と同じ条件では比較できないため、単純な歴代興収順位に混ぜないことも大切だ。
【2026年ファン投票】本当に人気のあるコナン映画はどれ?
興行収入や映画レビューとは別に、ファン自身が好きな作品を選ぶ人気投票も参考になる。
2026年には電撃オンラインとマイナビニュースが、それぞれ異なる形式で劇場版コナンの人気調査を実施した。
電撃オンラインの人気投票電撃オンラインは2026年3月14日から4月9日まで、歴代28作品を対象に人気投票を実施した。
上位10作品は次の通り。
1位:黒鉄の魚影
2位:瞳の中の暗殺者
3位:ベイカー街の亡霊
4位:ハロウィンの花嫁
5位:隻眼の残像
6位:純黒の悪夢
7位:迷宮の十字路
8位:100万ドルの五稜星
9位:世紀末の魔術師
10位:ゼロの執行人
首位は『黒鉄の魚影』だった。
注目したいのは、興行収入上位の近年作品だけでなく、2000年公開の『瞳の中の暗殺者』や2002年公開の『ベイカー街の亡霊』も上位に入っていることだ。
長年シリーズを見てきたファンにとって、作品の人気は公開時の売上だけで決まるものではない。
マイナビニュースの331人調査マイナビニュースは2026年4月、会員331人を対象に好きな劇場版作品を調査した。
結果は電撃オンラインとは異なる。
1位:時計じかけの摩天楼(14.1%)
2位:ベイカー街の亡霊(8.3%)
3位:100万ドルの五稜星(7.3%)
4位:ゼロの執行人(5.8%)
4位:緋色の弾丸(5.8%)
6位:天国へのカウントダウン(5.4%)
7位:探偵たちの鎮魂歌(4.5%)
8位:黒鉄の魚影(4.2%)
8位:隻眼の残像(4.2%)
10位:瞳の中の暗殺者(3.8%)
10位:11人目のストライカー(3.8%)
10位:純黒の悪夢(3.8%)
こちらでは、シリーズ第1作『時計じかけの摩天楼』が1位となった。
第1作ならではの新鮮さ、コナンと蘭の関係性、爆弾事件を中心としたシンプルで緊張感のあるストーリーが支持された結果と考えられる。
なぜ投票結果が異なるのか2つの調査を比較すると、興味深い違いが見える。
電撃オンラインでは『黒鉄の魚影』が1位だったのに対し、マイナビニュースでは『時計じかけの摩天楼』が1位となった。
これは、どちらか一方が間違っているという意味ではない。
調査対象者、投票方法、実施期間が異なるため、結果にも違いが生まれる。さらに電撃オンラインの投票は4月9日に終了しており、翌10日公開の『ハイウェイの堕天使』は対象に含まれていない。
ファン投票から読み取れるのは、コナン映画には一つの絶対的な人気作品があるというより、異なる世代や好みによって支持される名作が複数存在するという事実だ。
【歴代映画一覧】1997年から2026年まで全29作品を公開順に紹介
劇場版『名探偵コナン』は1997年に始まり、2026年の『ハイウェイの堕天使』まで全29作品が公開されている。
2020年は新型コロナウイルスの影響で『緋色の弾丸』の公開が延期されたため、新作公開がなかった。
1997〜2006年:初期の王道ミステリー1. 1997年:時計じかけの摩天楼
2. 1998年:14番目の標的(ターゲット)
3. 1999年:世紀末の魔術師
4. 2000年:瞳の中の暗殺者
5. 2001年:天国へのカウントダウン
6. 2002年:ベイカー街(ストリート)の亡霊
7. 2003年:迷宮の十字路(クロスロード)
8. 2004年:銀翼の奇術師(マジシャン)
9. 2005年:水平線上の陰謀(ストラテジー)
10. 2006年:探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)
この時期は、事件の謎解きや人物の心理描写を重視した作品が多い。
特に『瞳の中の暗殺者』や『ベイカー街の亡霊』は、現在でも高い人気を維持している。
2007〜2016年:スケールの大きなサスペンスへ11. 2007年:紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)
12. 2008年:戦慄の楽譜(フルスコア)
13. 2009年:漆黒の追跡者(チェイサー)
14. 2010年:天空の難破船(ロスト・シップ)
15. 2011年:沈黙の15分(クォーター)
16. 2012年:11人目のストライカー
17. 2013年:絶海の探偵(プライベート・アイ)
18. 2014年:異次元の狙撃手(スナイパー)
19. 2015年:業火の向日葵
20. 2016年:純黒の悪夢(ナイトメア)
この時期には、爆破事件や大規模な危機を取り入れた劇場版らしい演出が目立つようになる。
特に『純黒の悪夢』は黒ずくめの組織、FBI、公安など複数の勢力が交錯する作品として、シリーズの転換点になった。
2017〜2026年:人気キャラクターと興行成績の拡大21. 2017年:から紅の恋歌(ラブレター)
22. 2018年:ゼロの執行人
23. 2019年:紺青の拳(フィスト)
24. 2021年:緋色の弾丸
25. 2022年:ハロウィンの花嫁
26. 2023年:黒鉄の魚影(サブマリン)
27. 2024年:100万ドルの五稜星(みちしるべ)
28. 2025年:隻眼の残像(フラッシュバック)
29. 2026年:ハイウェイの堕天使
この時期は、安室透、赤井秀一、灰原哀、怪盗キッド、服部平次など、人気キャラクターを中心にした作品が存在感を増している。
また、函館や横浜、長野など実在する地域を舞台にすることで、映画を見た後に現地を訪れる楽しみも生まれている。
全29作品を通して見ると、初期の本格ミステリーから、人物の魅力と大規模なアクションを組み合わせた作品へと表現の幅が広がってきたことがわかる。
【初心者向け】コナン映画おすすめ名作5選!最初に見るならどれ?
