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【まず全体像】2024年夏の新ドラマはどんな作品が放送された?

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
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2024年7月期の地上波プライム帯では、月曜日から日曜日まで、各局が15作品を中心に多彩な連続ドラマを編成した。特に目立ったのは、TBSの日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』、フジテレビの月9『海のはじまり』、水曜22時の『新宿野戦病院』だ。

この3作品は、それぞれ異なる視聴者層を獲得した。『ブラックペアン シーズン2』は医療現場を舞台にした緊張感のある展開とシリーズの知名度、『海のはじまり』は親子の愛情を描く繊細な人間ドラマ、『新宿野戦病院』は宮藤官九郎による独特の会話劇と社会風刺が特徴だった。

2024年夏ドラマを振り返る際には、放送開始日にも注意したい。7月期という名称でも、実際には6月28日から始まった『笑うマトリョーシカ』のような作品がある。また、8月スタートの『素晴らしき哉、先生!』も同じ夏クールに含まれる。

【曜日別一覧】2024年夏ドラマの放送開始日・主演・キャスト・放送局

新ドラマ2024夏

以下は、2024年7月期に放送された主な地上波プライム帯の15作品を曜日別に整理した一覧だ。放送局、初回放送日、主演、主要キャストをまとめている。

曜日・時間 ドラマ名 放送局 初回放送日 主演・主要キャスト
月曜21時 海のはじまり フジテレビ系 7月1日 目黒蓮、有村架純、泉谷星奈、古川琴音、池松壮亮
月曜22時 マウンテンドクター カンテレ・フジテレビ系 7月8日 杉野遥亮、岡崎紗絵、宮澤エマ、向井康二、大森南朋
火曜21時 南くんが恋人!? テレビ朝日系 7月16日 飯沼愛、八木勇征、木村佳乃、沢村一樹
火曜22時 西園寺さんは家事をしない TBS系 7月9日 松本若菜、松村北斗、津田健次郎、野呂佳代
水曜21時 科捜研の女 season24 テレビ朝日系 7月3日 沢口靖子、小池徹平、風間トオル、加藤諒
水曜22時 新宿野戦病院 フジテレビ系 7月3日 小池栄子、仲野太賀、橋本愛
木曜21時 スカイキャッスル テレビ朝日系 7月25日 松下奈緒、木村文乃、比嘉愛未、小雪
木曜22時 ギークス~警察署の変人たち~ フジテレビ系 7月4日 松岡茉優、田中みな実、滝沢カレン、白洲迅
金曜21時 ビリオン×スクール フジテレビ系 7月5日 山田涼介、木南晴夏、水沢林太郎、松田元太
金曜22時 笑うマトリョーシカ TBS系 6月28日 水川あさみ、玉山鉄二、櫻井翔、高岡早紀
土曜21時 GO HOME~警視庁身元不明人相談室~ 日本テレビ系 7月13日 小芝風花、大島優子、阿部亮平、戸次重幸
土曜22時 マル秘の密子さん 日本テレビ系 7月13日 福原遥、上杉柊平、清水尋也、松雪泰子
日曜21時 ブラックペアン シーズン2 TBS系 7月7日 二宮和也、竹内涼真、葵わかな、趣里、内野聖陽
日曜22時 素晴らしき哉、先生! テレビ朝日系 8月18日 生田絵梨花、茅島みずき、鈴木仁
日曜22時30分 降り積もれ孤独な死よ 読売テレビ・日本テレビ系 7月7日 成田凌、吉川愛、萩原利久、佐藤大樹、山下美月

この一覧から分かるように、2024年夏は月曜日と日曜日に話題作が集中した一方、水曜日には『科捜研の女 season24』と『新宿野戦病院』という異なるタイプの医療・捜査系作品が並んだ。

また、6月28日開始の『笑うマトリョーシカ』は、7月期の作品でありながら6月中に放送を開始している。7月期という呼び方は放送開始月だけで厳密に区切られるわけではないため、作品を探す際には初回放送日も確認したい。

なお、深夜ドラマやBS・WOWOW作品まで含めると、ラインアップはさらに広がる。TVガイドWebの2024年夏ドラマガイドには『ひだまりが聴こえる』『夫の家庭を壊すまで』『クラスメイトの女子、全員好きでした』『伝説の頭 翔』『青島くんはいじわる』なども掲載されている。

