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2027年の大河ドラマは『逆賊の幕臣』!松坂桃李主演作の放送日・キャスト・史実を徹底解説

倉持 玲奈 倉持 玲奈 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
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2026年11月現在、来年2027年のNHK大河ドラマは、第66作『逆賊の幕臣』に決定しています。主演は松坂桃李さん。幕末に日本の近代化を推し進めた実在の幕臣・小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけ・ただまさ)を主人公に、歴史の表舞台から忘れられた幕府側の人々の奮闘を描きます。放送開始日は2027年1月10日(日)です。

脚本は『おかえりモネ』『きのう何食べた?』などを手がけた安達奈緒子さん。勝海舟役には大沢たかおさん、小栗の妻・みち役には上白石萌音さんが出演します。加えて、青木崇高さんが語りを担当することも11月2日に発表されました。小栗忠順の生涯と功績、豪華キャスト、勝海舟との関係、実話とドラマの違い、NHK ONEでの見逃し配信まで、2026年11月5日時点の情報を整理します。

【2027年の大河ドラマは『逆賊の幕臣』】主演・松坂桃李と放送日を解説

大河ドラマ来年
第66作の主人公は幕末の改革者・小栗忠順

2027年のNHK大河ドラマの正式タイトルは『逆賊の幕臣』です。2025年3月3日にNHKが制作と主演を発表し、主人公の小栗忠順役に松坂桃李さんが決定しました。

小栗忠順は、江戸幕府の要職を歴任し、外交、財政、軍事の改革に取り組んだ実在の人物です。日本初の遣米使節団の一員としてアメリカに渡り、西洋の工業技術や社会制度を目の当たりにした経験から、日本の近代化を強く推し進めました。

ところが、戊辰戦争のさなかに新政府軍への徹底抗戦を主張したことで幕府内の主流派と対立。役職を解かれた後、1868年に新政府軍に捕らえられ、処刑されました。

歴史の勝者ではなく、敗れた幕臣の側から幕末を描くことが本作の大きな特徴です。坂本龍馬や西郷隆盛、勝海舟といった有名人物を中心に語られがちな幕末史を、別の角度から見直す作品になります。

2027年1月10日(日)放送開始!放送時間一覧

初回放送日は2027年1月10日(日)と発表されています。初回は通常より15分長い拡大版です。

  • NHK総合:毎週日曜20:00~20:45
  • NHK総合・再放送:翌週土曜13:05~13:50
  • NHK BS:毎週日曜18:00~18:45
  • NHK BSP4K:毎週日曜12:15~13:00
  • NHK BSP4K・再放送:毎週日曜18:00~18:45

地上波の放送は日曜夜8時からという、従来の大河ドラマの基本的な視聴スタイルを引き継ぎます。BSとBSP4Kでは、総合テレビより早い時間帯から視聴できます。

なお、初回の15分拡大は通常回との違いなので、録画予約をする場合は放送時間の延長にも注意したいところです。

出典:NHK財団運営のステラnetによる番組情報・2026年11月2日発表資料。

【小栗上野介忠順の生涯と功績】なぜ2027年の主人公に選ばれたのか

1827年生まれ、42歳で幕末の動乱に散った幕臣

小栗上野介忠順は、1827年(文政10年)、江戸の神田駿河台に生まれました。旗本・小栗忠高の長男で、上野介は官職名です。

若い頃から学問や実務に優れ、1859年には幕府の目付に就任。翌1860年には、日米修好通商条約の批准書交換を目的とした遣米使節団に参加しました。

帰国後は外国奉行、勘定奉行、軍艦奉行などを務め、幕府の外交・財政・軍事政策の中心で働きます。単なる武士ではなく、海外の技術や制度を日本に取り入れようとした実務型の改革者でした。

