2026年大会は、世界20の国・地域が参加し、4つのプールに分かれて1次ラウンドを戦う方式で実施された。大会全体は47試合で、東京、サンフアン、ヒューストン、マイアミの4都市が舞台となった。
日本の視聴者にとって注意したいのは、海外開催試合の日付が日本時間では翌日になる場合があることだ。特にアメリカ開催の試合は、日本時間の早朝から午前中に集中した。
大会全体の開催日程| ラウンド | 日本時間の日程 | 開催地 | 試合数 |
|---|---|---|---|
| 1次ラウンド・POOL C | 3月5日~10日 | 東京ドーム | 10 |
| 1次ラウンド・POOL A | 3月7日~12日 | サンフアン | 10 |
| 1次ラウンド・POOL B | 3月7日~12日 | ヒューストン | 10 |
| 1次ラウンド・POOL D | 3月7日~12日 | マイアミ | 10 |
| 準々決勝 | 3月14日・15日 | ヒューストン、マイアミ | 4 |
| 準決勝 | 3月16日・17日 | マイアミ | 2 |
| 決勝 | 3月18日 | マイアミ | 1 |
※試合数は各ラウンドの合計。日付・時刻はいずれも日本時間。
1次ラウンドは各プール5チームによる総当たり戦で、各プールの上位2チームが準々決勝に進出する。つまり、最初の10試合で勝ち上がりを決め、その後は負ければ敗退するトーナメント形式へ移行する構成だった。
1次ラウンドの開催地と対戦グループ- POOL A:プエルトリコ、キューバ、カナダ、パナマ、コロンビア
- POOL B:アメリカ、メキシコ、イタリア、イギリス、ブラジル
- POOL C:日本、オーストラリア、韓国、チェコ、チャイニーズ・タイペイ
- POOL D:ベネズエラ、ドミニカ共和国、オランダ、イスラエル、ニカラグア
日本が参加するPOOL Cは東京ドームで開催され、国内の野球ファンが現地観戦しやすい日程だった。
一方、POOL A・B・Dは海外開催のため、日本時間では深夜や早朝の試合も多かった。全47試合を追いかける場合、日中の東京開催と海外開催の時差を分けて考える必要があった。
【侍ジャパン放送予定】日本代表の試合開始時間と東京ドーム開催日程

日本代表の1次ラウンドは、2026年3月6日から10日までの4試合。すべて東京ドームで19時開始という、国内の視聴者にとって比較的観戦しやすい時間帯に設定された。
日本代表の全試合日程と結果| 日付 | 開始時間 | 対戦相手 | 結果 | 会場 |
|---|---|---|---|---|
| 3月6日(金) | 19:00 | チャイニーズ・タイペイ | 13-0で勝利 | 東京ドーム |
| 3月7日(土) | 19:00 | 韓国 | 8-6で勝利 | 東京ドーム |
| 3月8日(日) | 19:00 | オーストラリア | 4-3で勝利 | 東京ドーム |
| 3月10日(火) | 19:00 | チェコ | 9-0で勝利 | 東京ドーム |
| 3月15日(日) | 10:00 | ベネズエラ | 5-8で敗戦 | ローンデポ・パーク |
野球日本代表・侍ジャパンの公式日程によると、日本は1次ラウンドを4戦全勝で突破した。
初戦のチャイニーズ・タイペイ戦では13得点を挙げ、韓国戦では接戦を制した。オーストラリア戦も1点差で勝利し、最後のチェコ戦では9-0と快勝。POOL Cを首位で通過した。
ただし、準々決勝では状況が変わった。
WBC準々決勝の日本時間は3月15日10時日本代表の準々決勝は、3月15日(日)午前10時開始。会場はアメリカ・マイアミのローンデポ・パークだった。
対戦相手はベネズエラ。日本は5-8で敗れ、準決勝進出を逃した。
ここで押さえておきたいのは、東京ドームでの1次ラウンドと準々決勝では、開催地だけでなく視聴時間帯も大きく変わったことだ。
東京での19時開始から、アメリカ開催の午前10時開始へ移行したため、仕事や学校の予定に合わせて視聴方法を切り替える必要があった。
【WBC準決勝・決勝の放送時間】日本時間で見る最終ラウンド
日本代表が敗退した後も、大会は続いた。
準決勝は3月16日と17日、決勝は3月18日に実施。いずれもマイアミのローンデポ・パークで行われ、日本時間では午前9時開始だった。
準々決勝から決勝までの全日程| 日本時間 | 試合 | 結果 |
|---|---|---|
| 3月14日 7:30 | ドミニカ共和国-韓国 | 10-0 |
| 3月14日 9:00 | アメリカ-カナダ | 5-3 |
| 3月15日 4:00 | イタリア-プエルトリコ | 8-6 |
| 3月15日 10:00 | ベネズエラ-日本 | 8-5 |
| 3月16日 9:00 | アメリカ-ドミニカ共和国 | 2-1 |
| 3月17日 9:00 | ベネズエラ-イタリア | 4-2 |
