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大河ドラマ再来年は「ジョン万」!山﨑賢人主演作の放送時期と史実・見どころを徹底解説

高杉 葵 高杉 葵 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年11月現在、再来年の2028年に放送されるNHK大河ドラマは、山﨑賢人主演の「ジョン万」に決定している。2026年4月9日にNHKが制作・主演を発表した作品で、大河ドラマ第67作にあたる。主人公は、ジョン万次郎こと中濱万次郎。14歳で遭難し、アメリカの捕鯨船に救助されたことをきっかけに海を渡り、帰国後は幕末から明治にかけて日本の近代化と国際交流に貢献した実在の人物だ。

脚本を担当するのは、「平清盛」「ちりとてちん」「カムカムエヴリバディ」などで知られる藤本有紀。放送開始は2028年1月予定で、19世紀の日米と太平洋を舞台に、漂流、異文化との出会い、帰国、そして新しい日本での活躍を描く。2027年の「逆賊の幕臣」とも幕末という時代背景でつながるだけに、2年連続で楽しめる歴史ドラマとしても注目されている。

【2028年の大河ドラマは「ジョン万」】山﨑賢人主演・藤本有紀脚本の第67作に決定

大河ドラマ再来年

2028年のNHK大河ドラマの正式タイトルは「ジョン万」。2026年4月9日、NHK放送センターで行われた制作・主演発表会見で明らかになった。

主演に抜てきされたのは俳優の山﨑賢人。これまで映画「キングダム」シリーズや「ゴールデンカムイ」シリーズなどで幅広い役柄を演じてきた山﨑にとって、本作は大河ドラマ初出演であり、初主演となる。

演じるのは、幕末から明治にかけて活躍したジョン万次郎こと中濱万次郎。貧しい漁師の少年から、アメリカで教育を受けた船乗り、そして日本の国際交流を支える人物へと成長していく波乱の人生が描かれる。

脚本は藤本有紀。「平清盛」以来2度目の大河ドラマ

脚本を担当する藤本有紀は、NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」(2007年)、「カムカムエヴリバディ」(2021年)などを手掛けた脚本家だ。大河ドラマでは2012年の「平清盛」に続く2作目となる。

藤本は制作発表時、以前からジョン万次郎の物語を書きたいと考えていたことを明かしている。人物の人生を単なる成功譚として描くのではなく、冒険の裏側にある挫折や苦悩にも目を向ける姿勢がうかがえる。

「海、船、鯨、英語、アメリカ。万次郎さんを取り巻く言葉からは、突き抜けるような明るさ、雄大さ、ロマンと冒険が感じられます」

これは制作発表時に伝えられた藤本のコメントの一部だ。未知の世界に飛び込む少年の冒険と、帰国後に日本社会の中で自分の居場所を切り開く人物の葛藤。その両方をどう描き分けるかが、作品の大きな見どころになる。

【ジョン万のあらすじ・見どころ】漂流からアメリカ、そして日本への帰還へ

「ジョン万」の舞台は19世紀の日米と太平洋。主人公は土佐の貧しい漁師の少年・万次郎だ。

NHK側が公表した物語の概要では、1840年、土佐の少年だった万次郎が先輩漁師たちと遠洋漁に出るところから物語が始まる。荒れた海で遭難し、命の危険にさらされた末、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助される。

見どころ1:14歳の少年が経験する太平洋漂流

ジョン万次郎の人生を大きく変えたのは、14歳のときに遭遇した漂流事故だった。

当時の日本は鎖国体制下にあり、外国船との接触は簡単なことではなかった。漂流仲間とともに救助された万次郎は、ハワイで仲間と別れ、ホイットフィールド船長とともにアメリカ本土へ渡る決断をする。

この選択は、単に外国へ行くという話ではない。帰国できる保証もなく、異なる言語や文化の中で生きていくことを意味していた。若い万次郎がどのように決断し、未知の世界に適応していったのかは、ドラマの序盤を支える重要な要素になる。

見どころ2:アメリカでの教育と人種差別への直面

アメリカに渡った万次郎は、ホイットフィールド船長の支援を受け、英語、数学、測量、航海術、造船技術などを学ぶ。日本では身分や生まれによって将来が大きく左右される時代に、異国で新しい知識と可能性に触れることになった。