国立国会図書館の「近代日本人の肖像」にも、小栗の遣米使節参加、横須賀製鉄所建設、関税率改訂交渉、軍制改革などの功績が記録されています。

日本の近代化に残した4つの大きな功績

1.横須賀製鉄所(造船所)の建設

小栗の代表的な功績が、横須賀製鉄所の建設です。

1860年の遣米使節として渡米した際、ワシントン海軍造船所を視察した小栗は、西洋の造船技術と工業力に強い衝撃を受けました。日本が独立を守り、欧米列強と対等に向き合うには、国内に近代的な製造・造船拠点が必要だと考えたのです。

1863年に建設案を提出し、1865年11月15日に横須賀製鉄所の工事が始まりました。小栗の死後、1871年には現存する1号ドックが完成しています。

2.フランス式軍隊の導入

小栗は幕府の軍事力を近代化するため、フランスとの協力を進めました。1867年にはフランス軍事顧問団を招聘し、歩兵・騎兵・砲兵を組み合わせた近代的な軍制を整えようとしました。

3.フランス語伝習所の設立

武器や軍事技術を導入するだけでは近代化は実現しません。小栗は人材育成にも目を向け、1865年に横浜仏蘭西語伝習所を設立。語学に加えて数学、地理、歴史、幾何学、軍事学などを学ぶ実学重視の教育を進めました。

4.財政・外交改革

勘定奉行などの要職を通じて幕府の財政再建や関税交渉にも取り組みました。海外からの経済的圧力に対応しながら、日本が自立した近代国家になるための仕組みを構築しようとしたのです。

小栗忠順の生涯を年表で整理
  • 1827年:江戸・神田駿河台に生まれる。
  • 1843年:17歳で初めて江戸城に登城。
  • 1855年:父の死去に伴い小栗家を相続。
  • 1859年:目付に就任。
  • 1860年:遣米使節の目付として渡米。
  • 1862年:勘定奉行、江戸町奉行などの要職を歴任。
  • 1865年:横須賀製鉄所の建設が始まる。
  • 1867年:フランス式軍制の導入を推進。
  • 1868年:幕府の役職を解かれ、権田村へ移る。同年5月27日に処刑される。
  • 1871年:横須賀製鉄所の1号ドックが完成。

小栗は42歳という若さで亡くなりました。しかし、彼が推進した技術導入やインフラ整備は明治政府にも引き継がれ、日本の近代化の土台となりました。

2027年は小栗忠順の生誕200年に当たります。大河ドラマの主人公に選ばれた背景には、この節目の年に彼の功績を改めて紹介する意義もあります。

出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」、高崎市公式観光情報。

【逆賊の幕臣のキャスト一覧】大沢たかお・上白石萌音ら豪華出演者32人

本作は主人公の小栗忠順だけでなく、幕府の要人、家族、盟友、朝廷、薩摩・長州の人物まで幅広い登場人物が配置されています。

2026年11月5日までに発表された出演者を整理すると、主要な配役は次のとおりです。

役名・人物 出演者 小栗との関係・物語上の位置づけ
小栗忠順松坂桃李主人公。幕府の近代化を推進する幕臣
勝海舟大沢たかお小栗のライバルであり理解者
小栗忠高北村有起哉小栗の父
くに鈴木京香小栗の母
みち上白石萌音小栗の妻
井伊直弼岡部たかし小栗を幕政の中心に抜擢した大老
安積艮斎中村雅俊小栗の学問上の師
栗本鋤雲青木崇高小栗の幼なじみで生涯の盟友・語り
駒井朝温高橋光臣小栗の幼なじみ
滝川具挙宮野真守小栗の幼なじみの旗本
朝比奈昌広芝大輔小栗の旗本仲間
三野村利左衛門荒川良々幕末の経済・商業に関わる人物
徳川家慶宅麻伸江戸幕府12代将軍
徳川家定ふかわりょう江戸幕府13代将軍
徳川家茂神尾楓珠江戸幕府14代将軍
阿部正弘岩田剛典若くして幕政を担った老中
鳥居耀蔵北村一輝幕府の政治に関わる人物
徳川斉昭柄本明水戸藩主。幕政に影響を与える大名
たみ瀧内公美勝海舟の妻
小栗忠道齋藤潤小栗家の養子
建部政醇飯尾和樹みちの父
荒川祐蔵草川拓弥小栗の従者から側近へ成長する人物
武笠祐左衛門ANI小栗家の家老格
佐藤藤七甲本雅裕上州権田村の名主
孝明天皇眞栄田郷敦幕府の開国政策に影響を与える天皇
明治天皇奥野壮新時代の象徴となる天皇
岩倉具視山中崇朝廷の政治を動かす公家
鷹司政通長塚京三朝廷の重鎮
吉田松陰中村倫也長州の思想家・教育者
高杉晋作寛一郎吉田松陰の門下生で長州藩士
島津久光斎藤工薩摩藩の国父
島津斉彬西岡德馬薩摩藩の開明派大名

