「俺たちの時代」は、1989年にTBS系列で放送された田原俊彦主演のテレビドラマです。広告代理店を舞台に、会社の倒産を経験した青年営業マンが、大手企業との競争や仕事上の人間関係、恋愛に向き合いながら成長していく姿を描いています。秋吉久美子、井森美幸、小林稔侍、柳沢慎吾、阿部寛らが出演し、全12話で構成された作品です。
2026年にはTOKYO MXで再放送されたこともあり、改めて作品を探す人が増えています。一方、「俺たちの時代」というタイトルは西城秀樹が1980年に発売した同名シングルとも重なるため、ドラマの主題歌や視聴方法を調べる際には混同しやすい作品です。ここでは、放送期間、あらすじ、キャスト、主題歌、再放送履歴、2026年11月現在の配信状況まで整理します。
【作品の基本情報】俺たちの時代は田原俊彦主演の1989年TBSドラマ

「俺たちの時代」は、1989年10月6日から12月22日まで、TBS系列で放送された連続テレビドラマです。放送枠は毎週金曜日の21時から21時54分まで。制作はTBSとテレパックが担当しました。
主演を務めたのは田原俊彦。1980年代を代表する人気アイドルとして知られる田原が、今作では広告業界で成功を目指す青年・柴田竜夫を演じています。
本作の特徴は、恋愛だけに重点を置いた青春ドラマではなく、仕事上の競争、企業との交渉、広告企画をめぐる駆け引きなど、社会人としての葛藤を物語の中心に据えていることです。
作品の基本データは次のとおりです。
- 作品名:俺たちの時代
- 放送局:TBS系列
- 制作年:1989年
- 放送期間:1989年10月6日~12月22日
- 放送時間:毎週金曜日21時~21時54分
- 全話数:12話
- 主演:田原俊彦
- 制作:TBS・テレパック
- 脚本:竹山洋
- 演出:生野慈朗、吉田健、森一弘
- プロデューサー:武敬子、山本典助、浜井誠
制作会社テレパックの作品情報とTBSチャンネルの番組データでも、1989年制作、全12話という基本情報が確認できます。
1989年は平成元年に当たり、昭和から平成へと社会の空気が変わっていく時期でした。そうした時代に、仕事に人生を懸ける若者を描いた点も、この作品を振り返るうえで興味深い部分です。
【あらすじを解説】広告代理店を舞台に柴田竜夫が挑む仕事と恋愛
主人公の柴田竜夫は27歳。友人と共同経営していた小さな広告代理店が倒産し、新たな仕事を探さなければならない状況に追い込まれます。
そんな竜夫が出会うのが、大手広告代理店「大宣」で働く織原冴子です。冴子は仕事のできる女性社員で、竜夫の能力に目を留め、一緒に働かないかと誘います。
しかし、竜夫はその誘いを断ります。冴子のいる大宣に入るのではなく、競争相手となる業界7位の広告代理店「第七広告」に入社し、大宣に対抗する道を選ぶのです。
大宣と第七広告の競争が物語の中心竜夫が入社した第七広告は、大手の大宣に比べて業界内での立場が弱い会社です。竜夫は営業マンとして仕事を獲得し、競争相手に負けない成果を出そうと奮闘します。
第2話では、アーバン酒造の新製品PRをめぐって大宣と競合。竜夫は納得できない状況に対して、自ら宣伝部へ乗り込む行動力を見せます。
物語が進むにつれて、広告案件の獲得だけでなく、CM制作、企業との関係、企画をめぐる対立など、仕事の難しさが描かれていきます。
井森美幸演じる小林ユカとの関係仕事以外の人間関係で注目したいのが、井森美幸演じる小林ユカです。
ユカは第七広告の営業部でアルバイトをしていますが、実は大スポンサーである明治地所の会長の令嬢という立場です。竜夫に関心を寄せており、2人の関係が社内の噂になることもあります。
加えて、中村あずさ演じる樋口恭子も竜夫の人生に関わる女性として登場します。仕事に没頭する竜夫の選択は、恋愛関係にも影響を及ぼしていきます。
終盤は企業同士の大規模な企画競争へ後半では、大宣と第七広告の対立がさらに大きくなります。
第9話では「開戦・大宣VS七広」と題された展開が描かれ、明治地所が関わる博覧会の企画をめぐって両社が競い合います。
第11話では冴子が分室へ異動となり、仕事上の立場にも変化が生じます。そして最終話「俺たちのXマス」では、日本博の企画提出をめぐり、第七広告と大宣がそれぞれ異なる企画を打ち出します。