| 3月18日 9:00 | ベネズエラ-アメリカ | 3-2 |
※結果は勝者側の得点を先に記載。
決勝ではベネズエラがアメリカを3-2で破り、初優勝を果たした。
MLB公式の大会結果によると、試合は終盤まで競り合い、9回にエウヘニオ・スアレスの勝ち越し二塁打が生まれたことが勝敗を分けた。
日本代表の敗退後も、ベネズエラやアメリカ、イタリアといった強豪国の試合が続いたため、WBC全体を楽しむ視聴者にとっては決勝ラウンドも見逃せない日程だった。
【2026年WBC放送局一覧】Netflix独占配信と地上波テレビ放送の違い
2026年大会の最大の変更点は、日本国内での本戦中継がNetflixの独占配信になったことだ。
2023年大会までのテレビ中継をイメージしている人にとっては、ここが最も大きな注意点となる。
Netflixは2025年8月、ワールド・ベースボール・クラシック・インクとの提携を発表。2026年大会の日本国内向けに、全47試合をライブおよびオンデマンドで配信する契約を結んだ。
つまり、侍ジャパンの試合だけでなく、海外プールの試合や準決勝、決勝も同じ配信サービスで視聴できる仕組みだった。
配信・放送に関わった事業者の役割| 事業者・サービス | 担当・役割 | 視聴できる内容 |
|---|---|---|
| Netflix | 日本国内の独占配信 | 全47試合のライブ・見逃し配信 |
| 日本テレビ | 中継制作・プロモーション | Netflix向け中継映像の制作、地上波関連特番 |
| ニッポン放送 | ラジオ中継 | 日本代表の東京プールの試合など |
| TBS系列 | 強化試合の生中継 | 3月2日の日本対オリックス |
| テレビ朝日系列 | 強化試合の生中継 | 3月3日の日本対阪神 |
ここは誤解されやすい部分だ。
日本テレビは2026年1月29日の公式発表で、Netflixが独占ライブ配信するWBCについて、2つの役割を担うと説明した。
1つ目は、Netflix向けの中継映像制作だ。
東京プールの日本戦4試合を含む計10試合について国際映像制作を担当し、準々決勝・準決勝・決勝の計5試合についても日本向けのユニ映像制作を担当することになった。
2つ目は、地上波での大会プロモーションだ。
日本テレビは開幕特番などの特別枠を9枠予定し、ニュース番組や情報番組でもWBCを取り上げる方針を発表した。
つまり、日本テレビが中継制作を担当したことと、日本テレビの地上波で試合を生中継したことは別の話である。
本戦47試合の日本国内向け独占ライブ配信はNetflixが担当し、地上波の関連特番とは役割が分かれていた。
地上波で試合そのものを見られると考えていた視聴者にとって、この違いは非常に重要だった。
【Netflix WBC視聴方法】見逃し配信・ハイライトの確認手順
Netflixの強みは、リアルタイム視聴だけでなく、試合終了後にオンデマンドで見直せることだった。
公式発表では、スマートテレビ、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、Netflixに対応する端末から視聴できると案内されていた。
Netflixで試合を探す方法基本的な操作は次のとおり。
1. Netflixにログインする。
2. ホーム画面から「2026 ワールドベースボールクラシック」の特集ページを探す。
3. 特集ページに表示される試合一覧を確認する。
4. ライブ配信中の試合、または見逃し配信の一覧から視聴したい試合を選ぶ。
5. 再生して視聴する。
特集ページが見つからない場合は、検索バーに「ワールドベースボールクラシック」または「World Baseball Classic」と入力する方法もある。
見逃し配信で確認できるコンテンツNetflixが2026年3月13日に公開した視聴ガイドでは、WBC特集ページに次のコンテンツが掲載されると説明されていた。
- 過去の試合をフルで視聴できる見逃し配信
- 2026年大会の全試合ハイライト
- 侍ジャパンのベストプレー集
- 野球関連ドキュメンタリー
- 大会関連作品
仕事や学校でリアルタイム視聴が難しかった人でも、試合全体や注目シーンを後から確認できる仕組みだった。
なお、Netflix公式は、テレビまたはモバイルアプリで特集ページの機能を活用することを推奨していた。ウェブブラウザ版では一部機能に制限があるため、コンテンツを探しにくい場合はアプリから確認する方法が便利だ。
見逃し配信の公開期間はコンテンツごとに確認が必要であり、過去の大会映像がすべて無期限に残るとは限らない。
また、2026年大会の公式視聴ガイドでは、ライブ配信についてはすべてのプランで番組中に広告が表示されると案内されていた。
【WBC強化試合テレビ中継】本戦前の日本代表はどこで見られた?