※出演者・役名は発表済みの情報を整理したものです。放送開始までに追加発表や変更が行われる可能性があります。

注目キャスト1:松坂桃李が演じる小栗忠順

主演の松坂桃李さんは、映画やテレビドラマで幅広い役柄を演じてきた俳優です。NHK大河ドラマでは『軍師官兵衛』『いだてん』などへの出演経験があります。

今回演じる小栗は、数字や制度に強い実務型のエリートでありながら、幕府の既存の枠組みにとどまらず改革を進めようとする人物です。

派手な合戦で名を上げる武将とは異なり、外交交渉や財政運営、技術導入といった仕事を通じて国の将来を変えようとした人物を、松坂さんがどう表現するのかが注目されます。

注目キャスト2:勝海舟役の大沢たかお

大沢たかおさんが演じる勝海舟は、小栗忠順と並ぶ物語の中心人物です。

勝は、幕府の軍艦奉行などを務めた人物で、幕末の外交や海軍整備、江戸城の無血開城に関わりました。小栗とは同じ幕臣でありながら、幕府の存続と政治の転換をめぐって異なる立場を取ります。

公式の物語紹介では、制度を改良して幕府を立て直そうとする小栗と、幕府を解体してでも実力ある人材を活躍させようとする勝という対照的な人物像が描かれています。

注目キャスト3:上白石萌音が演じる妻・みち

上白石萌音さんは、小栗忠順の妻・みちを演じます。

激動の政治や外交を描く本作において、家庭の場面は主人公の人間性を理解する重要な要素になります。公の場では堅実な幕臣として振る舞う小栗が、家族とどのように向き合うのかも見どころです。

2026年10月31日に高崎市で開催された関連イベントでは、上白石さんも登壇し、小栗ゆかりの地を訪れた感想などを語りました。

11月2日発表:青木崇高が語りを担当

2026年11月2日には、青木崇高さんが本作の「語り」を担当することが発表されました。

青木さんは小栗の盟友・栗本鋤雲役でも出演します。つまり、物語の登場人物を演じながら、ナレーションも担うことになります。

本人は小栗忠順に寄り添う語りを届けたいという意向を示しています。小栗の生涯を近くで見つめる盟友が語り手になる構成は、主人公の人物像を深く伝えるうえでも興味深い演出です。

出典:NHK財団・ステラnetの出演者発表、所属事務所の2026年11月2日発表。

【小栗忠順と勝海舟の関係】ライバルと呼ばれる理由と実話の違い

1860年の遣米使節で同じ時代を見た二人

小栗忠順と勝海舟の関係を理解するうえで欠かせないのが、1860年の万延元年遣米使節です。

この使節団の目的は、1858年に締結された日米修好通商条約の批准書を交換することでした。正使は新見正興、副使は村垣範正、そして小栗忠順は目付として参加しました。

一方、勝海舟は護衛を兼ねた日本の軍艦・咸臨丸の船将を務めました。つまり、二人は同じ渡米事業に参加していましたが、小栗は米艦ポーハタン号、勝は咸臨丸と、乗船した船は異なっていました。