一方、アメリカでの生活は順風満帆ではない。公表されたドラマのあらすじには、友情や恋、人種差別といった要素も盛り込まれている。異文化の中で認められようとする努力と、異国人として直面する壁が物語に深みを与えそうだ。

見どころ3:帰国後に待ち受ける幕末日本の激動

万次郎の物語は、アメリカで成功して終わるわけではない。彼が再び日本へ帰ろうと決意した背景には、故郷の母への思いと、海外で得た知識を日本に伝えたいという願いがあった。

帰国後の日本は、ペリー来航や開国をめぐる政治的な緊張が高まる時代だった。海外事情に詳しい万次郎の知識は貴重だった一方、外国で長く生活した経歴が警戒されることもあった。

つまり「ジョン万」は、海外で活躍した日本人のサクセスストーリーであると同時に、異文化を知る人物が故郷に戻ったとき、どのように社会と向き合うのかを描く人間ドラマでもある。

【ジョン万次郎の生涯と歴史】漂流・渡米・帰国後の歩みを時系列で解説

ドラマをより深く理解するには、モデルとなる中濱万次郎の実際の生涯を押さえておきたい。国立国会図書館の「近代日本人の肖像」や高知県土佐清水市の公式観光資料には、漂流から帰国後の活動までが記録されている。

1827年:土佐の漁師の家に生まれる

万次郎は1827年、現在の高知県土佐清水市中浜に生まれた。貧しい漁師の家に育ち、幼いころから働きながら生活を支えていた。

幼少期から豊かな教育環境に恵まれていたわけではない。後に英語や航海術を身につけ、日本の近代化に関わる人物になることを考えると、その出発点との落差は大きい。

1841年:14歳で遭難、鳥島で143日間を過ごす

1841年、14歳の万次郎は仲間4人と漁に出た際、嵐に遭遇して遭難した。漂流の末、太平洋に浮かぶ無人島・鳥島にたどり着く。

そこで過ごした期間は143日間。食料や飲み水が限られる過酷な生活だったが、万次郎たちは生き延びた。その後、島にやってきたアメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号に救助される。

1843年:アメリカ本土に到着し、教育を受ける

救助後、万次郎はホイットフィールド船長と行動をともにし、1843年にはマサチューセッツ州ニューベッドフォードに到着した。日本人として初めてアメリカ本土に上陸した人物として知られる。

その後、船長の故郷フェアヘーブンで英語、数学、測量、航海術、造船技術などを学んだ。学校で学ぶ経験を得た万次郎は、捕鯨船にも乗り込み、広い海を舞台に実践的な知識を身につけていく。

1851〜1852年:琉球に上陸し、故郷の土佐へ戻る

アメリカで生活を続けた万次郎は、帰国するための資金を得ようとカリフォルニアのゴールドラッシュにも参加した。その後、ハワイにいた漂流仲間と合流し、日本への帰国を目指す。

1851年2月、万次郎は仲間2人とともに琉球(現在の沖縄県)へ上陸した。薩摩や長崎で取り調べを受けた後、翌1852年にようやく土佐へ帰郷する。

海外での生活は約10年に及んだ。帰国までの道のりには、鎖国下の日本における外国人との接触への警戒や、長期にわたる事情聴取など、さまざまな困難があった。

1860年:咸臨丸で再びアメリカへ

帰国後の万次郎は、海外で身につけた英語力や航海の知識を生かして活動するようになる。1860年には、日米修好通商条約の批准書交換を目的とする遣米使節に関連して、咸臨丸に通訳として乗船した。