竜夫が仕事を通して何をつかむのか、冴子との関係がどう変化するのか。仕事と個人の感情が交差する点が、全12話を通した見どころです。
【キャスト・人物相関】秋吉久美子、井森美幸、阿部寛ら出演者一覧
本作には、1980年代を代表する俳優やタレントに加え、その後も長く活躍する俳優が出演しています。特に注目されるのが、田原俊彦と秋吉久美子の対立関係、井森美幸の出演、そして若い時期の阿部寛の姿です。
主要人物と出演者の関係を整理しました。
| 出演者 | 役名 | 劇中での位置づけ |
|---|---|---|
| 田原俊彦 | 柴田竜夫 | 主人公。倒産した広告代理店の経営経験を持つ青年営業マン |
| 秋吉久美子 | 織原冴子 | 大手広告代理店・大宣の社員。竜夫のライバル |
| 井森美幸 | 小林ユカ | 第七広告のアルバイト。大スポンサーの令嬢 |
| 小林稔侍 | 宮本省三 | 第七広告の営業部長 |
| 柳沢慎吾 | 真田忠幸 | 出演者の一人。第七広告をめぐる物語に関わる |
| 阿部寛 | 岡田健次郎 | 第七広告の出演者として登場する人物 |
| 中村あずさ | 樋口恭子 | 竜夫と関係する女性 |
| 村田雄浩 | 吉田茂一 | 第七広告の広告マン |
| 梨本謙次郎 | 広岡純一 | 出演者の一人 |
| 清水圭 | 冷泉典夫 | 出演者の一人 |
| 井原千寿子 | 佐藤弘恵 | 出演者の一人 |
| 内田朝雄 | 小林元三 | 小林ユカの父 |
| 大森暁美 | 岡村良子 | 出演者の一人 |
出演者と役名は、TBSチャンネルの番組情報およびWEBザテレビジョンのキャスト情報に基づいています。
秋吉久美子が演じる織原冴子の存在感秋吉久美子が演じる織原冴子は、仕事の能力を備えた大手広告代理店の女性社員です。
竜夫を自社に誘いながら、結果的には競争相手として向き合うことになります。単純な恋愛相手ではなく、仕事の実力を認め合う関係である点が人物設定の特徴です。
竜夫との関係を通じて、仕事上のプライドと個人的な感情が交錯していく姿も見どころです。
井森美幸が演じる小林ユカ井森美幸が演じる小林ユカは、第七広告で働くアルバイトです。スポンサー企業の令嬢という背景を持ちながら、竜夫に興味を寄せています。
会社の人間関係だけでなく、スポンサーとの関係まで物語に絡んでくるため、ユカの存在は作品の展開に大きく関わります。
阿部寛は岡田健次郎役で出演現在では映画やテレビドラマで幅広い役柄を演じる阿部寛も、本作のキャストに名を連ねています。
劇中の役名は岡田健次郎です。1989年当時はモデルとしての知名度を持ち、俳優としての活動を広げていた時期に当たります。
後年の代表作で知られる阿部寛を、俳優としてのキャリア初期に近い時期の出演作から振り返れる点も、本作を見直す楽しみの一つです。
【主題歌の真相】黒沢光義「Try Again」と西城秀樹「俺たちの時代」は別作品
「俺たちの時代」を検索すると、主題歌として「Try Again」という曲が出てくる一方、西城秀樹の「俺たちの時代」も検索結果に表示されます。
この2曲は、タイトルや時代背景が近いわけではなく、まったく別の作品です。混同しないために、それぞれの情報を整理します。
ドラマの主題歌は黒沢光義の「Try Again」1989年のTBSドラマ「俺たちの時代」の主題歌は、黒沢光義の「Try Again」です。
オリコンの作品情報では、発売日は1989年11月1日と記録されており、TBS系ドラマ「俺たちの時代」の主題歌として登録されています。
また、吉本興業が掲載する音楽家Oh!Beの公式プロフィールにも、1989年にTBSテレビの同ドラマ主題歌「Try Again」を含む黒沢光義の楽曲制作を手掛けた経歴が記載されています。
したがって、ドラマの主題歌を探している場合は、黒沢光義の「Try Again」を調べるのが正解です。
西城秀樹の「俺たちの時代」は1980年発売のシングル一方、西城秀樹の「俺たちの時代」は、1980年6月5日発売のシングルです。
西城秀樹の公式ディスコグラフィーによると、原作詞は熊野昌人、補作詞はたかたかし、作曲は水谷公生、編曲は佐藤準です。
この楽曲は、モスクワオリンピックの応援歌として企画された背景を持っています。日本が大会に参加しなかったことから、レコードジャケットが変更されたというエピソードも公式ディスコグラフィーに記録されています。