これは国立国会図書館の資料にも記録されています。両者を同じ船に乗って渡米した仲間として描くのは正確ではありません。

1868年、幕府の存続をめぐって意見が対立

二人の立場の違いが明確になるのは、1868年の戊辰戦争です。

鳥羽・伏見の戦いで旧幕府軍が敗れ、徳川慶喜が江戸に戻ると、幕府内では新政府軍に対して抗戦するか、恭順するかという重大な判断を迫られました。

小栗忠順は徹底抗戦を主張した一方、勝海舟や大久保忠寛らは恭順を支持しました。最終的に徳川慶喜は恭順の方向を選び、小栗は役職を解かれます。

この対立は単純な個人的な仲の悪さではありません。徳川幕府をどのような形で残すべきか、日本の政治体制をどう変えるべきかという、国家の将来をめぐる考え方の違いでした。

勝海舟だけが江戸無血開城の功労者だったわけではない

もう一つ見直したいのが、江戸城無血開城の歴史です。

一般には勝海舟と西郷隆盛の会談が象徴的に語られます。しかし、2021年に公表された歴史研究者・岩下哲典氏の論考「再検討『江戸無血開城』その『功労者』は、今後はどのように語られるべきか」では、徳川家側の交渉において山岡鉄舟の役割が重要だったことや、高橋泥舟の貢献にも目を向ける必要があると論じられています。

岩下氏は本作の時代考証を担当する研究者の一人でもあります。こうした歴史研究の視点が、作品の人物描写にどのように反映されるかも注目です。

実話とドラマの違いを見分けるポイント

『逆賊の幕臣』では実在の人物や事件を土台にしながら、人物同士の感情や会話、場面の構成などにドラマとしての表現が加わります。

  • 史実:小栗は1860年の遣米使節に目付として参加した。
  • 史実:小栗はポーハタン号、勝は咸臨丸に乗船した。
  • 史実:小栗は横須賀製鉄所の建設を推進した。
  • 史実:戊辰戦争では小栗が抗戦論、勝らが恭順論を支持した。
  • ドラマ上の表現:二人の細かな会話、感情の揺れ、互いへの評価などは脚本による人物描写として楽しむ部分がある。

特に「勝海舟のライバル」という表現は、二人の政治的な立場の違いを分かりやすく伝えるものです。生涯を通じて敵対し続けたという意味に限定する必要はありません。

出典:国立国会図書館「世界を見たサムライ達」、東洋大学リポジトリ掲載・岩下哲典氏の研究論考。

【脚本・安達奈緒子と制作陣】『逆賊の幕臣』の見どころはどこ?

『おかえりモネ』『きのう何食べた?』の安達奈緒子が脚本

本作の脚本を担当するのは安達奈緒子さんです。

安達さんは、人物の心情や人間関係を丁寧に描く作品で知られています。代表作には次のような作品があります。

  • 『透明なゆりかご』
  • 『きのう何食べた?』
  • 『おかえりモネ』
  • 『コード・ブルー』シリーズ
  • 『大奥 Season2』

特に『おかえりモネ』では、主人公と周囲の人々の葛藤や成長を描き、『きのう何食べた?』では日常の中にある人間関係や心の機微を表現してきました。

こうしたキャリアを踏まえると、政治的な対立や制度改革だけでなく、時代に翻弄される個人の感情をどこまで描くかが注目点です。

歴史上の敗者を主人公にする独自の視点

大河ドラマでは、歴史を動かした英雄や天下人が主人公になることが少なくありません。

しかし、小栗忠順は幕府の近代化に大きく貢献しながら、明治維新の勝者にはなれなかった人物です。

彼が進めた改革は、幕府という政治体制が崩壊する過程で十分な成果を見届けることなく終わりました。それでも、横須賀製鉄所などの事業は後の日本に受け継がれています。

この構図は、単なる英雄の成功物語とは異なります。正しいと信じた改革が政治的な敗北によって途中で断たれたとき、その人物の功績はどのように評価されるのかという問いを含んでいます。