番組の放送期間とキャラクター、主要出演者は、TVガイドWebの作品別番組情報および各テレビ局の番組発表資料に基づく。

【注目作品を深掘り】2024年夏ドラマで話題になった5作品

1. ブラックペアン シーズン2|二宮和也が新たな天才外科医を演じた日曜劇場

2024年夏の代表作として外せないのが、TBS日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』だ。二宮和也が主演を務め、2024年7月7日にスタート。毎週日曜日21時から放送され、9月15日に最終回を迎えた。

本作で二宮が演じたのは、世界的な心臓外科医・天城雪彦。前作で存在感を示した渡海征司郎とは異なる人物として登場し、独自の手術技術と患者に対する厳しい条件を持つ天城の姿が描かれた。

共演には竹内涼真、葵わかな、キム・ムジュン、田中みな実、趣里、小泉孝太郎、内野聖陽らが参加。チェ・ジウも特別出演した。

原作は海堂尊の小説『ブレイズメス1990』『スリジエセンター1991』。TBSの公式番組情報では、前作から引き継がれた医療ドラマの世界観と新たな登場人物が紹介されている。

この作品の強みは、シリーズの認知度だけではない。専門的な医療描写、手術をめぐる緊張感、登場人物同士の対立が、毎週視聴する動機につながった。総合視聴率でも首位を記録しており、2024年夏のテレビドラマを代表する作品となった。

2. 海のはじまり|目黒蓮と有村架純が描く親子の愛情

フジテレビの月9『海のはじまり』は、7月1日から9月23日まで放送されたオリジナルドラマだ。主演はSnow Manの目黒蓮。脚本は生方美久が担当し、『silent』を手掛けた制作チームが再集結したことでも話題になった。

目黒が演じた月岡夏は、かつて交際していた南雲水季の葬儀で、自分に血のつながった娘がいることを知る。娘の海を演じたのは泉谷星奈で、夏の現在の恋人・百瀬弥生を有村架純、水季を古川琴音、津野晴明を池松壮亮、水季の母・朱音を大竹しのぶが演じた。

物語の中心にあるのは、突然父親になった青年と、父親の存在を知らずに育った子どもの関係だ。恋愛だけでなく、親になること、家族の形、過去の選択といったテーマを重ねている。

視聴者の反応も一様ではなかった。登場人物の立場によって受け止め方が異なるため、共感だけでなく、登場人物の判断や言葉について考察する投稿も集まった。noteが2024年7月の感想記事を集計したランキングでは、『海のはじまり』が1位を獲得している。

3. 新宿野戦病院|小池栄子と仲野太賀、宮藤官九郎の異色医療ドラマ

『新宿野戦病院』は7月3日スタートのフジテレビ系水曜22時ドラマ。小池栄子と仲野太賀がダブル主演級の存在感を見せ、脚本は宮藤官九郎が担当した。

小池が演じたヨウコ・ニシ・フリーマンは、アメリカ国籍の元軍医。戦地での医療経験を持ち、岡山弁と英語が入り交じる独特の話し方で新宿の病院に登場する。一方、仲野が演じた高峰享は美容皮膚科医で、経営や金もうけを意識する人物だ。

従来の医療ドラマのように手術や病気の治療だけを中心に据えるのではなく、歓楽街・歌舞伎町の現実、貧困、孤立、外国人の医療アクセスなど、都市社会の問題を物語に取り込んでいる。

宮藤官九郎にとって初の医療ドラマという点も特徴だ。ビデオリサーチのタイムシフト視聴率では首位となり、録画など放送後の視聴に強い作品だった。

4. 西園寺さんは家事をしない|松本若菜と松村北斗のハートフルコメディー

TBS火曜22時の『西園寺さんは家事をしない』は、7月9日から9月17日まで放送された。松本若菜が演じる西園寺一妃は、家事をしない生活を実現するために工夫を重ねる仕事のできる女性だ。

松村北斗が演じる楠見俊直は、仕事と育児を両立するシングルファーザー。4歳の娘を育てる楠見親子と西園寺が、ひょんなことから偽家族として同居することになる。

共演には津田健次郎、野呂佳代、横田真悠らが名を連ねた。家事の分担や育児、仕事と生活のバランスなど、身近な問題をラブコメディーの形で描いた作品だ。

映画.comが2024年7月に実施した第1話視聴後の継続視聴アンケートでは、1555票を獲得して1位となった。放送前の知名度だけでなく、実際に初回を見た視聴者の継続意欲が高かった点は注目に値する。