この航海には勝海舟や福沢諭吉も参加している。万次郎は通訳としてだけでなく、航海経験を持つ人物としても重要な役割を担った。

その後も翻訳、造船、測量、教育などに携わり、明治時代には開成学校(東京大学の前身)の教授も務めた。1898年、71歳で生涯を閉じている。

【人物・作品の関係一覧】山﨑賢人と藤本有紀、史実をつなぐ重要人物

「ジョン万」を理解するうえでは、主演俳優や脚本家だけでなく、主人公の人生に関わった実在の人物や、2027年の大河ドラマとの歴史的な接点も知っておきたい。

人物・作品 関係・役割 注目ポイント
山﨑賢人 主演・中濱万次郎役 大河ドラマ初出演で主人公を演じる。
藤本有紀 脚本家 「平清盛」に続く2作目の大河脚本。
中濱万次郎 主人公のモデル 漂流、渡米、帰国を経て幕末・明治の日本で活躍。
ホイットフィールド船長 万次郎を救助した捕鯨船の船長 アメリカでの教育や生活を支えた重要人物。
ジョン・ハウランド号 万次郎を救助した捕鯨船 「ジョン・マン」という呼び名の由来になった。
小栗忠順 幕末の幕臣 2027年大河「逆賊の幕臣」の主人公。1860年の遣米使節で万次郎と歴史的な接点を持つ。
咸臨丸 1860年の遣米使節に随行した船 万次郎が通訳として乗船し、勝海舟や福沢諭吉も参加した。

特に注目したいのが、2027年の「逆賊の幕臣」との接点だ。国立国会図書館の資料によると、1860年の遣米使節では小栗忠順が本隊の監察を務め、中濱万次郎は咸臨丸の通弁方として参加している。

つまり、2人は同じ遣米使節の枠組みに関わった歴史上の人物だ。ただし、乗船した船は異なる。小栗忠順は使節本隊、万次郎は咸臨丸に乗っており、同じ船で渡米したわけではない。

2027年の「逆賊の幕臣」で幕府の外交や近代化政策を小栗忠順の立場から見た後、2028年の「ジョン万」で海外経験を持つ万次郎の視点に移れば、同じ幕末史を違う角度から理解できる。これは2作品を続けて見る大きな楽しみの一つだ。

【2026〜2028年の大河ドラマを比較】「豊臣兄弟!」「逆賊の幕臣」との違い

「ジョン万」が放送される2028年までの大河ドラマの流れを整理すると、2026年から2028年にかけて、時代も主人公の立場も異なる作品が続くことが分かる。

2026年:「豊臣兄弟!」は豊臣秀長の視点で戦国時代を描く

2026年の大河ドラマ第65作は、仲野太賀主演の「豊臣兄弟!」。豊臣秀吉の弟・豊臣秀長を主人公に、兄弟の絆や天下統一までの道のりを描いている。

2026年11月5日現在は放送中で、NHK財団のステラnetによると、撮影は10月30日に終了。全48回の最終回は12月13日に放送予定となっている。

2027年:「逆賊の幕臣」は小栗忠順の知られざる功績に迫る

2027年の第66作は、松坂桃李主演の「逆賊の幕臣」。主人公は幕末の幕臣・小栗忠順で、脚本は安達奈緒子が担当する。

2027年1月10日に放送開始予定で、幕府の中枢から日本の近代化を進めようとした小栗の功績や、明治新政府によって逆賊とされた歴史的背景を描く。

2028年:「ジョン万」は海外から日本を見つめ直す物語

そして2028年の第67作が「ジョン万」だ。戦国時代の権力闘争を描く「豊臣兄弟!」、幕府内部の政治や外交を描く「逆賊の幕臣」に対し、「ジョン万」は海を越えた個人の経験を通して日本の変化を描く。

3作品の大きな違いは、歴史を動かす人物の立場にある。豊臣秀長は天下人を支える補佐役、小栗忠順は幕府の改革を担った幕臣、ジョン万次郎は海外の知識を日本へ持ち帰った漂流者だ。

なお、NHK大河ドラマの歴代作品を振り返ると、第1作は1963年放送の「花の生涯」。2028年の「ジョン万」は、その長いシリーズの第67作に位置づけられる。歴代作品一覧を確認する際にも、2026年の第65作、2027年の第66作、2028年の第67作という順番を押さえておくと分かりやすい。

【ジョン万のキャスト・放送開始日・放送時間】2026年11月時点の最新情報

作品の制作と主演は2026年4月に正式発表されている。一方、2028年の放送までにはまだ時間があり、出演者や番組の細かな情報は順次公表される段階にある。

現在発表されているキャスト・スタッフ
  • 作品名:ジョン万
  • 放送年:2028年
  • 主演:山﨑賢人
  • 主人公:ジョン万次郎こと中濱万次郎
  • 脚本:藤本有紀
  • 制作統括:家冨未央
  • プロデューサー:二見大輔
  • 演出:保坂慶太、泉並敬眞、石川慶
  • クランクイン予定:2027年初夏