音楽は大間々昂、人物デザイン監修は柘植伊佐夫

2026年11月2日には、キービジュアルと音楽の担当者も発表されました。

  • 音楽:大間々昂
  • テーマ曲指揮:広上淳一
  • テーマ曲演奏:NHK交響楽団
  • 題字・キービジュアルのアートディレクション:木谷友亮
  • キービジュアル撮影:高梨遼平
  • 人物デザイン監修:柘植伊佐夫

人物デザイン監修の柘植伊佐夫さんは、『龍馬伝』『平清盛』『どうする家康』などにも携わった人物です。

今回のビジュアルコンセプトは「渋みの華」。目立つ英雄だけではなく、内側に強い意志を秘めた人物たちを丁寧に造形する考え方が示されています。

また、音楽は大間々昂さんが担当し、テーマ曲はNHK交響楽団が演奏します。人物造形と音楽の両面から、幕末の緊張感をどう表現するかにも期待が集まります。

出典:NHK財団・ステラnet、2026年11月2日キービジュアル・作曲家発表。

【2026年『豊臣兄弟!』と2027年『逆賊の幕臣』を比較】歴代大河の新しい主人公像

2026年は戦国時代、2027年は幕末が舞台

2027年の作品をより深く理解するには、現在放送中の2026年大河ドラマ『豊臣兄弟!』との比較が参考になります。

『豊臣兄弟!』は大河ドラマ第65作で、仲野太賀さんが豊臣秀長を演じています。2026年1月4日に放送が始まり、天下人となる豊臣秀吉を支えた弟の視点から、戦国時代を描いています。

一方、『逆賊の幕臣』は第66作。幕末の小栗忠順を主人公に、江戸幕府の近代化と崩壊を描きます。

両作品に共通するのは、歴史上の有名人の陰で活躍した人物に光を当てていることです。

2作品の違いを比較
  • 主人公:『豊臣兄弟!』は豊臣秀長、『逆賊の幕臣』は小栗忠順。
  • 時代:前者は戦国時代、後者は幕末から明治維新前後。
  • 中心テーマ:前者は兄弟の絆と天下統一、後者は政治改革と近代国家の構想。
  • 物語の方向性:前者は豊臣政権の成長、後者は江戸幕府の変革と終焉。
  • 主人公の立場:前者は天下人を支える弟、後者は新政府に敗れた幕臣。

『豊臣兄弟!』では、秀吉を支える秀長の調整力や人間関係が物語の軸になります。『逆賊の幕臣』では、幕府を支える官僚や技術者、外交担当者の働きが重要になります。

どちらも、歴史の中心人物だけを追うのではなく、組織を支えた人物の働きから時代を読み解く作品です。

『青天を衝け』など過去の大河と比べた注目点

幕末から明治への転換期を描いた作品としては、2021年の『青天を衝け』も比較対象になります。

『青天を衝け』は渋沢栄一を主人公に、幕末の動乱から明治の産業・経済の発展までを描きました。『逆賊の幕臣』も近代化をテーマにしますが、焦点は新政府側の成功者ではなく、幕府の中から近代化を進めようとした小栗忠順に置かれています。

つまり、同じ近代日本の成立を扱っていても、誰の視点から歴史を見るかによって、描かれる政治的な葛藤や社会の変化は大きく異なります。

戦国武将の合戦や天下統一を楽しみたい視聴者にとっては、『豊臣兄弟!』が入り口になるでしょう。一方、外交、財政、技術、政治制度など、国の仕組みが変わっていく過程に興味がある人には『逆賊の幕臣』が魅力的な作品になりそうです。

出典:NHK財団・ステラnet「豊臣兄弟!」番組情報、2027年大河ドラマ番組情報。

【逆賊の幕臣の見逃し配信】NHK ONEで視聴する方法と注意点

NHK ONEで同時配信・見逃し配信を予定

『逆賊の幕臣』は、NHK ONEで同時配信と見逃し配信が予定されています。

NHK ONEは、2025年10月に開始されたNHKのインターネット配信サービスです。旧NHKプラスから名称が変更され、総合テレビやEテレの番組をスマートフォン、タブレット、パソコンなどで視聴できます。