5. 笑うマトリョーシカ|水川あさみ・玉山鉄二・櫻井翔の政治サスペンス

TBS金曜22時の『笑うマトリョーシカ』は、2024年6月28日に放送を開始した。主演は水川あさみ。玉山鉄二、櫻井翔、高岡早紀らが出演し、早見和真の同名小説を原作としている。

水川が演じた道上香苗は、政治家とその秘書の関係に疑問を抱く新聞記者。櫻井翔演じる人気政治家・清家一郎と、玉山鉄二演じる政務秘書官・鈴木俊哉を追ううちに、隠された過去や不審な出来事に近づいていく。

政治家本人の表向きの印象と、周囲の人間が抱える思惑とのずれを描いた点が見どころだ。誰が誰を動かしているのかという構図が物語を引っ張り、政治や権力を扱うサスペンスとして独自の存在感を示した。

ビデオリサーチのタイムシフト視聴率ランキングでも上位に入り、視聴者が放送後にじっくり内容を追うタイプの作品だった。

【ビデオリサーチ公式データ】2024年夏ドラマ総合視聴率ランキング

2024年夏ドラマの実績を比較するうえで、重要な資料となるのがビデオリサーチの2024年10月15日公表記事「2024年夏ドラマまとめ~総合視聴率ランキング~」だ。

集計対象は2024年7月1日から9月29日までに関東地区の19時台から24時台に放送された、15分以上のレギュラードラマ。リアルタイム視聴とタイムシフト視聴を組み合わせたデータが公表されている。

総合視聴率ランキング上位10位

下記はビデオリサーチが公表したランキングと、各作品の該当放送回の数値だ。個人全体は4歳以上の個人視聴率、世帯は世帯視聴率を示す。

  1. 1位:ブラックペアン シーズン2(TBS・7月7日放送)個人12.3%/世帯20.7%
  2. 2位:新宿野戦病院(フジテレビ・7月3日放送)個人10.2%/世帯17.9%
  3. 3位:光る君へ(NHK総合・7月14日放送)個人9.9%/世帯17.7%
  4. 4位:海のはじまり(フジテレビ・7月8日放送)個人9.7%/世帯16.8%
  5. 5位:GO HOME~警視庁身元不明人相談室~(日本テレビ・7月13日放送)個人8.3%/世帯14.4%
  6. 6位:マウンテンドクター(フジテレビ・7月8日放送)個人8.0%/世帯14.4%
  7. 7位:西園寺さんは家事をしない(TBS・7月9日放送)個人7.5%/世帯13.7%
  8. 7位:スカイキャッスル(テレビ朝日・9月26日最終回)個人7.5%/世帯13.9%
  9. 9位:ギークス~警察署の変人たち~(フジテレビ・7月4日放送)個人6.9%/世帯12.2%
  10. 10位:笑うマトリョーシカ(TBS・9月6日最終回)個人6.8%/世帯12.0%

ここで注意したいのは、ランキングに記載された数値が各作品の全話平均視聴率ではないという点だ。ビデオリサーチのランキングに掲載された放送回の数値であり、作品全体の平均と混同してはいけない。

また、3位の『光る君へ』は2024年1月に始まったNHK大河ドラマだ。夏クールの新作ではないが、集計期間中に放送されたレギュラードラマとしてランキングに含まれている。このため、7月スタートの新作だけを対象にした順位とは異なる。

出典はビデオリサーチ「VR Digest plus」の2024年夏ドラマ公式集計。対象地域や放送時間帯も含め、他の視聴率ランキングと比較する際には集計条件をそろえる必要がある。

リアルタイム視聴とタイムシフト視聴で順位はどう変わった?

総合視聴率の特徴を理解するには、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率を分けて見る必要がある。

ビデオリサーチの説明によると、リアルタイム視聴率は放送と同時に視聴した割合、タイムシフト視聴率は放送後7日以内に録画などで視聴した割合を示す。総合視聴率は、どちらかで視聴した人を対象とし、両方で見た場合の重複を除いて算出する。

計算式は次のとおりだ。

総合視聴率=リアルタイム視聴率+タイムシフト視聴率-重複視聴率

つまり、リアルタイムと録画の数字を単純に足したものではない。同じ人が両方で見た場合は1回として扱われる。作品がどれだけ広い視聴者に届いたかを把握するための指標だ。