本戦と強化試合の放送体制も混同しやすい。
2026年3月2日と3日には、京セラドーム大阪で侍ジャパンの強化試合が行われた。この2試合は本戦のNetflix独占配信とは異なり、地上波テレビで生中継された。
大阪開催の強化試合とテレビ中継| 日付 | 対戦カード | 試合開始 | 放送局 | 放送時間 |
|---|---|---|---|---|
| 3月2日(月) | 日本-オリックス | 19:00 | TBS系列 | 18:45~22:00 |
| 3月3日(火) | 阪神-日本 | 19:00 | テレビ朝日系列 | 18:30~21:54 |
いずれも生中継で、試合終了までの延長対応が予定されていた。3月3日のテレビ朝日系列は一部地域を除く放送だった。
また、宮崎では各国代表とNPB球団の強化試合も開催された。巨人の試合はGIANTS TVで配信されるなど、試合ごとに視聴方法が異なっていた。
強化試合と本戦の違い強化試合は本戦直前の調整や実戦確認を目的とした試合であり、本戦とは放映権の扱いが異なる。
そのため、3月2日と3日の試合をTBSやテレビ朝日で見られたからといって、3月6日以降の本戦も同じテレビ局で見られるわけではなかった。
この違いを理解しておけば、放送局を探し続けて試合開始に間に合わないという事態も避けやすくなる。
【プロの結論】2026年WBCの視聴方法で押さえるべきポイント
2026年大会は、野球の大会日程だけでなく、スポーツ中継の視聴環境が変化した大会でもあった。
従来のように地上波テレビの番組表を確認するだけでは、本戦の視聴方法を把握できなかったからだ。
特に重要なのは、次の3点である。
- 試合そのものを見たい人: Netflixのライブ・オンデマンド配信を利用する。
- テレビのニュースや特番で大会を追いたい人: 日本テレビの関連番組を確認する。
- ラジオで試合を楽しみたい人: ニッポン放送などの中継情報を確認する。
また、海外開催の試合は日本時間の午前中に始まることが多い。日本代表の試合だけを追う場合と、全47試合を視聴する場合では、必要な準備も変わる。
視聴サービスを選ぶ際は、単に「テレビで見られるか」だけではなく、ライブ配信、見逃し配信、ハイライトのどこまで必要なのかを判断基準にするとよい。
【2026年WBCの放送日程・日本時間】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCの日本代表の試合は何時からだった?
A1:1次ラウンド4試合はすべて19時開始。準々決勝のベネズエラ戦は3月15日(日)10時開始だった。
Q2:2026年WBCは地上波で見られた?
A2:本戦47試合の日本国内向け独占ライブ配信はNetflixが担当した。日本テレビは中継制作と地上波関連特番を担当し、試合中継とは役割が異なった。
Q3:WBCの見逃し配信はどこで確認できた?
A3:Netflixの「2026 ワールドベースボールクラシック」特集ページから、見逃し配信や全試合ハイライトを確認できた。検索バーから大会名を入力する方法も案内されていた。
Q4:2026年WBCの準決勝と決勝は何時開始だった?
A4:準決勝は3月16日と17日の各9時、決勝は3月18日9時開始だった。決勝ではベネズエラがアメリカに3-2で勝利した。
Q5:WBCの強化試合はどのテレビ局で放送された?
A5:3月2日の日本対オリックス戦はTBS系列、3月3日の阪神対日本戦はテレビ朝日系列で生中継された。
2026年WBCは3月5日から18日まで開催され、日本時間で全47試合が行われた。侍ジャパンは東京ドームでの1次ラウンドを4戦全勝で突破したものの、3月15日の準々決勝でベネズエラに敗退。大会は3月18日の決勝でベネズエラがアメリカを破り、幕を閉じた。
放送面ではNetflixが全47試合を日本国内で独占ライブ・オンデマンド配信。日本テレビは中継制作と地上波の関連特番、TBSとテレビ朝日は本戦前の強化試合中継を担当した。
今回の大会で明確になったのは、スポーツ中継では試合の開催日程だけでなく、配信権とテレビ局の制作・放送業務の違いを把握することも欠かせないという点だ。次回の国際大会を観戦するときも、公式日程と放送・配信の発表を分けて確認することが、見逃しを防ぐ最も確実な方法になる。
参考にした公式資料・大会記録
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