NHK ONEでは、総合テレビの番組について放送と同時に視聴できるほか、放送後7日間の見逃し配信が利用できます。

NHK ONEを利用する際のポイント
  • 同時配信:テレビ放送と同じ時間帯に視聴可能。
  • 見逃し配信:対象番組は放送後7日間視聴可能。
  • 利用条件:NHKの受信契約が必要。
  • 追加費用:すでに受信契約がある世帯は、NHK ONEの利用に別途の契約や追加負担は不要。
  • 利用地域:日本国内向けのサービス。

放送から1週間を過ぎた番組については、NHKオンデマンドへの移行も確認するとよいでしょう。NHKは、NHK ONEの見逃し配信が終了した番組からNHKオンデマンドへ移動できる連携を進めています。

なお、NHK ONEとNHKオンデマンドは同じサービスではありません。見逃し配信の期間や利用条件が異なるため、視聴したい回が配信対象かどうかを確認することが大切です。

出典:NHKによる2026年4月14日発表資料、NHK ONE公式アプリのサービス説明。

【よくある質問】大河ドラマ来年2027年に関するFAQ

Q1:2027年の大河ドラマは何ですか?
A1:NHK大河ドラマ第66作『逆賊の幕臣』です。松坂桃李さんが主人公の幕臣・小栗上野介忠順を演じます。

Q2:『逆賊の幕臣』の放送開始日はいつですか?
A2:2027年1月10日(日)です。NHK総合では毎週日曜20時から放送され、初回は15分拡大版となります。

Q3:『逆賊の幕臣』の勝海舟役と小栗忠順の妻役は誰ですか?
A3:勝海舟役は大沢たかおさん、小栗忠順の妻・みち役は上白石萌音さんです。脚本は安達奈緒子さんが担当します。

Q4:小栗忠順と勝海舟は本当に敵同士だったのですか?
A4:同じ幕臣として活動しましたが、幕府の将来や戊辰戦争への対応をめぐって異なる考えを持っていました。小栗は抗戦論、勝は恭順論を支持しました。単純な個人的な敵対関係というより、政治的な立場の違いとして理解するのが適切です。

Q5:『逆賊の幕臣』はNHK ONEで見逃し配信されますか?
A5:NHK ONEで同時配信・見逃し配信が予定されています。総合テレビの対象番組は原則として放送後7日間視聴できます。利用にはNHKの受信契約が必要です。

2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』は、松坂桃李さん主演で、幕末の幕臣・小栗上野介忠順の生涯を描く第66作です。放送開始日は2027年1月10日(日)。脚本は安達奈緒子さんが担当し、大沢たかおさん、上白石萌音さん、青木崇高さんら実力派キャストが出演します。

最大の見どころは、勝海舟や西郷隆盛といった有名人物とは異なる、幕府側から見た幕末史です。小栗が進めた横須賀製鉄所の建設、フランス式軍制の導入、財政改革などを知ることで、明治維新が単なる政権交代ではなく、日本の社会や制度そのものが変わる大転換だったことが見えてきます。

また、勝海舟との関係も見逃せません。二人は同じ時代を生き、近代化を志しながらも、幕府の未来について異なる道を選びました。その違いがどのように描かれるのかは、本作の大きな見どころです。

歴史上の有名な英雄だけでなく、敗者となった人物の功績や選択にも関心がある人、幕末の外交・政治・経済を深く知りたい人には、特に注目してほしい作品です。

2026年の『豊臣兄弟!』から2027年の『逆賊の幕臣』へ。戦国時代から幕末へと舞台を移す大河ドラマの新しい歴史人物像にも期待が高まります。

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倉持 玲奈

テクノロジー分野を担当。一次情報(公式発表・公式サイト)と発表日を必ず確認し、推測は推測と明記する編集方針に従っています。

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