2024年夏の代表作を比較すると、興味深い違いが見える。

  • ブラックペアン シーズン2:リアルタイム視聴率ランキングで1位。総合視聴率でも首位を獲得した。
  • 新宿野戦病院:タイムシフト視聴率ランキングで1位。放送後の視聴に強さを示した。
  • 海のはじまり:タイムシフト視聴率で3位。リアルタイム視聴でも最終回が3位に入った。
  • 西園寺さんは家事をしない:タイムシフト視聴率で4位タイ。放送時間に縛られない視聴の広がりがうかがえる。

具体的には、『新宿野戦病院』のタイムシフト視聴率は個人5.9%・世帯10.7%で首位。『ブラックペアン シーズン2』は個人5.8%・世帯10.2%で2位だった。

一方、リアルタイム視聴率では『ブラックペアン シーズン2』が個人7.3%・世帯11.8%で1位。『新宿野戦病院』は個人4.5%・世帯7.9%で7位だった。

この結果から分かるのは、リアルタイム視聴の強さと、録画を含めた作品の支持は必ずしも一致しないということだ。放送時間に合わせて見る視聴者が多い作品と、時間を選んで楽しむ視聴者が多い作品では、評価の見え方が変わってくる。

【評判・口コミを検証】視聴者が支持した2024年夏ドラマは?

視聴率だけでは、ドラマの評判や満足度をすべて把握できない。2024年夏クールでは、放送前の期待、初回を見た後の継続意欲、作品を見終えた後のレビュー評価で、それぞれ異なる傾向が確認できる。

放送前の期待度は『海のはじまり』がトップ

マイナビニュースが2024年7月1日に紹介した会員アンケートでは、「最も楽しみにしている2024年夏ドラマ」の1位は『海のはじまり』で14.3%だった。

2位は『科捜研の女 season24』で10.4%、3位は『ブラックペアン シーズン2』で10.0%。4位には『南くんが恋人!?』が9.5%で続いた。

放送前から『海のはじまり』への期待が高かった背景には、目黒蓮の主演に加え、『silent』の制作陣が再集結したこともあった。

初回を見て継続視聴を決めた作品は『西園寺さん』

映画.comが2024年7月8日から31日までに実施したアンケートでは、参加者4698人の回答から継続視聴作品のランキングを発表した。

1位は『西園寺さんは家事をしない』で1555票。2位は『しょせん他人事ですから』で1270票、3位は『海のはじまり』で1190票だった。

『笑うマトリョーシカ』も938票で4位に入り、『ブラックペアン シーズン2』は687票で6位となった。

このランキングは、視聴率ではなく、実際に第1話を見た人がその後も視聴したいと判断した作品を複数回答で集計したものだ。『西園寺さんは家事をしない』がトップだったことは、物語の親しみやすさや登場人物への関心が継続視聴につながった可能性を示している。

Filmarksの満足度では『西園寺さん』と『新宿野戦病院』が上位

レビューサービスFilmarksを運営する株式会社つみきは、2024年10月1日に夏ドラマの満足度ランキングを公表した。2024年6月から8月に放送・配信が始まった作品を対象とし、9月25日時点の平均評価とレビュー数を集計したものだ。

国内作品のランキングでは、『西園寺さんは家事をしない』が平均3.97点で4位、『新宿野戦病院』が3.79点で7位、『海のはじまり』が3.71点で9位、『ブラックペアン シーズン2』が3.66点で10位となった。

このデータで特徴的なのは、視聴率首位の『ブラックペアン シーズン2』が満足度では上位3作品に入っていないことだ。逆に『西園寺さんは家事をしない』は、視聴率ランキング以上にレビュー評価で存在感を示している。

これは視聴率と満足度が異なる指標であることを示す。視聴者数が多い作品が必ずしも個人評価でも最高点になるとは限らない。作品への期待や、視聴後に感想を書きたくなる魅力も、評価を左右する要素だ。

【2024年夏ドラマのおすすめ】ジャンル別に選ぶならこの作品

2024年夏ドラマをこれから見返す場合、視聴率の順位だけで選ぶよりも、自分が楽しみたいジャンルを基準にすると作品を選びやすい。

医療ドラマや緊迫した展開が好きな人

おすすめは『ブラックペアン シーズン2』。天才外科医・天城を中心に、手術をめぐる駆け引きや医師同士の対立が描かれる。医療ドラマらしい緊張感と、シリーズ作品ならではの人物関係を楽しみたい人に向いている。