初めて劇場版コナンを見る人にとって、29作品の中から最初の一本を選ぶのは簡単ではない。
ただし、劇場版は基本的に各作品で事件が完結するため、必ずしも1997年の第1作から順番に見る必要はない。
目的別に選ぶなら、次の5作品がおすすめだ。
1. 時計じかけの摩天楼:初めての一本に最適1997年公開の記念すべき第1作。
連続爆破事件を追うコナンと、危機に巻き込まれる毛利蘭を中心に物語が進む。
本作の魅力は、複雑な人間関係や過去のシリーズ知識がなくても楽しめることだ。
コナンという作品が持つ推理、恋愛、緊張感、そして主人公の知恵を使った解決という基本要素が詰まっている。
マイナビニュースの2026年調査で1位になったことも、長年愛される理由を裏付けている。
おすすめする人: 初心者、コナンと蘭の関係が好きな人、王道ミステリーが見たい人。
2. ベイカー街の亡霊:完成度を重視する人向け2002年公開の第6作。
仮想体感ゲーム「コクーン」に参加した子どもたちが、19世紀ロンドンを再現した世界で命がけのゲームに挑む。
舞台設定の独創性に加え、推理とサスペンス、社会的なテーマが組み合わさっている。
Filmarks評価は4.0点。2026年のファン投票でも複数の調査で上位に入った。
単なるアクション映画ではなく、ストーリーそのものをじっくり楽しみたい人に適している。
おすすめする人: 本格ミステリー好き、考察が好きな人、昔の名作を見たい人。
3. 黒鉄の魚影:現代のコナン映画を代表する作品2023年公開の第26作。
灰原哀と黒ずくめの組織をめぐる緊迫した展開が最大の見どころだ。
Filmarks評価4.1点、興行収入138.8億円という数字からも、作品としての支持の厚さがわかる。
シリーズを追いかけている人ほど人物関係や細かな伏線を楽しめる。
おすすめする人: 灰原哀のファン、黒の組織に興味がある人、近年の人気作を見たい人。
4. 100万ドルの五稜星:怪盗キッドと平次が好きな人向け2024年公開の第27作。
函館を舞台に、怪盗キッドと服部平次を中心とした事件が描かれる。
歴代最高の興行収入158億円を記録した作品であり、人気キャラクターの魅力と華やかな演出が特徴だ。
函館の街並みや歴史的な背景も物語に取り込まれているため、舞台となった地域に興味がある人にもおすすめできる。
おすすめする人: 怪盗キッドのファン、服部平次と和葉が好きな人、華やかな劇場版が見たい人。
5. 隻眼の残像:人物ドラマと緊迫感を楽しみたい人向け2025年公開の第28作。
長野県警を中心に、大和敢助や諸伏高明、上原由衣らが登場する。
毛利小五郎が事件に深く関わる点も特徴的だ。
興行収入147.4億円、Filmarks評価4.0点という実績を持ち、2020年代の人気作の中でも存在感が大きい。
おすすめする人: 長野県警のファン、小五郎の活躍が見たい人、人物関係を重視する人。
初心者が避けたい選び方興行収入だけを基準に選ぶと、自分の好みと合わない可能性がある。
例えば、派手なアクションよりも論理的な謎解きを重視する人なら『ベイカー街の亡霊』や『時計じかけの摩天楼』のほうが満足できるかもしれない。
反対に、人気キャラクターの共演や大規模なアクションを楽しみたいなら、『黒鉄の魚影』『純黒の悪夢』『100万ドルの五稜星』などが候補になる。
作品の人気順位よりも、好きなキャラクターや物語のタイプを優先することが、最初の一本で失敗しないコツだ。
【人気の理由を分析】なぜコナン映画は毎年ヒットするのか?