2026年11月5日時点で、主演として公表されているのは山﨑賢人。共演者の具体的な配役一覧や、音楽、語りなどの詳細は、作品の正式な追加発表を待つ段階だ。

出演者の情報を探す場合は、正式なキャスト発表と、ファンによる配役予想を区別することが大切になる。特に歴史上の人物が多く登場する作品では、実在人物の名前が報道や予想記事に登場しただけで、出演決定と受け取られるケースがある。

放送開始は2028年1月予定

NHK財団のステラnetに掲載された番組情報では、放送開始は2028年1月からと案内されている。

放送枠については、2026年4月の制作発表を報じたスポーツ紙が日曜午後8時と伝えている。大河ドラマの通常の視聴時間帯を確認する目安にはなるが、2028年の初回放送日や放送時間の詳細については、今後の番組情報を確認したい。

現時点で押さえておきたいのは、2028年1月開始予定という点であり、具体的な初回の日付や全話数を確定情報として扱う段階ではない。

2027年初夏の撮影開始にも注目

制作発表で公表されたスケジュールでは、クランクインは2027年初夏の予定。放送開始のおよそ半年以上前から本格的な撮影に入る計画だ。

19世紀の日本、アメリカ、太平洋を舞台とする作品だけに、船舶や港町、異国の生活を再現する美術・衣装・ロケーションも注目ポイントになる。特に漂流や捕鯨船での生活、アメリカでの学校生活など、通常の日本国内を舞台とした時代劇とは異なる映像表現が期待される。

【よくある質問】大河ドラマ再来年の「ジョン万」に関するFAQ

Q1:再来年の2028年の大河ドラマは何ですか? A1:2028年のNHK大河ドラマ第67作は「ジョン万」です。ジョン万次郎こと中濱万次郎の生涯を描き、山﨑賢人が主演を務めます。

Q2:「ジョン万」の放送開始日はいつですか? A2:2028年1月から放送開始予定です。具体的な初回放送日については、今後のNHKからの番組情報を確認してください。

Q3:山﨑賢人は誰の役を演じますか? A3:主人公のジョン万次郎こと中濱万次郎を演じます。山﨑賢人にとって大河ドラマ初出演・初主演となります。

Q4:「ジョン万」の脚本家は誰ですか? A4:藤本有紀です。「平清盛」「ちりとてちん」「カムカムエヴリバディ」などを手掛けた脚本家で、本作は2作目の大河ドラマ脚本となります。

Q5:ジョン万次郎は実在した人物ですか? A5:実在した人物です。1827年に土佐で生まれ、14歳で漂流し、アメリカで教育を受けた後、1851年に琉球へ上陸、翌年に土佐へ帰郷しました。帰国後は通訳や教育者などとして活躍しました。

Q6:2027年の「逆賊の幕臣」と「ジョン万」は関係がありますか? A6:主人公の小栗忠順とジョン万次郎は、1860年の遣米使節に関わった歴史上の人物です。小栗は使節本隊の監察、万次郎は咸臨丸の通訳として参加しており、幕末の外交史という接点があります。

2028年の大河ドラマ「ジョン万」は、山﨑賢人主演、藤本有紀脚本による第67作。2026年4月9日に制作が発表され、2028年1月からの放送が予定されている。

主人公のジョン万次郎こと中濱万次郎は、14歳で漂流し、アメリカで教育を受け、帰国後は通訳や教育者として日本の近代化に貢献した実在の人物だ。その人生には、冒険だけでなく、異文化との衝突、帰国への思い、社会の中での葛藤など、長編ドラマにふさわしい要素が詰まっている。

特に注目したいのは、2027年の「逆賊の幕臣」との歴史的なつながりだ。小栗忠順と万次郎が関わった1860年の遣米使節という出来事を、異なる人物の視点から楽しめる可能性がある。

歴史ドラマの人間模様や幕末の外交史、海外との交流に興味がある人には、期待したい作品だ。一方、追加キャストや具体的な初回放送日を知りたい人は、今後のNHKの正式発表を確認しておきたい。

2026年の「豊臣兄弟!」、2027年の「逆賊の幕臣」、そして2028年の「ジョン万」。3年にわたる大河ドラマの流れを追うことで、日本史の転換期をより立体的に楽しめるはずだ。



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高杉 葵

アイドル・グラビア担当。所属事務所の公式発表を一次情報とし、憶測は書きません。

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