人間関係や家族の問題をじっくり考えたい人

『海のはじまり』が候補になる。親子の関係だけでなく、恋人や祖父母、周囲の人間が抱える感情にも焦点が当たる。視聴後に登場人物の選択について考えたい人に適した作品だ。

社会風刺とテンポのよい会話劇を楽しみたい人

『新宿野戦病院』がおすすめ。歌舞伎町の病院を舞台に、医療と社会問題をユーモアを交えて描く。重いテーマを扱いながらも、宮藤官九郎らしい会話のテンポを楽しめる。

家族や暮らしをテーマにしたコメディーが好きな人

『西園寺さんは家事をしない』が向いている。家事をしない女性と、子育てをするシングルファーザーという対照的な人物が共同生活を始める設定が特徴。日常生活の悩みや人との距離感を、明るい雰囲気で楽しみたい人におすすめだ。

政治や権力をめぐる謎解きが好きな人

『笑うマトリョーシカ』を選びたい。政治家と秘書、新聞記者の関係が複雑に絡み合い、人物の本心を探る展開が続く。伏線や考察を楽しみながら視聴したい人に向いている。

事件捜査や社会派のストーリーを見たい人

『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』も有力候補だ。小芝風花と大島優子が演じる捜査官のコンビを中心に、身元不明者の背景や残された人々の思いを追う。事件の解決だけでなく、人間ドラマも楽しみたい人に適している。

このように、2024年夏ドラマは医療、家族、政治、警察、学園などジャンルが分散している。ランキング上位だけに絞らず、物語のテーマやキャストの組み合わせを基準に選ぶことが、作品を楽しむ近道になる。

【2024年夏ドラマ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2024年夏ドラマはいつからいつまで放送された?

A1:主に2024年7月から9月にかけて放送された作品を指す。作品によって初回放送日は異なり、『笑うマトリョーシカ』は6月28日、『海のはじまり』は7月1日、『ブラックペアン シーズン2』は7月7日、『素晴らしき哉、先生!』は8月18日にスタートした。

Q2:2024年夏ドラマで総合視聴率1位だった作品は?

A2:ビデオリサーチの2024年夏ドラマ総合視聴率ランキングでは、TBSの日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』が1位。2024年7月7日放送回は個人12.3%、世帯20.7%を記録した。

Q3:タイムシフト視聴率で1位だったドラマは?

A3:フジテレビ系の『新宿野戦病院』。2024年7月3日放送回で個人5.9%、世帯10.7%を記録し、タイムシフト視聴率ランキングのトップとなった。

Q4:2024年夏ドラマで口コミ評価が高かった作品は?

A4:調査方法によって異なる。映画.comの初回後の継続視聴アンケートでは『西園寺さんは家事をしない』が1位。noteの感想記事集計では『海のはじまり』が1位となった。Filmarksの満足度では『西園寺さんは家事をしない』が国内作品4位だった。

Q5:2024年夏ドラマで特におすすめの作品は?

A5:総合視聴率の実績を重視するなら『ブラックペアン シーズン2』、家族や親子の物語なら『海のはじまり』、社会派の医療ドラマなら『新宿野戦病院』、ラブコメディーなら『西園寺さんは家事をしない』がおすすめだ。

2024年夏の新ドラマは、二宮和也主演の『ブラックペアン シーズン2』を筆頭に、目黒蓮主演の『海のはじまり』、小池栄子と仲野太賀の『新宿野戦病院』、松本若菜と松村北斗の『西園寺さんは家事をしない』など、幅広いジャンルの作品がそろった。

ビデオリサーチの総合視聴率ランキングでは『ブラックペアン シーズン2』が首位を獲得。一方、タイムシフト視聴率では『新宿野戦病院』が1位となり、作品によって視聴スタイルに違いがあることも明らかになった。

加えて、映画.comの継続視聴アンケートやFilmarksの満足度ランキングでは、視聴率とは異なる作品の魅力が浮かび上がった。『西園寺さんは家事をしない』のように、視聴者の継続意欲やレビュー評価で高い支持を集めた作品もある。

2026年に2024年夏クールを振り返るなら、単純な視聴率の順位だけで作品の優劣を決めるのではなく、放送時の注目度、録画を含む視聴実績、視聴後の満足度を分けて見ることが大切だ。

視聴率で存在感を示した作品、口コミで長く語られた作品、ジャンルの新しさで印象を残した作品。それぞれの強みを知ることで、2024年夏ドラマという一つのクールが持っていた多彩な魅力を、より立体的に理解できる。