つまり、ドラマ放送より約9年前に発売された独立した楽曲であり、1989年のドラマの主題歌ではありません。
検索時には次のように区別すると、目的の情報を見つけやすくなります。
- ドラマの主題歌を探す:黒沢光義「Try Again」
- 1980年の西城秀樹の楽曲を探す:西城秀樹「俺たちの時代」
- ドラマ本編を探す:田原俊彦主演「俺たちの時代」1989年TBS
【2026年最新】俺たちの時代の再放送予定・配信状況と現在の視聴方法
2026年11月5日現在、「俺たちの時代」は過去にTOKYO MXで再放送された実績があります。ただし、再放送が終了した後の新たな放送予定と、動画配信サービスでの視聴可能性は分けて考える必要があります。
2026年7月にTOKYO MXで全12話を再放送2026年の大きな動きは、TOKYO MXでの再放送です。
放送は2026年7月6日から7月22日まで行われ、平日の朝5時5分から6時までの枠で全12話が放送されました。
TOKYO MXの番組表には、第1話から最終第12話までの放送記録が掲載されています。最終話は「俺たちのXマス」で、7月22日に放送されました。
この再放送は、1989年のオリジナル放送から長い年月を経て、地上波で再び作品を視聴できる機会となりました。
TBSチャンネルの再放送予定は未定TBSチャンネルの公式番組ページでは、作品情報やキャスト、各話のあらすじが公開されています。
一方、2026年11月5日に確認できる番組ページの放送表示は「放送未定」です。現段階で次回の放送日や一挙放送の日時は発表されていません。
再放送を待っている場合は、TBSチャンネルの番組表とTOKYO MXの番組表を定期的に確認するのが現実的です。
Netflix・U-NEXTなどの動画配信サービスで見られる?動画配信については、Filmarksの2026年9月時点の配信情報で、「俺たちの時代」を配信しているサービスは見つからなかったとされています。
そのため、Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXTなどの主要な定額制配信サービスで、現在すぐに全12話を視聴できると確認できる状況ではありません。
配信サービスの作品ラインアップは変更されるため、今後の追加配信については各サービスの作品検索で確認する必要があります。
現在の視聴方法を整理- TBSチャンネル:作品ページあり。次回放送は未定。
- TOKYO MX:2026年7月に全12話を再放送。今回の放送は終了。
- 動画配信サービス:2026年9月時点の配信情報では配信先なし。
- 今後の確認先:TBSチャンネルとTOKYO MXの公式番組表、各動画配信サービスの作品検索。
特に注意したいのは、検索結果に過去の放送予定が残っているケースです。2026年7月の再放送情報を見つけても、それが11月以降の放送予定を意味するわけではありません。掲載日と実際の放送日を確認することが大切です。
【作品を再評価】俺たちの時代が描いた広告業界と1980年代ドラマの魅力
「俺たちの時代」の面白さは、田原俊彦を中心としたキャストの豪華さだけではありません。広告代理店という舞台を通して、仕事で成功したいという欲求と、個人として大切にしたい人間関係の間で揺れる若者を描いた点にあります。
広告代理店という舞台設定が生むドラマ性作品に登場する大宣と第七広告は、企業から広告案件を獲得するために競争する会社です。
営業活動、企業との交渉、CM制作、イベント企画といった複数の要素が物語に組み込まれており、主人公が成果を出すためにどのような判断をするのかが重要になります。
単に仕事ができる主人公が成功する物語ではなく、競争の中で人間関係が変化し、仕事を優先することで恋愛にも影響が及ぶ構造になっています。
田原俊彦主演というキャスティングの意味田原俊彦は1980年代にアイドルとして大きな人気を獲得した人物です。本作では、その華やかなイメージを生かしながら、会社の倒産という挫折を経験した青年営業マンを演じています。
アイドルとしてのスター性と、仕事に苦闘する社会人という役柄の組み合わせが、主人公の印象を特徴づけています。