劇場版コナンが長年支持される理由は、単純に原作漫画やテレビアニメの知名度が高いからだけではない。
作品の構成、キャラクターの見せ方、公開時期、映画館で見る価値が組み合わさっている。
1. 推理とアクションを両立しているコナン映画の基本はミステリーだ。
事件が起こり、手掛かりが提示され、登場人物の証言や行動から真相が明らかになる。
しかし劇場版では、そこに大規模なアクションや危機的状況が加わる。
推理を楽しみたい観客にも、迫力のある映像を求める観客にも訴求できる構成になっている。
この二つの要素を両立していることが、幅広い年齢層に支持される理由の一つだ。
2. 毎年異なる人気キャラクターに焦点を当てる劇場版では、作品ごとに物語の中心となるキャラクターが変化する。
灰原哀と黒の組織、安室透と公安、赤井秀一とFBI、怪盗キッドと服部平次、長野県警など、シリーズの魅力を異なる角度から描ける。
そのため、長年のファンでも毎年新しい楽しみがある。
また、テレビシリーズで好きになったキャラクターを、劇場版でより深く楽しめることも強みだ。
3. 春の映画公開が年間イベントとして定着している劇場版コナンは1997年から、2020年を除いてほぼ毎年春に公開されてきた。
この公開サイクルは、ファンにとって毎年の楽しみになっている。
次回作の発表、予告映像の公開、過去作のテレビ放送、劇場公開という流れが繰り返されることで、新作への期待が積み重なっていく。
単発映画ではなく、毎年続くイベントとして認識されていることが、シリーズの強さにつながっている。
4. 映画の舞台となる地域にも注目が集まる『100万ドルの五稜星』の函館、『ハイウェイの堕天使』の横浜、『隻眼の残像』の長野など、作品の舞台が実在する地域であることも特徴だ。
映画の公開をきっかけに、風景や施設、地域の歴史に興味を持つ観客もいる。
映画鑑賞だけで終わらず、舞台となった場所を訪れる楽しみが生まれることで、作品の話題が劇場の外にも広がっていく。
【プロの結論】コナン映画の人気を正しく判断する3つの基準2026年のデータから見えてくるのは、コナン映画の人気には少なくとも3種類の尺度があるということだ。
第一は興行収入。 公開時にどれほど多くの観客を集めたかを示す。『100万ドルの五稜星』の158億円は、この尺度における歴代最高の実績だ。
第二は鑑賞後の評価。 Filmarksの平均点やレビュー件数から、作品への満足度や継続的な関心を読み取れる。『黒鉄の魚影』が強い支持を集めているのは、この尺度で見ると明らかだ。
第三はファンの思い入れ。 『時計じかけの摩天楼』や『ベイカー街の亡霊』のように、興行収入では近年の作品に及ばなくても、投票では上位に入る名作がある。
この3つを混同してはいけない。
興行収入が高いから必ずしも全員にとって最高の作品とは限らないし、Filmarksの評価が高い作品だけがファンの思い入れを集めているわけでもない。
自分にとっての最高傑作を探すなら、数字を入口にしながら、最終的には作品のテーマやキャラクターとの相性で選ぶことが大切だ。
【コナン映画人気】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、コナン映画で一番人気なのはどの作品?
A1:総合的な評価では『黒鉄の魚影』が有力だ。Filmarks評価4.1点、レビュー件数約10.6万件を記録している。一方、興行収入の歴代1位は158億円の『100万ドルの五稜星』だ。どの指標を重視するかで答えは変わる。
Q2:コナン映画で興行収入が100億円を超えた作品は?
A2:2026年の比較資料では、『黒鉄の魚影』『100万ドルの五稜星』『隻眼の残像』『ハイウェイの堕天使』の4作品が100億円を超えている。なお、2022年の『ハロウィンの花嫁』は97.8億円で、100億円には届いていない。
Q3:コナン映画はどの作品から見るのがおすすめ?
A3:初めてなら『時計じかけの摩天楼』がおすすめだ。シリーズの基本的な魅力を理解しやすい。より完成度の高いミステリーを求めるなら『ベイカー街の亡霊』、近年の人気作品を体験したいなら『黒鉄の魚影』が候補になる。
2026年の劇場版『名探偵コナン』は全29作品となり、興行収入・Filmarks評価・ファン投票のいずれから見ても、シリーズの幅広い人気が確認できる。
興行収入の歴代1位は『100万ドルの五稜星』の158億円。Filmarks評価の最高点は『黒鉄の魚影』の4.1点。ファン投票では『時計じかけの摩天楼』や『ベイカー街の亡霊』など、初期の名作も根強い支持を集めている。
そして2026年の最新作『ハイウェイの堕天使』も137億円という大きな興行成績を記録した。
人気ランキングを見るときは、売上、鑑賞者の評価、ファンの思い入れをそれぞれ区別することが大切だ。
まだ見ていない作品があるなら、まずは自分の好きなキャラクターや興味のあるテーマから一本選んでみてほしい。29作品の中には、ランキングの順位だけでは測れない、自分だけの最高傑作がきっと見つかるはずだ。
主な参照資料・データ
- 日本映画製作者連盟:2023〜2025年の興行収入統計
- Filmarks・2026年10月時点の評価比較、興行収入との総合集計
- 電撃オンライン・2026年劇場版人気投票
- マイナビニュース・331人の人気調査
- 日本テレビ定例会見・2026年最新作の興行報告
- 劇場版全29作品の公開順・作品情報