また、秋吉久美子のような実力派俳優と共演することで、職場の対立や恋愛関係にも幅が生まれています。
現在の視点で見る阿部寛の出演価値現在の阿部寛を知る視聴者にとっては、岡田健次郎役で出演していることも興味深いポイントです。
後年の主演作で知られる俳優が、キャリアの早い時期にどのような作品に参加していたのかを確認できるのは、過去のドラマを視聴する楽しみの一つです。
田原俊彦や秋吉久美子の当時の演技に注目するだけでなく、井森美幸や阿部寛ら出演者のキャリアを振り返る視点からも楽しめます。
【プロの結論】今見るなら作品の時代背景と人物関係に注目2026年に本作を見直す価値は、単なる懐かしさだけではありません。
仕事で成功するために何を犠牲にするのか、競争相手とどう向き合うのか、仕事上の信頼と個人的な感情をどう両立させるのか。こうしたテーマは、時代が変わっても理解しやすいものです。
特に、広告代理店の競争を軸にした社会人ドラマが好きな人、1980年代のテレビドラマに興味がある人、田原俊彦や秋吉久美子の出演作を追いたい人にはおすすめできます。
反対に、現在のデジタル広告やSNSマーケティングをリアルに描いた作品を期待する人には、当時の広告業界を背景にしたドラマとして見る姿勢が必要です。
本作の魅力を理解するには、現代の仕事観をそのまま当てはめるのではなく、1989年当時のドラマが描いた競争や人間関係を、その時代の作品表現として受け止めることがポイントです。
【よくある質問】俺たちの時代に関するFAQ
Q1:俺たちの時代は全何話ですか?
A1:1989年にTBS系列で放送された全12話の連続ドラマです。放送期間は1989年10月6日から12月22日までで、毎週金曜日21時から21時54分の枠で放送されました。
Q2:俺たちの時代の主題歌は西城秀樹の曲ですか?
A2:違います。ドラマの主題歌は黒沢光義の「Try Again」です。西城秀樹の「俺たちの時代」は1980年6月5日に発売された別のシングルで、ドラマの主題歌ではありません。
Q3:俺たちの時代は2026年11月現在、再放送されていますか?
A3:2026年7月6日から7月22日までTOKYO MXで全12話が再放送されました。11月5日時点ではTBSチャンネルの番組ページに次回放送予定はなく、「放送未定」と表示されています。
Q4:俺たちの時代はNetflixやU-NEXTで視聴できますか?
A4:2026年9月時点の配信情報では、配信中のサービスは見つかっていません。今後の配信状況は各サービスの公式作品検索で確認してください。
Q5:俺たちの時代に阿部寛は出演していますか?
A5:出演しています。役名は岡田健次郎です。田原俊彦、秋吉久美子、井森美幸、小林稔侍、柳沢慎吾らとともに出演しています。
Q6:俺たちの時代はどのようなドラマですか?
A6:広告代理店を舞台に、会社の倒産を経験した柴田竜夫が第七広告に入社し、大手広告代理店・大宣との競争に挑む仕事と恋愛を描いた青春・社会派ドラマです。
「俺たちの時代」は、1989年10月から12月まで放送された田原俊彦主演のTBSドラマです。広告代理店を舞台に、柴田竜夫が仕事上の競争や恋愛、人間関係に向き合う姿を全12話で描いています。
秋吉久美子、井森美幸、阿部寛、小林稔侍、柳沢慎吾など、現在も名前が知られる出演者がそろっている点も大きな魅力です。
主題歌は黒沢光義の「Try Again」であり、西城秀樹の1980年発売の同名シングルとは別作品です。この違いを押さえておくと、検索時の混同を避けられます。
2026年にはTOKYO MXで全12話の再放送が実施されましたが、11月5日時点でTBSチャンネルの次回放送予定は未定です。動画配信サービスでも配信先は確認できていません。
今後、もう一度視聴したい人は、TBSチャンネルやTOKYO MXの公式番組表を確認するのが確実です。1980年代のテレビドラマを代表する出演者たちの若き日の姿と、仕事に情熱を注ぐ主人公の物語を、改めて振り返ってみてはいかがでしょうか。
主な事実確認に使用した公開資料: TBSチャンネルの作品・放送情報、テレパックの制作作品情報、WEBザテレビジョンのキャスト情報、TOKYO MXの2026年7月番組表、オリコンの主題歌情報、吉本興業の音楽家プロフィール、西城秀樹公式ディスコグラフィー、Filmarksの配信情報。